どんなにゅーす?
・れいわ新選組・大西つねき氏が、自身のYouTube動画の中で、現在の日本の少子高齢化社会について「命の選別をすべき」「まずは高齢の方からいってもらうしかない」などと発言。「差別的」「優生思想的」であるとして多くの批判が殺到している。
・動画はその後削除されたものの、この事態を受けて山本太郎氏代表が公式サイト上でコメントを発表。「れいわ新選組の立党の精神と反するもので看過することはできない」としながらも、「大西氏を除名するという判断はこちらにとっても簡単なことではあるが、それでは根本的な解決にはならない」として、再教育を行なっていく方針を明らかに。これに対してネット上では様々な意見が飛び交っている。
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れいわ新選組の公認候補である大西つねき氏がナチスも顔負けの「高齢者の命を選別すべき」と発言!! しかも「生命の選別しないと駄目だ」「その選択が政治」とまで言いきる! しかし、れいわ代表の山本太郎氏は大西氏を「除名しない」と声明!! 2020.7.8
山本太郎氏が代表を務めるれいわ新選組の公認候補である大西つねき氏が、YouTube上で自らの政策を語る動画で、ナチス顔負けの「高齢者の命を選別すべき」という発言をした。信じられない発言に、批判が巻き起こっている。
大西氏の動画は「#大西つねき #ツネキスト #私が総理大臣ならこうする」というシリーズの7月3日にライブ配信された「『正しさ依存症』とそれを生み出す教育について」という回で、下記URLで置かれ7日まで見ることができたが、すでに削除されている。
大西氏動画(削除済)https://www.youtube.com/watch?v=whuSV-Uq2_A
大西氏は動画で、「高齢者を長生きさせるのかっていうのは、我々真剣に考える必要があると思いますよ」と語った。その理由を「介護の分野でも医療の分野でも、これだけ人口の比率がおかしくなってる状況の中で、特に上の方の世代があまりに多くなってる状況で、高齢者を……死なせちゃいけないと、長生きさせなきゃいけないっていう、そういう政策を取ってると、これ多くのお金の話じゃなくて、もちろん医療費とか介護料って金はすごくかかるんでしょうけど、これは若者たちの時間の使い方の問題になってきます」と述べた。
さらに「こういう話、たぶん政治家怖くてできないと思いますよ。命の選別するのかとか言われるでしょ。生命選別しないと駄目だと思いますよ、はっきり言いますけど」と、生命の選別を肯定。そして「何でかっていうと、その選択が政治なんですよ。選択しないで、みんなにいいこと言っていても、たぶんそれ現実問題としてたぶん無理なんですよ」と、それが政治であると言い放った。
結論として、「だからそういったことも含めて、順番として、その選択するんであれば、もちろん、高齢の方から逝ってもらうしかないです」と、高齢者に先に死んでもらうしかないと明言したのである。
~省略~
↓大西つねき氏の問題発言。
これさ、山本太郎氏が普段言ってる事と逆だしれいわ新選組の公約としても違う
そもそも大西つねき氏が人道的に間違った発言をしてるのをれいわ新選組の山本太郎代表は代表としてどの様な対処をするのかだな。pic.twitter.com/jbk5Fjo5Fr— 仁尾淳史(1週間自主隔離中) (@atsushi_mic) July 7, 2020
出典:Twitter(@atsushi_mic)
大西つねき氏の動画内での発言について 2020年7月7日
大西つねき氏の動画内での発言は、
れいわ新選組の立党の精神と反するもので看過することはできない。一方でそのことによって、
大西氏を除名するという判断はこちらにとっても簡単なことではあるが、
それでは根本的な解決にはならない。多くの人々の心の中にもあるであろう何かしらかの優生思想的考えに、
光が当たったことを今回はチャンスと捉え、
アジャストする責任が私たちにはあると考える。この作業は、
「何度でも人生をやりなおせる社会を構築する」
という理念をもつ私たちにとって、重要な意味を持つ。大西氏には、命の選別の問題に生命尊重の立場から、
取り組んでいらっしゃる方々にレクチャーを受けて頂き、
命について真摯に向き合うチャンスを与えたいと思う。人は変われる。
私はその力を信じたい。れいわ新選組 代表 山本太郎
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これなぁ……チューブとか人工透析で無理矢理長生きさせる風潮じゃなくてどのような最期を本人の意思で過ごさせたいか出来るようにすべきという話であればまだマシだったんじゃないかと思う。
若者の時間を奪わない様にするという視点はそういう事かと見ていけるけど、なんというかだなぁ。— 青龍 (@Agito_Ryuki) July 7, 2020
これはダメでしょ。命の選別、すると言ってる。
— ☆クミ☆ (@kkumenara) July 7, 2020
参考になるか分からんけど、
一応貼っておくhttps://t.co/wnu3vI3Unj— 妄想屋 (@3issingpiece) July 7, 2020
動画を見ていただければ分かるかと存じますが、
れいわは良くも悪くも自由な組織なのですまぁ、
最近は悪い面しかでていませんが・・・— 妄想屋 (@3issingpiece) July 7, 2020
この部分のみを切り取ったら
そのように感じる人も多いと思います。話の全体を推測すると
政策の視点の話で、現政権の問題点に関しての発言と思います。現在の国家予算の配分は、票が入る世代に重きを置き過ぎていること。
2020年予算の合計102.6兆円の内、
社会保障が35.8兆円、文教科学5.5兆円— Shinobu@タピオカ (@tapioca_shibuya) July 7, 2020
アメリカに比べて、現在の日本にGAFAの様な社会変革を起こす企業が極めて少ないこと。
教育や研究などの、若者への投資や技術投資の費用が少なすぎるという事が、これからの日本の国力や未来を考えると必要なのではという考えが根本にあると思います。
— Shinobu@タピオカ (@tapioca_shibuya) July 7, 2020
国家予算の視点から見れば、若者が完全に弱者となっている事は事実です。
選別というワードを使用する事で、
誤解を与えてしまっていますが、
時代背景や世界の流れも考慮すると、
また違った捉え方も出来ると思います。— Shinobu@タピオカ (@tapioca_shibuya) July 7, 2020
れいわ新撰組、頑張ってほしいけどこれは駄目よ。ファシズムと表裏一体になってしまうよ😩
— sa-chan17 (@sa17chan10) July 7, 2020
少なくても
山本太郎氏の哲学に相反する。— 村瀬豊③ (@q9uyLoQno2sy9GZ) July 7, 2020
これは論外であり、許容できるはずがありません。
— 田舎猫 (@ALxDeyykNY5WguC) July 7, 2020
幻滅した。
とともに、その詳細や、何故そのような考えに至ったかの経緯を聴きたい。
というのも、老老介護による事件や、尊厳死の問題があるから。それらの命を他人が『選別』するのはあってはならないが、苦しむ人がいるのも事実。— かっちゃん☆ (@8390hawk) July 7, 2020
驚きました…ショックでした!これがれいわ新選組の公認候補とは 見たところご自分も近々高齢者の仲間になるお年かとお見受けしますが。ご自分ではお気づきになっていないのでしょうか。
— メアリー (@44DhR7LU6nL6Jde) July 7, 2020
この大西つねきさんの発言は許されるものではありません。観る前は発言の切り取りかなぁと思ったけど、この動画の時点で言い訳不可ですね。
傲慢さと介護への無知が現れているのだと思います。
みなさまには申し訳ありません。私なりの行動をします。 https://t.co/sxI7mKSZt9— 大石あきこ🐾🌹Akiko Oishi (@oishiakiko) July 7, 2020
この件について、れいわ新選組代表・山本太郎が公式声明を出しました。
私は、概ね同じ意見です。ただ、今回の大西つねきさん(党員)の発言によって命の選別イデオロギーを再生産したことに対して、れいわ新選組は責任を負い、差別の無い社会建設で償いたいです。https://t.co/lkWC6x3OtV
— 大石あきこ🐾🌹Akiko Oishi (@oishiakiko) July 7, 2020
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大西氏本人が謝罪コメントを発表!「命の選別に正面から取り組まれている舩後議員、木村議員ならびに多くの当事者の方々はもとより、全ての人々に深く謝罪すると共に発言を撤回いたします」
7月3日の動画での発言について
私の先日の動画での発言について謝罪と撤回をしたいと思います。
私は7月3日の自身の動画チャンネルにおいて、「命の選別が政治家の仕事」という政治家としてはあるまじき発言をしました。この考えそのものが、従来の障がい者や社会で苦しんでいる人々へのケアを不十分なものにする元凶であり、「命の選別をやめよう」というれいわ新選組の結党の精神とは真逆の主張であったと、自分の発言の愚かさを深く痛感しております。今回の発言で命の選別に正面から取り組まれている舩後議員、木村議員ならびに多くの当事者の方々はもとより、全ての人々に深く謝罪すると共に発言を撤回いたします。
代表からは、「命の選別」の問題に真正面から取り組んでおられる当事者の方々の声をしっかりと聞くべきとの指摘を受けました。自分の考えの浅はかさをより自覚し、新しい自分に生まれ変われるように努力したいと思います。
※なお、当該動画については、発言撤回と共に公開停止にいたしました。
れいわ新選組の大西つねき氏が、危険な優生思想的発言を展開させたとして、多くの人々から怒りの声が殺到。
山本太郎氏本人がこれについてコメントを発表し、本人も全面的に謝罪する騒ぎになっております。
これまで、れいわを積極的に応援してきた私にとっても、この発言はショックですし、明らかに太郎さんがこれまで行なってきた「弱者支援の活動」や、党の精神とも正反対のものだと思います。
これはさすがにスルーするわけにはいかない、かなりの大問題発言だね。
そもそも、本人ももうすぐ高齢者の仲間入りになりそうな年代だと思うし、彼の考えを実行するとなると、そう遠くない未来に彼も「命の選別をされてしまう側」に加わってしまうと思うんだけど…。
もし、「自分だけは特別扱いされるべき」と考えているのだとしたら、それこそ、とんでもない傲慢さと選民思想だし、これでは、今の安倍政権ともあまりかわりない「隠然と存在している身分制度」「階級社会」「独裁政治」などに繋がっていってしまう。
しかし、その一方で、間違った考えを持っている人を「即刻排除」するのは、党内の統制や風紀を正していくには最も簡単な方法だけど、これもこれで、ファシズム(独裁体制)とも親和性が高いものであり、大西氏が重大な違法行為や犯罪をおかしたわけではない上に、全面的に謝罪と反省の姿勢を示している中で、「まずは一度は”更生”のチャンスを与える」ことを選択した山本太郎氏の姿勢は理解できる。
それでも変わることが出来なかったのであれば、どこかで見切りをつけることも必要だと思うけど、今回はまずは厳しく咎めたうえで、再度教育を行なっていくことで意識を変えてもらう方法を選んだ太郎氏の対応は評価しようと思うよ。
(そうは言っても、特に、アンチの人たちから「人なんてそうそう変わることができない」「対応が甘すぎる」などの非難の声が噴出するのは避けられないだろうけどね。)
管理人さんは、太郎さんが都知事選に立候補したことに対してもやや疑問を持っておられましたが、せっかくここまで党勢を拡大出来た中で、この先、これをより大きな流れに繋げていくことが出来るか、逆に、既得権勢力(グローバリスト)によって潰されてしまうか、まさに今、大きな分岐点に差し掛かっているようにもみえます。
だからこそ、先の記事で、「より戦略的に上手に立ち回っていかないといけない」と述べたところだったんだけどね。
とにかく、(全ての党において言えることだけど)支持者の人々も、何でもかんでもアクロバット擁護したり、不都合なことから目を逸らすのではなく、おかしいと思ったところはしっかりと指摘して、より良い組織にしていくための努力を続けていけないといけない。
ボクも、特にれいわには今でも期待をしているからこそ、「これはマズい」と思ったことに対しては、逐一問題視して指摘していくつもりだし、立憲などの主要野党の間でも失策が目立っている中で、太郎氏には今一度反省や総括をしたうえで、もう一度しっかりと立て直してもらいたいと思っているよ。
(それと、大西氏については、本当に反省して意識を変えようと努力しているかどうか、今後も注視しておく必要がありそうだし、もし、彼が真に自分自身と向き合い、これまでの意識を変えることが出来た時には、過去の発言を許し、れいわの一員として応援していくことも大事だね。)
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