どんなにゅーす?
・元東電社員で、原子炉の設計や管理業務を担当してきた木村俊雄氏(55)が、文藝春秋の中で、福島原発事故について「福島原発は津波襲来前にすでに損傷していた」ことを告発した。
・木村氏は東電に細かいデータの開示を求めて、事故の内情を分析。その結果、津波襲来前にすでに福島原発の内部が危機的状況に陥っていたことが分かったという。
・現状では、「津波対策を行なえば再稼働可能」との判断が下されている中、この前提を根底から覆すような告発に対し、様々な声が上がっている。
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「福島第一原発は津波が来る前に壊れていた」元東電社員“炉心専門家”が決意の実名告発
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この点に関して、津波の規模が「予見可能だったか、想定外だったか」という議論がなされてきた。しかし双方とも「津波が事故原因」という点では一致し、多くの国民もそう理解している。
ところが、「津波が原因」ではなかったのだ。
福島第一原発は、津波の襲来前に、地震動で壊れたのであって、事故原因は「津波」ではなく「地震」だった――“執念”とも言える莫大な労力を費やして、そのことを明らかにしたのは、元東電「炉心専門家」の木村俊雄氏(55)だ。
木村氏は、東電学園高校を卒業後、1983年に東電に入社、最初の配属先が福島第一原発だった。新潟原子力建設所、柏崎刈羽原発を経て、1989年から再び福島第一原発へ。2000年に退社するまで、燃料管理班として原子炉の設計・管理業務を担当してきた“炉心屋”である。
東電社内でも数少ない炉心のエキスパートだった木村氏は、東電に未公開だった「炉心流量(炉心内の水の流れ)」に関するデータの開示を求め、膨大な関連データや資料を読み込み、事故原因は「津波」ではなく「地震」だったことを突き止めた。
「津波が来る前から、福島第一原発は危機的状況に陥っていた」
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「事故を受けて、『国会事故調』『政府事故調』『民間事故調』『東電事故調』と4つもの事故調査委員会が設置され、それぞれ報告書を出しましたが、いずれも『事故原因の究明』として不十分なものでした。メルトダウンのような事故を検証するには、『炉心の状態』を示すデータが不可欠となるのに、4つの事故調は、いずれもこうしたデータにもとづいた検証を行っていないのです。
ただ、それもそのはず。そもそも東電が調査委員会に、そうしたデータを開示していなかったからです。そこで私は東電にデータの開示を求めました。これを分析して、驚きました。実は『津波』が来る前からすでに、『地震動』により福島第一原発の原子炉は危機的状況に陥っていたことが分かったのです」
7基もの原発が稼働中の現在、このことは重大な意味をもつ。「津波が原因」なら、「津波対策を施せば、安全に再稼働できる」ことになるが、そうではないのだ。
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東電や国は「津波原因説」に固執してきた。地震の揺れは、1号機では耐震設計の基準値内。この程度の揺れで重要機器が損傷したとなれば、全国の原発で全ての機器の取り換えが必要になるかもしれない。だから地震原因説には絶対に乗れないのだ。https://t.co/vgCOxnnJlo
— 佐藤 圭 (@tokyo_satokei) 2019年8月13日
まあ、そういうこと言ってたよね、現場にいた作業員が。「地震直後に上の方からボルトとかがバラバラ落ちてきて、原発が壊れた」とかさ。でも、東電が出した数値から炉心専門家が計算して出すのは初めてかも。文藝春秋って嫌いなんだけど、読んでみるか… https://t.co/S44Dcu0MEP
— 市民派 (@xPithyjFs8YPuFY) 2019年8月13日
観測環境や
実際に観測された数値は
重要な情報として
保存、公開されていくべき。それをもとに
様々な検証を行い検証結果の違いについて
改め 検証を行う。そうして
その時何が起こったのか?
どうして起こったのか?
検討し、対策を練る。利益や面子は 棚上げしておこう。
— すずとり (@Suzu___tori) 2019年8月13日
「福島第一原発は津波が来る前に壊れていた」
元東電社員 “炉心専門家” が決意の実名告発これは衝撃。原因は津波ではなく、地震動だった。
現在、7基の原発が稼働している。「津波が原因」を前提として津波対策を施しているが、そうではなかった。安全対策が根底から崩れたhttps://t.co/vodg7Cpym0— 盛田隆二 (@product1954) 2019年8月13日
これ、随分前から言われていました。「全電源喪失はありえない」と地震対策を拒否した安倍晋三の責任を徹底的に追及せねばなりません。原発事故を起こした張本人ですから。
— ビビ・バッ・チーン@山本太郎が総理大臣で (@amyurnt) 2019年8月13日
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ネット上では、早速「フェイク」「嘘くさい」などのコメントが多数!原発から一向に抜け出せない日本の”病巣”が改めて明らかに!
出典:お役立ち情報の杜(もり)
元東電社員で、原子炉の設計や管理業務を担当してきた木村俊雄さんによる告発記事が話題になっています。
ネット上では、早速、この記事に対する信憑性を疑う声が多数寄せられており、「政府の再稼働の姿勢は間違っていない」と誘導するような動きが起こっています。
「福島原発は、津波襲来前にすでに損傷していた」との疑惑については、事故発生当初からしばしば一部で上がっていたよね。
結局、核心的なデータも入手できない上に、専門的な知識も持っていない一般国民からすれば、言うまでもなく、「事故の真相」を知ることは永久に出来ないのだろうし、この国の体質が根本的に変わらない限り、これからも永久に明らかになることはないのだろう。
そんな中で、ボクたち一般国民が「大前提」として抑えておきたいのは、隠蔽や改ざんなどが日常茶飯事にまかる通るような腐敗した政府である限り、「国民にごまかすことが可能な情報については、迷いなくとことんごまかす方針が徹底されることは間違いない」ということだ。
そして、マスコミやネットにおいては、こうした腐敗した政府の情報を国民が”盲信”するよう、様々な誘導や洗脳が蔓延しているのが現状だ。
ネット上では常に”視野狭窄的”なコメントが溢れかえっており、ボクたちに俯瞰的な視点を持たないような誘導が絶えないけど、そもそも、「福島原発事故の真相もはっきりしない上に、検証も全く進んでいないような状況にもかかわらず、(おざなりの安全対策で)再び原発が次々再稼働されては、これを国民が半ば黙認」していること自体が、相当に異常なことで、いわば、かなり重たい”病”にかかってしまっているような状況なんだよ。
「確たる理由もなくお上を盲信する」「世間の潮流に流されやすい」「すぐに忘れやすい」などといった国民の性質に加え、「誰も何の責任も取らずに、反省も検証もしない」政府の姿勢が凝縮してしまっているのが、この原発問題なのかもしれません。
こうした「病」が蔓延し続ける限り、いずれ、「福一の悲劇」が再び起こることになるのは間違いないのではないでしょうか。
オリラジの中田氏も指摘していたけど、(米国の差し金もあって)「原発から永遠に抜け出せない」麻薬のようなシステムが強力に日本社会にインストールされてしまっているし、こうした日本国民や政府が抱えている「病」は、軍事や経済など、あらゆる部分で悪影響を及ぼし、いずれ、再起不能なまでの破綻や破滅を招いてしまう恐れがある。
そういう意味では、「日本がいつか”原発地獄”から抜け出すことが出来るのかどうか?」が、日本の将来の存亡を占う重要なファクターになっていくかもしれないね。
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