どんなにゅーす?
・安倍政権が「桜を見る会疑獄」について、連日野党や国民から厳しい追及を受けている中、週刊ポスト(NEWSポストセブン)が、安倍政権が抱える「大規模ネット工作部隊」について特集記事を報じた。
・記事では、数万人の会員がいるといわれる”実働部隊”「ネットサポーターズクラブ(J-NSC・ネトサポ)」や、”司令塔”といえる自民党のネット監視チーム「T2」に加え、管理者や運営元などの実態が全くの謎にもかかわらず、自民党の全国会議員に記事をまとめた冊子が配布されたことで話題になった、事実を歪めた”安倍賛美””野党中傷”で埋め尽くされた情報サイト「テラスプレス」を紹介。
・また、これまで、野党を陥れる数々のフェイクニュースを配信してきた安倍礼賛デマサイト「政治知新」の管理人が「桜を見る会」に招待されていたことも紹介。この記事に対し、ネット上で驚きの声が上がっている。
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桜を見る会 安倍首相の「謎のネット宣伝機関」と関係も
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桜を見る会の私物化問題で安倍首相への批判が強まると、ネットでは、国会で追及に立つ野党議員や、首相に批判的なテレビ番組を攻撃する書き込みが拡散している。
そうした安倍擁護のネット論調を主導するための組織が、「自民党ネットサポーターズクラブ」(J-NSC)だ。自民党が野党時代の2010年に設立したボランティア組織で、「ネトサポ」と呼ばれる。
J-NSCが宣伝工作の実働隊とすれば、司令塔ともいえる組織が自民党のネット監視チーム「T2(Truth team)」である。
〈ネット上に誤解に基づく情報があるならば、正確な情報を発信し修正する〉(自民党のリリース)という役割だ。T2は自民党ネットメディア局の議員、党職員やネット監視の専門業者のスタッフなどをメンバーとして24時間ネットを監視し、自民党に不利な書き込みを見つけるとただちにプロバイダーに削除を要求する活動を行なっている。
◆石破氏に「空虚な経済政策」
メンバーや所在地が不明な「謎の宣伝機関」もある。〈報道では見えない事実に光を〉を掲げたネットサイトの「テラスプレス」はその1つだ。
自民党本部は今年7月の参院選の「演説用資料」として『フェイク情報が蝕むニッポン トンデモ野党とメディアの非常識』という表題の小冊子を衆参の所属議員全員に25冊ずつ配布した。内容はテラスプレスの記事からピックアップしたもので、立憲民主党の枝野幸男代表を〈革マル派に近いといわれています〉と批判し、安倍首相のことは〈日本の外交ばかりか、世界のリーダー〉と賛美するものだった。
総選挙は権力闘争だ。程度はともかく、他党を激しい表現で批判するのは与野党ともに珍しい話ではない。
ところが、このサイトは安倍首相を持ち上げる一方で、昨年の総裁選で争った同じ自民党の石破茂・元幹事長について、〈空疎な経済政策〉などと批判している。自民党の応援団ではなく、安倍首相の応援団に見える。
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安倍首相は野党ばかりか、自民党であっても、敵対する勢力は宣伝部隊を使って“粛清”していく。これが安倍一強の背後にあるシステムなのだ。現在、テラスプレスでは次のようなタイトルの記事がアップされている。
〈共産主導の「桜を見る会」批判 政局オンリーの野党で国民生活置き去り〉
〈「桜を見る会」前夜祭、立憲の批判は偽メール事件に匹敵する“大事件”〉~省略~
『政治知新』というサイトは、与野党対決となった沖縄知事選の頃は、野党候補の玉城デニー氏(現知事)の大麻吸引というデマを流し、“共産党のマドンナ”と呼ばれる吉良よし子・参院議員の不倫疑惑を記事にしたが、これも“フェイクニュース”で、共産党が「法的措置を検討する」と抗議すると記事を削除した。
このサイトを取材したことがあるネットの政治情報に詳しいジャーナリスト・梶田陽介氏が語る。
「サイトの管理者として登録されていたのが、ウェブ制作会社を経営するT氏です。兄は神奈川の自民党県議で、自民党との接点がある。担当者はT氏が県議の弟であることを認めたが、『政治知新』については内部事情などで答えられないと拒否された」
興味深いのはそのT氏がフェイスブックにこう書き込んでいることだ。
〈安倍総理の桜を見る会にご招待頂きました。御案内いただいた関係者の方々には心より感謝です〉
ご丁寧に招待状の画像もアップされている。「桜を見る会」がネットで活動する「謎の宣伝機関」とも結びついていることが窺える。
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安倍政権直轄の謀略部隊の話。 / 他29件のコメント https://t.co/1gOfRRXGej “桜を見る会 安倍首相の「謎のネット宣伝機関」と関係も” https://t.co/g4Ek6r8TO7
— 渡辺輝人 (@nabeteru1Q78) 2019年12月3日
「なるほど」と思える記事⇒【桜を見る会 安倍首相の「謎のネット宣伝機関」と関係も】 #BLOGOS https://t.co/854fcCIJd6
— 郷原信郎 (@nobuogohara) 2019年12月3日
玉城知事大麻吸引デマや吉良議員不倫疑惑デマを流していたニュースサイト管理者が自民党神奈川県議の弟で、本人も「桜を見る会」に呼ばれていたと。なるほど「功労者」だな。https://t.co/g2kbF1B6tg
— Sonota (@yuandundun) 2019年12月3日
「サクラ」という日本語はこのためにあったのではないか、と言う気までしてきた、「(アベの)サクラを見る会」。
結局、アベのサクラ以外は生き残れないようだ。
アベのサクラではグローバルな国際競争には勝てないよ。
もう日本は名実ともに終わりだな。 #桜を見る会https://t.co/FMjkPuuZS5— とーべ (@tachibana1967) 2019年12月3日
ヤフコメといえば、少し前まではネトウヨ・ネトサポの巣窟であったが、ネトサポ批判記事に、これだけイイねが付くのは潮目が変わったようだ。https://t.co/38nbrPbkpv
— Hideo Seki (@seki33) 2019年12月3日
ネトサポってガチなんや
— フックー@ヘルガナイト (@b114818) 2019年12月4日
つくづく恐ろしいやつだなぁ。
長期政権による緩みとか、周りの忖度とか、もうそういうのじゃない。一人の小心者が汚いやり方をした。最初は小さかったズルがいつの間にか大きな力になった、ってことでは?
桜を見る会 安倍首相の「謎のネット宣伝機関」と関係も #BLOGOS https://t.co/iGkgOIg00u
— Namiki (@namiki2017) 2019年12月4日
これは実際にやってた人から聞いた。
業者は電通。J-NSCが宣伝工作の実働隊とすれば、司令塔ともいえる組織が自民党のネット監視チーム「T2(Truth team)」である。
— ことり@国民の生活が第一 (@kotori1966) 2019年12月4日
保守速だの痛ニューだのKSL-live!だの、商業的な政治的偏向が疑われるまとめサイトは山ほどあるよな。ついでにtwitter日本法人の、ヘイトスピーチへの異常な寛容さとか。金銭的・人的癒着を明らかにしてほしい。 / “桜を見る会 安倍首相の「謎のネット宣伝機関」と関係も” https://t.co/YdTc1gZLDG
— takuzo1213 (@takuzo1213) 2019年12月4日
振り込め詐欺グループのように、実働の人は海外に居るのかも。 / “桜を見る会 安倍首相の「謎のネット宣伝機関」と関係も” https://t.co/SUs1uIe3k1
— Kimura Goro (@ksphagnum) 2019年12月4日
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ネット上では「そうだったのか!」「変だと思ってた」などの反応が続々!安倍政権による詐欺まがいの「大規模ネット工作」の実態を多くの国民が認識すべき
出典:Everyone says I love you !
週刊ポストが、安倍政権による大規模ネット工作の実態を特集、ネット上で大きな話題になっています。
Yahoo!ニュースのコメント欄を見ても、「ネトサポって本当にあったんだ」「変だと思っていた」などの声が集まっており、現在でも、まだまだ多くの国民が安倍政権のネット工作の実情を知らなかったことがうかがえます。
当サイトの読者のみんなであれば、すでによく知っていることばかりかと思うし、上記のいずれも、以前より当サイトで大きく紹介してきた内容だけど、やはり、今でもよく知らない人も多いみたいだね。
中でも、日頃から政治への関心をあまり持っていない人の場合、まだまだこうした内情を知らない人が大勢いることが考えられるし、そうした意味でも、週刊ポストがここまで充実した記事を出したことは大きな意味があるんじゃないかな。
(「テラスプレス」については、最近すっかりチェックを怠っていたけど、すでに正体がバレバレになっているにもかかわらず、今でも平然と記事が更新されていたとは驚きだ。)
●過去関連記事:
【不気味】自民議員に「安倍礼賛カルト冊子」が配布される!発行元は、得体の知れない”ネトウヨ系”情報サイト「テラスプレス」!
自民・石破氏が、党本部が配布した「安倍礼賛カルト本」を痛烈批判!「怪文書の類い」「野党議員を罵倒、冷笑、揶揄するのは非常に恐ろしいこと」
NEWS23がテラスプレスの”安倍礼賛本”を紹介!→安倍総理が「見たことないし全く知らない」と狼狽!その後も”ルール無視”で話題逸らしと野党非難に腐心!(党首討論)
Twitterを見ても、「なるほど」「やっぱり」などの声が多く上がっているけど、中には「こんなアホな陰謀論記事信じる奴がいるのか??」「もし仮に存在していたとしても、いつも野党が勝手に自滅するから、存在している意味がないんだけど~」みたいな(なんとも白々しい)コメントも目についたよ。
いかにも、工作員臭全開のコメントですね…。
しかし、あまりにレベルが低い「世論誘導コメント」ですし、こんなコメントを投稿するくらいなら、何もしない方がまだマシなのではないでしょうか?
こうした「工作コメント」もそうだけど、安倍政権の配下のネット工作員は、総じて「レベルの低さ」が目立っており、少し検証すれば簡単にウソだと分かるようなフェイクニュースをばら撒いたり、旧民主党政権を叩く目的のツイートにおいて、「八ッ場(やんば)ダム」を「八ツ橋ダム」と揃って間違えてツイートする事例が続出するなど、要所要所で稚拙なネット工作のボロを出すケースが続発しているね。
まさしく、きっての”反知性”の安倍総理が抱えるネット工作部隊らしい実情ですね…。
まさに「類は友を呼ぶ」という他ないけど、安倍総理の「桜を見る会」が事実上の「反社会勢力の巣窟」になっているように、安倍政権の周りには、おのずと、自らの目先の金儲けや私利私欲しか頭にない、ろくな人材が集まらないということだ。
ちなみに、安倍政権の跋扈と独裁化によって、ここまで大規模な「安倍礼賛ネット世論」が形成されている背後には、これらのネット工作部隊に加えて、日頃より安倍政権のお陰で儲かっている、言論人や芸能人、マスコミ関係者、そして既得権層の人間(電力・ゼネコンなどの大企業、官僚、警察など)や1%の富裕層、安倍政権と蜜月の関係を構築している数々のカルト宗教の関係者なども含まれている。
彼らは、安倍政権のお陰で商売が儲かっているので、特に、”司令塔”があれこれ指示を出さずとも勝手に安倍礼賛デマサイトの記事を拡散してくれたり、野党中傷のコメントを量産してくれるし、彼らが普段から必ず選挙に行って自民党に投票するのと同じように、ネット上でも日頃より「安倍礼賛コメント」を積極的に投稿しているわけだ。
多くの無党派層が選挙に行かないことで、自民党が圧勝するのと同じように、ネット上においても、多くの無党派層が政治関連の情報にアクセスしようとない中で、おのずと政治に関するネットの声が「安倍政権支持層による”安倍礼賛コメント”で占められてしまう」…ということですね。
その通りだ。
ちなみに、”安倍礼賛世論形成”の洗脳工作に寄与した「功労者」として、安倍礼賛フェイクサイト「政治知新」の管理人(自民・田村雄介神奈川県議の弟・田村喬氏)が桜を見る会に招待されていたことは、当サイトでも以前に大々的に紹介したけど、どうやら、まだ十分に知られていないみたいなので、この件についても、多くの国民に周知させていく必要があるかもしれないね。
●過去関連記事:
安倍礼賛デマサイト「政治知新」、自民・田村雄介神奈川県議の弟・喬氏が運営!安倍総理の「桜を見る会」にも招待されていたことが発覚!
共産・吉良よし子議員の「不倫デマ」、出所は安倍官邸の内調か!?菅長官と昵懇の神奈川県議の弟が運営するデマサイト「政治知新」が拡散!
【ネット工作】安倍礼賛デマサイト「政治知新」、田村雄介神奈川県議が関与を否定!「サイト自体初めて聞いたから知りようがない」「自民党の関与は100%ない」
これらをまとめると、安倍政権というのは、安倍総理自身が日頃から国民騙しのウソを繰り返したり、永遠に残しておくべき重要な公的文書を改ざん・隠ぺい・破壊を繰り返しているのと同じように、ネット上においても、様々なウソや騙し、脅しの手口を”フル活用”して、国民の意識をコントロールしてきた実情があるということだし、マスコミに対する”締め付け”以外にも、こうした詐欺まがいのネット工作に対しても、国民の巨額の税金が投じられている実態があることを、国民は知る必要があるだろう。
まさに、安倍政権こそが「日本最大規模の反社会勢力」であり、この政権のさらなる増長や独裁化によって、日本社会のあらゆる秩序が日々着実に蝕まれてきている実情があるということですね。
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