どんなにゅーす?
・2020年1月8日、イランが、イラクに駐留している複数の米軍拠点をミサイル攻撃を行なったことが明らかに。先日に米軍が行なったイラン革命防衛隊のソレイマニ司令官を殺害したことに対する報復措置とみられており、イランの最高指導者ハメネイ師は「(米国に)平手打ちを食らわせた」と主張した。
・米国とイランとの緊張状態が高まっている中、今回のイランの攻撃による犠牲者は確認されていないとしており、両国政府が破滅的な事態を避けるために水面下で折衝を行なっている動きもうかがえる。
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イラン 米軍に弾道ミサイル 革命防衛隊“司令官殺害への報復”
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アメリカ国防総省は、イランが現地時間の8日未明に十数発の弾道ミサイルを発射し、アメリカ軍などが駐留するイラク西部のアサド空軍基地と北部のアルビルの基地の少なくとも2か所が狙われたと明らかにしました。
アメリカの複数のメディアは、政府関係者の話としてミサイルは合わせて15発で、このうち10発がアサド空軍基地に、1発がアルビルの基地に着弾したと伝えています。
またアメリカ軍はミサイルの発射を探知し、現地の部隊に警報を発して兵士らを安全な場所に避難させたということで、これまでのところアメリカ軍の死傷者は確認されていないとしています。
これに対し、イランの革命防衛隊は8日、声明で攻撃を認めたうえで、ソレイマニ司令官を殺害されたことへの報復だと表明しました。
イランの最高指導者ハメネイ師は8日、首都テヘランで演説し、このなかで「昨夜はアメリカに平手打ちを食らわせた」と述べ、アメリカに一撃を与えたと主張しました。
そして「今回の軍事行動では十分ではなく、この地域におけるアメリカの存在を消し去ることが重要だ」として、アメリカ軍を中東地域から撤退させる必要があると訴えました。
ハメネイ師直轄の革命防衛隊は「アメリカがさらなる挑発行為をとれば、一層激しく破壊的な報復に直面することになる」として、反撃をけん制する一方、ザリーフ外相は、ツイッターで緊張のさらなる激化や戦争は望まないという考えも示しています。
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トランプ大統領「イランに新たな制裁 軍事力行使したくない」
アメリカのトランプ大統領はイランによる攻撃を受けて8日午前、日本時間の9日午前1時すぎから演説し「私が大統領である限り、イランには核兵器を持たせない。アメリカ人は幸運にも、昨夜の攻撃で犠牲者はいなかった」と述べました。
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またトランプ大統領は「私の指揮のもと、アメリカは、ソレイメニ氏を殺害した。ソレイマニ氏は、新たな攻撃を計画していたが、今回、その行為を止めた。彼はもっと前に排除されるべき人物だった。また、アメリカは、イランに対し、新たな制裁を科すことにした」と述べました。
さらに「アメリカは軍事力を行使したくはない。経済力こそが最大の抑止力である」と述べました。
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またトランプ大統領は「私たちはすばらしい将来を望んでいる。アメリカは平和を求めるすべての人と平和を受け入れる準備ができている」と述べました。
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アメリカ国内の予想ではトランプ大統領の会見で更なる事態悪化はない。イランの攻撃はアメリカへのダメージが目的ではなく、イラン国内へのパフォーマンスの意味合いが強いと考えられている。 #FX #ドル円
— Shota Sakuma (@sxsxsx_23) 2020年1月8日
CNN報道によると、今回のイラン軍によるイラン領内の米軍基地攻撃は事前にイラン側から予告があり、そのために米兵が適切に避難できた可能性がある。実に抑制された報復である。よってこれに対し更に反撃という態度をトランプが取るのなら、いよいよアメリカは戦争屋ということになる。
— 古谷経衡@長編小説『愛国商売』(小学館)発売中! (@aniotahosyu) 2020年1月8日
事実なら単なる壮大なパフォーマンスですね。あとイラン領ではなくイラク国内です。今後の情報に注意が必要ですね。
— SARTRE6107 (@ta6107) 2020年1月8日
なぜ、避難できたのか不思議だったがそういうことだったのか。
— ランルーク (@yamaichikoku) 2020年1月8日
一部で言われていましたが、明確な着地点がありそうですね。
— NOANOAH (@noah4you) 2020年1月8日
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イランによる報復攻撃は抑制的なものだった模様!ギリギリの折衝が続く中、”全面戦争”に発展しないことを祈る声!
↓トランプ大統領の会見。
イランによる”報復攻撃”が速報で伝えられた時には、思わず全世界が凍り付くような感情になってしまったけど…どうやら、続報を参照する限り、このイランの報復攻撃はかなり抑制的なものだったみたいだわ。
報道や米政府の発表によると、この攻撃による犠牲者は出ていない模様で、トランプさんも、今のところはこれ以上の軍事攻撃は行なわない姿勢を見せている状況ね。
一部の識者の間では、この両者による軍事攻撃の背景には、トランプとハメネイ師双方による「世論対策」があることを指摘する声が出ており、トランプにとっては、自身の「ウクライナ疑惑」に対する弾劾裁判が行なわれようとしている中で、民衆の関心をこれらから逸らさせる狙いがあったことを推測する声が出ている。
事の真相はまだはっきり分からないけど、見たところ、イラン側は全面的な報復に出てくる動きは今のところ見られない上に、米国側もこれ以上の軍事攻撃を行なう姿勢は今のところ見せていない。
どうにか、上手に着地点を見つけて、最悪の事態だけは避けなければならないし、一時の危機的状況からはいくらか緩和されたように見えるものの、しばらくはまだまだ予断を許さない状況が続きそうだ。
トランプさんが会見を行なうことを発表した時には、「いよいよ宣戦布告か?」みたいな心配の声が溢れたけど、ひとまず、比較的穏やかな内容でほんとによかったわ。
トランプさんの発言は、相変わらずフェイクやブラフだらけでとっても分かりにくいけど…どうか、破滅的な事態にならないことを祈りながら、今後の展開を見守っていこうと思うわ。
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