■ゆるねとにゅーすからのお知らせはこちら■

香港デモが激化!「中国支配」を警戒する市民と警察が衝突!多数のけが人が発生&警察による「暴力動画」も!

香港デモが激化!「中国支配」を警戒する市民と警察が衝突!多数のけが人が発生&警察による「暴力動画」も!

どんなにゅーす?

香港で、中国への容疑者の身柄の移送が可能となる「逃亡犯条例」の改正に反対する人々が集結し、数万人規模のデモが発生。多くの市民が国会を包囲し、警察隊と衝突する事態が続いている。

・ネット上では、デモに参加した人々が警察隊から激しい暴行を受けている動画が話題に。デモ隊と警察隊双方に70人以上の負傷者が発生しているとの報道が出ている。

【解説】 なぜ香港でデモが? 知っておくべき背景

香港で市民が立法会(議会)や主要道路をふさぎ、抗議デモを行っている。警察はこれに催涙ガスやゴム弾で対応している。
この抗議活動は表面上、犯罪容疑者の中国本土への引き渡しを認める「逃亡犯条例」の改正案に反対するものだ。
だが、そこには改正案以上の理由がある。
何が起きているのかを知るには、数々の重要な、中には数十年前から始まっている文脈を見ていく必要がある。

香港は特別な場所
思い出して欲しいのは、香港が他の中国の都市と大きく違う場所だということだ。これを理解するには、歴史を振り返る必要がある。
香港はかつて、150年以上にわたってイギリスの植民地だった。香港島は1842年のアヘン戦争後にイギリス領となり、その後、イギリスは当時の清朝政府から「新界」と呼ばれる残りの地域を99年間租借した。
それからの香港は活気ある貿易港となり、1950年代には製造業のハブとして経済成長を遂げた。また、中国本土の政局不安や貧困、迫害などを逃れた人たちが香港に移り住むようになった。
99年の返還期限が迫った1980年代前半、イギリスと中国政府は香港の将来について協議を始める。中国の共産党政府は、返還後の香港は中国の法律に従うべきだと主張した。
両国は1984年に、「一国二制度」の下に香港が1997年に中国に返還することで合意した。香港は中国の一部になるものの、返還から50年は「外交と国防問題以外では高い自治性を維持する」ことになった。
返還後の香港は香港特別行政区となり、独自の法制度や国境を持つほか、表現の自由などの権利も保障されている。例えば、中国国内で1989年の天安門事件について市民が追悼できる数少ない場所となっている。

……だが、状況は変わってきている
香港にはなお、中国本土にはない自由がある。しかし、それも徐々に減退していると指摘する声もある。
人権団体は、高等法院が民主派議員の議員資格を剥奪(はくだつ)したなどの事例を挙げ、中国政府が香港の自治に介入していると批判する。香港の書店員が次々と姿を消した事件や、ある富豪が中国本土で拘束されていることが分かった事件なども懸念を呼んでいる。
アーティストや文筆家は、検閲の圧力にさらされていると話す。英経済紙フィナンシャル・タイムズの記者が香港独立を目指す活動家を招いたイベントを司会をしたところ、香港への入国を拒否された。
もうひとつ問題となるのは、民主化だ。
香港政府トップの行政長官は現在、1200人からなる選挙委員会で選出される。この人数は有権者の6%に過ぎず、その構成はもっぱら中国政府寄りだ。
香港の憲法ともいえる「香港特別行政区基本法」では、行政長官は究極的にはこれよりも民主的な方法で選ばれるべきだとしている。しかし、もっと民主的な方法とはどうあるべきかについては、様々な意見がある。
中国政府は2014年、親中的な選挙委員会が選んだ候補者の中から有権者が行政長官を選ぶ案を発表したが、「見せかけの民主主義」だという批判が集まり、議会で却下された経緯がある。
基本法の期限が切れるのは28年後の2047年。それ以降に香港の自治がどうなるのかは不透明だ。

~省略~

【BBC 2019.6.13.】

ネット上では、香港警察による「市民弾圧」の暴力映像が続々アップされる!

出典:YouTube

香港で、「自由な社会を守ろうとする」市民によるデモが激化、警察隊と全面的に衝突する事態に発展しているみたいだわ。
ネット上では、香港警察による市民への激しい暴力を映した動画が続々アップされているし、かなり大変な事態になっているみたいね。

日本で行なわれている「国会デモ」や「沖縄の基地反対運動」などに対して散々激しく非難している安倍シンパが、香港のデモにおいては市民側を全面的に支持する声が次々上がっているのも呆れちゃうけど…改めて、世界の人々は、率先して政治に関わっていく姿勢を持ちながら、自分たちの自由な生活を守るべく、日頃から積極的に行動を起こしている現実があることを感じるね。

ボクたち日本人も大いに見習うべき部分があるように感じるし、香港では、「中国支配の拡大」に対し、若い人々を中心に非常に強い警戒感が広がっていることを感じる。

香港と言えば、1999年にイギリスから中国に返還された歴史があるけど、これまでもイギリス領時代の資本主義制度が色濃く残っていた中で、近年では、徐々に中国の社会制度に組み込まれる動きが進んできているように見えるわね。

上の数々の映像を観ても、明らかに警察組織が反中国政府の一般市民を攻撃している様子が見られるし、民衆が大きく抵抗していかない限り、香港も習近平による独裁体制の中国に飲み込まれていく流れが起こっていると見るのが良さそうだね。

世界的な潮流としても、「戦後民主主義の退化」とかつての「独裁政治体制の復活」の流れが徐々に広がってきているように見えるし、これは日本も全く他人事ではない
これまで存在していた「自由」と「民主社会」をどうにか守ろうとする、香港の人々による決死のデモ運動が実を結んでいくことを祈りたいし、ボクたち日本国民も、現在の「ある程度の自由や平和」が存在している社会が、安倍政権の長期政権化(独裁化)によって、日に日に危機に瀕してきている現実をもっと認識した方が良さそうだね。

私たちも香港の若い人たちを見習って、「自分たちが主体となって社会を作っていく」との意識を持ちながら、どんどん積極的に政治活動に参加していくことの大切さを意識していく必要がありそうね。

================

この記事が「良かった」「共感した」「参考になった」「役に立った」と思ったら、カンパ(ご支援)いただけますと嬉しいです!

(new)クリエイター支援サイト「Ci-en」を通じた支援(クレジット・銀行振込・電子マネー等多くの支払い方法に対応)

100円~50,000円まで、自由に金額を設定しチップを贈ることが出来ます。(Ci-enを通じた詳しい支援の仕方はこちら

↓「Ci-en」を通じた当サイトへのご支援はこちらから↓



「note」を通じての支援(ゆるねとにゅーすイメージソングの購入…価格500円・税込・クレジットまたはモバイル決済)

楽曲の購入とは別に、クリエイターサポート機能を利用することで、100円~1万円までご支援いただけます。
楽曲を購入せずに、サポートのみ(100円~1万円)を行なうことも可能です。
サポート機能について詳しくはこちら




月額ウェブマガジン「ゆるねとパートナーズ」のご購読(クレジット決済または銀行自動引き落とし)



およそ3日に一度配信(月10回)されるウェブマガジン「ゆるねと通信」や、管理人やキャラクターによる動画配信、不定期配信の会員限定記事などをお届けいたします。
金額は月500円~ご自由にお選びいただけます。
決済方法は、PayPalによるクレジット決済または銀行の自動引き落としです。

詳しくは「ゆるねとパートナーズ」のウェブサイトをご覧くださいませ。

サイトの存続と安定的な運営のために、ご支援をよろしくお願いいたします。

ピックアップカテゴリの最新記事