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詩織さんの勝訴をTVが報じるも、中村格氏の「逮捕中止命令」や山口氏と安倍総理との「特別な関係」に全く触れず!新潮は、ホテル従業員からの「ダメ押し証言」を報道!

詩織さんの勝訴をTVが報じるも、中村格氏の「逮捕中止命令」や山口氏と安倍総理との「特別な関係」に全く触れず!新潮は、ホテル従業員からの「ダメ押し証言」を報道!

どんなにゅーす?

・伊藤詩織さんが元TBSのジャーナリスト・山口敬之氏から性暴力を受けたとして訴えた裁判で、詩織さんが全面的に勝訴したことを各テレビが大きく報じているものの、山口氏が安倍総理と”秘書官”のような関係を築いてきた実態や、山口氏が逮捕される直前に、菅官房長官の元秘書官で安倍官邸と特別な繋がりを持つ、中村格警察庁官房長が山口氏の逮捕中止を命令していた事実について、全く触れない報道が相次いでいる

・そんな中で、週刊新潮が、事件発生当時にホテルに勤務していたドアマンによる、伊藤さんの主張をさらに裏付ける証言を掲載。安倍総理や菅長官からの強力な後ろ盾がある山口氏が即日控訴の構えを見せている中で、山口氏や安倍政権の顔色を必死にうかがうテレビ局の姿勢が目立っている

伊藤詩織さん「勝訴」 連れ込む山口記者の姿を目撃…控訴審でカギを握る「ドアマンの供述調書」

~省略~

今回の結果を受け、山口記者側の控訴は必至。控訴審での帰趨を決するのが、ある陳述書の存在だ。陳述書の作成者は、事件のあった東京・白金のシェラトン都ホテルに勤務し、事件当夜の15年4月3日、ドアマンとしてエントランスに立っていた人物である。

ドアマンは、陳述書を提出した理由について、

〈裁判所から何の連絡もないまま、もうすぐ結審するというニュースを知り、このままでは私の見たことや私の調書の存在は表に出ることなく葬り去られてしまうと考え、9月末に伊藤詩織さんを支える会に連絡をし、ようやく伊藤さんの代理人に連絡が取れ〉たからだと綴っている。

もっとも、裁判は10月7日に結審してしまっていたため、弁論再開の手続きを求めたが、認められず。つまり、今回の裁判官の判断に、ドアマンの陳述書は1フレーズも考慮されていない。

~省略~

二人が乗ったタクシーがホテルの玄関前に滑り込んできた時、ドアマンは後部座席の左側のドアの方へ出向いた。陳述書にはこうある。

〈その時に手前に座っていた男性と目が合い、怖い印象を受けました。そして、奥に座った女性に腕を引っ張るようにして降りるように促していた〉

詩織さんは運転手に「近くの駅まで」と言ったが、山口記者は「部屋を取ってある」と返し、タクシーは彼の指示に従ってここまでやってきたのだ。

〈女性の方は(中略)「そうじするの、そうじするの、私が汚しちゃったんだから、綺麗にするの」という様なことを言っていました。当初、何となく幼児の片言みたいに聞こえ、「何があったのかな」と思っていたら、車内の運転席の後ろの床に吐しゃ物がありました〉

山口記者は詩織さんの腕を引っ張って、無理やり車外へ連れ出そうという動きを取る。

〈女性は左側のドアから降ろされる時、降りるのを拒むような素振りをしました。「綺麗にしなきゃ、綺麗にしなきゃ」とまだ言っていたので、座席にとどまって車内を掃除しようとしていたのか、あるいはそれを口実に逃げようとしているのか、と思いました。それを、男性が腕をつかんで「いいから」と言いました〉

〈足元がフラフラで、自分では歩けず、しっかりした意識の無い、へべれけの、完全に酩酊されている状態でした。「綺麗にしなきゃ、綺麗にしなきゃ」という様な言葉を言っていましたが、そのままホテル入口へ引っ張られ、「うわーん」と泣き声のような声を上げたのを覚えています〉

〈客観的に見て、これは女性が不本意に連れ込まれていると確信しました〉

山口記者が主張する“合意の上だった”とは真っ向から対立する証言だ。

~省略~

【デイリー新潮 2019.12.18.】

各民放報道番組が詩織さん勝訴を大きく報じるも、揃って山口氏と安倍総理との”蜜月”や、官邸の”私兵”中村格氏の逮捕中止の事実を隠す!

出典:NHK NEWS WEB

伊藤詩織さんの勝訴を各報道番組が大きく報じてくれたけど、そのいずれの番組においても、(「異例の中の異例」といわれる)山口氏が逮捕される直前に、警視庁トップからの逮捕中止命令が出たことや、山口敬之氏が安倍総理とまるで秘書官のような特別な関係を築いていることについては、全くと言っていいほどに触れようとしない報道が相次いでいるわ!
これらはいずれも、この一連の事件を考えていく上で、絶対に無視できない要素だと思うんだけど、やっぱり、日本のテレビのおかしさが露呈するような事態になっているわ!

中でも報ステ(テレ朝)は、トップで大きく伝えた上に、比較的詳細に細かい経緯や内容を報じていたけど、これがかえって(あおいちゃんが指摘している)重要な「二大要素」が抜けていたことの「不自然さ」が露呈するような報道内容になっていたね。
報ステの後に放送されたNEWS23(TBS)もやはり、(元TBSの報道人だったことは伝えていたものの)この重大な2つの事実を隠したまま放送しており、一見すると、安倍政権への風当たりが強くなってきているかのように見えるものの、やはり各TV局はしっかりと安倍政権や山口氏への配慮をしつつ、この事件の本質を隠す報道が徹底されていた。

各テレビ局の報道をそのまま受け取ると、「日本の立ち遅れた性被害者救済システムや、”男性優位”の法体系の中で、一人の勇気ある女性が”重たい扉”をこじ開けた」という出来事のように感じてしまうけど、これは、この事件の本質の「ごく一部」でしかない
この問題の最も根幹にあるのは、「安倍政権が法治国家のシステムを極限まで捻じ曲げ、安倍総理のお友達による性暴力事件の逮捕や起訴を『ないもの』にしてしまった」という壮大かつ巨大なものであり、つまりは、「森友事件」の公文書改ざんや「桜を見る会疑獄」の大規模選挙違反や公文書の大量廃棄と同じ「安倍政権による国家ぐるみの大規模犯罪疑獄」という視点を持って考えていかないといけない。
つまり、詩織さんは、山口氏だけでなく、山口氏のお友達の安倍総理からもレイプ被害を受けたも同然であり、さらにいえば、安倍官邸配下のネット工作集団からもセカンド・サードレイプを受けてきたという認識を持たないといけないんだよ。
実際に、この件は以前に国会でも取り上げられたし、その際にも、安倍総理本人に向けて山口氏との”蜜月”関係を問い質す質疑が行なわれた上に、海外メディアも安倍総理との関係を重視して伝えているというのに、それでも日本のテレビが全くこれらを報じられないというのは、かなり”異常”と言わざるを得ない)

●過去参考記事:
【新潮】山口敬之氏の「レイプ被害」を訴える詩織さんを中傷する資料を内閣調査室が配布!安倍政権が主導し、ネットでのセカンドレイプを促進!

【必見】山口敬之氏レイプ揉み消し疑惑、希望・柚木道義議員が本格追及!「中村格氏呼んだのに何故来ない?」→凍り付く議場!

【全力応援】希望・柚木道義議員がついに安倍総理に「山口敬之氏レイプ揉み消し疑惑」を徹底追及!伊藤詩織さんは国会を傍聴!総理「個別の案件には答えられない」

【嘘つきは誰?】安倍総理「ただの番記者でそれ以上でもそれ以下でもない」山口敬之氏「昭恵夫人ともメールやり取り」小川和久氏「安倍総理が山口さんの仲人」

【虚偽答弁】安倍総理と山口敬之氏との”ズブズブ情報”が続々!「山口氏の結婚式で挨拶」「昭恵夫人の弟と一緒に写真」「衆院解散時の原稿をホテルで読み聞かせ」

確かにその通りなのですが、やはりテレビは、安倍政権や山口氏からの”報復”や”逆襲”を恐れているのか、どうしてもこれらを触れられない事情があるみたいですね。
しかし、これでは、この一連の事件の本質や根源にあるものを理解することは不可能ですし、安倍官邸が主導した”巨大犯罪疑獄”をテレビも一緒になって隠しているも同然です。

新たにデイリー新潮が報じた「ドアマンによる証言」は、詩織さんの主張をさらに補強する上でかなり大きなものだけど、その一方で、まだまだマスコミ内全体に安倍政権の腐敗や影響力がしっかりと浸透しているみたいだし、山口氏による控訴審でどのような判断が下されるかは予断を許さない。
いずれにしても、まともな法治国家であれば山口氏は当時に確実に逮捕されていた(詩織さんももっととっくに救済されていた)だろうし、まさしく、安倍総理の”ご威光”によって山口氏は逮捕を免れ、その後に不起訴になったうえに、詩織さんもその他多くの強姦事件の何十倍もの痛みと被害を被ったと考えざるを得ないだろう。

今回の良識ある判決によって、これら安倍政権内の腐臭漂うおびただしい量の”膿”を出し切っていく流れに結び付いていけばいいんだけど…テレビがこんな調子ではまだまだその道のりは厳しいといえそうだ。

特に報ステは、せっかく時間をかけてここまで報じてくれたのに…それだけに本当に残念だわ…。
いまだに、各テレビ局が腐りきった安倍政権に忖度し続けていることはよく分かったし、今後の展開を注意深く見守っていく必要がありそうね。

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