どんなにゅーす?
・香港で、中国への容疑者の身柄の移送が可能となる「逃亡犯条例」の改正に反対する人々が集結し、数万人規模のデモが発生。多くの市民が国会を包囲し、警察隊と衝突する事態が続いている。
・ネット上では、デモに参加した人々が警察隊から激しい暴行を受けている動画が話題に。デモ隊と警察隊双方に70人以上の負傷者が発生しているとの報道が出ている。
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【解説】 なぜ香港でデモが? 知っておくべき背景
香港で市民が立法会(議会)や主要道路をふさぎ、抗議デモを行っている。警察はこれに催涙ガスやゴム弾で対応している。
この抗議活動は表面上、犯罪容疑者の中国本土への引き渡しを認める「逃亡犯条例」の改正案に反対するものだ。
だが、そこには改正案以上の理由がある。
何が起きているのかを知るには、数々の重要な、中には数十年前から始まっている文脈を見ていく必要がある。香港は特別な場所
思い出して欲しいのは、香港が他の中国の都市と大きく違う場所だということだ。これを理解するには、歴史を振り返る必要がある。
香港はかつて、150年以上にわたってイギリスの植民地だった。香港島は1842年のアヘン戦争後にイギリス領となり、その後、イギリスは当時の清朝政府から「新界」と呼ばれる残りの地域を99年間租借した。
それからの香港は活気ある貿易港となり、1950年代には製造業のハブとして経済成長を遂げた。また、中国本土の政局不安や貧困、迫害などを逃れた人たちが香港に移り住むようになった。
99年の返還期限が迫った1980年代前半、イギリスと中国政府は香港の将来について協議を始める。中国の共産党政府は、返還後の香港は中国の法律に従うべきだと主張した。
両国は1984年に、「一国二制度」の下に香港が1997年に中国に返還することで合意した。香港は中国の一部になるものの、返還から50年は「外交と国防問題以外では高い自治性を維持する」ことになった。
返還後の香港は香港特別行政区となり、独自の法制度や国境を持つほか、表現の自由などの権利も保障されている。例えば、中国国内で1989年の天安門事件について市民が追悼できる数少ない場所となっている。……だが、状況は変わってきている
香港にはなお、中国本土にはない自由がある。しかし、それも徐々に減退していると指摘する声もある。
人権団体は、高等法院が民主派議員の議員資格を剥奪(はくだつ)したなどの事例を挙げ、中国政府が香港の自治に介入していると批判する。香港の書店員が次々と姿を消した事件や、ある富豪が中国本土で拘束されていることが分かった事件なども懸念を呼んでいる。
アーティストや文筆家は、検閲の圧力にさらされていると話す。英経済紙フィナンシャル・タイムズの記者が香港独立を目指す活動家を招いたイベントを司会をしたところ、香港への入国を拒否された。
もうひとつ問題となるのは、民主化だ。
香港政府トップの行政長官は現在、1200人からなる選挙委員会で選出される。この人数は有権者の6%に過ぎず、その構成はもっぱら中国政府寄りだ。
香港の憲法ともいえる「香港特別行政区基本法」では、行政長官は究極的にはこれよりも民主的な方法で選ばれるべきだとしている。しかし、もっと民主的な方法とはどうあるべきかについては、様々な意見がある。
中国政府は2014年、親中的な選挙委員会が選んだ候補者の中から有権者が行政長官を選ぶ案を発表したが、「見せかけの民主主義」だという批判が集まり、議会で却下された経緯がある。
基本法の期限が切れるのは28年後の2047年。それ以降に香港の自治がどうなるのかは不透明だ。~省略~
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7人に1人が参加していると言われる #香港 103万人デモ。中国の影響力増す中、逃亡犯条約で不当な拘束や引き渡しが行われ、言論の自由、民主主義が脅かされるとの危機感広がる
現役女子大生訴え「改正案可決されたら香港に住む、香港に来る日本人の人権も影響うける」 #BIJ https://t.co/poa05l8giD
— 望月衣塑子 (@ISOKO_MOCHIZUKI) 2019年6月13日
この人ってネット右翼と一緒にわざわざ辺野古ゲート前までやって来て「抗議活動・座り込みは違法行為だからやめなさい」と挑発的街宣を敢行、座り込む沖縄戦経験者の方を本気で怒らせてましたよね。
沖縄の大衆運動は許せないが香港のデモは断固支持。
相変わらず薄っぺらい政治家だなと思います。 https://t.co/nEqrlQXtY9
— やんばるぐらし (@yanbarugurashi) 2019年6月13日
香港でのデモ隊と警官が衝突をし、怪我人が多く出ていることに心を痛めています。条例案に対して行動を起こした人々がこれ以上傷つかないことを心から願います。そして、なによりも香港の自由と民主、人権と尊厳が守られることを強く願っています。
— 蓮舫・立憲民主党(りっけん) (@renho_sha) 2019年6月13日
権力側はときに、民衆の抵抗を「暴動」と呼び、声を届けようとする人々に「テロリスト」というレッテルを貼り、その動きを封じ込めようとする。シリアでも同じようなことが起きていた。力のある側の言葉には常に、注意深くありたい。 https://t.co/bfZckGmgPe
— 安田菜津紀 (@NatsukiYasuda) 2019年6月13日
ネットで拡散された日本語のチラシ。
香港の「逃亡犯条例」反対デモの参加者たちが広めています。日本に協力を呼びかける理由を、そのうちの1人が教えてくれました。
「もし最後僕たちが負けても、この歴史を決して忘れないで」https://t.co/zOSbqsCGQb— ハフポスト日本版 (@HuffPostJapan) 2019年6月13日
香港デモを支持する人が、人権尊重で言ってるのか、それとも単に中国嫌いで言ってるだけなのか、見分ける方法としては
「香港から亡命者が来た時に、難民として受け入れて定住させることに賛同するかどうか」が踏み絵になるかも?
(100%これで割り切れるかどうかは不明ですが) https://t.co/SUIAvpsdDu— Shin Hori (@ShinHori1) 2019年6月13日
香港のデモに対する警官隊の攻撃は目に余るものがあります。まるで沖縄の反基地運動に対する日本の警官隊の弾圧を思わせるような横暴さを感じました。香港政府と中国政府に直ちに弾圧を止めることを要求します。民主主義は力では決して潰せないのです。https://t.co/voLfb4bLmm
— なうちゃん(弱い自分を恥じないこと、弱い誰かを笑わないこと) (@nauchan0626) 2019年6月13日
**トリガー警告!***
ビデオから、あなたは10人以上の警官が抗議者を追い払っているのを見ることができます。 抗議者の一人が地面に押しつけられ、バトンに殴打された。 リツイートしてください。#香港 #香港デモ #香港警察 #香港ポリス #人権 pic.twitter.com/TUYplObB11
— fromizone (@na_gyung0601) 2019年6月12日
昨日の香港の惨状以降、眠れず、食事も喉を通らず、仕事を休みました。
関係者には申し訳ないと思っています。身内がいる地で、身内と仲間が怒りと恐怖に震えながら戦っています。
武器を持たぬ人たちに対し、警察は容赦なく発砲し、集団リンチをしています。
今、仕事をする心身状況にありません。 pic.twitter.com/wwVbOv5seF— Rie Raylie NISHINAKA (@riensnk0813) 2019年6月13日
https://t.co/LNtLJLyvzc
警察が
歩けない外国人に
武器がない女性に
水を運んでる男子に
まだいっばいありますよければ上のリンクを見て拡散してください、中国語のタイトルしかありませんが、この状態を世界で広げてほしい
未熟な日本語は本当にすみません#香港#香港デモ#逃亡犯条例 pic.twitter.com/F3b0Rag4Xl
— テイ🔨💉 (@heitsuuuuu) 2019年6月13日
香港人の友達から送られてきたfbでシェアされてた動画。
これ香港の警察だよ?怖すぎん?#香港#香港デモ#香港加油https://t.co/HJmbEzqWCy pic.twitter.com/zT7tW85orK— おちゃ~🍵 (@kokumotsu_ocha) 2019年6月12日
警察のバリケードを突破して、立法府の占拠に向かう香港の人々。 pic.twitter.com/meUZIwTMkM
— たまさか (@TamasakaTomozo) 2019年6月12日
警察がバリケード超えてどんどん前進し始めてる。対話による平和的に解決とかじゃなく、完全に市民の声を潰そうという香港政府の姿勢が見えます。 #香港デモ #香港加油 pic.twitter.com/LGxBf9ezl2
— KyuTA (@KyuTA45757182) 2019年6月12日
彼らはまだ警察ですか
彼らが暴力を使っているのを私はただ見ます
Are they still a police?
I just see that they are using violence#香港 #HongKong #逃犯條例 #逃亡犯条例 #反送中 #antiELAB pic.twitter.com/0WJl3Kv5iS— NV_Ken (@ASB13NV5551) 2019年6月12日
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ネット上では、香港警察による「市民弾圧」の暴力映像が続々アップされる!
出典:YouTube
香港で、「自由な社会を守ろうとする」市民によるデモが激化、警察隊と全面的に衝突する事態に発展しているみたいだわ。
ネット上では、香港警察による市民への激しい暴力を映した動画が続々アップされているし、かなり大変な事態になっているみたいね。
日本で行なわれている「国会デモ」や「沖縄の基地反対運動」などに対して散々激しく非難している安倍シンパが、香港のデモにおいては市民側を全面的に支持する声が次々上がっているのも呆れちゃうけど…改めて、世界の人々は、率先して政治に関わっていく姿勢を持ちながら、自分たちの自由な生活を守るべく、日頃から積極的に行動を起こしている現実があることを感じるね。
ボクたち日本人も大いに見習うべき部分があるように感じるし、香港では、「中国支配の拡大」に対し、若い人々を中心に非常に強い警戒感が広がっていることを感じる。
香港と言えば、1999年にイギリスから中国に返還された歴史があるけど、これまでもイギリス領時代の資本主義制度が色濃く残っていた中で、近年では、徐々に中国の社会制度に組み込まれる動きが進んできているように見えるわね。
上の数々の映像を観ても、明らかに警察組織が反中国政府の一般市民を攻撃している様子が見られるし、民衆が大きく抵抗していかない限り、香港も習近平による独裁体制の中国に飲み込まれていく流れが起こっていると見るのが良さそうだね。
世界的な潮流としても、「戦後民主主義の退化」とかつての「独裁政治体制の復活」の流れが徐々に広がってきているように見えるし、これは日本も全く他人事ではない。
これまで存在していた「自由」と「民主社会」をどうにか守ろうとする、香港の人々による決死のデモ運動が実を結んでいくことを祈りたいし、ボクたち日本国民も、現在の「ある程度の自由や平和」が存在している社会が、安倍政権の長期政権化(独裁化)によって、日に日に危機に瀕してきている現実をもっと認識した方が良さそうだね。
私たちも香港の若い人たちを見習って、「自分たちが主体となって社会を作っていく」との意識を持ちながら、どんどん積極的に政治活動に参加していくことの大切さを意識していく必要がありそうね。
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