どんなにゅーす?
・2018年4月9日、サッカー日本代表の監督を務めてきたヴァヒド・ハリルホジッチ監督が電撃解任された。
・ワールドカップまで僅か2ヶ月のタイミングでの解任劇に、各メディアもセンセーショナルに報じており、ネット上でもサッカー協会に対する疑問や怒りの声が相次いでいる。
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ハリルホジッチ監督解任 大胆戦術にあつれきも
W杯まで2カ月、時機逸した感もサッカー日本代表のハリルホジッチ監督が解任されることが9日、決まった。指揮官としての決断力が高く評価されながらも、歯に衣(きぬ)着せぬ直言や衝突も辞さぬ姿勢から、チーム運営の手腕については不安視する見方がくすぶっていた。ワールドカップ(W杯)ロシア大会本番までわずか2カ月。決断が時機を逸した感は否めない。
就任してから38試合で21勝9分け8敗。W杯アジア最終予選では2016年9月の初戦に黒星を喫してつまずいたが、最終的には出場権獲得とB組1位を確定させた。
スタイルを固定せず、対戦相手に応じて戦術やメンバー構成を鮮やかに変えた。選手起用も実績や知名度にこだわらず、必要と直感した選手を抜てきすることをためらわなかった。軸や中心選手を据えるよりは多くの選手を試し、絶えず競争を促してきた。そのスタイルは「カメレオン的」とも評され、成功を収めたのがW杯ロシア大会出場を決めた昨年8月のオーストラリア戦だった。
一方で、リスクを恐れぬ戦術選択が裏目に出た試合も少なくない。欧州基準のスピード、1対1の局面での強さを選手に要求し、厳格な体調管理を説いた。「日本は幻想を見ず現実(のレベル)を直視すべきだ」「日本の選手はおとなしい」と直言をいとわなかった。
ハリルホジッチ監督の後任に西野氏有力
ハリルホジッチ監督の解任に伴うサッカー日本代表の次期監督に、元J1G大阪などの監督を務め、現日本協会技術委員長の西野朗氏の就任が有力なことが9日、関係者への取材で分かった。
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サッカー日本代表のハリルホジッチ監督が解任されることになりました。日本サッカー協会の田嶋幸三会長は、ハリルホジッチ監督に解任することをすでに伝えたということです。サッカー協会は9日午後に会見し、後任の監督を発表することにしています。 https://t.co/Qg5XPt0Dcq
— NHKサッカー (@NHK_soccer) 2018年4月8日
ハリルホジッチが本当に本気で戦った最後の試合はW杯予選のオーストラリア戦ですよね。そこでW杯出場決まってからは完全にテスト。つまりあのオーストラリア戦こそがホジさんを評価すべき試合だと思うんだよね。練習試合の結果なんてわりとどうだっていいんだよ。
— リベロの河童 (@55ft) 2018年4月9日
ハリルホジッチ、日本代表監督なんていう貧乏くじを引いてくれて世代交代もしてアジア予選1位通過したのにウクライナに負けたら解任かよ。
筋通ってねえだろ
— ルカクBOT(雑魚専) (@lukakubotunited) 2018年4月8日
【歴代日本代表監督戦績】
岡田武史 在任8ヶ月 勝率47%
トルシエ 在任3年8ヶ月 勝率46%
ジーコ 在任3年11ヶ月 勝率52%
オシム 在任1年3ヶ月 勝率60%
岡田武史 在任2年5ヶ月 勝率52%
ザッケローニ 在任3年8ヶ月 勝率55%
アギーレ 在任8ヶ月 勝率50%
ハリルホジッチ 在任3年1ヶ月? 勝率55%? pic.twitter.com/MoFsS10HDf— ドコモダケ (@docomodake_J) 2018年4月8日
今後予想されるハリルホジッチ解任論者達の論旨
【奇跡的にW杯で結果が出た場合】
・ほら見ろ!オレの言った通りだ!【W杯でグダグダだった場合】
・ボクはもっと前から「解任すべき」と言っていた。JFAの決断が遅過ぎた
・後任が思てたんと違かった
↓
【結論】
ボクは間違ってない— よしだ (@kosugi_jujiro) 2018年4月8日
この絶望がわかるかい?
日本が万一、1次リーグを突破したとしても、それは上積みあってのものじゃなく「偶発性」になる。
ハリルホジッチが貫き、積み上げてきた内容と、日本サッカーの現時点での相性チェックもできない。結果以外、後に何も残らない大会になるんだ。
これが地獄でなくて何だ?— 白面 (@Hakumen9b) 2018年4月9日
ここで切るなら、そもそも何故ハリルホジッチにしたのだ感は否めない。最後まで手札を切らず、勝負に出るタイプの監督を最終フェーズで解任という大技。
— 結城 康平 (@yuukikouhei) 2018年4月9日
ハリルホジッチ監督のままで結果(W杯決勝ラウンド進出)を残せる可能性も低いと思うが、このタイミングでの監督交代は悪手すぎる。ハリルホジッチ監督解任が本当ならば、果たして、JFAはどんな解任理由を持ち出すのか? 日本がサッカー後進国であることを、世界に発信することになりそうな予感……。
— 岩本義弘 (@ganpapa) 2018年4月8日
一番最悪なことは、「成功か失敗か評価できない」状態。今それが起ころうとしている。ハリルホジッチの成否は、W杯を待たないと判断できなかった。そのリスクはもう取ったはずだった。受忍できないなら昨年9月1日で解任すべきだった、あらゆる角度から見て悪手の意思決定 #daihyo
— サワヤマ🤔 (@diceK_sawayama) 2018年4月8日
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至上命題だった「W杯出場」をもたらしてくれたものの、最後の「大本番」を迎える直前の”土壇場”でチームを去ることに…
出典:Wikipedia
はあああっ!?
すでにワールドカップの本番がすぐそこまで来てるってのに、こんな時にハリルホジッチさんをクビだなんて…これは一体どうなっているのよぉ!!
すでにW杯出場をしっかりと決めているし、今まで総合しても、とりたてて悪い成績というわけではなかったものの、直近2試合の親善試合の振るわなかった「結果」を重視したと協会側が発表している状況だ。
あるいは、表に出ていない部分で、選手または協会側と、修復不能なまでの信頼関係の破綻やいざこざがあった可能性も否定できないね。
しかし、どちらにしても、解任するならもっと早いタイミングで行なうべきだったと思うし、後任の西野氏がどこまでやって(リカバーして)くれるのかも全く未知数だ。
その一方、実際に過去のW杯で実績を残しているハリルホジッチの指揮ぶりも見てみたかったし、あくまで「本番(W杯など主要大会)での結果が全て」という世界の中で、ハリルホジッチの真の実力や評価も闇に葬られることとなってしまった。
色々とモヤモヤが付きまとってしまう解任劇だけど、西野氏の新しい体制で日本代表が本番でどのような試合を見せるかは、「伸るか反るか」でまったく予測がつかない状況だね。
私たちにとっては、まるで訳がわかんない状況だけど…せっかくここまで来れたんだから、日本代表の選手は悔いの残らないようなベストの試合を見せて欲しいところだわ…。
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