どんなにゅーす?
・維新を除名処分になった丸山穂高議員が、北方領土の元島民の男性に対し「北方領土を戦争で取り返さないと」などと詰め寄った問題について、ロシア国内のメディアも大きく報じ、国内外の騒動に発展してきている。
・維新が主導して丸山氏への「辞職勧告決議案」を提出する動きを見せていることについて、丸山議員本人は「憲政史上例を見ない、言論府が自らの首を絞める辞職勧告決議案」と猛反発。再度、今後も議員を続行することを宣言した上で、YouTubeなどを通じて「こちらも相応の反論や弁明を行なう」と徹底抗戦の構えを見せている。
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丸山議員の「戦争」発言に「最低だ」 ロシア上院委員長
ロシアの通信社も、丸山穂高衆院議員の発言と、日本国内での反応を報じた。ただ、日本維新の会が丸山議員を除名処分にしたことや、丸山議員から質問された元国後島民の大塚小彌太団長が戦争による解決を明確に拒否したことなども伝えられているためか、ロシア国内で表だった批判や反応は見られない。
ロシア上院のコサチョフ国際問題委員長は13日、丸山議員の発言について記者団から聞かされ、「もし(発言が)本当なら、日ロ関係にとって最低だ。そうした発言をするのは、問題の本質的な解決を望まない人物だけだ」と突き放した。
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丸山議員発言、地元も怒り「1人の勝手な言動で…」
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歯舞群島の勇留島の元島民で、千島歯舞諸島居住者連盟根室副支部長の角鹿(つのか)泰司さん(82)は8歳のときにソ連軍の侵攻に遭い、翌年、何も持たずに島を命からがら脱出した。「戦争のために我々は島をとられて苦労した。だから戦争は絶対してはならない。そんなことを、まさか国会議員が言うとは」と驚く。
心配するのは、故郷に戻れる数少ない手段のビザなし交流が「1人の勝手な言動で規制が厳しくなる」ことだ。「我々も年をとり、運動を2世、3世に託す時にある。自由な交流ができないと、大きな支障となる」と不安を口にする。
訪問団の一人、北見市の元島民2世(志発島)北村浩一さん(59)は、国後島で丸山議員の言動に「有志」という形で抗議した。酔って宿舎内の部屋に入り込み、大声で議論をふっかける丸山議員を、事務局は繰り返し制止しようとしたという。「戦争」発言は帰港後、報道で知ったが、「ロシアとの折衝にマイナスになるのであれば、本人はしっかり責任をとってほしい」。
北方領土問題にくわしい北大スラブ・ユーラシア研究センターの岩下明裕教授は、「日本とロシアが交渉で紛争を解決しようとしているのに、戦争で島を取り戻すというのは、国際法と現実政治の理解の点で議員の資格を根本的に欠く。(丸山発言で)ロシア側がビザなし交流の見直しを求める恐れがある」と話している。(大野正美)
丸山氏の辞職勧告決議、維新が与野党に呼びかける方針
日本維新の会は15日の国会議員団役員会で、北方領土返還に関連して戦争に言及し、除名処分とした丸山穂高衆院議員について、辞職勧告決議案の衆院への提出を与野党に呼びかける方針を決めた。与党内にも賛同する声が出ている。自民党が賛成に回る場合、決議案は可決される。
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維新を除く立憲民主党など野党5党派の国会対策委員長は、維新の役員会に先立ち国会内で対応を協議。立憲の辻元清美国対委員長は会談後、「けじめをつけないといけない。単なる暴言とはちょっと意味が違う」と記者団に述べ、辞職勧告決議案の提出に意欲を示した。
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憲政史上例を見ない、言論府が自らの首を絞める辞職勧告決議案かと。提出され審議されるなら、こちらも相応の反論や弁明を行います。ただ問題は、議運委や本会議では本人からの弁明機会の機会すら無い。その場合には、この機会にyoutube等で自ら国内外へ以下の様々な配信を。https://t.co/UJJDQgj0SW
— 丸山ほだか (@maruyamahodaka) 2019年5月15日
過去、可決は鈴木宗男氏など逮捕や起訴案件で3件あるが、発言等に関する提出など1例もなく、まさに言論府が自らの首を絞める行為に等しい。野党側の感情論で議案が出され、普段は冷静な与党まで含めて審議へ進むなら、まさにこのままではこの国の言論の自由が危ぶまれる話でもある。北方領土問題を
— 丸山ほだか (@maruyamahodaka) 2019年5月15日
含め日露外交の問題から、与野党の議場で不問になっている過去の他議員不祥事、提出に賛成するというなら維新も含めた各会派の問題点も同時にこの機に世に問いかける形に。いずれにしろ自分自身、毎期毎期次の当選などより常にその任期を全力でやってきた。今回の件で不適切性や配慮を欠いていたことに
— 丸山ほだか (@maruyamahodaka) 2019年5月15日
ついて認め、撤回と謝罪するのは当然。また今多くの方に、北方領土や防衛についてどうあるべきか考えて頂けている中、これ以上荒立てるつもりはないのだが。議会案件で言われたまま黙り込むことはしない。その機に国内、国外へ向けて様々発信で申し述べるし、可決されようがされまいが任期を全うする。
— 丸山ほだか (@maruyamahodaka) 2019年5月15日
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「憲政史上例を見ない、言論府が自らの首を絞める辞職勧告決議案…」 @maruyamahodaka
何言ってんの
自分は重要な共謀罪審議の審議途中で審議を封殺し
強行採決やらせてるだろうが— ケロ爺 (@kero_jiji) 2019年5月15日
お前はその言論の府で「議論なんか打ち切ってとっとと採決しろよ」って発言してるんですよ。ついこないだ。 https://t.co/qgvzUYXpyj
— ブルドッグ (@Bulldog_noh8) 2019年5月15日
その「言論の府」に所属する議員として有るまじき発言をしたのを棚上げして、我が身大事とは厚顔無恥も極まる。言論の府にとって好ましくないと思うなら、自発的に辞職すれば済む話だ。聞く耳を持つ価値もない。 https://t.co/Z2DI3M8uFC
— 異邦人 (@Beriozka1917) 2019年5月15日
今回も「戦争するしかない」というのは言い換えれば「言論では解決出来ない」ということてすし。
— スイーツ男子 (@takappy04) 2019年5月15日
共謀罪国会の丸山の行動は絶対に許さない。
— りっけん@h-yamachan (@yamavhan) 2019年5月15日
言論の自由を行使して、何を主張するかといえば、「さあ、戦争しましょう」ですしね
その内容の不正義さもさることながら、論理的にも、戦争というのは最も言論を殺す状態なのであって、強い矛盾を抱えた主張なんですよね
やめさせて後退する言論の自由より、守られる言論の自由の方が大きいです
— boxingfan (@boxingfanlaw) 2019年5月15日
https://t.co/N71DMn3eQ5 悪ガキが親に悪行を叱られ,そのはらいせに親に向かって
悪ガキ「クソババア,死ね!クソジジイくたばれ!」
親「親に向かってなんてことを!」
悪ガキ「言論の自由だ!!」
ってな状況に似ているような。この例えが維新が言う「言論の自由」に近いかもしれないなぁ。— Had gone (@bbc2468) 2019年5月15日
丸山ほだか@maruyamahodakaが
『憲政史上例を見ない、言論府が自らの首を絞める辞職勧告決議案』
と批判『この機会にyoutube等で自ら国内外へ以下の様々な配信を。』https://t.co/tcfUbBmfI4 …
私見;まだまだ日本をいたぶるつもりらしい@tim1134 @iwakamiyasumi https://t.co/MLNwDtXijZ— 宮澤 望 (@yuakira1) 2019年5月15日
あなたねえ、委員でもないのに「委員長、理事、もういいでしょう。直ちに採決に入って頂きたい!」と共謀罪の強行採決で鉄砲玉やって「言論の府」の首を絞めた張本人がなに言ってるの。
言いたいことがあるなら、YouTubeなんて使わず、国会前で堂々と演説会を開いてごらんよ。みんなで聴きに行くから。 https://t.co/vwpjxujmNo— 盛田隆二 (@product1954) 2019年5月15日
未練がましく言論の府がどうたら言ってるが、法務委員会で法案の強行採決を急がせるためにおまえがやったことを思い起こしたらどうだ?。あの行動のどこにも言論の府の欠片もない。自分の行動が招いた自業自得だ。潔く辞職しろ。 https://t.co/R7z5E8VM65
— nohohon6098 (@nohohon6098) 2019年5月15日
北朝鮮なんてやっちまえーとか騒いでたお前ら。北方領土は戦争しかなくね?と酔っ払ってた丸山穂高。そして圧力!圧力!対話の為の対話なんて意味が無い!とわめいてた安倍晋三。全部繋がってんだよ。日本がアホになってんだよ。
— とみ (@meow164) 2019年5月14日
安倍首相の思想は“戦争しないと”丸山穂高と変わらない! 過去に「日本人も血を流せ」「尖閣は外交でなく物理的な力で」発言 https://t.co/cRHpP8wuB6
— litera (@litera_web) 2019年5月15日
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かつて、安倍政権支援のために自ら「言論の府の蹂躙」を行なった丸山議員、自身が危機に陥ると一転して「言論の府」「言論の自由」を持ちだし、「逆ギレ攻撃」開始!
出典:Twitter(@ppsh41_1945)
予想通り、国境を越えてロシア国内でも大きく話題になっている丸山穂高議員による「戦争肯定」発言ですが、維新が主導して国会に辞職勧告決議案が提出されそうな動きを見せている中、当の本人がこれに猛反発しております。
この記事においても、丸山議員の性質について「『自分に甘く他人に厳しい』の典型例」と述べたけど、まさしく、それを地で行くような動きを見せているね。
これは、維新や安倍シンパ全体に共通するものかと思うけど、普段から散々自らで、ルールや良識を逸脱し、他人を傷つけるような暴言やヘイトなどを繰り返しておいて、いざ、「それらの発言」が発端になって自らに火の粉が降りかかろうとすると、一転して今度は「言論の自由」やらを持ちだして、「言論弾圧」「表現の自由の危機」などと騒ぎ出すパターンが非常に多い。
つまり、普段は、一般庶民や社会弱者を守るために存在している現行憲法を散々非難しつつ、「憲法破壊」を目論む権力側に散々擦り寄っておきながら、いざ、自らが権力から尻尾切りされそうになると、一転して現行憲法に頼って「被害者面」をし出すという、実に身勝手で自己中心的なメンタルを持っているということだ。
言い方を変えると、普段からヘイトや弱者叩きを繰り返すことで「表現規制」の危機を作っておきながら、いざ自身が権力に捨てられそうになると、これまで彼ら自身が蹂躙してきた「表現の自由」を持ち出し、自己を正当化し出すといったパターンですね。
特に丸山議員は、(前例がなかったほどに担当大臣らの答弁や主張が根底から破綻しており)どこをどう考えても「廃案にするしかない状況」だった共謀罪を強行採決させる「号令役」を買って出た過去があります。
「言論の府」であり、国権の最高機関である国会を徹底的に軽視・蹂躙した”罪”がある以上、今回のような発言をする資格はどこにもないはずです。
平たく言うと、この議員の主張は、何から何までことごとく自己中心的・自分勝手ということで、人一倍「庶民や社会弱者を思いやる気持ち」が求められる国会議員の資格は微塵も持ち合わせていないということだ。
しかし、この議員の場合、加えて、強い粘着性や激しい攻撃性も持ち合わせているように見えるし、このまま辞職決議案が可決されたら、いよいよ本格的に”暴走”しそうな感じもするね。
本人が完全に”逆ギレ”することで、維新や安倍政権を破壊しまくってくれる可能性も?あるかもしれないけど…いずれにしても、この問題を丸山議員一人の問題で終わらせず、維新・ひいては維新と一心同体の安倍政権の「体質の問題」として考えていくことが必要なんじゃないかな。
↓ネットで話題になっている安倍総理らの過去の過激な好戦発言。
丸山議員の「戦争で北方領土を取り戻す」発現が叩かれてるけど、こっちの発言の方が問題じゃない?
安倍総理「世界中の国が戦争してるんですよ(だから日本も。。。?」pic.twitter.com/gRjESMLI1Y
— Dr.ナイフ (@knife9000) 2019年5月15日
稲田朋美氏など、丸山議員に引けを取らないような”戦争賛美”発言をしている有力議員は他にも多くいますし、改めて、日本の国会議員全体のかつてなかったまでの質の劣化について、私たちが危機感を持っていく必要がありますね。
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