どんなにゅーす?
・米大手料理配送サービス「ウーバーイーツ」の配達員が、理不尽で一方的な報酬引き下げに強く反発。組合を結成して会社側に交渉を求めているものの、会社側は、配達員に対して「個人事業主」に当たることを理由にこれを徹底拒否。会社側が配達員側による度重なる要求を跳ねのけていることから、組合が東京の労働委員会に救済の申し立てを行なうことを決めたという。
・組合執行委員長の男性は、「上司はAI、組合を作っても人間と会えない」と実情を明かしており、グローバリストが推し進めている、1%の支配層が作り出したAI(人口知能)が下層の市民を支配する「真性奴隷社会」が着実に現実化してきている。
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<働き方改革の死角>巨大ITに「個」苦戦 ウーバーイーツ配達員 団交門前払い
「プラットフォーマー」と呼ばれる巨大IT企業で個人事業主などの立場で働く人たちが、報酬引き下げなどに対抗するため組合を結成する動きが広がってきた。しかし、「雇用関係がない」との理由で交渉をはねつけられるケースが大半。政府の個人の働き手保護への腰も重く、圧倒的な力を持つ「巨人」の前に苦戦している。 (岸本拓也)
「会社の許可がないのでお通しできません」。米配車大手ウーバー・テクノロジーズの日本法人が入る東京都渋谷区のビル。同社が運営する食品宅配代行サービス「ウーバーイーツ」配達員でつくる労働組合メンバーらが五日、訪れると、受付担当者は淡々と答えた。
「上司はAI。組合をつくってもまだ人間とは一度も会えたことがない」と、組合執行委員長の前葉(まえば)富雄さん(29)が憤慨する。
配達員はウーバーのアプリを通じ飲食店の料理を家庭やオフィスに配達、距離などに応じウーバーから報酬を受け取る。先月下旬に突然報酬を大幅に下げたのは不当として抗議しに来たが、今回も面会できなかった。
配達員はウーバーの社員ではなく「個人事業主」として業務を請け負う。けがをしても労災が下りないなど厳しい待遇を改善するため十月に労組を結成。団体交渉を求めて、三度にわたりウーバー側に要望書を提出してきたが、ウーバーは毎回拒否。「ご意見はアプリでご連絡を」との回答書を送ってきただけだ。
~省略~
ウーバーイーツ配達員らの労組 報酬引き下げ撤回を 申し立てへ
一般の人が配達員として料理を客に届ける代行サービス「ウーバーイーツ」の配達員らでつくる労働組合は、報酬の引き下げの撤回などを求めて運営会社に団体交渉を申し入れたものの拒否されたとして、今後、東京の労働委員会に救済の申し立てをすることになりました。
配達員らでつくる労働組合によりますと、「ウーバーイーツ」の運営会社は報酬額を改定し、先月末から移動した距離に応じて支払う金額などを引き下げる一方、配達した回数が多い人へのボーナスを引き上げるとメールで伝えてきたということです。
これについて労働組合は報酬の実質的な引き下げだとして撤回などを求めて団体交渉を申し入れていますが、会社側は、配達員は個人事業主で労働者にはあたらないとして交渉を拒否しているということです。
~省略~
出典:YouTube
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「上司はAI。まだ人間と一度も会えたことがありません」報酬の一方的引き下げなどに対抗するためウーバーイーツ配達員らが組織した労組が苦戦しています。巨大IT傘下で働くフリーランスが増えているのに、政府は彼らの権利保護策を怠ったままでよいのでしょうか。https://t.co/L98Q3Iycre pic.twitter.com/c7e102VsLj
— 東京新聞編集局 (@tokyonewsroom) 2019年12月6日
フリーランスは一致団結して権利を求めるべきだゴン!
— くまごん@リモートフリーランス (@Rutenkuma5) 2019年12月6日
ウーバーイーツ報酬引下げ、だから言ったでしょ、シェアリングエコノミーは新たな貧困ビジネスだって。プラットフォーマーが儲けるためだけのものだって。一度使い始めて使わざるをえなくなったら、シェアエコプラットフォーマーのくびきから簡単には逃れられなくなるって。https://t.co/9UcTisTWLe
— 室伏謙一 (@keipierremulot) 2019年12月5日
ウーバーイーツを利用する気が起きないのは、労働法を潜脱する気満々なのが最初から透けて見えてたから。便利だからって、人を使い捨てする仕組みのサービスは使うべきじゃない。 https://t.co/bSDC2ej2WY
— 弁護士南川麻由子 (@lawyerMAYUZO) 2019年12月7日
ウーバーイーツの配達員は明らかに労働組合法上の労働者であり、ウーバーイーツを運営している事業者は使用者に該当します。団交拒否は不当労働行為で違法であり許されません。ウーバーイーツは日本の法律を破り、使用者としての責任を果たしません。こんな外国法人の活動を日本で許してはなりません❗ https://t.co/5VQ77YJJdQ
— 棗一郎 (@natsumeichiro) 2019年12月5日
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巨大外資企業(グローバリスト)が、日本の社会構造や労働体系を本格的に破壊!AIによる「真性奴隷社会」もすでに現実化!
米国の大手料理配送企業・ウーバーイーツの配達員の方々が、同社の常軌を逸したブラック労働体制に対し、怒りの声を上げ始めています。
連合の神津会長も組合側を支援しつつ、会社側の姿勢を批判しているようですが、安倍政権の「働き方改革」の推進によって、グローバル巨大企業が日本の労働環境や社会制度をも蝕み始めている現状が明らかになってきています。
ネット上では、抗議運動を行なっている配達員に対して「嫌ならやめればいいだろ」みたいな、冷淡で思考停止的な批判をしている声も見られたけど、このような”事態”は、ボクたち全ての一般市民にとっても、まさに「危機的事態」といえるようなものだ。
近年では、アマゾンやグーグル、フェイスブックなどのグローバル巨大企業が着実に日本社会の中に侵入しつつある状況だけど、安倍政権が推し進めている「働き方改革」による、「自由で多様な働き方」が、まさに、このような「巨大企業による巨大企業の儲けのための”働き方改革”」になっている実情がはっきりと浮かび上がってきている。
当サイトでも、この「働き方改革」の背後に、「外資企業による日本侵略」や「ブラック労働推進」の旗振り役ともいえる竹中平蔵氏が暗躍していることを何度も指摘してきたけど、ウーバーイーツは、「簡単に登録」「空いてる時間に気軽に働く」とのうたい文句を用いて、多くの(バイト以下の待遇の)”即席”配達員を抱えては、「簡易さ」「気軽さ」と引き換えにしたブラック待遇によって、大きな儲けを出している現状があるようだ。
※(参考記事)Uber Eatsでガチで配達パートナーを3日やってみた。稼げた金額に驚いた【bizSPA!フレッシュ 2018.11.24.】
まさしく、登録から配達、報酬の受け取りまで、全てが「自動化」「デジタル化」されている一方で、「報酬の交渉をどこにすればいいのか分からない」というほどに、運営側の実態が全く見えないような状況であり、まさに「1%が生み出したAIが、99%の人間を家畜のように支配する」という、近未来に待っているグローバリズムの実像がはっきりと姿を見せてきたともいえるだろう。
すでに、巨大企業において「AIが人間を管理する」という体制が本格的に実用化してきている中で、AIが「全ての人間社会の頂点」に立っては、「AI政府」によって私たちが極限まで奴隷化されてしまうという、「本物のディストピア社会」の姿も徐々に見えてきました。
このまま、(欧米の巨大資本家の私物である)グローバル大企業がどんどん日本に入ってくれば、楽天などもいずれはこれらに飲み込まれていく可能性が高いし、ソフトバンクはすでにそうした方向にどんどん進んでいる。
いずれは、AIによってボクたち市民が事細かに「評価・選別」され、24時間365日体制で、一挙一動を徹底的に監視される時代がやってくるだろうし、これらのグローバリズムから国民を守る「真の保守政権」を打ち立てない限り、ボクたちのありとあらゆる仕事や自由・尊厳がAIによって奪われてしまう社会がやってくることになるだろう。
私たち自身が、こうした危機感を共有していく必要がありますし、ウーバーイーツの”侵略”をはじめとした、私たち、労働者の尊厳や権利が極限まで奪われてしまうことに直結する「グローバリズムの進行」に対して、強い反対の声を上げていく必要がありそうです。
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