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【酷い】伊方原発の一時電源喪失事故、核燃料プールの冷却が43分間も停止!当時は「10秒間のダウン」と発表してたのに…!四国電力は「安全性に問題はない」と強調も、国民からは疑念と怒りの声!

【酷い】伊方原発の一時電源喪失事故、核燃料プールの冷却が43分間も停止!当時は「10秒間のダウン」と発表してたのに…!四国電力は「安全性に問題はない」と強調も、国民からは疑念と怒りの声!

どんなにゅーす?

・2020年1月25日午後3時44分に四国電力・伊方原発で発生した一時電源喪失事故について、当初は「10秒間の電源喪失」としていたものの、実際には、核燃料プールの冷却が43分間も停止、プールの水温も33.0度から34.1度に上昇していたことを明らかにした。

・同日の夜に行なった会見でこのことを明らかにしなかった理由について、四国電力は「会見では停電の原因や状況の説明が中心となった」と説明。「安全性には問題がなかった」と強調しているものの、国民からは強い疑念と不安の声が上がっている。

伊方原発一時電源喪失 核燃料プール冷却、43分間停止 四国電「問題ない」

四国電力伊方原発(愛媛県伊方町)が一時電源を喪失したトラブルで、3号機の核燃料プールの冷却が43分間停止していたことが6日、四国電への取材で分かった。プールの水温は電源喪失前の33・0度から34・1度に上昇した。四国電によると、規定の上限温度は65度で「安全性に問題はない」とした。

~省略~

四国電によると、1月25日午後3時44分、外部からの電源が遮断され、原発内の電源が一時喪失するトラブルが発生。約10秒後に復旧した。(共同)

【毎日新聞 2020.2.6.】

燃料プール冷却、43分間停止 伊方原発の電源一時喪失

~省略~

3号機のプールでは、プルサーマル発電で使用したウラン・プルトニウム混合酸化物(MOX)燃料を含む1504体が保管されていた。このうち157体は1月中旬に取り出されたばかりで、原子炉停止後に出し続ける「崩壊熱」が他の燃料に比べ大きいという。

四国電によると、1月25日午後3時44分、外部からの電源が遮断され、原発内の電源が一時喪失するトラブルが発生。約10秒後に、非常用ディーゼル発電機が起動するなどして復旧した。その後、手順に従い、原子炉の冷却設備などが優先して順次起動し、発電所員が各機器の起動状況を目視で確認した上で、午後4時27分に燃料プールのポンプの電源を手動で起動した。

同日夜に松山市で開いた会見で43分間の冷却停止に触れなかった理由について四国電は6日、取材に「会見では停電の原因や状況の説明が中心となった」と述べ、質問があれば答える準備はしていたとした。〔共同〕

【日経新聞 2020.2.6.】

当初は「10秒間のダウン」としていたのに、今頃になって43分間も冷却が止まっていたことを公表!原子力ムラの「隠蔽・秘密主義」は全く変わっておらず!

出典:Wikipedia

1月25日に伊方原発で発生した一時電源喪失事故ですが、当初「10秒間のダウン」と発表していたものの、後になって、マスコミの取材に対して「43分間も核燃料プールの冷却が止まっていた」ことを認めました
同日の会見の中でこのことに触れなかったことについて、四国電力は「会見では停電の原因や状況の説明が中心となった」「質問があれば答える準備はしていた」などと主張しているものの、当然のごとく、国民からは怒りと疑念の声が噴出しております。

こうなると、冷却プールの温度上昇も、「本当にこの程度で済んでいたのだろうか?」という疑念や不信感も生じてきてしまうね。

福島原発事故においても、「国民に不安を与えないため」との建前により事実の隠蔽や過少発表の連続だったけど、やはり、日本どころか世界に衝撃と脅威を与えた原発事故を経験した現在においても、原子力ムラにおける「隠蔽・秘密主義」は全く変わっていないようだ。
いや、そもそも、「核物質」を扱う「原発」という発電方法そのものが、透明性を確保すること自体不可能なものなのかもしれない。

これまでも述べてきたことだけど、「原発」というものをこの世からなくさない限り、地球上から核兵器を廃絶させることは事実上不可能だし、日本が米国の真性的な傀儡国家である限り、原発から足を洗うのは限りなく困難だろう。
こうした、隠蔽や秘密主義を徹底する原子力ムラが日本国民の健康や生命を預かっている現状がある限り、いずれ、「第二の福島原発事故」のような、深刻な核災害が再び国内で発生する可能性が高いとみているけど、どうも、大手マスコミ(特にテレビ)も、この深刻事故をまともに扱っていないようにみえるね。

安倍政権が、いまだに原発を国策としてゴリ押ししている現状がある中で、やはり今回も各テレビ局に官邸の圧力が効いているのでしょうか?

国民自身が真剣に考え、本気を出して脱原発を求めていかない限り、この流れを変えていくのはなかなか難しいだろうし、改めてボクたちは、「非常に脆く危うい”平和”の中で、おびただしい数の『核』の中で生きている」ことを認識する必要があるかもしれないね。

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