どんなにゅーす?
・2018年8月2日放送のワイドスクランブル(テレビ朝日)の中で、大下容子アナが近年の自民党に広がる「生産性の有無で国民の価値を定める」思想や、東京医科大の入試において女子の点数が一律減点されていた問題などを受けて、怒りのコメントを発した。
・大下アナは「これは私も言いたいことが一杯ある」とした上で、「子供を産まなければ産まないで『生産性が低い』と言われ、産んだら産んだで『離職する可能性が男性より高く困る』と入試で差別され、女性はどうしたらよいのか」と発言。この意見にネット上では賛同の声が広がっている。
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ワイドスクランブル。東京医科大の入試での女性差別について「ちょっとこれ私も言いたいことが一杯ある…」という司会の大下容子氏は、「子供を産まなければ産まないで『生産性が低い』と言われ、産んだら産んだで『離職する可能性が男性より高く困る』と入試で差別され、女性はどうしたらよいのか」と pic.twitter.com/e2LTVzxQCm
— YAF (@yagainstfascism) 2018年8月2日
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ワイドスクランブル司会の大下容子氏は、「子供を産まなければ産まないで『生産性が低い』と言われ、産んだら産んだで『離職する可能性が男性より高く困る』と入試で差別され、女性はどうしたらよいのか」。
女は就職しないで結婚して妻となり母となって、ひたすら家庭を守る事が自民党の理想かしら?— cova nekosuki (@covanekosuki) 2018年8月2日
大下アナの、女性は子供を産むから使えないと言われ、産まなければ産まないで生産性が低いと言われる、というのはほんとにそのとおりだよ。
— 🐌/まいまい\🐿@立憲もふもふ党🐾🔰 (@maygyo1) 2018年8月2日
この大下アナの意見には、大いに賛同します!
女性に対して、本当に一体どうしろと・・・。
国はもっとこの問題真剣に考えないと、少子化の
根本的な解決にならないと思いますが・・・。
こんな事ばかりやっていると、そのうち日本という
国亡くなるのでは・・・。悲しい事です。
今、何とかしないと!— みーや (@mi_ya318mi_ya) 2018年8月2日
ワイドスクランブルの大下アナの例の発言、表に出さないけど思ってる女性多いんだなって
いや私も思うけども— アトリ@平成最後の異界入り (@parefunuri) 2018年8月2日
私、観てなかったですけど、大下さん、世の中の女性が言いたいこときっぱり言ってくれたんですね!!👏👏👏#ワイドスクランブル https://t.co/PdiBGxE6qw
— ココナッツ (@Sk49Summerdream) 2018年8月3日
大下さん有り難う🎵良くいってくれました‼️
— まこけい (@akiwave) 2018年8月2日
日本は終わりですね(›´ω`‹ )差別って今の時代でもなくならないし、人としてどうなのかと思う今日この頃です( ‘ᾥ’ )男とか女とか言ってる場合ではないのにって思います(´._.`)
— 柊ⓒ低浮上㊥(ˉˡˍˉ ) (@8hiiragi_) 2018年8月2日
昨日上司から性差別されたばかりです。憤ってましたが、大学生レベルでも差別があると知って飽きれました。日本は本当に残念です。会社も大学も政府も化石頭の無能者が堆積してるから、日本は暫くばずっとこのままでしょうね。
— zhulin(じゅりん) 来年3月退職するゾ! (@zhulinnn) 2018年8月2日
要するに
「女は医者とか高尚な職に就こうなど生意気な事を考えずに、男の下で子供産んで家事してりゃいいんだよ」
という事ですね。— 女トラック運転手 優希 (@yuuki__takagi) 2018年8月2日
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「女性活躍社会」と女性の社会進出を促しつつ、社会に出ようとする女性を頭ごなしで排除し、さらに「子どもを産め」と迫る…日本社会のあちこちに潜む危険な「ダブルバインド」!
↓ネット上で賛同の声が相次いでいる大下アナの発言。
出典:2018ネタ広場
昨今の自民党に広がる「国民の価値を生産性の有無で測る」優生思想と、東京医科大の入試での不正に代表される「女性の社会進出を阻む」風潮の中に潜む「相対する大きな矛盾」に対して、大下容子アナが発した発言がネット上で賛同の声が相次いでいます。
そもそも安倍政権は、元来「女性の社会進出」を大きく促進してきていましたが、その一方で「女性はどんどん子どもを産めよ、増やせよ」との思想も展開してきており、そんな中で、医学部の試験の点数を不正に減点してでも「女性の社会進出を妨害しようとする力が存在」している始末なのですから、これに多くの女性が怒りの声を上げるのも当然なのではないでしょうか?
「女性はもっと外に出て最前線で働け」と言いつつ「女性はどんどん子どもを産んで増やせ」と言い、さらには「女性は出産・子育てで離職しやすいから、最前線に出てくるな」とも言う…。
まさしくこれは、日本社会の中で、全ての女性に対して強烈な「ダブルバインド(二重拘束)」が発生している状態だと言えるだろう。
ダブルバインドとは、簡単にいうと、「矛盾した二つの命令が発せられ、そのどちらを取っても命令された側から批判や抑圧を受けることになり、支配される側が激しいストレスや拘束を受ける状態」のことだ。
このダブルバインドは、特に子どもが親から「この状態」を作り出されてしまうことで、深刻な心的疾患を患う元になるとも言われている。
※子育ての“ダブルバインド”が子に及ぼす悪影響とは?~知らぬ間にわが子を追い込む“ダブルバインド”とは?~
例えば、休みの日に子どもが家で休んでいた場合、母親が「いつも家にいないで外に出て運動してきなさい」と叱り、これを真に受けた子どもが、毎日外で友達とサッカーや野球などをやるようになると、今度は「いつも外で遊んでいないで、家で勉強しなさい」と叱られることで、真面目な子どもはどうすればいいのか分からなくなり、やがて人知れず激しいストレスに襲われては、親からの一方的な支配による不信感や恐怖感によって、精神に大きな傷や問題を抱えるようになっていく…といった感じだ。
ダブルバインドが多く存在すればするほど、その中で拘束されてしまった人はその矛盾に苦しみ、激しいストレスを抱えることに繋がるし、このストレスや心の傷がやがて統合失調症やうつなどの症状に発展する危険性を指摘する声もある。
日本では、恐らくこのダブルバインドに対する認識や理解があまり進んでいないため、無意識のうちにこれを作り出しては、これに大いに苦しまされている人々が多数いることが考えられます。
例えば会社組織においても、上層部の指示系統が一本化されていなかったり、意思疎通が徹底されてなかったために、上層部から複数の矛盾した命令が飛んでしまい、下層の従業員がどちらを取ればいいのか分からなくなってしまうような事例もあるだろう。
そもそも、自民党そのものが「女性も男性と同じようにもっと働け」と言いつつ、「家庭を大事にしろ」「もっとたくさん子どもを産んで育てろ」と言っているんだから、この時点で完全なダブルバインドだろうし、そのどちらを優先しても、そこで批判や圧力を受ける状態になってしまうのだから、これほど酷いことはない。
この場合、「出産・子育ては後回しにして、社会に出て働くよう促進する」か、あるいは「社会に出て働くよりも出産や子育てを優先するよう促進する」のがダブルバインドを生み出さないやり方であり、国民(会社の場合は従業員)に一方的に多くの要求をしたかったり、より強い支配下に置きたい場合、往々にして多くのダブルバインドが発生しやすくなるものだ。
ブラック労働による過労自殺やパワハラなどにおいても、上司も部下もはっきりとした自覚がない中でこのダブルバインドが多く作り出されている場合が多いかと思います。
それだけに、親御さんや上司など、複数の指示や命令において矛盾が生じないように、日頃から細心の注意を払う必要があります。
つまるところ、安倍政権は、国民の側の立場や気持ちを一切考慮せず、「国民をより強く支配下に置き、徹底的に酷使し搾取したい思惑」があるからこそ、一方的に矛盾した要求を出し、多くのダブルバインドを作り出しては、国民をより一方的に強く拘束しようとしているということだね。
このような日本社会の壮大なダブルバインドに気がつき、怒りのコメントを出した大下アナは俯瞰的に社会を見ている感じがするし、そういう意味ではとても重要なコメントなんじゃないかな。
ボク自身も、かつて働いていた会社で多くのダブルバインドに苦しんで、そのストレスが限界に達して辞めた経験があるけど、みんなも身の回りにこのような危険なダブルバインドが作られてしまっていないか、知らずのうちに自身が苦しまされていないか、今一度チェックしてみるのもいいんじゃないかな?
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