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秋田公立美大、卒業生が「イージス配備」に触れようとするも、大学側が削除要請!安倍政権に忖度か!当たり前の「平和な生活の願い」が語れず!

秋田公立美大、卒業生が「イージス配備」に触れようとするも、大学側が削除要請!安倍政権に忖度か!当たり前の「平和な生活の願い」が語れず!

どんなにゅーす?

・2019年3月21日に行なわれた秋田公立美術大学の卒業式において、卒業生が謝辞の中で(県内で問題になっている)「イージス・アショア配備」について触れ、「平和な生活を過ごせるよう願う」と述べようとしたところ、事前にチェックした大学側が削除要請を行ない、言及を断念していたことが判明した。

・卒業生の22歳の女性は、大学側の対応について「やるせない」とこぼしており、大学側が安倍政権による軍産資本にくみする政策に忖度し、学生による「平和な生活への願い」を封じ込めた疑いが生じている。

謝辞に「イージス」、大学が削除要請 美大生「やるせない」

21日に行われた秋田公立美術大学の卒業式で、卒業生代表の女子学生が謝辞の中で、陸上自衛隊新屋演習場への地上イージス配備計画に触れ、「平和な生活を過ごせるよう願う」と述べようとしたが、大学側の要請で取りやめた。学生は「やるせない」とこぼした。

謝辞を述べたのは美術学部の長門あゆみさん(22)=岩手県宮古市出身。大学での思い出、家族や先輩後輩、教員、地域への感謝と共に伝えたいと考えたのが、地域の平和を願う思いだった。

新屋演習場は、大学から約2・5キロと近い。長門さんは「先生たちはフェイスブック(FB)で意見を発信していたが、学生の間で話題に上ることはなかった。身近な場所で起きている問題なのに、関心がないのか、タブー視しているのか、そんな状況に違和感を持った」と話す。

謝辞の文章は担当教官のチェックを受けて作成。読み終えた後、霜鳥秋則学長に渡すため、原稿は大学事務局が受け取り、印刷して蛇腹折りにする手はずだった。20日夜、原稿を見た学生課長から、イージスに触れた部分を削除して謝辞を印刷したいと言われたという。

【秋田魁新報 2019.3.22.】

「まずかった」美大側、非認める 卒業式謝辞のイージス削除

21日行われた秋田公立美術大学(秋田市、霜鳥秋則学長)の卒業式で、学生代表の謝辞から地上イージス配備計画に触れる部分が大学の要請で削除された問題で、大学は22日、「まずかった」と非を認めた。学生や地元の新屋地区の住民からは「自由にものを言えないのはおかしい」「忖度(そんたく)があったのでは」と疑問の声が聞かれた。

削除されたのは、大学に近い陸上自衛隊新屋演習場への配備計画に触れ「平和な生活を過ごせるよう願う」と述べようとした部分。事前に原稿を見た学生課長に言われ、学生は削除を受け入れた。

大学理事の二木正行事務局長は22日、秋田魁新報社の取材に「学生課長からは『削除して』とは言っていないと聞いている。『デリケートなこともあり、上(学長ら)に確認が必要になるとの趣旨を(学生代表に)伝えた』とは聞いた」と釈明。ただ、大学事務局の対応としては「まずかったと思う。申し訳なかった」と述べた。

【秋田魁新報 2019.3.23.】

もはやこの国は、「平和や平穏を願う」スピーチすらも問題視され、封じ込められる社会に!安倍政権による「反知性」の蔓延がついにここまで!

出典:秋田公立美術大学

↓大学側から削除要請された部分。直接的な批判やダイレクトな表現は皆無で、むしろ、多分に配慮された表現が目立つ。

出典:Twitter(@matsukawa_a)

秋田公立美大で、卒業生の女性が謝辞の中で「イージス・アショアの配備計画」について触れようとしたところ、大学側から削除要請を受けたことで言及を断念したことが伝えられているわっ!
ネット上で怒りの声が殺到しているけど、こんな常識的で穏やかな内容のスピーチすらも許されないっていうの!?
いよいよこの国が本格的におかしくなってきているわっ!

削除要請をしたのがこの大学の学生課長だったというけど、もしやこの人は、筋金入りの反知性の安倍シンパなのかな?
ネット上でも多くの批判が出ているけど、民主主義社会ではごく当たり前の「学生による言論の自由」を無碍に奪い取ったという意味でも、この問題は相当に深刻で看過できないものだといえるだろう。

あおいちゃんの言うとおり、もはやこの国は、当たり前の「平和や平穏を願う声」すら自由に気軽に発することが難しい社会になってきているし、「弁護士大量懲戒請求事件」や、幹部自衛官による「野党議員への暴言事件」、そして、つい先日に発生した厚労省課長による韓国での「ヘイト暴行事件」など、いよいよ、社会のあちこちに生み出されてしまった安倍シンパが本格的に国内外で問題行為を引き起こすようになってきている。

こうしたプロセスは、まさに、戦時中の「反戦・平和主義」に対する激しい言論弾圧や、「1億総玉砕」などという究極的な反知性(思考停止)政策が行なわれていった流れと酷似しているし、安倍政権を無条件に賛美する「安倍シンパ」がこの先も増殖し続けては、安倍政権の顔色をうかがい、過剰に気を遣い忖度する風潮が蔓延すればするほど、国民が当たり前の平穏や自由を極限まで奪われてしまう「民主主義の完全な死」を意味する。

こうした「重大な危険性」を全く認識できていない大人があまりにも多すぎるし、むしろ、この卒業生の女性のように、若い世代の人たちの方が、現状の社会のおかしさや危うさに気がつき始めている人が多いような感じもする。
いずれにしても、ボクたちは自分たちの日本がすでに「異常な社会」になりかかってきていることを認識した方がいいのではないかな。

最終的に大学側はまずい対応だったことを認めたみたいだけど、日に日に私たち日本人の知性が劣化し続けているのを肌で感じているわっ!
毎日のように、信じられないような反知性の大人たちによる不祥事のニュースが飛び込んでくるし、トップの安倍総理の反知性ぶり着実に日本国民にも伝染しつつある状態だわっ!!

イージス・アショアについては、専門家からも「実効性がほとんど無い」ことを指摘されている上に、安倍総理本人も、配備の理由について「自宅から通えるから」なんていうふざけた答弁を行なっており、多くの国民がこの政策に対して、純粋に疑問や疑いを持つのは全く当然のことだ。
もしボクが学生課長だったら、こうした謝辞を見て、「若い人たちが多くの国民生活に直結する問題に、関心や疑問を持つのはとても大切で素晴らしいこと」として、こうしたスピーチをどんどん推奨しては、たくさん褒めてあげるけどね。

今もすでに多くの日本人が、安倍政権と、その上に控えている軍事や戦争を”操作”してきた資本勢力に深く洗脳されてしまっている状態だし、どうにかして、これ以上「反知性」が日本に蔓延するのをストップさせ、「日本の衰退と破滅」を食い止めていかないとならないね。

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