スリランカ連続爆破テロ、国内組織「ナショナル・タウヒード・ジャマア」による犯行か!?国際テロ組織が協力している可能性も

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どんなにゅーす?

・2019年4月21日、スリランカの各地の教会やホテルなど計8か所で連続爆破テロが発生日本人1人を含む290人が死亡、500人以上が負傷し、現地や世界に衝撃が走っている。

・スリランカ当局は、犯行組織について、国内のイスラム過激派組織「ナショナル・タウヒード・ジャマア」によるものだった可能性を示唆。国際テロ組織が協力している可能性も取り沙汰されており、現在も現地では激しい緊張状態が続いている。

スリランカ8カ所爆発、200人死亡 政府、テロとみて捜査

【ニューデリー=黒沼勇史】インド洋の島国スリランカ各地で21日、3つの教会と3つのホテルなど計8カ所で爆発があり、ロイター通信などによると、外国人を含む207人が死亡し、460人近くが負傷した。この日はキリストの復活を祝う復活祭(イースター)に当たる。同国で少数派のキリスト教徒や、観光で訪れた外国人を狙った可能性が浮上しており、同国政府はテロとみて捜査している。

日本外務省は21日、この爆発で日本人数人が負傷し、うち1人が重傷との情報があると明らかにした。けがの程度など詳しい状況を確認している。日本政府は同日、首相官邸の危機管理センターに情報連絡室を設置した。

ウィクラマシンハ首相は21日、自身のツイッターで「人々に対する卑劣な襲撃を強く非難する」とする声明を出し、爆発がテロ行為という認識を示した。ロイター通信は一連の爆発に関与したとして、警察当局が7人を拘束したと報じた。

最初の爆発が起きたのは同日現地時間午前8時半(日本時間正午)ごろ。最大都市コロンボにある「シャングリラ」「キングスベリー」「シナモン・グランド」の3つの五つ星ホテルと、東部バティカロアや西部ネゴンボなどにある3つの教会でほぼ同時刻に爆発があった。その後、コロンボ近郊の動物園などでも爆破が確認された。

~省略~

【日経新聞 2019.4.21.】

イスラム過激派の犯行か=7人が自爆、外国組織の支援も-スリランカ連続爆弾テロ

【コロンボ時事】スリランカで日本人1人を含む290人が犠牲になった連続爆弾テロ事件から一夜明けた22日、スリランカ政府報道官は、国内のイスラム過激派「ナショナル・タウヒード・ジャマア(NTJ)」の犯行との見方を示した。「国内の小さな組織だけで実行できるものではない」とも述べ、外国テロ組織の支援を受けていたとみて捜査を進めていることを明らかにした。AFP通信が伝えた。

治安当局はこれまでに、今回の事件に絡んで24人の身柄を拘束。AFPによると、いずれも「過激派組織」に所属しているが、NTJとの関連など詳細は明らかになっていない。ロイター通信は全員スリランカ人と伝えている。
NTJは昨年、仏像を破壊する事件を起こしたとして捜査関係者の間ではその名を知られていた。警察内部では今月に入って、NTJが「いくつか目立つ教会と、インド大使館を狙い自爆攻撃を計画していると外国の情報機関が報告してきた」と警告する文書が回覧されていた。

事件には日本人も巻き込まれ、女性1人が死亡したほか、4人が負傷した。日本政府関係者によると死亡したのは高橋香さんで、スリランカに家族と暮らしていたという。

~省略~

【時事通信 2019.4.22.】

スリランカで前例のない凄惨な連続爆破テロ事件が発生!犯行グループは国内組織「ナショナル・タウヒード・ジャマア(NTJ)」との予測が出ているものの…

出典:YouTube

スリランカで過去例のなかった連続爆破テロ事件が発生、日本人1人を含む290人もの命が奪われたわ。
現時点で犯行声明などが確認されていない中で、スリランカ当局は、国内のイスラム過激派組織「ナショナル・タウヒード・ジャマア(NTJ)」による犯行である可能性を考えているみたいね。

主に欧米人が宿泊しているホテルやキリスト教徒が集まる教会がターゲットにされたことから、ボクもイスラム過激派組織による可能性を見ていたところだ。
しかし、それにしても、今回のテロはあまりにもやり口が過激で悪質極まりないし、イスラム国(IS)の残党勢力など、国際的なテロ組織が関与している可能性もあるかもしれない。
こうなると、例によって、軍産資本と密接なグローバル資本系諜報組織(CIAやMI6やモサドなど)の関与も疑われてくることになるし、シリアなどの中東を舞台にしたテロ戦争の時代から、今度はアジアを舞台にした「新たなテロの流れ」が作られ始めている可能性を疑うような話になってくる。

ちなみに、スリランカという国は、以前より仏教徒とその他の宗教の信者との激しい対立が続いてきた地域で、1800年代後半にイギリスがスリランカを占領しキリスト教を持ち込んできたことで、様々な対立や混乱が起こってきたといわれている。

スリランカ- 世界でほぼ唯一の仏教と他宗教との対立地域

つまり、これまでのスリランカで続いてきた宗教対立も、グローバル資本勢力が背後に隠然と存在してきたことが考えられ、スリランカ国内の争乱や混乱に乗じて、影で様々な利益を得てきたことがうかがえる。

そうした視点で見ても、スリランカ国内のイスラム過激派組織に国際テロ組織やグローバル資本勢力の息が吹きかかっていても何らおかしくないわね。
シリア内戦のアサド政権&ロシア側の勝利で、イスラム国は表面的には壊滅したけど、また新たな「グローバルテロ戦争」のシナリオが動き出しているのなら恐ろしい事態ですし、今後の世界の動きを注視していく必要がありそうね。

そうだね。
今回のテロも、スリランカのみならず、アジアや世界全体にかなりの衝撃を与えているし、背景の分析や実態解明のためにも、もう少し具体的な続報が欲しいところだ。

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