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【大きな動き】北朝鮮が韓国・文在寅大統領に訪朝を要請!南北会談が実現&米韓演習中止まで進めば、在韓米軍撤退の可能性も!?

【大きな動き】北朝鮮が韓国・文在寅大統領に訪朝を要請!南北会談が実現&米韓演習中止まで進めば、在韓米軍撤退の可能性も!?

どんなにゅーす?

北朝鮮高官が平昌五輪の開会式に出席し、文在寅大統領と握手を交わしたシーンが話題になっている中、北朝鮮が文大統領に訪朝と南北首脳会談を要請していることが明らかになった。

南北首脳会談が実現すれば、2007年以来の大きな動きとなり、南北融和ムードが進むことで米韓合同軍事演習の今後についても注目が集まっている。

北朝鮮、韓国大統領を平壌に招待 南北首脳会談呼びかけ

北朝鮮の最高指導者、金正恩・朝鮮労働党委員長が韓国の文在寅大統領を平壌に招き、南北首脳会談の実施を呼びかけた。正恩氏の妹、金与正氏が、正恩氏の手書きの親書を文大統領に渡したという。韓国大統領府が10日、発表した。
韓国大統領府ではこの日、平昌五輪の開会式に合わせて訪韓した北朝鮮の金永南・最高人民会議常任委員長や、与正氏ら北朝鮮代表団が文氏と会談した。
文大統領と金正恩氏の会談が実現すれば、2007年10月以来の南北首脳会談となる。
文大統領は、南北首脳会談を「実現させるべき」と述べ、北朝鮮に米国との交渉を再開するよう促した。
党序列第2位の金永南氏や、金与正氏を含む北朝鮮側は、朝鮮戦争以降の訪韓代表団として最も高位。両国の代表たちはキムチやソジュ(焼酎)を共にしながら、約3時間にわたり会談したという。
韓国大統領府によると、与正氏は文大統領に、「できるだけ早い時期」の訪朝を促した。

【BBC 2018.2.10.】

北朝鮮、韓国大統領の訪朝を要請 文氏「条件整え実現」
ソウルで南北会談 米朝対話も促す

【ソウル=山田健一】平昌冬季五輪にあわせて訪韓中の北朝鮮の高官代表団は10日、韓国の文在寅(ムン・ジェイン)大統領とソウルで会談した。金正恩(キム・ジョンウン)委員長の妹の金与正(キム・ヨジョン)党第1副部長が金正恩氏の特使として出席し、金正恩氏の親書を手渡して文氏に訪朝を要請した。文氏は南北首脳会談に意欲を示しつつ、米朝対話の実現にも積極的に取り組むよう北朝鮮に求めた。

韓国大統領府が10日発表した。金与正氏は「文大統領と早期に会う用意があります。都合のいいときに来てください」と金正恩氏のメッセージを口頭で伝えた。南北首脳会談が実現すれば、2007年10月以来。会談とその後の昼食会は計3時間近くに及んだ。

北朝鮮の招請に文氏は「これから条件を整えて実現していきましょう」と答えた。前向きに応じながらも現時点では首脳会談の環境が整っていないとの認識をにじませた。韓国が南北対話への傾斜を強めることを警戒する日米などに配慮した。

会談では朝鮮半島情勢について意見交換した。文氏は「南北関係発展のためには米朝間の早期対話が必ず必要だ」と強調し、北朝鮮に積極的な対応を促した。韓国大統領府の関係者によると、核問題は話題にならなかった。北朝鮮は米韓合同軍事演習の中止を韓国に要求した可能性がある。

【日経新聞 2018.2.10.】

平昌五輪を機に南北の対話路線が一気に加速!この動きの背後に「在韓米軍撤退」を狙うトランプ政権の陰も?

↓南北対話と平和路線をアピールしていることで、一気に世界での評価を高めている文大統領。

出典:ウィキペディア

平昌五輪の開会式で、金正恩さんの妹さんと握手を交わしたことが話題になっている韓国の文在寅さんだけど、ここに来て文大統領を招待しての南北首脳会談開催の可能性が出てきたわ。
今回の、南北が距離感を縮める動きに「トランプ政権が警戒感」なんて大手のメディアが報じているけど、果たしてこれはどうかしら?

トランプは、大統領就任以来、「ドンパチしか頭にない過激なタカ派政治家」「知性のないレイシスト」を演じ、アメリカの悪評をワールドワイドに広めながら、世界から米軍の侵略による悪影響を取りのぞきアメリカが握ってきた世界の覇権をどんどん退化させる動きを続けてきた
トランプは、以前に「アメリカは世界の警察をやめる」といいつつ在日・在韓米軍を撤退させる考えも示唆していたことからも、トランプがここまで北朝鮮に対して過激な脅しを繰り返してきたのは、(北朝鮮が暴発すると最も困る)中国、ロシア、そして韓国が朝鮮半島の和平に積極的に出ざるを得ない状況を作りだし、実質的に北を露・中・韓の管理下に置かせることによって、北を穏健化させる狙いがあることが考えられる。
(そもそもアメリカ自身も、韓国に米軍がいる以上、北が暴発すると最も困る国の一つだ。)

すでに中国の習主席だけでなく、韓国の文大統領もトランプ政権のこうした本質を分かっており、文大統領はこれを機に(従来から掲げてきた)南北融和路線を前面に出すことで一気に世界に存在感を示し出しているけど、こうなると、トランプ政権も(表面的には警戒感や反対の姿勢を示しつつ)最後は南北融和の動きを見えない部分で後押ししつつ、米韓合同軍事演習を中止に向かわせる可能性が出てくる。

もし、米韓合同演習が中止になったら、いよいよトランプ政権の狙いの一つでもある在韓米軍撤退の動きが出てくる可能性があるし、南北に入り込んでいるネオコンの影響力をトランプさんが取り除いたら、北は一気に穏健化してくれる可能性があるわ。

トランプ政権も、発足当時からずっとネオコンからの凄まじい抵抗に遭っているし、果たしてここまで行くことが出来るのかどうかはまだまだ不透明だけど、北がまともな国に体質改善する唯一の方法は、中国や韓国が本格的に北を管理し、その上で韓国から米軍が撤退することに尽きる。

そもそも北が核実験やミサイル発射を繰り返すようになってしまったのは、元はといえば韓国や日本が米軍の強固な管理下に置かれていることと、北の内部にも軍産勢力が入り込んで、過激な軍事政策をやらせてきたことが大きいものと考えている。
大手のメディアでは、「何故トランプ政権が北朝鮮をここまで脅し、米朝関係を緊張させているのか?」ということをほとんど報道していないけど、トランプが今まで発してきた言動や今まで行なってきた政策を見ればおおよそ見えてくるし、やはり、ここに来て一気に北との対話路線が加速してきたのも、背後にトランプ(やプーチン)の舵取りがあると考えるのが自然だね。

安倍総理は相変わらず、一人だけ過激路線一辺倒「米韓合同演習は予定通りやるべきだ」と文大統領に必死に注文を付けてたみたいだけど、そりゃ安倍政権にとっては、北が穏健化しちゃった時が「自らの政権の終わりの時」だものね。
南北首脳会談の流れが大きく出てきたことで、一人だけ心中穏やかじゃないんじゃないかしら。

これらは、トランプ政権(をコントロールしている穏健派の支配層)による新しい世界戦略に基づいた流れだけど、いまだに過激な旧ネオコンも強固に抵抗している分、まだまだ事態は見えない部分が多い。
どうにか、この流れを通じて北が穏健化していくことで、日本が今より平和になってくれれば何よりなんだけど、今後の米朝・南北・さらには中露の動きをウォッチしつつ、この先の世界の動きを見ていくとしよう。

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