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合流新党の代表選、枝野氏が当選!党名は引き続き「立憲民主党」に!「時限的な消費減税も選択肢」「PCR検査を本格的に拡大」などの政策掲げ、与党政権に対峙へ!

合流新党の代表選、枝野氏が当選!党名は引き続き「立憲民主党」に!「時限的な消費減税も選択肢」「PCR検査を本格的に拡大」などの政策掲げ、与党政権に対峙へ!

どんなにゅーす?

・2020年9月10日、立憲民主と国民民主の議員が合流することで結成される新党の代表選が行なわれ、立憲・枝野幸男代表が国民・泉健太政務調査会長を破って、新党の代表に就任することが決まった。

・党名は、枝野氏が希望していた「立憲民主党」に決定。「時限的な消費減税も選択肢」「PCR検査を本格的に拡大」などの「反・新自由主義的」な政策を掲げながら、与党の新政権に対峙していくことになる。

合流新党 代表に立民・枝野代表 党名は「立憲民主党」

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合流新党の代表選挙は、10日午後、東京・千代田区のホテルで行われ、立候補した国民民主党の泉政務調査会長と、立憲民主党の枝野代表が最後の演説を行いました。

泉氏は、「民主的で風通しのよい党を目指す。トップダウンではなく、熟議のプロセスから答えを出すような党にしたい」と訴えました。

また、枝野氏は、「命と暮らしを守る、支え合う社会、信頼される、機能する政府を作ろうではないか。その先頭に立ち、日本の政治を変えていく決意を約束する」と訴えました。

このあと、合流新党に参加する国会議員149人による投票が行われた結果、枝野氏が107票、泉氏が42票となり、枝野氏が、代表に選出されました。

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枝野氏は、合流新党全体の6割を占める立憲民主党の議員の支持を固めました。

これに加え、国民民主党内からも、合流協議で連携した小沢一郎衆議院議員や、小沢氏に近い議員が枝野氏の支持に回りました。

さらに、無所属の議員グループの野田前総理大臣や、岡田元副総理などからも支持を受けました。

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菅官房長官「政府としてにコメント差し控える」
菅官房長官は、記者会見で「野党の動きについて、政府の立場としてはコメントを差し控えたい」と述べました。

また、記者団から、「野党の支持率は低迷したままだが、野党にエールはあるか」と質問され、「政府の立場で会見しているのでそこは控えるべきだろうと思う」と述べました。

自民・下村氏「国民のときめきない」
自民党の下村選挙対策委員長は、党本部でNHKの取材に対し、「合流したとはいえ、政党名も代表も同じなので、国民からすると、ときめきや、『変わるのかな』という感じはないと思う」と述べました。

そのうえで、次の衆議院選挙への対応については、「野党側は候補者を絞ってくると思うので、自民党にとっては厳しい戦いになるだろう。いつ選挙があるか分からないので、気を引き締めて対応していく必要がある」と述べました。

維新・松井代表「寄らば大樹ではないか」
日本維新の会の松井代表は記者会見で、「結局、もとの民主党だ。何が変わったのかよくわからない。うちうちで争ったけど、選挙が近くなってきたのでとりあえず、寄らば大樹ということではないか。自民党に対じできるとはまったく思わない」と述べました。

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【NHK NEWS WEB 2020.9.10.】

長らくの紆余曲折を経て、ようやく旧民主党勢力が再集結も、前途は多難な予感!

出典:YouTube

自民の総裁選に隠れてほとんど報じられていなかった合流新党の代表選ですが、当初の予想通りに枝野さんが当選し、「新生・立憲民主党」の代表に就任することが決まりました。
これまで認めようとしてこなかった「消費減税」を口にするようになった点は大きな前進ですし、これからは、いかに国民を引き付ける「魅力的な政策」を打ち出すことで、大きく失ってしまった野党への期待を取り返すことが出来るかが重要なポイントとなりそうです。

本当であれば、この出来事を大きく喜んで、「万全の体制が整ったところで、いよいよ政権交代へ!」といきたいところなんだけど…当サイトでは、現実や現状をきちんと見据えた上で、冷静な意見を述べていくことを重視しているため、残念ながら、今の段階このでは、なかなか単純に喜ぶことが出来ないような状況だ。
まず、今回の代表選において、一部から「国会議員だけで代表を決めるのはおかしい」「自民党の総裁選を批判するなら、こっちの方も批判しろ」といった声が上がっているけど、これは確かにその通りだろう。

与党だけでなく、野党においても、「閉ざされた政治」「密室談合」が横行してしまっているような状況だし、ようやく「大きなまとまり」を作ることこそ出来たものの、これも国民が主導したというよりも、小沢氏や連合が陰で動き、枝野氏が山本太郎氏や玉木氏を戦略的に駆逐・排除した結果、実現されたものにすぎない。
こうした構図は、国民が積極的に政治に参加する民主主義とは程遠いものだし、今回の立憲のみならず、少なからず野党全体においても同じような傾向がみられる。

さらには、第二次安倍政権の生みの親ともいえる、野田元総理も枝野氏を支持、新党に参加することになりましたし、結党時の今でこそ、「消費減税」「辺野古基地建設中止」などの国民に寄り添った政策を掲げていますが、いずれ、これが大きく退化していってしまう懸念が拭えないのも確かでしょう。

しかも、消費減税についても、「時限的な消費減税も選択肢」などと、後から消えたとしてもウソにならないような余地をつけているような表現になっているし、前にも述べたように、今まで散々分裂・分断が繰り返されてきた以上、この先円満に一つにまとまり続けることができるのかについても、やや疑わしい部分がある。

いずれにしても、反グローバリズム寄りのスタンスを取る議員と、明らかにグローバリズムに傾斜している議員とが混濁している状態だし、今の日本社会において、グローバリズムの大波が絶えず押し寄せている中で、どうしてもあっち側(グローバリスト)の勢力の影響力や発言力が大きくなっていくのは避けられないだろう。

結局のところ、国民自身が野党議員に強いプレッシャーをかけていくことで、「国民優先の政治」を行なわざるを得ないように手綱を引いていかない限り、自民党と大差ないような「グローバリズム系大野党」になっていくことは自然な流れだし、いずれにしても、国民自身が「人任せ」や「盲信」しっぱなしでいる限り、今よりも豊かで平和な社会になることはないってことだ。

すでに、「民主党の先祖返り」「同じ人たちがくっついたり離れたり」との印象が国民間で広がっている中、このイメージを払しょくさせていくには、なかなかの困難が伴っていくものと思われます。
ようやく、庶民に優しい減税政策を掲げたり新自由主義(グローバリズム)に異を唱える大野党が誕生したことは喜ばしいことではありますが、どこまでこれを実行しようとしているのか、これからその「本気度」が試されることになりそうです。

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