どんなにゅーす？
・日本から事実上亡命し、レバノン政府に匿われている状態のカルロス・ゴーン元日産会長に対し、東京地検特捜部は出入国管理法違反で逮捕状を取った他、ゴーン氏の逃亡の手助けをしたとされる、元米軍の特殊ゲリラ部隊・グレーンベレーに所属していたマイケル・テイラー容疑者ら米国人3人に対しても逮捕状を取った。
・また、逮捕状を取ったマイケル・テイラー容疑者の息子・ピーター・テイラー容疑者が、ゴーン氏の弁護人だった弘中惇一郎弁護士の事務所で弘中氏と複数回面会していたとして、特捜は弘中弁護士の事務所も家宅捜索。フランス政府やレバノン政府に加え元米軍関係者の協力者を持つゴーン氏に対し、東京地検特捜部があらゆる権限を駆使して全面的にぶつかり合う「異例の展開」になっている。
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逃亡したゴーン元会長に逮捕状 協力したアメリカ人ら３人にも
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逮捕状が出たのは中東のレバノンに逃亡した日産自動車の元会長、カルロス・ゴーン容疑者（65）です。
東京地検特捜部によりますとゴーン元会長は保釈中で海外渡航が禁止されていた先月29日の午後11時ごろ出国審査を受けずに関西空港からトルコに向かうプライベートジェットに乗り込み不正に出国したとして出入国管理法違反の疑いが持たれています。
また特捜部は、元会長の逃亡に協力したとしてマイケル・テイラー容疑者（59）とジョージ・ザイエク容疑者（60）、ピーター・テイラー容疑者（26）のアメリカ人３人についても犯人隠避などの疑いで逮捕状を取りました。
関係者によりますとゴーン元会長は先月29日に東京 港区の高級ホテルで３人と合流し、このうちマイケル・テイラー容疑者とザイエク容疑者の２人とともに新幹線で大阪に向かったということです。
そして２人は関西空港近くのホテルで大型のケースの中にゴーン元会長を隠し、プライベートジェットに運び込む手口で逃亡を手助けした疑いがあるということです。
マイケル・テイラー容疑者はアメリカ軍の特殊部隊、「グリーンベレー」の元隊員で民間の軍事会社と契約していた2009年にはアフガニスタンで拉致されたアメリカの有力紙の記者の救出にも関わったと報じられています。
またピーター・テイラー容疑者は、マイケル容疑者の息子とみられ、逃亡前にゴーン元会長と複数回にわたって面会していたほか、ホテルを予約したり元会長の荷物を運ぶなどして逃亡を助けた疑いがあるということです。
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弘中弁護士の事務所で複数回面会か
東京地方検察庁は30日の会見で、新たに犯人隠避などの疑いで逮捕状を取った３人のうち、ピーター・テイラー容疑者が、ゴーン元会長の弁護を務めていた弘中惇一郎弁護士の事務所で元会長と複数回、面会していたとみられることを明らかにしました。
東京地検は29日、ゴーン元会長が逃亡した事件の関係先として、東京 千代田区の弘中弁護士の事務所を捜索し、保釈中の元会長の面会記録を押収しました。
面会記録は保釈の条件として裁判所にも提出されていますが、東京地検の齋藤隆博次席検事は30日の記者会見で、ゴーン元会長が犯人隠避などの疑いで逮捕状が出たピーター・テイラー容疑者と弘中弁護士の事務所で去年７月と８月に合わせて４回、面会した記録が残されていたことを明らかにしました。
また、ゴーン元会長は弘中弁護士の事務所以外でも、先月６日と逃亡前日の先月28日にピーター容疑者と面会し、逃亡当日にはピーター容疑者が確保した都内のホテルの部屋に１人で入室していたということです。
このため東京地検は、ピーター容疑者が前日の面会でゴーン元会長にホテルの鍵を渡すなど逃亡に重要な役割を果たした可能性が高いと説明しています。
ピーター容疑者はアメリカ軍の特殊部隊、「グリーンベレー」の元隊員と報じられているマイケル・テイラー容疑者の息子とみられるということです。
29日の弘中弁護士の事務所の捜索では、ゴーン元会長が使っていたパソコンを押収しようとしましたが、依頼者の秘密を守るために弁護士が法律で認められている権利に基づいて拒否されたため、東京地検は30日に裁判所の権限でパソコンを差し押さえるよう申し立てを行ったということです。
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ゴーン被告不法出国事件、弘中弁護士事務所を家宅捜索
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東京地検は、カルロス・ゴーン被告について不法に出国した出入国管理法違反の疑いで捜査を進めていて、その関係先として千代田区にある弘中弁護士の事務所の捜索に入り、午後３時過ぎには係官らが出てきました。
「ドアの一部を壊したりピッキングしたりして、いろいろなところを無理にこじあけて。結果的には（ゴーン被告の面会）名簿以外のものは全て押収拒絶をして、何も持って行かれなかった」（弘中惇一郎弁護士）
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親中のゴーン一派（バックに仏やレバノン）と反中のトランプ一派（東京地検特捜部をコントロール）による権力層同士の”全面戦争”の様相に！
出典：朝日新聞
ゴーンさんが事実上日本を亡命したことに対して、東京地検特捜部が出入国管理法違反容疑で逮捕状を取ったとのことよ。
ゴーンさんと言えば、バックにフランスやレバノン政府がついている、筋金入りの特権階級のグローバリストだけど、よほどトランプさん一派から尻を叩かれているのか、東京地検特捜部も一切の手段を選ばずにゴーンさんを捕まえる方針みたいね。
まさに、権力層同士による”全面戦争”の様相と化しているし、これまでも何度も述べてきたように、フランス政府やゴーン氏は中国と非常に深い関係を持っており、日産や三菱の技術をルノーに取り込んだ後、これを中国企業に提供する腹積もりだったことが分かっている。
これに対して、中国（習近平体制）の覇権拡大を徹底的に妨害してきた米国内のトランプ一派が、こうしたゴーン氏やフランス政府の動きを察知。
「日産旧経営陣によるゴーン潰し」の体を装いながら、ゴーン＆マクロンの企みをどうにか潰すために東京地検特捜部をコントロールしてゴーン氏を逮捕・起訴したというのが、大雑把な「事の流れ」というわけだ。
一方で、米軍の特殊部隊だった人物らがゴーン氏の逃亡を手助けしたことからも分かるように、米国内の政治権力の中にも親ゴーン（親中国）の勢力が存在しているということだし、そんな中で東京地検特捜部は、こうした米国内の「親ゴーン勢力」をも容赦なく逮捕する方針を打ち出したわけで、これは予想を上回るほどに「かなり強い動き」だ。
ほんとに、世界の軍事や科学力を競う権力層同士の”全面戦争”さながらの動きね。
それにしても、弘中弁護士の事務所まで家宅捜索したってことは、やっぱり彼もゴーンさんの逃亡に協力した可能性が大きいのかしら？
つまり、日本国内においても、「親ゴーン」と「反ゴーン」の激しい戦いが繰り広げられており、両者が水面下で激しく火花を散らし合っているってことかな。
ちなみに、弘中氏本人は、ゴーン氏の逃亡について関与していないことを主張しているけど、この度逮捕状が出た元米軍特殊部隊メンバーの息子と何回か面会していたというのが本当なら、弘中氏もちょっと怪しい感じがするね。
そして、事実上レバノン政府に匿われているゴーンさんは安泰かと思いきや、実はレバノン国内ではかなり激しい反政府デモが沸き起こっていて、「事実上の無政府状態」みたいな声も出ているので、実は、彼も結構危ない状態なのよね。
おまけに、ゴーン氏らの親中勢力は、武漢発「新型肺炎ウイルス漏出」の世界的パンデミックで、さらなる窮地に陥りかかっている状況だ。
このまま新型肺炎の感染が爆発的増加となれば、下手すれば習近平体制そのものが崩壊しかねないし、ゴーン氏もこの先結構ヤバいかもしれないぞ。
（「このタイミング」で特捜がかなり強い対応に出てきたのをみても、やはり、新型肺炎ウイルスの騒動も「習近平潰しキャンペーンの一環」に思えてならないんだけどね。）
こうなると、香港デモ激化やファーウェイ潰し、IR疑獄やゴーンさんの逮捕に新型ウイルスまで、全てが有機的に繋がっているようにも思えてくるわね。
この一件もどうなっていくか全く先が見えないし、改めて、2020年はあらゆる部分で「激変の1年」になりそうな予感だわ。
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