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【怒り殺到】小川淳也議員の渾身の国会演説をNHKが悪意たっぷりにねじ曲げ!演説の中身をとことんネグり、水を飲む場面と議長に注意されるシーンを強調!

【怒り殺到】小川淳也議員の渾身の国会演説をNHKが悪意たっぷりにねじ曲げ!演説の中身をとことんネグり、水を飲む場面と議長に注意されるシーンを強調!

どんなにゅーす?

・2019年3月1日に行なわれた衆院本会議において、統計偽装問題に関して根本厚労相の不信任決議案を提出した際に行なわれた、立憲会派・小川淳也議員による1時間48分に及ぶ趣旨弁明演説に対して、NHKニュースウォッチ9が強い悪意に満ちた不当な編集を行なったとして、ネット上で怒りの声が殺到している。

・NHKニュースウォッチ9では、小川議員の演説の中身は全くといっていいほどに放送されず、ネット上に投稿された「統計偽装」を皮肉る川柳の紹介と水を飲むシーンを繰り返し放映。その上、議長に注意されるシーンを映した後に、自民党議員による「国民の誰ひとりとして、このような無駄な時間の浪費を望んでいないことに、どうして気がつかないのでしょうか」との演説シーンを放映し、野党議員の悪印象を視聴者に植え付ける露骨なプロパガンダを前面に押し出した放送を行なった。

小川淳也議員による根本大臣不信任決議案趣旨弁明を悪意ある切り取り編集で貶めたNHK

1時間48分にわたる渾身の演説

3月1日の衆議院本会議。根本厚生労働大臣の不信任決議案が野党より提出され、この間の統計不正問題を先頭に立って追及してきた小川淳也議員(立憲民主党・無所属フォーラム)が、1時間48分にわたる渾身の趣旨弁明を行った。

~省略~

演説の文字起こしに、筆者が独自につけた見出しを並べると、下記の通りとなる。どういう内容だったか、おおよそのところをご理解いただけるだろう。

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(1)決議文
(2)統計への不信
(3)根本厚生労働大臣の指導力の欠如
(4)理由の第一:初動段階における指導力の欠如
(5)理由の第二:真相究明に至る判断力の欠如
(6)理由の第三:被害者救済に向けた取り組みにおける適格性の欠如
(7)理由の第四:実質賃金公表への消極姿勢
(8)理由の第五:国会における答弁能力の欠如
(9)安倍総理の任命責任
(10)内閣総理大臣の責任:統計への官邸の不当な介入
(11)部下への責任転嫁
(12)トップの部下に対する評価が、組織の体質を決め、職員の行動倫理を変えていく
(13)組織が揺らいでも、社会は揺るぎないものになる
(14)何が都合がよいか、悪いか、を基準とした言動の先に待つもの
(15)総理秘書官の越権行為
(16)GDPのかさ上げ
(17)GDP推計の基礎となる一次統計の見直し
(18)統計への政治介入
(19)統計への信頼回復のためには
(20)消費増税
(21)幼児教育の無償化
(22)ワーキングプア世帯を直撃する消費増税
(23)最大の闘いの対象は、国民の諦め
(24)安倍政権による言葉の粉飾
(25)国民は、どこへ連れて行かれるのか
(26)民のかまどを憂う思いを
(27)結論:真に国民の負託に応えるために、私たちに求められるのは、国民に対する信頼
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小川議員を映しつつ、彼自身の言葉を一言も紹介しなかったNHK

この小川議員の趣旨弁明演説を同日3月1日のNHK「ニュースウオッチ9」は報じたが、その報じ方は、あまりにひどいものだった。悪意ある編集により、小川議員はあたかも、政権を皮肉り、無駄に水ばかり飲み、いたずらに時間をつぶして喜んでいる礼儀知らずの議員であるかのように紹介された。そして、そして、自民党議員の反対討論は、その小川議員の行為を諫めるものであるかのように報じられた。

以下にその「ニュースウオッチ9」において、趣旨弁明演説とそれに対する自民党議員の反対討論がどのように紹介されたか、文字起こしして見ておきたい。

あとで改めて説明を加えるが、最初に注意を促しておきたい。小川議員の演説は確かに映像で紹介された。しかしそれは冒頭部分だけで、統計標語を皮肉ったネット上のパロディを紹介した場面だった。小川議員自身の言葉は、一言も、ただの一言も、紹介されなかった。

~省略~

切り取り編集の悪質さ

このNHKの映像が、どのように悪意に満ちていたか、簡単に解説しておこう。

第一に、上にも述べたように、小川議員自身の言葉が、一つも紹介されなかった。紹介されたのは、冒頭の「つかみ」部分で、総務省の統計標語の募集に対してインターネット上にあふれた統計標語のパロディーだけだ。まるで小川議員が、誹謗中傷だけで無駄に時間を埋めたかのような印象を与えるものだった。

第二に、小川議員は無礼な議員であるかのような印象を与えた。実際には趣旨弁明の開始時に、大島議長に対しても議場の議員に対しても深く一礼しているのだが、それは紹介されず、登壇のシーンに続いて、原稿を読み上げているシーンが流され(アナウンサーの音声がかぶせられ、何を語っていた場面かは読み取れない)、一礼した場面は紹介されなかった。それに対し、自民党の丹羽議員については、議場の議員に対して深々と一礼するシーンが流された。

「途中、何度も水を飲む姿に、議長は」というアナウンスもそうだ。いたずらに水ばかり飲み、無駄に時間を費やしているかのような印象を与えるものだった。また、引いたカメラで、水を飲む小川議員と、その背に向かって注意する大島議長、というシーンをとらえることにより、無礼な議員、という構図を示した。

実際には、大島議長が小川議員に注意したのは、1時間48分のうちで、二度だけだ。上記の見出しの(20)の消費増税に触れた場面で、この「少し早めて結論に導いてください」という発言があった。さらに、(27)の結論のところで、「(与党の)不規則発言に答えず、進行してください」という発言があった。その二度だけだ。

しかし、大島議長の「少し早めて」という注意に続いて、その注意に拍手で応える与党議員を映し出すことにより、議長も議員もうんざりしている、という印象を与える描き方だった。

~省略~

【ハーバービジネスオンライン(上西充子) 2019.3.6.】

NHKが、国民にとって価値ある小川淳也議員の質の高い演説をほぼ全編カット&代わりに、水を繰り返し飲むシーンと議長に注意されるシーンを強調し、野党の存在を強く貶める「洗脳放送」を敢行!

↓ネット上でも称賛の声が相次いでいる小川淳也議員の渾身の演説。

出典:Wikipedia

統計偽装事件をめぐる根本厚労相の不信任決議案を提出された際に行なわれた、立憲会派・小川淳也議員の価値ある演説が、NHKによってメタメタにねじ曲げられたことに対して、ネット上で怒りの声が大殺到しているわ。
ここまで来ると、野党の存在を徹底的に貶めては、日本を完全なる「安倍独裁帝国」に導こうとしているNHKさんの強い意図を感じるわね。

ああ。かつて、日本が「焼け野原」になってしまった”あの時代”と同じように、いよいよ、現在の日本のマスコミがここまで率先して、この国を再び「焼け野原」にしようとする動きが激化してきたんだね。

当サイトで一貫して言ってきたことだけど、健全な民主主義社会とは、「与党と野党が国会の中でバランス良く同居」していることで成り立つものであり、NHKのこの放送内容は、(ただでさえ、日本の国会の与野党のバランスが著しく偏っている中)すでに大幅に弱体化してしまっている野党を「完全に壊滅」するまでに潰しては、日本の民主主義を完全に死に至らしめようとする「非常に強い意図」を感じる。
おまけに、多くの国民がこの放送内容に強い危機感や怒りを感じてNHKに多くの苦情を入れている中で、これらのツイートによると、「統計問題について真相究明を求める野党の様子を伝えた」などと、とりつく島もないようなまるで不誠実な回答をしているようだ。

かつてのおびただしい数の国民の命が奪われた戦争も、マスメディアや広告代理店が主導・扇動して、国民を泥沼の戦火に引きずり込んでいった過去があるけど、いよいよ、かつての戦争と同じような動きが今の日本のマスメディアの間で明確に出てきたとみるべきだろう。

ネット上では何年も前(第二次安倍政権が誕生した頃)から、日本が「こうした方向」に向かいつつあることを予感しては、危機感を唱える声が一定数存在してきたけど、あの頃からかなりの年月が経過したにもかかわらず、こうした流れが全く変わっていないどころか、ますます危険な方向に加速してきているのよね。
これは、よほど大きなきっかけでもない限り、日本は行くところまで行っちゃいそうだわ…。

元来より高い知性や教養を持っている人は、とっくのとうにこうした未来を予感していたけど、悲しいかな、未だに大多数の一般庶民は、こうした事態にあまり気がついておらず、いまだにNHKなどのプロパガンダを真に受けては、安倍政権を消極的ながらも受け入れてしまっている状況だ。

これまでも安倍政権に対して強い危機感を唱えてきた、いわゆる知識層(インテリゲンチア)の人たちは、「いかに、政治や時事にあまり興味がない人に、この状況をキャッチーに分かりやすく伝えていくか」ということをもっと真剣に考えていった方がいいし、日本国内で多数を占める無党派層・無関心層を大きく目覚めさせることが出来ないかぎり、このまま日本は本格的な「独裁世界」に突入し、そう遠くない未来にこの国は(再び)壊滅するだろう。

かつての世界大戦と同じように、社会が荒廃し、独裁社会や戦争に進んでいく背後には、これらの”カオス”を通じて莫大な儲けを得ようとするグローバル資本勢力の存在や意思が常に介在しているし、どちらにしても、現在のこうした「ネット上の怒りの声や危機感」をいかにより多くの層に広げていくかどうかが、日本のこの先の命運を大きく左右する鍵となるだろう。
いかにNHKが悪質な国民騙しのプロパガンダを展開したのかを知る上でも、上で紹介した上西充子氏の記事の全文を読むことをオススメするよ。)

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