どんなにゅーす?
・2019年11月1日、萩生田文科相の「身の丈」発言をきっかけに、「経済格差・地域格差を生み出す」として多くの批判が殺到していた英語民間試験の導入について、政府が急遽来年度からの実施を延期を決定。5年後をめどに導入を目指していくことを発表した。
・急転直下での方針転換となった背景に、安倍総理の最側近・萩生田文科相を全力で守りたい安倍官邸の強い意向があったとみられており、延期の決定に喜ぶ声がある一方で、教育現場の混乱は避けられない見通し。
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萩生田文科相 英語試験 抜本的に見直し 5年後実施に向け検討
萩生田文部科学大臣は閣議のあとの記者会見で、大学入学共通テストに導入される英語の民間試験について、来年度からの実施を延期することを明らかにしたうえで、試験の仕組みを抜本的に見直し、5年後の令和6年度の実施に向けて、改めて検討する考えを示しました。
この中で萩生田大臣は「経済的な状況や居住している地域にかかわらず、ひとしく安心して試験を受けられるような配慮などの準備状況が十分ではないため、来年度からの導入を見送り、延期する」と述べました。
そのうえで「全体的に不備があることは認めざるを得ず、延期して課題を検証し、どういった点を改善すれば、皆さんが限りなく平等に試験を受けられる環境を作れるかに注力したい。仕組みを含めて抜本的に見直しを図りたい」と述べました。
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官邸主導、土壇場の延期 身の丈発言で「ごり押し無理」
萩生田光一文部科学相の「身の丈」発言が火をつけた、英語民間試験をめぐる問題は、土壇場での実施見送りにまで発展した。閣僚の辞任が続き、世論の風向きを気にした首相官邸が、混乱をおそれて見送りに消極的だった文科省を押し切った構図だ。
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身の丈発言に高まる批判に、首相官邸は神経をとがらせた。公職選挙法違反疑惑をめぐり10月25日には菅原一秀経済産業相、31日には河井克行法相が辞任に追い込まれた。政権に対する逆風が強さを増す中、政府・与党内には「もう風圧に耐えられない。大臣が2人辞め、英語試験のごり押しはできない」(自民党幹部)との声が広がった。
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「ただじゃ済ませない」その通りだ。これは全国の受験生、高校生に迷惑をかけた失政だ。誰が考えても公平性を担保できない制度設計自体大失政だが、担当大臣萩生田の問題意識のなさ、「身の丈」発言に見る常識の欠如はあまりに悲惨。低劣安倍内閣。中でも萩生田は即刻辞任! https://t.co/aepN7LUL8Y
— 佐藤 章 (@bSM2TC2coIKWrlM) 2019年11月1日
「思いやりにあふれた決断で、高く評価したい」と自民党参院幹事長。あきれ果てる。これだけ大混乱させておいて反省のかけらもなく自画自賛。高校生、受験生、その家族がどんな思いでいるか分かっているのか。自民党という党をいい加減正しく理解する必要がある。https://t.co/4mIupJNfMy
— 小沢一郎(事務所) (@ozawa_jimusho) 2019年11月1日
英語試験延期 自民・世耕参院幹事長「思いやりにあふれた決断」(産経新聞) – Yahoo!ニュース https://t.co/Q4C0OZkLZf
自分で放火して「火を消したぞ褒めろ」みたいな言い草すごいな。いやもう、なんか「すごい」以外に言葉がないわ— Erscheinung43 (@Erscheinung35) 2019年11月1日
萩生田氏。どこから見ても文科相の資質はない。総理汚職案件の加計事件のど真ん中にいたこの人物を安倍氏が文科大臣に据えたのは国民のへの重大な挑戦状だった。自分の嫌いな史実を認めたくない故に愛トレへの補助金不交付。表現の自由の弾圧者としても看過できぬ。辞職以外の道なし。辞職を! https://t.co/Us6ML0UcTu
— 澤田愛子 (@aiko33151709) 2019年11月1日
「野党4党 萩生田文科相の辞任要求へ 英語民間試験実施延期受け」
今日は、一歩大きく動いた日になりました。英語民間試験を延期に追い込み、2大臣辞任を受け衆参で首相出席の予算委集中審議が決まりました。国民の運動と連携して野党がしっかり結束すれば、政治は動く。https://t.co/2ODg0dFvwC— 志位和夫 (@shiikazuo) 2019年11月1日
文科大臣も記者会見で「延期」を明言。
ただ、民間英語導入そのものは否定していないし、国語・数学の記述式はそのまま実施すると。「仕組みを含めて抜本的に見直しを図りたい」と言うなら、民間試験導入そのものを抜本的に見直し、中止を。
国語・数学の記述式も見直しを。https://t.co/W9vaoZ3rhY— 吉良よし子 (@kirayoshiko) 2019年11月1日
萩生田文科相が、大学入試に導入予定の民間英語試験の「延期」表明へ。
大学、高校関係者、なにより受験生たちの声が政府を動かしました。
延期は当然ですが、どうしてこんな「教育の機会均等」に反するデタラメな制度の導入が決められたのか、決定過程をすべて公開すべきです。— 山下芳生 (@jcpyamashita) 2019年10月31日
高2からしたらすごい2ヶ月
9月
学校「英検S-CBTってのが9/18から予約開始だよ」
生徒「…!?」10月
学校「英検予約10/7までだよ。英検受けるやつは申込済んだ?」10/7 11:00頃
英検「予約を11/11まで延期します」
生徒「…!??」11/1
文科省「民間試験延期します」
生徒「…!!!???」— shdy (@shdy0417) 2019年11月1日
#news23
“民間試験 延期”萩生田大臣「受験生にお薦めできるシステムではない」
小川キャスター「さすがに1、2日でこの結果に気づいたとは思えない」
星浩氏「教育に詳しいということで起用された大臣。民間試験の経緯を知らないはずはないのに、ここで『お薦めできない』とは、あまりに無責任」
— 但馬問屋 (@wanpakuten) 2019年11月1日
英語民間試験はとりあえず「延期」されました。しかし、全国の高校生から届いている声を考えると、最低でも受験料無料、加えて試験会場への交通費と宿泊費を国が全額負担しない限り、大学受験での活用は「中止」するしかありません。土台無理があるのです。
— 田中健一 (@TNK_KNCH) 2019年10月31日
都内の高校二年の男子生徒
「延期の報道を聞いてびっくりした。受験生の負担が軽くなり、ほかのことに力を振り向けられる。うれしい。これまで業者が撤退したりと『大人の都合』で振り回されてきた。未来の受験生のためにも延期ではなく、国語や数学も含めて見直してほしい」 https://t.co/8k4UV7ub0I— 昭和おやじ 【安倍政権を打倒せよ】 (@syouwaoyaji) 2019年11月1日
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「菅潰し」の謀略による”報復”を恐れたか、安倍総理が「自身の権力固め(萩生田守り)」を最優先に!
↓自身の忠実な子分、萩生田文科相を全力で守る選択をした安倍総理。
出典:Wikipedia
政府が、(土壇場で)英語民間試験の導入を5年後をめどに延期することを発表しました。
決定そのものは多くの学生の皆さんにとって朗報となりましたが、安倍官邸は、国民を守るためでなく、「自身の陣営(権力)を守るため」にこのような選択をしたというのが実情のようです。
ここ最近、安倍政権の閣僚が数多くの不祥事発覚でバタバタと辞任しているけど、いずれも菅官房長官の子飼い議員であり、実は、安倍一派による「菅潰しなのでは?」との推測や「安倍総理は内心ニンマリしている」との声まで出ている状況だ。
しかし、萩生田文科相は、引責辞任した2人の大臣(菅原・河井)と違って、混じりっけなしの「安倍総理の側近中の側近」であり、萩生田氏の大臣辞任は、文字通り、安倍一派にとってかなりのダメージとなるのは必至だ。
先日の萩生田氏の大暴言は、着実に日本中の学生たちの反発と怒りを招いており、こうした学生たちが一致団結することで、安倍政権が倒されるほどの「大きな運動」に発展していく可能性だって大いにありうるだろう。
加えて、これまでの2大臣の辞任劇が安倍一派による「菅潰し」の謀略だった場合、安倍一派は菅陣営からの”報復”を恐れていることが考えられます。
そのような意味でも、自身の「権力固め」を最優先に考慮した結果、今回の「異例の選択」を行なった可能性がありますね。
地域格差や経済格差に苦しめられることが必至だった学生にとっては、ひとまずは良かった状況だけど、しかし、これはあくまでも”延期”だし、最も重要なのは、「なぜ、安倍政権は、『これら民間業者を参入させること』に異様なまでに躍起になっているのか?」について、調査・追及していくことだろう。
傍から見ても、特定の民間業者と癒着し、お互いが儲け合う”利権”が存在していることを疑わざるを得ないし、安倍官邸もこうした構図をうやむやにしたうえで、今回の決定を「安倍政権の英断」みたいな形で、国民に向けて実態と大きくかけ離れた宣伝(プロパガンダ)を展開しようとしている意図を感じるね。
萩生田氏と同じ「安倍側近」である世耕参院幹事長も、「思いやりにあふれた決断」と、気持ちが悪いくらいに「安倍賛美」を展開していますし、今回の一件を利用して「さらなる権力固め」を企む安倍官邸に対して、国民も厳しくチェックしていく必要がありそうです。
それと同時に、安倍官邸は国民の反発にかなり神経質になっている(怖がっている)ことがうかがえるし、多くの学生や教育関係者による「抗議の声」が一定の成果を上げたともいえるだろう。
いずれにしても、多くの国民が一致団結し、おかしなことに対してしっかりと声を上げ続けていけば、政治や社会を動かすことは十分に可能だし、今後もこの調子で、安倍政権の暴政や腐敗に対して、国民が主導してどんどん追及を続けていこう。
(ちなみに、管理人ですが、久々に大きく風邪をひいてしまいました…。
熱が下がるまでの間、記事更新のペースが少し落ちてしまうかもしれません。誠に申し訳ありませんが、何卒ご了承くださいませ。)
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