【驚き】東京医科大が、女子受験生の点数を”一律減点”していたことが発覚!「女性は出産子育てで、医師現場を離れるケースが多い。暗黙の了解だった」

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どんなにゅーす?

文科省関係者への賄賂問題をめぐって東京地検特捜部から捜査を受けている東京医科大において、入学試験の際に女子受験生の点数を一律で減点していたことが判明した。

・男女比の調整をしていたことは、募集要項等でも一切公表されておらず、関係者は「女性は大学卒業後に出産や子育てで、医師現場を離れるケースが多い。医師不足を解消するための暗黙の了解だった」と説明。女子の合格者が男子を上回って以降、2010年頃から不当な操作が行なわれていたという。

東京医大、女子受験者を一律減点 受験者側に説明なし

東京医科大学が今年2月に実施した医学部医学科の一般入試で、受験者側に説明のないまま女子受験者の点数を一律に減点し、合格者数を調整していたことが関係者への取材でわかった。こういった点数操作は遅くとも2010年ごろから続いていたとみられる。同大は、前理事長らが不正合格をめぐって東京地検特捜部に在宅起訴されており、来週にも入試に関する調査結果を公表する。

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関係者によると、こうした調整は長年続き、10年の一般入試の合格者の男女比で、女子が4割弱と前年を大幅に上回ったことで加速。「女性は大学卒業後に出産や子育てで、医師現場を離れるケースが多い。医師不足を解消するための暗黙の了解だった」(同大関係者)として、女子の合格者を全体の3割以下に抑える調整が行われてきたという。

同大幹部は取材に対し「同じ点数なら男子を優先合格させる調整はしていたが、女子の一律減点は許されない」と話した。同大は取材に対し「事実関係を把握していない。内部調査を行っており、適宜公表する」としている。

文科省の担当者は「入試の募集要項に男女比の調整を明記していれば、大学の責任で実施できる。東京医大がそうした説明をしないまま調整をしていたなら問題だ」としている。

同大の今年2月の試験をめぐっては、私大支援事業の選定で便宜を図ってもらった見返りに文部科学省前局長の息子を不正合格させたとして、前理事長の臼井正彦被告(77)と前学長の鈴木衛被告(69)の2人が贈賄罪で在宅起訴されている。

【朝日新聞 2018.8.2.】

出典:東京医科大

以前より医療界全体で密かに「男女比の調整が行なわれてきた」との声も!

東京医大だけじゃない?入試での男女差別。医師らが証言「医大全体にあるとまことしやかに噂されていた」

「噂はあった」

入試段階での「男女差別」が明らかになり、SNSなどでは衝撃が走っている。だが、医師らからは、女子学生の入学を抑制しようとする大学があることは「以前から公然の秘密だった」という証言もある。

40代の勤務医で国立大医学部を卒業した男性は、私立ではなく国公立大であっても「私たちが受験生だった頃も、男子有利の大学があるという噂はありました」という。男女別だけではなく「浪人生や再受験生に対し不利な大学というのを、予備校の先生たちから説明された記憶はあります。どこまで根拠のある話かはわかりませんが、模試の偏差値と入試合否の関係から推察していたのかもしれません」と語る。

一方、「健診の現場などで女性医師のニーズは高いと感じる」と話す。その理由には、「病気でもないのに異性に見られたくない、という女性受診者が多いのでは」という。「診断能力には男女差がないと理解されているんだと思う。男性医師の診断能力が高いのだとしたら、男性医師希望という声が聞こえてきそうなものですから」

そのうえで「東京医大のいう『女性は男性の1/3』などというのは我々の実感とはかけ離れている。育児や家事で病院から離れるというのは、女性に育児や家事を押し付けているからにほかならない。女性医師に出勤してもらいたいなら、その配偶者に頑張ってもらえばいい。そのあたりは医師だけが特別ではないと思う」という。

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入試の面接で「結婚、出産」を聞かれる異常さ

この女性の娘は、2017年度に受けた、別の私立医大の入試面接で、次のようなやりとりが2度繰り返されたという。

面接官:「女性だと、結婚とか出産とか大変だと思うけど、大丈夫?」
娘:「はい」
面接官:「大丈夫?」
娘:「はい」
面接官:「本当に大丈夫?」
娘:「あ…はい」
入試面接で、女子受験生だけに結婚や出産について聞かれることは珍しくない。

2007年度に地方の国立大医学部の入学試験を受けた経験のある女性の場合は、こうだった。

女性:「頑張ります」
面接官:「具体的には?」
女性:「結婚は考えていません。実家は病院ではないので戻って就職することも考えていません。医師になったら、そこの環境で判断します」
面接官:「でも結婚したくなるかもよ」
女性:「結婚や出産より大事な役割があると思っています」
女性は振り返る。

「国立大の医学部では、特に『その大学のある地方にとどまること』を気にして、結婚・出産を聞いていた感じでした。『覚悟を見せた!』と意気揚々と面接室を出たのを覚えています」

「滑り止めに受けた私立医大では、ダイレクトに『女の人は妊娠や出産、結婚でやめる人が多い。仕事の大切さについてどう考えているか』と問われた記憶があります」

予備校でも、こうした面接に備えた想定問答を作っていたという。

「予備校の医学部受験コースは、入試面接の『模範解答集』を受験生に配布していて、『結婚出産について聞かれたら』という項目もありました。『体力があり、長く働き続ける』ことをPRしなさいと助言していた記憶があります」

「国立大学の医学部に合格したのですが、入学後の講義で、男性の教授が公然と『結婚して関東に戻って医局を離れる”食い逃げ”が多い』とまで言ってましたから。地方国立大学の”食い逃げ”が多いのは、男性も同じ。医局に残りたくなくて男性も逃げていきますよ。女性だけじゃない」

医学部の受験情報サイト「医学部受験マニュアル」によると、東京女子医大を除く医大・医学部で、女子比率が高いのは、富山大学で、女子学生の比率は54%と男子より多い。次の埼玉医科大は47%。次いで、愛知医大、東京医科歯科大学と続く。女子比率が4割以上の共学の大学は、81大学中11校だった。言い換えれば、70校が4割未満にとどまる。

このサイトでは、「30年前の医学部における女子学生の割合が10%程度であったことを考えると、間違いなく女子医学生の割合は上がっている」としながらも現状を次のように指摘、入試対策をしっかり準備するよう呼びかけている。

「公然と女子の合格者を下げることはしなくても、女子が苦手にしがちな数学の難易度を上げたり、女子が比較的多く選択する生物の難易度を上げる、面接の配点を下げるなどにより間接的に女子の合格率を下げている大学もあるようです」

【ハフポスト 2018.8.2.】

賄賂問題で東京地検特捜部から捜査を受けている東京医科大において、内々で受験合格者の「男女比の調整」を行ない、男子合格者を多く出すように女子の点数を一律で減点していたことが報じられました。

ネット上では怒りと驚きの声が溢れていますが、全体の話を聞いていると、どうやらこれは東京医科大に限ったことというより、医療界全体の風潮であることが見えてきています。

つまり、結婚・出産をすることで退職や休職をする可能性が高そうな女性が医師になるのが、医療業界にとって「都合が悪い」ということで、問答無用で一律減点していたというわけか。

これは、医師を目指す女性に対する重大な「妨害行為」であり、明確な女性差別という他言いようがないね。

これというのも、日本社会全体に「男性は終身休まず働くもの」「女性は家庭に入って出産子育てをするもの」という古くからの固定観念が強力に根付いていることや、「男性主体」で全ての組織や業務体制を組み立てていることで、女性の人材が大きく排除されていることを感じます…。

しかし、減点無しの「そのままの点数」で比較すると、「女性の方が多く合格する」という実態も、何だか色々と考えてしまうね…。
どうしてこんなことが起こるのか。男性の知能が女性より劣っているのか、あるいは女性の方が勤勉で要領がいいのだろうか?

いずれにしても、こんな操作をしていれば、医療界全体の質やレベルもむしろどんどん落ちてくるような感じがするんだけどね。

本当に…またしても日本社会における深刻な「男尊女卑」や差別の実情が明らかとなりました。
医療界以外でも同じような実態が横行している可能性もあり、今でも社会のあちこちで女性の社会進出を大きく阻害する要素が数多く存在していることが分かります。

近年では、例えば鉄道会社において女性の運転士や車掌が大きく増えていたりなど、一部の業界では女性の積極的な雇用が行なわれるようになったケースもあるものの、社会全体を見るとまだまだ「根深いもの」があるということだね。

そもそも安倍政権そのものが、「女性の社会進出」「多様性を認める社会」などを大きく謳いながら、強烈な「強者礼賛」「弱者蹂躙」などの差別思想が根付いているし、こうした驚きの実情が次々表に出てきている中で、今まで以上に国民全体で真剣に考えていくべき問題であることを感じているよ。

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