どんなにゅーす?
・NTTからの違法接待疑惑が報じられた高市早苗元総務相が、自身のサイトで「『行政の公正性に特に注意を払ってきた者』として文春の記事が悔しすぎる!」とのコメントを発表。「(通信事業の許認可に関して)決裁を行なうのは局長」「通信に関する権限を持っているのは官僚」などと強調しながら、NTTとの会食は「接待ではない」と主張しつつ、週刊文春の報道を強く批判した。
・ところが、総務省の担当者はメディアの取材に対し、「許認可の法的な名義人は総務相である」と説明。実質的に総務大臣が強い権限を有していることを明らかにしては、高市氏本人も文春報道後に計7万3885円もの代金をNTT側に返金。愚にもつかない主張を繰り返しながら、文春への恫喝を全開にしている高市氏に、国民から多くの批判の声が噴出している。
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↓高市元総務相による、説得力ゼロの文春への恫喝記事。
『週刊文春』の記事は悔し過ぎる!「行政の公正性」に特に注意を払ってきた者として
今日、明日には書店に並ぶ『週刊文春』の記事が永田町で出回っており、一読しましたが、怒り心頭です。
タイトルは、「NTT接待文書入手 総務大臣、副大臣もズブズブの宴」として、私や野田聖子元大臣の顔写真を掲載。
記事中には、「NTTの総務大臣、副大臣への接待」という表が出ていて、野田聖子大臣2回、高市早苗大臣2回、各大臣とともに働いて下さった副大臣2名が各1回の接待を受けたとされています。
私は、「接待」は受けていない旨、取材者に対して、明確に文書で回答しました。当方の支払の領収証や当該店舗の料理代金が分かる資料も添付して送付しました。
しかも、記事中に「(NTTグループの)通信事業の許認可に直接関わる総務大臣、副大臣、政務官の政務三役、およびその経験者をターゲットに接待を繰り返していたのです」とまで、書かれています。
大臣も副大臣も「通信事業の許認可に直接関わる」ことなど、ありません。そもそも、私達は「決裁」をしていないのですから。
『NTT法』や『電気通信事業法』に基づく認可の中で、事業に係るものの「最終決裁」をするのは大臣や副大臣ではなく、局長です。
上記の所管法令に基づく定常的な認可以外の「個別案件に係る軽微な認可」についても、全て局長以下の職員が最終決裁者であり、大臣や副大臣は決裁者ではなく、案件の説明すら受けていません。
~省略~
高市前総務相、許認可に「決裁は局長」と主張 総務省「法的名義人は大臣」 NTT接待問題
NTT側からの接待問題で、高市早苗前総務相は自身のホームページ(HP)で、NTT幹部との会食は接待ではなかったとの見解を示した上で「大臣も副大臣も『通信事業の許認可に直接関わる』ことなどない」と主張した。NTTに関わる許認可の多くは総務相ではなく局長決裁であることを強調した形だが、総務省の担当者は本紙の取材に「許認可の法的な名義人は総務相だ」と説明した。
~省略~
総務省によると、通信事業に関する許認可の多くは局長が決裁することになっている。一方、電気通信事業法では許認可の多くは総務相が行うと定めている。総務省の担当者は「規則に従って局長が大臣名義で決裁している」と説明する。
高市氏の事務所は、総務相の許認可権に関する本紙の質問に「法的な名義人は総務相であっても『許認可に直接関わること』はない」と回答した。(木谷孝洋)
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ここまで凄まじい言い訳は聞いた試しがない。公文書が改竄されようと統計が捏造されようと、大臣が1人も責任を取らないというのが、第二次安倍政権以降の腐敗し切った自民党政治の実態とはいえ、遂に「最終決裁権は局長」と部下に責任を下ろし大臣の存在意義を全否定。絶句。 https://t.co/cH1RHdpD3D
— 異邦人 (@Narodovlastiye) March 11, 2021
最終決裁権は局長ならあなた達は不要ですよね?
— AYUN (@Insanity_monkey) March 12, 2021
全くあり得ない、見苦しい「言い訳」!、省庁の権限はすべて大臣に帰属、それを、各部局が「分掌」しているだけ。大臣が直接指示すれば、何でもできる。➡【高市前総務相、許認可に「決裁は局長」と主張 総務省「法的名義人は大臣」 NTT接待問題】 https://t.co/A6YhHWY5v8
— 郷原信郎【長いものには巻かれない・権力と戦う弁護士】 (@nobuogohara) March 11, 2021
やれやれ。野田聖子氏は、NTT西日本の社長にご馳走してもらった2万6千円を返還した途端「接待ではなく、プライベートの懇談会」に変わってしまったよ。
高市早苗氏の主張「決裁者は私ではなく局長だ」と同じ。言い訳がいちいち子供じみて恥ずかしいし、国民として居た堪れないhttps://t.co/zGh2lx6xYT— 盛田隆二Morita Ryuji (@product1954) March 11, 2021
庶民を馬鹿にしている高市。
決裁権者は局長でも、その局長に命令できるのが大臣副大臣。その大臣に命令できる任命権者が総理大臣。
そんな事は子供でもわかっている。舐められたもんだ。 https://t.co/X51DrhxbzR— 岩 大海 (@sizentai) March 12, 2021
局長が決裁権者というのは権限の内部分配の問題で、局長は権限行使について上司である大臣の意向に沿ってやるわけだから、部下が決裁権者というのは、収賄罪を回避する直接の理由にはならないような。https://t.co/kgBxwyb6Q6
— 渡辺輝人 (@nabeteru1Q78) March 11, 2021
NTT接待。高市早苗前総務相「大臣も副大臣も『通信事業の許認可に直接関わる』ことなどない」「『最終決裁』をするのは、大臣や副大臣ではなく局長だ」と主張。東京新聞。
はんこを押したのは局長でも、その前に高市さん、局長に「あれ、よろしくね」って言いませんでした? それ、アウトでしょ。— 上丸洋一 (@jomaruyan) March 12, 2021
高市前総務相、許認可に「決裁は局長」と主張 総務省「法的名義人は大臣」 NTT接待問題:東京新聞 TOKYO Web
全ての決裁を大臣がするわけではない。しかし専決者が課長でも契約書も通知も大臣名義だ。大臣が決めたとされる。これ行政のイロハ。
反論にならない無知。 https://t.co/oIdNHfCa6C— あらかわ (@kazu10233147) March 12, 2021
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高市元総務相が「子供騙しの詭弁」で違法接待疑惑を否定!「行政の公正性に特に注意を払ってきた」と強調するも、過去には放送法違反レベルの「電波停止発言」で公平性を歪めまくり!
出典:livedoorNEWS
ほんとに、自民党の連中は汚い手口を次から次へと繰り出してくるものだわっ!!
しかも、「『行政の公正性に特に注意を払ってきた者』として文春の記事が悔しすぎる!」なんて吠えているけど、過去には、憲法違反&放送法違反レベルの「電波停止発言」を繰り出してテレビ局をあからさまに恫喝したり、自身が放送行政を散々歪めまくってきたくせに、よくもこんなデタラメをぬけぬけと言い放てるものだわっ!!
少しでも自らの思い通りにならないと、すぐに「何でもかんでも恫喝&脅し」をかけてくる性質は今も昔も全く変わってないし、まさしくやってることがゴロツキやヤクザそのものだ。
しかも、文春報道が間違っている(接待ではない)ことの根拠として、「通信に関する決裁を行なうのは、局長であり総務大臣は権限がない」などといった話を持ち出してきたけど、笑ってしまうほどにあまりにも稚拙すぎる主張としか言いようがない。
表面上においては決裁を行なうのは局長かもしれないけど、言うまでもなく、総務大臣というのは、総務省の最高責任者であり、総務省の中で最も大きな権力を有している者なんだ。
事務的な決裁を行なうのは局長だとしても、総務大臣は、部下に様々な”圧力”をかけて行政を思いのままに歪めていくことが出来るし、おまけに、第二次安倍政権以降、「自民党の一強化」や「内閣人事局の創設」などを通じて、自民政治家が官僚の首根っこを掴んでは、官僚側が自民政権に忖度しひれ伏す動きがどんどんと進んできている。
こうなると、「総務大臣がNTTから豪華な接待を受けた」との事実だけで、官僚側が「NTTにくみする政策」に全面的に協力していくようになってもまったくおかしくないし、一言二言担当者に声を掛けただけでも、行政を思いのままに歪めていくことも出来てしまうだろう。
実際のところ、これだけ偉そうなことを叫んでおきながら、しっかりと7万3千円以上の飲食代を返金してるわけだし、まさに信じられないほどの「自分に激甘で他人に徹底的に厳しい」姿勢であり、かつ非常に悪質な国民騙しの詭弁とも言えるだろう。
おまけに、ネット上を少し見てみたら、この高市氏のおバカな主張をそのまま真に受けて「高市さんの正当性が証明された」「文春大誤報決定!」「高市さん怒らせると後が大変だぞ~」みたいなおかしなコメントがTwitterに大量発生してたし、どうやらいまだに悪質な自民サポ軍団がネット上を徘徊してるみたいねっ!!
ほんと「まだこんなに生息してたのか!」と驚いたけど、今や、こうした自民ネトサポを筆頭としたネット工作の手口も完全に手垢がついてきたし、いずれは政情や社会の流れとともに彼らも完全に消えていく運命だろう。
返す返すも、高市氏のこの”ペテン恫喝”には呆れて物も言えないし、つくづく自民党は事実上の「日本最大級の悪徳詐欺集団」であることを痛感しているよ。
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