どんなにゅーす?
・自民・杉田水脈議員による「優生思想発言」が世界的に批判を浴びている中、自民・小野田紀美議員が、杉田議員の発言を否定するような発言をしたものの、かえって炎上する事態に陥っている。
・小野田議員は「憲法で定められた国民の義務は『勤労、納税、教育を受けさせること』。義務を果たしていれば権利を主張して良いと思うし、どんな生き方をしようとどんな考えを持とうと、それが犯罪でなければ個人の自由だと私は思っています。自由には責任が伴いますが、それを覚悟で私も自由に生きています」とツイート。
・これに対し、「現行憲法では、義務を果たさなくても権利を主張出来るのが当たり前」「国会議員なのに基本的人権も知らないのか」などの批判が相次ぎ、その後に彼女が「脊髄反射させてしまう書き方になっていたようで…」などと挑発的な釈明をしたことで、さらに炎上する事態になっている。
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小野田参院議員
「義務果たせば権利」と投稿、批判広がる自民党の小野田紀美参院議員(岡山選挙区)が25日、憲法が定める「国民の義務」に言及したツイートで「義務を果たしていれば権利を主張して良いと思う」と記した。ただ、基本的人権は勤労や納税といった国民の義務とは関係なく保障されている。小野田氏はその後に「誤解がある」と釈明したが、同列に論じたとも受け取れる発言に批判が出ている。
憲法で定められた国民の義務は「勤労、納税、教育を受けさせること」。義務を果たしていれば権利を主張して良いと思うし、どんな生き方をしようとどんな考えを持とうと、それが犯罪でなければ個人の自由だと私は思っています。自由には責任が伴いますが、それを覚悟で私も自由に生きています。
— 小野田紀美【自民党 参議院議員】 (@onoda_kimi) 2018年7月25日
いくら押さえつけても人の心なんて変わらない。他人が踏み込んでいい場所じゃない。私もよく結婚しろ子供産めと言われますが、嫌がる人に勧める暇があったら、欲しくても作れない人達の望みを叶えられる社会の環境整備にもっと本気出すべきで、私はそちらに人生の時間を使いたいと思っています。
— 小野田紀美【自民党 参議院議員】 (@onoda_kimi) 2018年7月25日
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憲法に定められた、義務と権利の関係への理解を根本的に誤解されていらっしゃいませんか?例えば、税金を滞納していても、表現の自由も思想信条の自由も保障されます。
また、考えをもつだけで犯罪ということもありません。
他方で、行動には責任が伴うことはおっしゃるとおりです。— 弁護士 小口 幸人 (@oguchilaw) 2018年7月26日
ぜひ、憲法尊重擁護義務に基づいて、個人の尊重と価値観の多様性、そして本質的平等に立脚した発信や行動をお願いいたします。
御党には、国民の価値を「生産性」という名の国家(又は安倍政権)への貢献度で図る思想が蔓延しているように見えます。— 弁護士 小口 幸人 (@oguchilaw) 2018年7月26日
貴殿は国会議員ですので、国民が負っている義務に加えて、憲法尊重擁護義務を負っています。その限度で、自由は制限されていますので、お忘れなきようお願いいたします。
— 弁護士 小口 幸人 (@oguchilaw) 2018年7月26日
何も分かってない…
やはり自民党は危険ですね。— ともの (@blueash009) 2018年7月26日
あなたがその言い分を自分なりの真面目な考えだとでも思っているなら、慢心せずに、あなたが「義務」と考えるそれらを果たす事が叶わない多くの人達の存在を心底考え抜いて下さい。その人達が堂々と人としての「権利」を主張してよいのだということが理解出来ないとしたらそれはとても恐ろしい事です。
— なときん (@sachi00691) 2018年7月25日
やっぱり自民党は人権を知らない議員で溢れているんですね。憲法に触らないでほしい。
— gogo=25🌐人権と対話 (@mkdvoltmcn555) 2018年7月25日
自然権の意味理解してないんですね?我が国の憲法を理解せずに国家議員をしていることを恥じた方が良いと思いますよ。
— 下町ボブスレー (@sirute_climber) 2018年7月26日
あなたの考えでは差別を助長しようが責任さえとれば自由、という事にも繋がります。他人を傷つけるのも自由である、と。違います。それを未然に防ぐのが私達1人1人の務めでしょう。国会議員がこの様な認識ではお話になりませんね。
— taichi-masaのリベラルで行こう (@N6yhab9KklF7zvC) 2018年7月25日
それは、「義務さえ果たしていれば、モラルなんて問題ない」って思想ですか?
— 崖から落ちてるよ?エリ・アノ2マス (@sak1kok21) 2018年7月25日
権利と義務は表裏一体、というのは処世術としては正しい(ゆえにビジネス書ではそう書かれる)けれど、法律的にはまったくのデタラメ。どこで法学を学んだのかわかりませんが、国会議員ならその程度の法律的素養は身につけておいていただきたいものです。
— 中 久 (@nakahisashi) 2018年7月26日
完全に優生思想そのものです
あなたの発言から創生「日本」の悲願である政治家達にとって都合のいい憲法改正が透けて見えますよ— nittaisho (@nittaisho) 2018年7月26日
自民党の先生って、憲法を勉強してないんですね。
— yoshiki2j (@yoshiki2j) 2018年7月26日
片山さつき(2012年)に続き小野田紀美(自民党)も天賦人権論を否定しています。義務を果たせば権利が主張して良いそうなのだが、義務を果たせない人には権利がないのだろうか?中世的な観念世界で自由に生きているそうなのだが、改憲における前哨戦と受け取って良いのだろうか?
— たかおん (@TakaoMorimoto) 2018年7月26日
働けず税金も納められない赤ちゃんに人権はないのですか?
— 橋本太地(弁護士・あなたのみかた法律事務所) (@kojin_syugi) 2018年7月26日
小野田紀美 様
働く意欲があっても、何らかの理由で働く事ができない国民が多数存在します。
「そのような方は人権を主張してはならない」
そうお考えでしょうか。
有権者があなたを支持するか否かを判断する基準となる事項ですので、明確にご回答願います。#基本的人権
— Peace for Children (@peacefulworld99) 2018年7月26日
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↓批判殺到の事態に、挑発的かつ意味不明な釈明をし、さらに炎上。
文字数の問題もあり脊髄反射させてしまう書き方になっていたようで申し訳なかったのですが、「憲法で定め~受けさせること(つまり結婚は義務でもなんでもない)」と言いたかった文章と、それ以降の「義務を~」の文章は別物です。誤解があるようですが義務云々の所は“人権”と書いておりません。別件。 https://t.co/wP2PNYNybf
— 小野田紀美【自民党 参議院議員】 (@onoda_kimi) 2018年7月26日
後半の文章自体がおかしいのです。義務を果たさなくとも、権利は主張できるのです。https://t.co/OdwoqBO1vP
— 悪鬼@ももマニ両日、9/26マチネ (@aki_metalnofu) 2018年7月26日
自分の理解の足らなさを、相手のせいにする自民党語法ですね。基本的人権は人が誰でも生まれながらに持っているもの。そして国とはシステムである。この近代の考えをきちんと理解してから議員になるべきでした。
— Kayoko(改憲より社会の立て直し) (@083melody) 2018年7月26日
なんか読む奴の読解力が足りない。私が正しいみたいな書き方がいかにも自民党って感じ。
— dj2yoc (@dj2yoc) 2018年7月26日
出たよ。
誤解する方が悪い論法。
「義務を果たしていれば権利を主張して良いと思うし」って発言自体額面以上の解釈がありえないし、そもそも、憲法解釈としたアウトなの!
有権者としては罷免したいレベル。— Nobuhiro (@kr_Nobuhiro) 2018年7月26日
「脊髄反射」という言い方で人を小馬鹿にしたつもりでしょうが、実際脊髄反射をしたくなるような内容だったわけですよ。熱湯がかかりそうなら避けるし、サボテンに手が触れそうになったら手を引っ込める。「義務を果たしていれば権利を主張して良いと思うし」って、これまずいでしょ。
— けながいたち (@takumari10m) 2018年7月26日
脊髄反射って何だ??自分は何も悪くない。間違ってない。って、あなた、根本的に間違ってるから。
— はな (@hanakija38) 2018年7月26日
前の文書が炎上したので、言い訳をしているのだと思いますが、何を言っているのか、全く理解できません。
ちゃんと憲法を理解していなくて申し訳ございません、これからちゃんと勉強しますと言えば、少しはリスペクトするのに、これでは残念なだけですね。— 飯塚盛康/デイーセントワークへの扉 (@matchosharoushi) 2018年7月26日
その訂正、何の意味があるの?
「義務を果たしていれば権利を主張して良い」=「権利を主張するには義務を果たすことが必要」
ここは主張し続けるんだね
ここが間違ってるんだよ。わかる?— Tao (@demokratia_jp) 2018年7月26日
脊髄反射て。ひどい言い訳。これなら言い訳ほうがマシ。
— みーかる (@aamikaru) 2018年7月26日
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山本太郎議員に異様な敵意を剥き出しにしている小野田紀美議員が、絶望的な無教養と危険な「人権否定思想」を披露し大炎上!
出典:Twitter(@onoda_kimi)
出典:Twitter(@mortal225)
出典:Twitter(@horiris)
山本太郎議員に対して異様な敵意を剥き出しにしていることでも知られる、自民・小野田紀美議員が、杉田水脈議員の差別思想を批判するつもりがかえって大炎上する事態になっています。
国内のみならず、海外からも批判が殺到し始めている杉田議員を切り捨て、自分自身は旨みのあるポジションに就こうとしたのかもしれませんが、結局は杉田議員と「根底にあるものは同じ」であることを露呈してしまっている状況ですね。
ほんとに、どうしてあんなに山本太郎議員に殺気を抱き、激しく憎んでいるのか知らないけど、この彼女の発言を聞く限り、よっぽど山本太郎議員の方が民主主義や憲法の基本をよく勉強し、広い視野と明晰な頭脳で政治家としてあるべき仕事をしていると思うぞ。
「義務を果たしていれば権利を主張して良い」という考えは、現行憲法の精神を根底から壊してしまう、非常に危険な”人権否定思想”であり、義務云々に関係なく、「全ての国民は平等に権利を主張し、行使できる」というのが、民主主義国家として当たり前の考え方だ。
小野田議員が言っていることは、「権利を主張する前にまずは義務を果たせよ」と言っているのと同じで、これは「全国民に対して権力に奉仕することを強制する考え方」であり、言わば杉田水脈議員の「権力に対する”生産性の有無”で国民の価値をランク付けする」という思想とほとんど変わり無いものだ。
つまり、彼女は杉田議員の危険な差別思想を否定し、(薄情にも)さっさと彼女を切り捨てにかかろうとしたものの、結局は自身も「同じ穴のムジナ」であることを露呈してしまったという、なんともお粗末で残念すぎる話ということだ。
しかも、批判殺到後の釈明も本当に酷いもので、言ってみれば、「赤坂自民亭」の写真を公開したことで炎上、その後に釈明した西村康稔官房副長官による「国民側に責任転嫁」するような醜い言い訳ともソックリです。
こうした言い訳を見ても、いかにも自分たちが国民より上位に立ち、民衆を見下ろしているような気分になって、自らの身分を完全に”勘違い”している実態がよく分かるね。
もはや、この国の与党政治家は、ほぼもれなく、国民を心底さげすんでは「国家の支配者」になっている気分に陥っているし、これでますます杉田水脈議員の差別思想は、自民党全体の”スタンダード”であることが浮かび上がってきたと言えそうだ。
本当に恐ろしい事態です…!
彼らはすでに、どんなに国民に背を向け、足蹴にしようと、自らの地位が安泰であることを高をくくっている状態ですし、これは本当に、私たち国民が何とか存在感を示さないと、いよいよこの国の自由や人権は徹底的に制限・排除され、文字通り「暗黒の時代」に突入していくこととなるでしょう。
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