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柳瀬元首相秘書官の参考人招致が決まるも、国家戦略特区WGの八田達夫座長も同席することに!柳瀬氏の”補佐役”を用意し、幕引き図る安倍政権!

柳瀬元首相秘書官の参考人招致が決まるも、国家戦略特区WGの八田達夫座長も同席することに!柳瀬氏の”補佐役”を用意し、幕引き図る安倍政権!

どんなにゅーす?

・2018年5月10日に、柳瀬唯夫元首相秘書官の参考人招致が決定したものの、安倍政権は、国家戦略特区WGの八田達夫座長も同時に招致することを決定した。

・八田座長は、以前より安倍政権が推進してきた加計学園への優遇や開学について、一貫して擁護の姿勢を主張しており、野党からの追及を受ける柳瀬元秘書官の”補佐役”として安倍政権が用意したものと見られる。

国会
8日正常化へ 柳瀬氏を10日参考人招致

自民、立憲民主両党は7日、学校法人「加計学園」の獣医学部新設問題に関し、10日の衆院予算委員会に柳瀬唯夫元首相秘書官(現経済産業審議官)を参考人として招致することで合意した。これを受け、4月20日から審議を拒否してきた野党6党は8日から審議に復帰し、国会は正常化する。

~省略~

10日の衆院予算委には、与党側が求めた政府の国家戦略特区ワーキンググループ(WG)の八田達夫座長も参考人として出席し、証言する。14日に衆参両院で安倍晋三首相が出席して予算委の集中審議を行う日程も固まった。

【毎日新聞 2018.5.7.】

”ウソ付き放題”の参考人招致を「フル活用」し、安倍シンパの八田座長を柳瀬氏の”補佐役”に抜擢!

出典:Twitter(@akhila7)

不思議と徐々に記憶が戻ってきた柳瀬元秘書官の参考人招致が10日に決まりましたが、安倍政権は、これを受けて国家戦略特区WGの八田達夫座長をともに招致することを決定しました。
どうやら、ウソをついても罪に問われない参考人招致を”フル活用”しつつ、柳瀬氏がボロを出さないように八田座長をサポート役にしつつ、どうにか詭弁を駆使してこの状況の幕引きを図ろうとしているようです。

八田座長といえば、国家戦略特区の「生みの親」として知られる竹中平蔵氏と一緒になって、加計学園の疑惑について安倍政権への全面擁護を続けてきた人物であり、モロに”加計利権”が疑われている人物なので、わざわざ安倍政権が柳瀬氏の招致に合わせて彼を呼び寄せた理由は言うまでもないだろう。

こうした流れを見ても、どうも、野党側は安倍政権の術中に嵌まっているようにも見えるし、やはり、圧倒的に数が少ない分、世論の大きな後押しが無い限り、攻め手がほとんど無くなりかけているような感じがする。

この状況で、新たな森友や加計、さらには別の大きな不正疑惑などが発覚すれば、事態はまた変わってくる可能性があるけど、個人的には、どうも安倍政権が若干息を吹き返すような流れになりかかっているのが気になるところだ。

希望の党や民進党の勢力が新党(国民民主党)結成のゴタゴタなどで、若干(かなり?)足を引っ張っているようにも見えますし、これに加えて、自民党内にも安倍総理と双璧をなすような権力者が存在していないのも影響しているように思えます。
このままさらなる決め手が無い限り、安倍政権はこれでも完全復活してしまう可能性もあるのでしょうか?

すでに海外情勢を見ると、特に北朝鮮問題においては日本の安倍政権の存在感や影響力は圧倒的に後退しており、海外メディアは日本以上に批判的な報道も多いものの、国際的なネットワークから”隔離”された上で、より安倍政権が世界的に孤立を深めながら、国内で一極的な権力を維持し、今後も存続していく可能性もあるかもしれない。

これも全ては、国内で有力な対抗勢力が無い状態での「安倍一極集中」の弊害であり、ますます国家制度やシステムが退化(大日本帝国化)していった上で、「アベ帝国」が地固めされていってしまう危険性についても頭に入れておくのがいいかもしれないね。

色々と不安な状況になってきていますが、事態は依然不透明な部分が多いのは確かかと思います。
ひとまず、国会の審議が再開されたことで、新たな展開が起こることも予想されますので、柳瀬氏の招致ともども、注意深くウォッチしていきましょう

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