どんなにゅーす?
・通販大手Amazonのレビュー欄に、1件200~600円程度の金銭の支払いを通じて他社製品を貶める「星1つ」のヤラセ投稿を依頼したとして、健康食品・器具の通販会社の経営者に罰金20万円の略式命令が出された。
・「星1つ」で商品を批判する投稿が続いたことで不審に思った別の健康食品販売会社の社長が、問題の投稿内容を追跡・調査したところ、投稿者の40代女性と仕事仲介サイトを通じて依頼した経営者を特定。福岡県警が信用毀損容疑で女性と男性経営者を書類送検したものの、投稿者の女性は「諸般の事情を考慮」し不起訴処分となったという。
|
|
アマゾンで「星一つ」やらせ投稿 依頼者に異例の刑事罰
~省略~
略式命令などによると、男性役員(25)は福岡市内で健康食品・器具の通販会社を経営。仕事仲介サイトで商品レビューの仕事を募集した際に応募した福岡県内の40代女性に対し、2018年1月、500円を支払い、福岡市の別の健康食品販売会社がアマゾンで扱うサプリメントに低評価のレビューをつけさせ、信用を傷つけた。
女性は商品を使ったことがないのに「一粒が大きくて飲みにくかった」などと書き、5段階評価で最低の「星一つ」とした。これを含め、低評価レビューが1週間で2商品に9件ほど続いたため、不審に思った販売元の男性社長(39)が投稿者名を検索したところ、やらせレビューの請負を含む仕事仲介サイトの登録者だったことがわかった。男性社長は女性と依頼主の男性役員を苦労の末特定し、18年5月に福岡県警に被害届を出した。
県警は昨年9月、福岡地検に信用毀損容疑で男性役員と女性を書類送検。今年4月に福岡区検が男性を同罪で略式起訴し、福岡簡裁が略式命令を出した。女性については地検が「諸般の事情を考慮した」として不起訴処分とした。
県警や検察に対し、女性は17年ごろ仕事仲介サイトに登録したと説明。月に2件ほどレビュー投稿の仕事を受け、1件200~600円の報酬を受け取っていたという。請け負ったのは高評価をつける投稿ばかりで「低評価の投稿を依頼されたのは初めてだった」と供述した。
~省略~
|
|
【異例】アマゾンで「星一つ」やらせ投稿 依頼者に刑事罰https://t.co/kNiyASbHMX
商品レビューの仕事を募集し、別の会社の商品に低評価をつけさせたという。福岡簡裁は、信用毀損罪で罰金20万円の略式命令を出した。 pic.twitter.com/dsQ5jAZkT5
— ライブドアニュース (@livedoornews) September 4, 2020
Amazonレビューといえばこれを思い出す pic.twitter.com/gbVRnhAdkq
— 親愛なる教祖さま (@sakuranyan3928) September 4, 2020
たまに笑わせてくるからレビュー割と好き pic.twitter.com/k076S3A49A
— りす (@risudox) September 4, 2020
Amazonのやらせレビューは、このサイトを使えばほとんど分かります。https://t.co/JWwhBfqdgt
— けい@洋画・海外ドラマ🎥📺👀 (@Takagi_En) September 4, 2020
星5レビューのサクラも罰するべき。
— 筋肉天使 (@MuscleAngel445) September 4, 2020
今のところ
・サクラチェッカーを使う
・レビューの星2〜4だけ見る
・怪しいレビューはプロフィールに飛んで他のレビューもみる
・Twitterで商品名で検索
この辺が最適対策してかなぁ…— 松田拓也 | 情報検索の在り方を変える (@maztakya) September 4, 2020
これアンチの星1つレビューに悩まされている著者の人には朗報になるかも。もうちょっと掘り下げたいな。https://t.co/xXcnfk7w1t
— 津田大介 (@tsuda) September 4, 2020
仕事仲介サイトを通してってところがポイントなんだな。
— 津田大介 (@tsuda) September 4, 2020
これは私も本当に憂慮しております。
前に書いたのですが、特にAmazonの本のレビューは酷く、ネトウヨが読んでもいない本を低評価にしてるんです。
この本、日本軍「慰安婦」に関する日本側の資料を多くまとめた優れた本なのですが、評価がネトウヨによって酷いことに…https://t.co/H1Pp5hY7g5— 5,000mAh (@mahjp2100) September 4, 2020
DAPPIさん、大丈夫か?
— 浅井 寛 (@Pon_1970) September 5, 2020
全くネットの沙汰も金次第か
— kakuto shiraji (@Kakutoshiraji) September 4, 2020
星1つでも、5つでも、やらせレビューはダメでっしょ!
星1つがダメなら、本心で1つを付けた人もダメなのか?
そうなると、おかしなことになるじゃないか。
1つでも、5つでも、いくつであっても、やらせはダメなんですよ。— 剣先イカ (@kensakiika1965) September 4, 2020
|
|
カネで雇った”工作員”に「星1つレビュー」を依頼した経営者に罰金命令!政治の分野においても、野党や政敵を貶めるための「ヤラセ投稿」も日常的に横行!
出典:Amazon
他社製品を貶める「悪徳ヤラセ投稿(ステマ)」を依頼した経営者に(異例の)罰金命令が出たとのニュースが話題になっているわ。
こうした一般に出回っている商品に対するヤラセ投稿が横行しているのは言うまでもないけど、これよりももっと深刻なのは、政治の世界においても、野党や政敵を貶めるための大規模なヤラセ投稿やネット工作が日常的に蔓延していることじゃないかしら。
ああ。政治の世界におけるヤラセ投稿やデマを用いたネット工作は、厳密にいえば、(有権者の投票行動にも大きな影響を及ぼしている上で)公職選挙法違反の疑いもある、より重大な犯罪そのものといってもいいようなものだからね。
中でも、政治の分野において最も大々的で組織的なヤラセ投稿を行なっているのは、やはり、他党を圧倒して莫大な資金や組織力を有している自民党だ。
安倍自民党政権においては、巨大広告代理店の電通と官邸との異様なまでの蜜月関係も明らかになったけど、自民党は、(大きな利権や利得をもらっている)支持者にボランティアでネット工作活動をやらせているだけでなく、電通の関連会社をはじめとした、ネット工作関連企業に依頼して様々なヤラセや世論誘導を行なっている疑いがある。
中でも、(当サイトがしばしば取り上げてきた)悪徳安倍礼賛系ツイッターアカウント「Dappi」や、安倍礼賛ニュースサイト「テラスプレス」などは、お金が発生する「会社組織的な体制下」で、(実態を歪めた情報やデマを元に)安倍政権や菅長官を盲目的に賛美する投稿や、対立している野党を貶める目的の中傷投稿などを繰り返してきた疑いが強いのは、以前に紹介したとおりだ。
今回のように、一般企業におけるステマ(ヤラセ投稿)で刑事罰が下されたということは、政治の世界における(特に営利組織を通じた)ネット工作においても、より厳しく処罰および規制するルール作りを早くに行なうべきなのではないかな。
ほんと、今の世の中は、一般企業から政治の分野まで、すでにウソとヤラセのオンパレードですし、何らかの法規制を作らない限り、(IT技術はますます進歩していく一方で)私たちが精度の高い正しい情報を手にすることがますます難しくなっていくのは確実だわ。
おまけに、一般企業におけるサクラやステマは比較的認知度が高くなっているみたいだけど、政治の世界でこれ以上のあくどいネット工作が横行しているのは、まだまだ良く知られていないみたいだからね。
今のような「カネこそが全て」の価値観が深化していけば、ますますカネに物を言わせた「国民騙し」が横行しまくっていくのは自然の流れだけど、まずは、政治の世界における悪質なステマやヤラセ投稿をどうにかしていく必要があるんじゃないかな。
この記事が「良かった」「共感した」「参考になった」「役に立った」と思ったら、カンパ(ご支援)いただけますと嬉しいです!
●(new)クリエイター支援サイト「Ci-en」を通じた支援(クレジット・銀行振込・電子マネー等多くの支払い方法に対応)
100円~50,000円まで、自由に金額を設定しチップを贈ることが出来ます。(Ci-enを通じた詳しい支援の仕方はこちら)
↓「Ci-en」を通じた当サイトへのご支援はこちらから↓
●「note」を通じての支援(ゆるねとにゅーすイメージソングの購入…価格500円・税込・クレジットまたはモバイル決済)
楽曲の購入とは別に、クリエイターサポート機能を利用することで、100円~10万円までご支援いただけます。
楽曲を購入せずに、サポートのみ(100円~10万円)を行なうことも可能です。
(サポート機能について詳しくはこちら)
●月額ウェブマガジン「ゆるねとパートナーズ」のご購読(クレジット決済または銀行自動引き落とし)
およそ3日に一度配信(月10回)されるウェブマガジン「ゆるねと通信」や、管理人やキャラクターによる動画配信、不定期配信の会員限定記事などをお届けいたします。
金額は月500円~ご自由にお選びいただけます。
決済方法は、PayPalによるクレジット決済または銀行の自動引き落としです。
詳しくは「ゆるねとパートナーズ」のウェブサイトをご覧くださいませ。
|
|