千葉のゴルフ練習場の「倒壊ポール」、1週間以上たっても撤去されず!住民は損壊した家で生活を続けざるを得ない事態に!(市原市)

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どんなにゅーす?

・千葉県を中心に台風15号の被害が長期化・深刻化している中で、市原市で発生したゴルフ練習場のポールが倒壊し、1人が重傷を負った事故について、1週間以上経過した現在も撤去作業が始まっていない事態になっている。

・10数棟の住宅が屋根などに深刻な損傷を受けた状態の中、現在も住民が損傷した住宅の中で生活を続けることを強いられており、ネット上ではこの事態に驚きの声が上がるとともに、対応の遅れに怒りの声が上がっている。

倒壊したゴルフ練習場のポール 1週間たっても撤去始まらず

台風15号でゴルフ練習場のポールなどが倒れ複数の住宅に被害が出た千葉県市原市の現場では、1週間がたった今も撤去作業が始まっていません。現場では、屋根の修理などを行えず室内が雨ざらしになっている住宅も多く、住民からは早急な対応を求める声が上がっています。

今月9日の未明、千葉県市原市では、台風15号による強風でゴルフ練習場の金属製のポールやネットが倒れ、住宅に一時閉じ込められた20代の女性が軽いけがをしたほか、近隣の住宅十数軒で屋根が壊れるなどの被害が出ました。

現場では1週間がたった16日も撤去作業が始まっておらず、複数のポールなどが住宅に倒れかかったままになっています。

このため、壊れた屋根を修理したりブルーシートで覆ったりする雨への備えも行えず、16日の雨で室内が雨ざらしになっている住宅も多く見られます。

ポールが倒れかかった住宅で生活を続ける男子高校生は「寝ている間にポールがさらに倒れてくるのではないかと不安に感じ、ストレスを感じます。早く撤去してほしいです」と話していました。

~省略~

【NHK NEWS WEB 2019.9.16.】

台風で倒れたゴルフ場のポールで家屋倒壊…責任はどこに?

~省略~

このような倒壊事故などが起きた場合、被害に遭った方々はゴルフ場に賠償を求められるのでしょうか。

まずゴルフ場のポールのように土地に接着して人工的に造られた物を「土地の工作物」といいます。家の屋根瓦や塀も「土地の工作物」にあたります。この「土地の工作物」が今回のように台風で倒れ、また飛ばされるなどして、人のケガや物の損壊を生じさせた場合、「土地の工作物」の管理者や所有者が、被害者に賠償をしなければなりません。

ただし、管理者らが責任を負うのは、「土地の工作物」の設置・保存方法に「瑕疵」があるような場合。すなわち本来備えているべき安全性が欠けているような場合に限られます。管理者らがちゃんと設置・管理していたが、台風が想定外の規模であったために倒壊したような場合は、管理者らは責任を負いません。

~省略~

【日刊ゲンダイ 2019.9.17.】

今もポールがもたれかかった屋根が破壊された住宅に、住民が生活を続けていたことが判明!「寝ている間にポールがさらに倒れてくるのではないか不安に」「早く撤去してほしい」

出典:YouTube

これは驚きました…!
画像を見ただけでも、住宅の屋根が本格的に破壊されており、この状態で住み続けることは重大な危険が伴うことが予想されますが、これが1週間以上も何の対応もせずに放置されている状態とは…。

今回の台風の威力がいかに凄まじかったのかを強く思い知らされるし、ここまで大規模で深刻な被害が発生した台風15号に対して、「大きな被害は出ない」「2・3日で復旧するだろう」との見立ての下に予定通りに内閣改造を強行した安倍政権は、(自らのスケジュールを邪魔されたくなかったばかりに)まるで現実を見通すことができない「メチャクチャな判断」をしていたことが、改めて痛感させられるね。

この、ゴルフ練習場の「ポール倒壊事故」については、撤去や賠償についての責任の有無が問われるのはゴルフ練習場側とのことで、ここまで何の対応もせずに放置状態になっているのは、ゴルフ練習場側に問題があるようにみえるけど、少なくとも、危険な状態に置かれている家に住み続けている住民に避難場所を用意するなど、「被災者に最低限の生活レベルを保障する責任」を負っているのは、地方自治体や政府にあるものと考える。
全くらちが明かない状態が続くのであれば、行政が介入した上で事態を解決させていくための対応や努力を行なうべきだと思うし、いくらなんでも、こんな状態の家に住み続けざるを得ない状態を作り出しているのは、これは行政側にも問題があるんじゃないかな?

ゴルフ練習場側も非情な対応しかしていないように見えますし、この状態が今後も続くのであれば、行政が動くしか方法がないでしょう。
やはり、全体的に、県や政府の災害対応が後手後手に回っている様子が見られますし、本当に困っている市民の方々への支援がまるで広がっていない現状が浮かび上がってきています。

行政が「ボランティアの助け」をことに頼ってしまっている風潮も目立っているね。
これまでも何度も述べてきたけど、ほとんど無償で行なうボランティアばかりに依存すると、どうしても稼働力や発展性に限界があるし、ボランティアばかりに依存してしまうと、いずれボランティアの人々自身が激しく疲弊し、結果、やはり本当に困っている社会弱者が見殺しにされる流れが加速していくことになる。

どうも、昨今の日本社会は、国も地方も、本当に困窮している社会弱者に対して、なるべくお金をかけずに本気で助けようとしない風潮が広がってきているように感じるし、これも当サイトが一貫して警鐘を鳴らしてきた「グローバリズムの蔓延」による大きな弊害であることを感じているよ。

とにかくも、新たな台風も近づいてきている中で、雨ざらしの状態で生活を続けている住民の方々に対して、一刻も早くに安全な避難場所を用意してあげることが強く求められます

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