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（ゆるねと通信 2024年1月27日号）
吉村大阪知事が「万博アンバサダーは松本人志さんに代わる人はいない」と明言！→ネット「確かにその通りだ」「類は友を呼ぶ」
「松本人志さんに代わる人はいない」 大阪・関西万博のアンバサダー 代役は立てないと吉村知事
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大阪府の吉村知事は性加害報道を受けて松本人志さんが活動休止を発表した今月9日、アンバサダー活動も休止になる見通しを示していましたが、10日、松本さんの代役を立てないことを明らかにしました。
【大阪府・吉村洋文知事 1月25日】（Ｑ松本さんの代役は立てない？）「今の段階ではないというか、ありません特に。松本さんに代わる人はこの人だと言えるのは僕はなかなかいないと思う」
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松本人志さんに万博アンバサダーを降りてほしいと言えないわけ 吉本興業と大阪府の“蜜月”
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■大阪府と吉本興業の強固な関係
大阪府の吉村洋文知事が大阪市長時代の2017年11月、市と吉本興業は、
＜「笑い」を通じた地域の活性化や、「わかりやすく伝える力」による市民サービスの向上など、大阪の市域の「元気」をめざした連携の取り組みを推進します＞
として包括連携協定を結んだ。
また、大阪府とも吉本興業は強固な結びつきがあり、府立上方演芸資料館「ワッハ上方」は吉本興業所有のビルに設置され、指定管理者として運営していた時代もあった。
さらに、「魅力発信事業者」として大阪府から、年間500万円で業務を落札している。大阪府のホームページを検索すると、毎年秋に開催される御堂筋オータムパーティーでは、2016～23年は毎年、吉本興業が他企業との共同でイベント事業を落札した。注目は25年4月開幕の「大阪・関西万博」だ。
吉村知事と大阪市の横山英幸市長が、地元自治体として日本国際博覧会協会（万博協会）の副会長を務め、吉本興業は「よしもと waraii myraii館」というパビリオンを出展する。万博の催事検討会議の共同座長には、吉本興業前会長の大崎洋氏が名を連ね、ダウンタウンもアンバサダーに就いている。
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■「傷が深くなる前に」の声はあっても……
万博協会の幹部はAERAdot．の取材にこう話す。
「人気者の松本さんの起用は、当然のことながら吉本興業の会長だった大崎さんのご尽力、顔で決まったようなものです。地元の大阪府と市が、長年のさまざまな事業を通じて、吉本興業と密接な関係になったことが背景にあります。松本さんは、集客やアピールなどで大きな原動力になると期待していました。万博は誰もが認める世界的なビッグイベントです。さあこれから広くチケットを売り出そうという時期に、性加害疑惑は大きなマイナスです。とりわけ海外では、日本以上にこういう疑惑には厳しい目が向けられます。ある海外のパビリオン出展国が『大丈夫か』と問い合わせてきました」
ただ、松本さんのアンバサダーの今後については、
「国、大阪府、市あげての万博です。そのアンバサダーから松本さんを外した場合、万博協会が“引導”を渡したかのようにとられます。傷が深くなる前に、という声もありますが、今はあくまで疑惑の段階です。大崎さんや吉本興業にもメンツがあるでしょうし、協会から松本さん側に『アンバサダーを辞退してください』とは言いにくい。ましてや吉本興業はパビリオンを出展されますから」
と苦しい胸の内を打ち明ける。
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吉本興業の幹部は、
「この種の裁判となれば、判決など一定の結論を得るまでに2～3年はかかるでしょう。うちの社内にも弁護士など公的な資格を持つスタッフがいますからわかります。それに週刊文春の報道は終わったわけではなく、現在進行形です。何らかの結論が出るまでに万博は終了しています。松本はコメントでも、迷惑をかけた、と言っているのですから、自らアンバサダーを辞退するべきなんです。だけど、吉本から離れているとはいえ、ダウンタウンの生みの親の大崎氏の影響力が今もあります。今社内で松本に進言できる人はいない状態です」
と指摘する。
■「岡本君に俺から言うとくわ」
それを象徴するのは、大崎氏の後を受けた、現在の岡本昭彦社長と松本さんとの関係だ。岡本社長はダウンタウンの元マネジャーだ。松本さんが岡本社長に対し、「岡本君なぁ」と大勢の前で「くん」付けで呼んでいるのは芸人のなかでは知られた話だ。
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この記事読んだら、吉本興業も万博協会も終わってる。
誰も松本人志に言えない、岡本社長も元マネージャーで言えない、岡本社長は闇営業の記者会見で大失敗したから会見無理。吉村知事も松本に引導渡さず万博協会に丸投げ、協会は吉本に忖度。大崎氏も岡本社長を「くん」付けhttps://t.co/oyEPEtEGpS— ナノテク立国 (@nanometallurgy) January 23, 2024
こんだけ世話になってるんやから『松本人志は無実です。女遊びなんかしてません。後輩芸人を使って、あっせんなんかしてもらってません。無実です。無実です。知ってて黙ってた吉本興業も無実です』って、弁護してあげればいいのに。吉村なんか、弁護士やねんから。 pic.twitter.com/BCPMtNCJEz
— 大阪が好きやねん#入管法改悪反対＠維新にこれ以上大阪を壊されてたまるか！ (@oosakahaoosaka) January 21, 2024
【吉村洋文知事】
Ｑ松本さんの代役は立てない？「今の段階ではないというか、ありません特に。松本さんに代わる人はこの人だと言えるのは僕はなかなかいないと思う」ある意味で至言。ヤバい維新に、ヤバいイベント、人権よりも欲望という共通項。確かに代わる人はいない。 https://t.co/OPzFyZibqE
— 木村知『大往生の作法（角川新書）』予約受付中 (@kimuratomo) January 25, 2024
性虐待疑惑の松本人志さんが万博アンバサダーを務めていることについて、大阪府の吉村知事が「松本人志さんに代わる人はいない」と発言。
ネット上では批判の声が相次いでいるけど、実は吉村さんの発言はかなり的を射ているのではないかしら。
ははは。まさしく、「類は友を呼ぶ」ってことだし、確かに、鼻が曲がるほどの腐敗臭が充満している大阪万博のアンバサダーとしては最適の人選といえるだろう。
上のAERA dot.の記事にも出ているけど、維新と吉本の癒着は相当に深いし、さらにいえば、松本人志氏は吉本の岡本昭彦社長（松本氏の元マネージャー）を「岡本くん」と呼ぶほどで、まさに社長も口出しできないほどに吉本内での松本氏の権力は非常に強大なのが実情だ。
こうした地位に胡坐をかいて組織内で威張ってきたことによって、ますます「俺は何でも許されるんだ」と勘違いしていってしまったことがうかがえるわね。
その一方で、（政界の中でもきっての特権階級だった）安倍元総理に対しては、全力で不正疑惑を擁護しながらお友達関係を築いていたし、こういう（スネ夫的な）処世術を駆使してきたことで（たけしさん・さんまさん・タモリさんに次ぐ）お笑い界の重鎮の地位を手に入れたということでしょうね。
●過去参考記事：
【御用芸人】松本人志氏が安倍総理を懸命に擁護！「（加計疑獄は）脇見運転したかしてないか程度の話」「政策とは切り離して考えないと」
【やっぱズブズブ】安倍総理と会食の松本人志氏→安倍政権推進の大阪万博アンバサダーに！松本氏を擁護の武田鉄矢氏→自民議連で三原じゅん子議員と同席！
さんまの場合は、例えば湾岸戦争にカネを出した日本政府に激怒して国税局に乗り込んだりと、国民目線のまっとうなモラルを持っているエピソードを聞くけど、松本氏の場合は昔からろくな話が出てこないね。
個人的には「ようやく今になってバレたか」という印象しかないけど、今回の文春砲に維新も相当頭を痛めていることが容易に想像できるし、ただでさえ大多数の国民がネガティブな印象を持っている大阪万博のイメージがさらに地の底まで堕ちていくのは確実だろう。
最近は世界的にも性虐待に対する目が非常に厳しくなってきているし、この先さらに脱退する国が続出していく可能性もありそうね。
今回の吉村発言が世界の顰蹙を買う展開も考えられる中で、どちらにしても、東京五輪と並び立つほどの鼻つまみイベントになるのは間違いなさそうだわ。
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