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東京地検特捜部、「鶏卵汚職」吉川元農水相を在宅起訴!一方、西川元農水相については(なぜか)立件せず!自民は、吉川氏辞職に伴う衆院補選で候補者擁立見送りへ!

東京地検特捜部、「鶏卵汚職」吉川元農水相を在宅起訴!一方、西川元農水相については(なぜか)立件せず!自民は、吉川氏辞職に伴う衆院補選で候補者擁立見送りへ!

どんなにゅーす?

・鶏卵大手「アキタフーズ」をめぐる汚職事件について、東京地検特捜部は吉川貴盛元農水相を収賄容疑で、アキタフーズの元代表・秋田善祺氏を贈賄容疑で在宅起訴した。

・一方で、吉川氏と同じく捜査を受けていた西川公也元農水相については、立件の見送りを決定。また、自民党は、吉川氏の議員辞職に伴う北海道2区の衆院補選について、候補者を擁立しない方針を示しており、所属議員の相次ぐ不正発覚と起訴により、自民党の勢力の低下を露呈させる事態になっている。

吉川貴盛元農相を収賄罪で在宅起訴 大臣在任中に500万円受領

~省略~

収賄の罪で在宅起訴されたのは元農林水産大臣で自民党の衆議院議員だった吉川貴盛被告(70)で、広島県福山市に本社がある大手鶏卵生産会社「アキタフーズ」の元代表秋田善祺被告(87)も贈賄の罪で在宅起訴されました。

東京地検特捜部によりますと、吉川元大臣は大臣在任中の平成30年11月からおととし8月にかけて、秋田元代表から大臣室などで3回にわたって合わせて現金500万円の賄賂を受け取ったとして収賄の罪に問われています。

秋田元代表は養鶏の業界団体の有力者で、大臣在任中に現金を渡した際には「アニマルウェルフェア」と呼ばれる動物福祉の観点で国際機関が策定した家畜の飼育環境の基準案に農林水産省として反対することを要望していたほか、政府系の日本政策金融公庫の融資についても「養鶏業界が借りやすいようにしてほしい」などと吉川元大臣に依頼していたということです。

関係者によりますと、秋田元代表は特捜部の調べに対し「大臣在任の前後にも現金を提供し、去年までの6年間に総額1800万円を吉川元大臣に渡した」と供述しているということですが、特捜部はこのうち、大臣在任中の500万円が大臣の職務に関する賄賂にあたると認定しました。

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【NHK NEWS WEB 2021.1.15.】

西川元農相は立件見送り、特捜部 職務に関する賄賂と認定は困難

西川公也元農相(78)が内閣官房参与だった2018年以降、鶏卵生産大手「アキタフーズ」(広島県福山市)グループの元代表(87)から受け取ったとされる現金計数百万円について、東京地検特捜部が収賄容疑での立件をしない方針を固めたことが12日、関係者への取材で分かった。職務に関する賄賂と認定するのは困難と判断したとみられる。

~省略~

【東京新聞 2021.1.13.】

衆院補選で自民が候補者擁立見送り 政権への打撃回避?

吉川貴盛元農林水産相(自民党を離党)の衆院議員辞職に伴い4月25日に投開票される衆院北海道2区の補欠選挙について、自民の山口泰明・党選対委員長は15日、記者団に、同党からの候補者擁立を見送ることを明らかにした。

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山口氏は記者団に、吉川氏の在宅起訴について言及し、「公党としての責任を強く痛感している」と述べた。その上で「今回の事態を受けて、改めて深い反省の上に立ち、襟をただして、まずは有権者の信頼回復につとめることを最優先するべきだと考えた」として、同区への候補者擁立を見送ると語った。

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【朝日新聞 2021.1.15.】

特捜、吉川元大臣に対しては(一応)在宅起訴したものの、西川元大臣については立件見送り!ネット上では怒りと不満の声が殺到!

出典:YouTube

鶏卵大手のアキタフーズと自民党の有力政治家が絡んだ「鶏卵汚職事件」の捜査が進められている中、特捜が吉川元農水相を収賄容疑で在宅起訴しました。
一方で、西川元農水相については立件を見送ったとのことで、ネット上では、この特捜の対応に大きな不満と批判の声が噴出しています。

うーん。
西川氏についても基本的には吉川氏と同じようなもので、当時に農水相だった西川氏に対して、その職権を通じて色々な便宜を図ってもらおうと、数百万円の現金に加えて、アキタフーズの元代表から豪華クルーザーによる接待まで受けていたというのに、これを立件しなかったというのは、相当に強い疑問が残る

これは、言ってみれば、この事件を本格的に掘り下げていけば、さらなる大物政治家の重大疑惑を掘り起こしてしまう可能性もあり、こうした事態に発展しないように特捜が自ら蓋をしてしまった疑いがあるかもしれないね。

なんせ、アキタフーズの元代表から献金を受け取ってきた議員のリストが出回っていますが、この中には加藤官房長官や菅総理の名前まで出ていますし、西川元農水相といえば「金持ってこーや」の異名を持つ、お金に関する疑惑まみれの人物であり、安倍前総理とも深い関係を持っていますからね。
安倍総理の歓心を買い「農相」射止めた西川公也(FACTA ONLINE 2014.10.4.)

要は、”末端”の吉川氏のみをつるし上げることで、(今回もまた)「やってるフリ」で終わらせようとしている可能性もあるのではないでしょうか?

なんせ、「小悪には厳しく、巨悪にはとことん優しい特捜部」だからね。
この事件を本気で突っ込めば、自民党そのものの壊滅にも繋がりかねないことから、こうした形で「手打ち」した可能性もありそうだね。

ただし、自民党が受けたダメージは、現時点でもそれなりに大きいようで、吉川氏の辞職に伴う北海道の衆院補選において、候補者を擁立しないとの情報が出てきた。
本当にそうなるのかはまだ分からないけど、ただでさえ、ジェットコースターのように支持率が転落中の菅政権からすれば、この一件も大きなマイナスになりそうだね。

いずれにしても、安倍長期政権誕生に繋がった政権交代以降、かつてなかたまでに自民党の権力が揺らいできているとも言えそうですし、今のこの状況で野党側が「コロナ禍に伴う消費税廃止」など、国民にとって魅力的な政策を掲げて団結することが出来れば、次の衆院選では野党が勝利できる可能性も出てきたといえそうです。

「そうした公約がスムーズに実現できれば…」に限るけどね。
見たところ、残念ながら、やはり、野党間において今も支持が広がっていない現状があるし、こうした「野党不信」の現状をどれだけ変えていくことができるかにかかっているといえそうだね。

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