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米トランプ政権によるシリア攻撃、シリア&ロシア側の損害はほぼ無しか!アサド政権側「いつもと変わらぬ朝」「攻撃は限定的だった」

米トランプ政権によるシリア攻撃、シリア&ロシア側の損害はほぼ無しか!アサド政権側「いつもと変わらぬ朝」「攻撃は限定的だった」

どんなにゅーす?

・米トランプ政権が英仏と共同で行なったシリアへの軍事攻撃について、シリア、ロシア側の損害はほとんど無かったとの見方が出てきている。

・トランプ政権が事前にロシア側に通達していたことで、政府軍ロシア軍ともに避難が完了しており、攻撃も局所的だったとの情報が出ている上に、アサド政権側が化学兵器を使用した証拠が現時点で出てきておらず、今回もホワイトヘルメットなどのISアルカイダ系反政府勢力のでっち上げだった可能性を指摘する声も多く出ている。

プーチン氏「国際法違反だ」 シリア攻撃を強く非難

アメリカやイギリスなどによるシリアへの攻撃について、アサド政権を擁護してきたロシアのプーチン大統領は「国際法違反だ」として強く非難しました。

プーチン大統領は14日、シリアへの攻撃について「主権国家への侵略行為で、国連憲章や国際法に違反している」とするコメントを発表しました。シリア国内には、対テロ作戦のためロシア軍が展開していることも指摘し、「今回の攻撃を最も強い言葉で非難する」としています。さらに、アメリカなどが今回の攻撃の理由とした7日のアサド政権軍によるとされる化学兵器の使用疑惑についても証拠が全くないとして、捏造(ねつぞう)だと主張しています。

【テレ朝news 2018.4.15.】

アメリカの攻撃は想定内?“失敗”喜ぶシリア市民

(大平一郎記者報告)
ダマスカスはベイルートから車で約2時間と非常に近い所にありますが、一般市民の人は今回の攻撃は想定内と一応の平和は保たれています。シリアの大統領府は、ツイッターに「いつもと変わらぬ朝」と題し、アサド大統領らしき人物がオフィスに入る動画を投稿しました。シリア国営放送もダマスカスで「攻撃は失敗だ」と喜ぶ市民の様子を放送しています。攻撃の影響はないと主張する狙いがあるものとみられます。また、ロシアのプーチン大統領は「アメリカなどの攻撃はシリアの破滅的な人道的状況をさらに悪化させる」と激しく非難しました。ただ、地元紙によりますと、「アサド政権は数日前、攻撃があることをロシアから情報を受けていて、避難は完了していた」といいます。アサド政権の関係筋も「攻撃は限定的だった」と奇妙な評価をしています。今のところ、攻撃する側と攻撃される側、ギリギリのところで一応の抑制を保った形です。

【テレ朝news 2018.4.14.】

ドゥーマ化学兵器使用がでっち上げである無数の証拠がある=ロシア国防省【動画】

コナシェンコフ・ロシア国防省報道官は13日の記者会見で、シリア首都ダマスカス近郊の東グータ地区ドゥーマで起きたという化学兵器による攻撃を映した動画がフェイクである複数の証拠を同省が有していると述べた。

映像に参加した、化学兵器の攻撃の「後遺症」を持つ人びとを発見し、質問することに成功したとコナシェンコフ氏は指摘する。

挑発の真の目的は、シリアにミサイル攻撃を加えるよう米国を焚き付けることだとコナシェンコフ氏は付け加えた。

同省の情報によると、撮影に参加した人びとは医学の教育を受けている。彼らによると、映像の「被害者」に化学物質にさらされた兆候はなかった。

化学兵器による攻撃を映したという動画自体は、ドゥーマ市の病院で撮影されたものだ。
いわゆる「ホワイトヘルメット」が、迅速に挑発行為を行うよう英国政府から強い圧力を受けたことが、ロシア軍には明らかになっている。

ロシア国防省は、化学兵器禁止機関(OPCW)の調査が公平であることを願っている。

【Sputnik 2018.4.13.】

シリア 東グータの土壌鑑定で有毒物資は検出されず

ポズニヒル参謀本部作戦総副局長は、東グータ地区ドゥーマで化学攻撃があったとされる時刻から1日たった4月9日、ロシア軍部の専門家らが土壌サンプルの収集を行ったことを明らかにした。

サンプルが鑑定されたところ、神経麻痺剤などの服毒物質は検出されなかった。

【Sputnik 2018.4.12.】

池上彰氏もテレ朝の番組内で「トランプとプーチンは水面下で繋がっている」ことを示唆

今回のトランプ政権によるシリア攻撃だけど、全体の構図を見たところ、やっぱり今回も、深刻な破局に発展しないように、事前にロシアやシリアと意思疎通をしていた可能性が高そうね。
あんまりネット上で情報が出ていないけど、昨日放送されていた池上さんの番組でも、「トランプ大統領があらかじめロシアに事前通達していた」ことを示した上で、「ロシアゲート疑惑を払拭する狙いもある」との見解を解説していたわ。

やはり今回も、アサド政権側が化学兵器を使ったという明確な証拠が出ていないようだし、池上特番の後に放送されていたサタデーステーションでも、「現時点で証拠が出ていない」との話を伝えつつ、俯瞰的で控えめな報道に徹していたのが印象的だった。

さらには、当サイトでも紹介していたように、中日新聞において、反体制側の幹部が「アサドによる化学兵器使用はでっち上げ」との証言を報道しているし、やはり今回も(ジョージ・ソロスらが支援している)人権団体を偽装したIS系組織「ホワイトヘルメット」などが主導した偽旗作戦だった疑いが強そうだ。

●当サイト過去記事:ノーベル賞候補にもなったシリアの英雄「ホワイトヘルメット」の正体とは!?広告代理店が作り上げる戦争と洗脳の実態!

ホワイト・ヘルメットに続いて「自由シリア警察」にもテロ支援の疑い(Yahoo!ニュース)

でも、今までは日本国内でアサド政権に対する怒りと憎しみを煽りまくる報道内容に埋め尽くされていたものの、今回はこの報道統制が崩れてきていて、「果たして本当に化学兵器を使用したのか」との論調も含まれるようになってきたわね。

これも、「ホワイトヘルメットがISなどと繋がっている」との疑惑が世界でどんどん広まりつつあることを受けてのことなのかしら?

トランプ本人の動きを見ても、(オバマやヒラリーと違って)本気でシリアやロシアを潰すつもりがないことが世界に知れ渡りつつある状況だし、この時点で純粋な偽旗作戦ではない状況だからね。

トランプは、ネオコン系戦争屋の手先であることを装いながら、今回の攻撃を北朝鮮への脅し(なんとしても完全非核化に舵を切らせるため)のメッセージに利用している思惑が見えるし、英仏などの欧州各国もこうしたトランプの政策を容認し始めているようにも見える。

表向きには、ロシアも激しくアメリカを非難しているけど、これも水面下でトランプとプーチンが繋がっていることを隠すためのパフォーマンスである可能性が高く、現在もトランプによる「新しい世界秩序」をベースにした覇権放棄の作戦が続いていると見るのがいいんじゃないかな。

いまだにネオコン戦争屋もシリアで悪あがきしているのがちょっと嫌な感じだけど…この先一体どうなっていくのか、注意深く世界の動きを見ていきましょう。

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