どんなにゅーす?
・2019年1月22日、ロシア・モスクワで行なわれた日露首脳会談を終えた両首脳が共同記者発表を行なったものの、領土問題の具体的な進展などの発言はなく、「実質的な中身ゼロ」といった批判が出ている。
・昨年の日露会談後には、安倍総理は「2島返還をベースにした交渉が進んでいる」とも受け取れるような大風呂敷を広げていたものの、その後にロシア側が日本に激しい圧力をかけている実情が見え隠れしてきており、「本当の悪い内容」が意図的に隠されている可能性も潜んでいる。
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日ロ首脳会談「平和条約」交渉加速化確認も 長期化を懸念
22日に行われた日ロ首脳会談で、安倍総理は、プーチン大統領と北方領土問題を含む平和条約交渉を加速化させることを確認しました。しかし、政府与党内には交渉の長期化を懸念する声も出ています。
「相互に受け入れ可能な解決策を見いだすための共同作業を、私とプーチン大統領のリーダーシップのもとで力強く進めていく」(安倍首相)
首脳会談では通訳だけを交えた「1対1」の会談も50分程度行われ、安倍総理は平和条約交渉について「率直な意見交換を行った」としています。しかし、終了後の両首脳による共同発表では、北方領土問題の具体的な進展について明らかにされませんでした。
こうしたことから、政府与党内からは、「プーチン氏は手強い」「トップ同士の関係が良いからといって領土問題を解決できるほど外交は簡単ではない」など、交渉の長期化を懸念する声も出始めています。
北方領土問題には触れず 日ロ首脳会談はやはり“中身ゼロ”
「大山鳴動してネズミ一匹」にもならない。一体何のための首脳会談だったのか。22日夜にモスクワのクレムリン(ロシア大統領府)で会談した安倍首相とプーチン大統領。会談後の共同記者発表の内容に注目が集まったものの、焦点の北方4島の領土問題や歴史認識、主権に関する言及はなく、具体的な前進は何もなかった。
~省略~
共同記者発表では、安倍首相、プーチン大統領ともに過去の会談内容を振り返りつつ、「確認」「一致」を繰り返すばかり。唯一、具体的だった内容といえば、プーチンが「今後数年で日ロの貿易高を1.5倍、300億ドルを目指すことで一致した」という日ロ間の経済協力の話だけで、後はナ~ンの中身もなかった。
安倍首相は2月にドイツで開かれるミュンヘン安全保障会議に合わせて次の外相会談を行い、「交渉を前進させる」なんて言っていたが、状況が今と何ら変わらない中で、どう「前進」「加速」させるつもりなのか。まるで「ヤルヤル詐欺」だ。
~省略~
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「島を返すとか返さないといった言葉もなく、がっかり」と元島民。日露首脳会談の一番本質的な問題では?
報道では安倍首相もプーチン大統領も「平和条約締結」という言葉は使っているが「領土問題」という言葉は聞こえてこなかった。一体何を交渉しているのか?— 山下芳生 (@jcpyamashita) 2019年1月22日
えっ?
いつの間にスタートに戻ったんだ?
菅長官、日露首脳会談「素晴らしいスタートと総括」
https://t.co/qUUdjMc9QS— 昭和おやじ 【安倍政権を打倒せよ】 (@syouwaoyaji) 2019年1月23日
日露首脳会談。ヤッパリシンゾーには無理ね、1mmたりとも進まない北方領土交渉。プーチンの関心は専ら経済協力活動。シンゾー、バカの一つ覚え「時間をかけて胸襟を開いて話し合った」でもシンガポール合意のまま。流石のNHKも交渉は難航が予想される。 pic.twitter.com/ebaUl0eLYW
— yoshita07 (@Harunchan123) 2019年1月22日
日露会談前はあれだけメディアで
「ロシアの揺さぶりかー」だなんて報道してたのに共同会見終わった直後、小室圭一色かい。もうナメられてる通り越して
おちょくられてんじゃん。 pic.twitter.com/77f7QThhQ3— 9999 (@Crazy__Junkie) 2019年1月23日
ロシア高級紙コメルサント、日露首脳会談を受け「安倍晋三首相が来た。 たくさんの希望を持ち込んで。全て泡と消えた。プーチン大統領との交渉は結果なしに終わった」と報道。https://t.co/AB2U8LYzVX
— Masaaki Sasaki (@izasasakima) 2019年1月22日
今回の実りなき日露首脳会談の会談前会見ではプーチン遅刻のおかげか原稿を暗記してのぞめた安倍さん。
じゃ前回はどうだったか?というとこんな具合でした。
2018年12月1日にG20の時の日露首脳会談、会談前プーチン=安倍会見。
これはさすがに酷かった。
やる気ないでしょ?pic.twitter.com/qUBWp6xQdB— 尾張おっぺけぺー (@toubennbenn) 2019年1月23日
プーチン氏、日露首脳会談の後で「平和条約の交渉は長くなることがいまや明白だ。領土問題をいつ解決できるかは誰にも分からない」と語りました。なのに
・日経新聞
平和条約交渉さらに前進
・読売新聞
平和条約交渉本格化へ
ものはいいようですね。こんな新聞だから信用されないのです。— aoi sora (@4023Sora) 2019年1月23日
私は逆に、首脳同士(サシ)で何を「密約」しているかわからない、大変心配している。安倍首相がすでに「二島のみ返還」に舵を切っていることは前にも述べたとおり。#日露 #北方領土 https://t.co/1wcBEgBV98
— 江田憲司(衆議院議員) (@edaoffice) 2019年1月23日
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今回も、「事の本質」を必死に隠蔽する大手マスコミ!すでに「売国前提」で水面下で事が進められている懸念も…!
端から「期待ゼロ」だった日露首脳会談だけど、やっぱり予想通りの結果に終わったみたいね。
ただ、私は、プーチンさんがいつもよりもさらにトーンが落ち着いていて、若干安倍総理に気を遣っているように見えた点が少し気になったわ。
夕方にやっていたTBSのニュースでは、プーチンの口調が、「あなた(вы・ヴイ)」から「きみ(ты・トゥイ)」に変わっているという点を指摘した上で、「プーチン氏が安倍総理に歩み寄りをしようとしているのではないか?」との見立てを報じていたけど、これは、むしろ逆なのではないだろうか?
つまり、プーチンと安倍総理は、すでに、名実ともに「北方領土が完全にロシアのものである」という一致した認識の下に調整が進んでおり、プーチンは、安倍総理が売国してくれた「お礼」として、こうした実情を当面伏せておくことにしてあげたのではないか…といった懸念がどうしても頭をよぎってしまうんだよ。
なんせ、(この記事で紹介したように)日本のマスコミと安倍総理がグルになって「ヤラセの質疑応答を行なっている実態」を面白おかしく指摘しつつ、こうした日本政府のレベルの低さを全部見通してきたプーチンさんだもの。
端から安倍一派を心底見下しているのは確実ですし、こんな状況で「対等な立場の交渉」が出来ると思っている人の方がむしろ奇特なんじゃないかしら?
史上稀に見るほどの反知性、そして、他の追随を許さないほどの徹底したアメポチ…こんな安倍総理に、非常に高いレベルの外交力が求められる北方領土交渉など出来るはずがない。
少なからず、プーチンにある程度認められるためには、安倍総理とは真逆のような人物(高い知性と教養を持ち、「隷米主義」とは対極をなす「対米自立」の考えを持つ人物)を総理にしないかぎり、絶対に無理なのではと思うよ。
与党関係者による「プーチン氏は手強い」との言葉がそうした内情を大きく物語っているのかもしれないわね。
とにかく、安倍総理はすでに、プーチンさんに「赤ちゃん扱い」されちゃってるのは確実でしょうし、すでに、日本側による「激しい売国前提」で物事が進んでしまっている危険性はどうしても拭えないわね。
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