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【Dappi裁判】東京地裁が立憲議員への名誉棄損認め、ワンズクエスト側に計220万円の賠償命令!「社長の指示の下、『会社の業務』として野党叩きデマ工作が行なわれた」と認定されるも、投稿者が誰なのかは不明のまま!

【Dappi裁判】東京地裁が立憲議員への名誉棄損認め、ワンズクエスト側に計220万円の賠償命令!「社長の指示の下、『会社の業務』として野党叩きデマ工作が行なわれた」と認定されるも、投稿者が誰なのかは不明のまま!

どんなにゅーす?

・2023年10月16日、悪徳野党叩きアカウント「Dappi」をめぐる裁判において、東京地裁が、立憲民主党の2議員に対して名誉棄損があったことを認定。投稿元のワンズクエスト社に対して220万円の損害賠償を命じた

東京地裁は、ネット上における野党叩きデマ工作について「社長の指示の下、会社の業務として行われた」と認定。しかし、投稿者が誰なのかは(ワンズクエスト側が公表を拒絶し続けたことで)明らかにされないままに終結となった。

【速報】「Dappi」裁判、被告企業が敗訴 「投稿は社長の指示」 立民議員への名誉毀損認める

X(旧Twitter)の匿名アカウント「Dappi」による虚偽の投稿で名誉を傷つけられたとして、立憲民主党の小西洋之、杉尾秀哉両参院議員が東京都内のIT関連企業と同社社長らに計880万円の損害賠償などを求めた訴訟の判決で、東京地裁(新谷祐子裁判長)は16日、社長らに計220万円の支払いと投稿の削除を命じた。

判決は、投稿について「社長の指示の下、会社の業務として行われた」と認定。その理由として、投稿者の基本給が月110万円あることから相応の地位にあること、業務時間の大半を投稿に費やしていたことを理由に挙げた。

~省略~

裁判は、被告企業の組織的な投稿だったのかどうかが争点だったが、被告側は投稿者の氏名の開示を拒むなどしたため、詳しい経緯は明らかにならなかった。

~省略~

被告の会社側は、従業員が自社のインターネット回線を通じて業務時間中に投稿していたことは認めたものの、「従業員1人が業務とは関係なく私的に投稿した」と反論していた。(デジタル編集部)

【東京新聞 2023.10.16.】

Dappi裁判、ワンズクエストは220万円の損害賠償を支払う代わりに実態と内情を徹底隠蔽!投稿者が一体誰なのかも明らかにされないままに終結!

出典:X(@dappi2019)

これまで私たちも大きく取り上げてきた「Dappi裁判」ですが、ご覧のように、東京地裁が「社長の指示の下で野党叩きデマ工作が行なわれた」と認定。ワンズクエスト側に計220万円の損害賠償の支払いを命じる判決が出されました。
しかし、ワンズクエストが全面敗訴したこと自体は良いニュースなのですが、どうもすっきりせずモヤモヤする部分が多いですね…。

まず、今回の裁判について良かった点は、悪質なデマを駆使した野党叩きのネット世論工作が会社ぐるみで行われていたことが裁判所において事実認定されたことだろう。
当サイトでは、昔から自民党礼賛や野党叩きのネット工作が行なわれている問題について度々大きく取り上げてきたし、その背後には専門的な企業や巨大な組織が関わっていることを疑ってきたけど、企業単位で政治的なネット工作が行なわれてきた実情が裁判所で事実認定されたということ自体は非常に大きなことだと思う。
しかし、その一方で残念だったのは、「企業単位で野党叩きネット工作」が行なわれていたこと自体は認定されたものの、その詳しい事態や構造が全く明らかにされないままに裁判が終結してしまったことだ。

言い換えれば、ワンズクエストは、詳しい実態や内情を徹底的に隠蔽するために、立憲議員に220万円の損害賠償を支払う道を自ら選択したということですね。

ワンズクエストにとっては「その実態や内情を晒されることよりも損害賠償を支払う方がよほど安かった」ってことだし、つまり、それだけネット工作の内情を暴露されることだけは何としてもブロックする必要があったってことだ。

これまで、ワンズクエストは自民党関係と様々な取引を行なってきたことが分かっているほか、ワンズクエストの社長は、自民党の元宿事務総長の親戚であるとの情報が出てきており、社長自身が国会に自由に出入りしてきたことも伝えられています。
私たちは、ワンズクエストにネット工作を指示していた大元は自民党や内閣情報調査室なのではないかと疑ってきましたが、今回のワンズクエストの怪しげな動きをみても、ますますそうした疑いが強まってきましたね

●過去参考記事:
【ネット工作】野党叩きの”安倍礼賛”アカウント「DAPPI」は安倍政権関係者!?一般人が入手できない産経の原紙を即座にアップし、安倍擁護に腐心!(2018.5.29.)

【全部バレた】Dappi運営企業の社長は「元宿仁・自民党事務総長の親戚」か!赤旗日曜版が報道!「元宿氏の親戚」を名乗り、自民党内や国会に出入り!(2021.10.20.)

【真っ黒】内調、「Dappi(ワンズクエスト)との契約の存否」の開示を拒否!内調「当室の業務に重大な支障を及ぼし、我が国の安全が害される恐れがある」→ネット「やっぱり内調とも契約してたか」(2021.11.8.)

「Dappi企業」の取引口座に「りそな衆議院支店」!(2021.10.15.)

Dappiと取引の「システム収納センター」はやはり「自民党のダミー会社」!党から年間4千万円もの資金を流し、大規模なネット工作を行なっていた疑いが浮上!(2021.10.16.)

自民都連がDappi企業(ワンズクエスト)に2020年に78万円支出!17~19年には250万円支払い!都連は企業との取引を認めるもDappiとの関係は否定!(2021.11.20.)

自民・山本有二元農水相がDappi企業(ワンズクエスト)にウェブサイト作成を依頼か!?収支報告書に記載なく政治資金規正法違反の疑いも!山本氏「ポケットマネーで支払った」(2021.12.5.)

これだけDappiと自民党を繋げるファクターがたくさん漏れ出てきている中で、ワンズクエストにネット工作の指示を出していた”大元”を辿っていくと、やはり必然的に自民党本部や内閣官房に行き着く
本来であれば、ここまでの本格的なネット工作を行なっていた内部構造に加えて、カネの流れについても徹底的に究明していかなければいけなかったはずだけど、こうした最も肝心なところが一切明らかにされないままに裁判を終わらされてしまった(まんまと逃げられた)のは本当に残念だったね。

ワンズクエスト側が控訴する可能性はかなり低そうですし、損害賠償の費用も自民党側から(裏金が)支給される可能性が高そうですね。

野党の議員は、是非とも別の方法で自民党によるネット工作の実態解明に乗り出してほしいし、これらの壮大な闇を全て暴いていくには、途方もない労力と時間がかかりそうだ。

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