どんなにゅーす?
・従業員によるストライキで、お盆期間中の営業がストップしていた東北道佐野SAの食堂や売店について、「別のスタッフを集めて営業を再開した」ことを喜ばしく報じるテレビ報道(テレビ朝日)に対し、批判の声が殺到している。
・会社の資金繰りやブラック体質を追及している社員が解雇される事態に発展している中、有識者やネット上では、社長による”スト破り”や”不当解雇”の行為に怒りの声が相次いでおり、ストライキを「迷惑行為」といわんばかりに報じている、テレビによる”洗脳報道”を問題視する声が多く上がっている。
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佐野SA再開 新たなスタッフ集め名物ラーメンも復活
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佐野サービスエリアではテナントを運営する会社の社長と従業員が人事を巡って対立してストライキが起き、14日から営業を停止していました。社長側は新たなスタッフを動員して16日午前7時から売店の営業を再開しました。
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佐野SAスト社員が公開質問状「融資凍結で経営危機」
14日に運営会社の従業員のストライキが発生し、営業が2日、ストップする事態に発展した東北道・佐野サービスエリア(SA=栃木県佐野市)上り線のフードコートと売店の問題で、運営会社「ケイセイ・フーズ」のストを起こした社員が18日、岸敏夫社長ら経営陣に対し、ウェブ上に質問状を公開した。
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今回、質問状を公開したのは、スト前日の13日午後、岸社長に経営危機について追及、糾弾し解雇された、総務部長の加藤正樹氏。加藤氏は、ケイセイ・フーズが栃木県佐野市に本社を置く片柳建設のグループだとした上で「ケイセイフーズは銀行から片柳建設グループとみなされています。メインバンクから、片柳建設グループ全体に対し、新規融資凍結処分が下されてそろそろ3カ月。借金の返済の滞納も3カ月目」として、ケイセイ・フーズのみならず、片柳建設と一連の関連会社が、借金の返済を滞納していると主張。「この問題が解消しないかぎり、我々従業員だけが戻っても、問題は解決しない可能性がきわめて高いのです」と、佐野SAの労使問題が解消しても、根本的な資金繰りに大きな問題があると指摘した。
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こういう報道は初めて見た。「新たなスタッフ集め名物ラーメンも復活」とめでたく謳い上げるが、要はスト破りじゃないですか?
佐野SAを運営する親会社に対し先月から納入業者が卸しを中止、環境の劣化に業を煮やした従業員たちがストライキに入ったまま。
名物ラーメンが泣く https://t.co/FYWbOdTMQx— ロバート キャンベル (@rcampbelltokyo) 2019年8月17日
これは完全なスト破り(争議権・団結権に対する侵害行為)なんだけど、これを「またラーメンが食べられて嬉しいね」な安い切り口でニュースにするテレ朝って、ホントにどうなっちゃってるの???
佐野SA再開 新たなスタッフ集め名物ラーメンも復活https://t.co/S4yh5m3uWr pic.twitter.com/bzgzkHv1uw
— 🏕インドア派キャンパー 📣ⒻⒸⓀⓁⒹⓅ🔥 (@I_hate_camp) 2019年8月17日
これは明白かつ悪質なスト破りという不当労働行為で運営会社側は厳しく糾弾されなければならない異常事態である。それをラーメン屋が再開したと嬉しそうに報じたバカマスコミには呆れる。 ー ストライキで営業を停止していた佐野SA 新たなスタッフを動員し再開 #ldnews https://t.co/wH5s3DGlg6
— Kouhei Matsuda (@km_jetta) 2019年8月17日
ヤクザ風情の社長といい顛末が吉本と同じ。佐野SAの営業停止、納入商品の代金を未払いが発生し、納入を渋る業者に対し社長が「業者ごときが調子に乗るな!」と取引先に怒鳴り込んで逆ギレ。結果商品が無くなり給与遅配。これに意見した支配人と部長に社長は暴行を加え解雇を宣告。従業員がストライキ pic.twitter.com/7VWOpzCpLx
— 非一般ニュースは2回もアカウント凍結 (@tkFiMNaoKWQeSMi) 2019年8月15日
佐野SAの営業再開はストライキ破りなので、経営者は今後労働委員会で不当労働行為が認定されるのではないか。
日本医労連(医療機関や介護福祉施設職員の労働組合)は「ストライキの手引き」を出してる。こういうノウハウは各労組によって異なるのでオープンになるのはいいね。https://t.co/qzA7WVvFGZ pic.twitter.com/DepBOERbW2— yamada shingo (@syashingo) 2019年8月17日
このニュースまじすごいですね。「経営陣の不当な行いに対してストが行われていましたが、他から人を連れてきて無事再開!」だって。https://t.co/GJNXf4zObl
— C.R.A.C. (@cracjp) 2019年8月17日
佐野SAでストライキ!
「お盆だから時期考えてほしい」「全員休まなくても」という方もいるみたいですが、人数多くないと意味ないし、繁忙期の方がいいでしょ。
怒りの先は労働者じゃなく、経営陣に向けるべきです。
経営陣は労働者に寄り添い、早期解決を!
僕は佐野SA従業員のストライキを支持ます。 pic.twitter.com/OHb2lZENhI— EARTH (@cowcowearth) 2019年8月14日
佐野SAでストライキ中の加藤さんのFB確認。連合栃木と今後団体交渉などに入る様子です。
みんなで拡散、応援しましょう。
加藤さん→ @katosanosacojp1 pic.twitter.com/DY2sy3Vmu9— Smash Hate!🥚Project🥤 (@SmashHateProj) 2019年8月18日
佐野SAのストに対して新たに人員入れてスト破りする脳筋ムーヴ…
パワーで全てを解決しようとしてると思い調べたら社長ホントにムキムキでワロてる pic.twitter.com/s8HjLdrn1Z
— はち (@9NZ7hagej) 2019年8月17日
倒産しそうって噂がたち銀行から融資を打ち切られる
↓
融資を打ち切られた情報が仕入先にバレて商品を仕入れられなくなる
↓
現金で都度払いでなんとか仕入れるようにする
↓
社長が上記の流れの責任を一部部下のせいにしてクビにする
↓
クビを撤回しろと他従業員がスト
↓
他人員を雇いスト破り— はち (@9NZ7hagej) 2019年8月18日
佐野SAストライキまでの経緯#大人のシルバニア #佐野サービスエリア pic.twitter.com/IGU6nHguMs
— シルバニア大使 (@sylvanianwriter) 2019年8月15日
佐野SA、社員がストライキしてたら原因を特に調べようともしないマスコミにSA使えなくて不便みたいな報道されて、そのうち社長が新しい社員を補充してサービスを再開し、佐野ラーメンが復活して良かったですみたいな脳内お花畑全開みたいな報道になってて、これぞジャパ〜ンて感じ
— いとうbot (@eisukeito) 2019年8月17日
佐野SAの元従業員の加藤さん
「経営陣の退陣」加藤浩次「加藤さんの経営陣の退陣ってどっかで聞いたことが…」
デジャブwww#スッキリ pic.twitter.com/iE6xaGRWfR
— 宮内レミィ (@lemmy_miyauchi) 2019年8月15日
佐野SAの件。報道がおかしい。ラーメン販売再開できてめでたし、めでたしじゃない。
ストライキ起こしたスタッフを見切って再開って…臭い物に蓋の発想でやってる社長が問題なのに。— のぶ (@triumph_bonnevi) 2019年8月16日
『蟹工船』の國だもの😱💧
絵に描いて磨いた「スト破り」を慶事の如く報じる無責任無神経。御用化で利権を貪る労働貴族と政権に媚びるだけのプチブルネオリベ政党は現場の怒りを聞く気もないようで。#恥を知りなさい
◆佐野SA再開 新たなスタッフ集め名物ラーメンも復活 https://t.co/hYfQVEMDNl pic.twitter.com/EE7994mF32— henchinsai2 (@henchinsai2) 2019年8月17日
ストライキ中に別の従業員を雇用して営業を再開するという明らかなスト破りを好意的に紹介するテレビ朝日、率直に言って最悪
>人事を巡って対立してストライキが起き、14日から営業を停止していました。社長側は新たなスタッフを動員して16日午前7時から売店の営業を再開https://t.co/mtD9hadutT
— 古川 (@furukawa1917) 2019年8月17日
弱き者の小さな声を拾い、それを大きくしてあげること、そういうものは報道人としての1つのアイデンティティじゃなかったのですかね。
報道機関が真実とか誠実とかに向かう心をなくし、常に強い者の側についていきだせば、また70年前と同じく、ただの悪の片棒担ぎ団体に逆戻りしていくだけだ。— ナメさんはキャット (@nCdXZuhD1SRgGsG) 2019年8月17日
今の社会を象徴してますね。
権力持った人間が悪だろうがなんだろうが勝ってしまう。— ぎろすけ🦋 (@akadaruma) 2019年8月17日
本当に唖然とした。。
というか、新しいスタッフもよく考えないと!!何でストライキが発生したのか!!新しいスタッフも同じ目にあうかもよ?!— ノビータ (@yugo1990nobu) 2019年8月17日
#テレビ朝日 の報道の暴力だし、社会の破壊ですよ。#テレ朝最低 ‼️https://t.co/wGLVLFVTNs
— くろやす (@kuroyasu17) 2019年8月17日
残念ながら、本邦においてはスト破りしてでも営業継続することのほうが、労働者の権利を擁護するためのストライキよりも圧倒的に支持されるのです。労働者の権利をどうやって獲得するか以前に、労働者自身が別の労働者の手足を縛っているという現実。
— 田邑 真紀(McRash/亀羅家荷紺) (@f4mcrash) 2019年8月17日
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従業員による「切実な訴え」を無視し、ストを「迷惑行為」のごとく報じるテレビ報道に怒りの声殺到!
東北道佐野SAにおけるストライキの問題ですが、会社側の数々のブラック体質を無視した上で、別のスタッフを集めて営業再開したことを”朗報”のごとく報じているテレビ局(テレビ朝日)に対し、怒りの声が殺到しています。
従業員の方々による告発をみる限り、今回のストライキの原因は明らかに会社側にあるとしか思えませんが、こうした実情を無視した上でお盆中のストについて「迷惑行為」のごとく伝えては、滅茶苦茶なプロセスで営業再開したことを「グッドニュース」のように報じているテレビ局は、確かにかなり大きな問題があるかと思います。
ストライキは、全ての従業員に認められているごくごく当たり前の権利のはずなんだけど…今や、ストそのものが「かなりの異端行為」みたいな風潮になってしまっては、あまつさえ、「迷惑行為」のように報じられるようになっていること自体が、かなりの異常事態であることを国民は客観的に認識すべきだ。
本来であれば、テレビは、従業員がストライキを決行した経緯や事情について詳しく伝えた上で、社長が従業員の訴えを”完全無視”して新たなスタッフを集めて営業再開したことに対し、「スト破り」として厳しく批判的に報じるべきだし、これが、まともな国においての報道のあり方だろう。
一般庶民(労働者)自身も、SAで佐野ラーメンが食べられなかったことを嘆いたり、営業再開に大きく喜んでいる状態なのなら、これらは、回り回って自分たちの労働環境をより悪化させることに繋がってくるのを知るべきだし、これこそ、まさしく、経営者やお金持ちが不当に保護・優遇されては、一般従業員が非人間的・奴隷的な労働環境を強いられる「グローバリズムの極致」といえるものだ。
マスコミそのものが完全にグローバリズムに侵食されている上に、国民間においても相当に深く”洗脳”が進んでしまっていることがうかがえます。
有識者や情報強者のネットユーザーの間では、ご覧のように怒りの声が殺到していますが、ありとあらゆる場面で、私たちを「奴隷化」に導く洗脳が溢れかえっていることを強く認識させられるようなニュースです。
民主的な社会を作っていくためには、常に「弱者に寄り添う」「思いやりを持つ」ことを前提に社会制度を構築していくことが大切だし、全ての従業員が忖度なく、いつでもストライキを起こすことが出来るような世の中を作っていくことが、回り回って、国民全てが豊かになるような世の中になっていくということを、一人でも多くの人々が知っていくことが大切なのではと思うよ。
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