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春名風花さんが、誹謗中傷を送り付けたネットユーザーを提訴!「真綿でじわじわ首を締められる生活」「絶対に引きません」

春名風花さんが、誹謗中傷を送り付けたネットユーザーを提訴!「真綿でじわじわ首を締められる生活」「絶対に引きません」

どんなにゅーす?

・ツイッター上で、名誉を大きく傷つける誹謗中傷コメントを送りつけられたとして、女優の春名風花さん(18)がネットユーザーに対し265万4000円の支払いを求めて横浜地裁に提訴した。

・春名さんは、9歳の頃にツイッターを開設し、社会問題などについて積極的に意見を発信していたものの、連日送りつけられる人格否定を伴った激しい誹謗中傷に悩まされるように。「彼女の両親自体が失敗作」との誹謗中傷に対し、春名さん側がプロバイダに発信者情報の開示を求め、19年11月に裁判所がプロバイダに氏名や住所などを開示するよう命令が出ていた。

・春名さんは、これまでの数多くの誹謗中傷被害に対し、「真綿でじわじわ首を締められる生活」と振り返り、今後は、誹謗中傷を行なったネットユーザーに対して徹底的に賠償請求を行なっていく考えを示した。

春名風花さんが「ネット中傷」の投稿者を提訴 「彼女の両親自体が失敗作」とツイート

ツイッターに虚偽の内容を投稿され名誉を傷つけられたとして、女優の春名風花さん(18)と春名さんの母親が1月14日、書き込みをした人物を相手取り、慰謝料など265万4000円の支払いを求めて横浜地裁に提訴した。

春名さん側は「彼女の両親自体が失敗作」などと書かれたツイートに対し、プロバイダに発信者情報を求めていた。東京地裁(大嶋洋志裁判官)は2019年11月1日、こうしたツイートを「社会通念上許される限度を超える侮辱表現で、名誉感情を害されたことは明らか」と認定し、氏名や住所などの開示をプロバイダに命じた。

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【Yahoo!ニュース(弁護士ドットコム) 2020.1.14.】

春名風花さん、ネット中傷に法的措置 苦しめられた10年間「絶対に引きません」

「はるかぜちゃん」こと女優の春名風花さん(18)。9歳でツイッターを始めると、社会問題について自分の意見を率直につぶやき、すぐさま話題になった。今年2月に19歳の誕生日を迎える春名さんのフォロワーは、今や20万人を超えたが、この10年間は誹謗中傷との闘いでもあった。

~省略~

ツイッターをはじめた小学生時代から、誹謗中傷に悩まされていた。年配の警察官には「芸能界辞めたら」と門前払いされ、劇場への爆破予告も時効を迎えた。

春名さんはこうした日々を「真綿でじわじわ首を締められる生活」と言う。

「フォロワーが多くても、何も強くないと思う。人間として見られていない感じがする。誹謗中傷は慣れていると言っても、ちょっとずつ精神が削られて行く。周りの人に迷惑がかかったらなおさらつらい」

~省略~

爆破予告の犯人が捕まらなかったり、中傷に言い返さなかったりするたび、「誹謗中傷自体が、自作自演だろ」と言われた。

警察も対応してくれず、残された手段は民事裁判。とはいえ、お金もかかるためすぐには踏み出せなかった。

さらに、裁判を起こしても、費用倒れのリスクもあると知った。2018年10月、のちに代理人となる田中一哉弁護士に相談した際、「身元を突き止めたとしても、相手が賠償金を払えないケースがある」と説明された。

ツイッターに請求して開示される情報は、IPアドレスとタイムスタンプのみ。そこから投稿者が利用したプロバイダが分かれば、そのプロバイダに対して、投稿者の情報(住所、氏名、メールアドレスなど)の開示を求めることになる。

そうして初めて、投稿者に損害賠償を請求することができるが、ようやく身元が判明したところで、相手が賠償金を支払えるかどうかは分からないのだ。

お金をかけて頑張って裁判しても虚しさしか残らないかもしれないーー。春名さんは「本気でやるぞ」と覚悟を決め、仕事のあいまにコールセンターでアルバイトをして裁判費用を貯めた。「来年からの大学在学中の生活費と学費のために貯めていたお金も裁判費用に回すことになって、悲しかった」とこぼす。

~省略~

【弁護士ドットコム 2020.1.4.】

春名風花さんがついに本格的な訴訟手続きへ!ネット上の誹謗中傷問題の改善に向かっていくのかどうかに注目集まる

出典:FUKA HARUNA official website

以前から多くのネット上の誹謗中傷に悩まされていた春名風花さんが、ついに、悪質なネットユーザーに対して損害賠償請求訴訟を起こしました。
先日に、東京湾の海岸で遺体で見つかった三宅雪子元衆院議員も、酷いネット中傷に悩まされていたことが分かっていますが、こうした動きによってネット上の誹謗中傷問題の改善に向かっていくのかどうかが注目されます。

最近になって、ネット上の誹謗中傷被害に対して、今回のような法的な措置も含めて、毅然とした厳しい対応を行なうケースが増えてきているけど、実際に、こうした動きによってどこまでネット上の中傷被害が減っていくのかというのは全く未知数だし、もう少し様子を見ていかないと分からないね。

…というのは、ネット上の中傷というのは、場合によっては書き込みを行なっている本人が、相手を激しく傷つけていること(自身が迷惑行為を行なっていること)を今一つ理解できていないようなケースも多くあるからだ。
小沢一郎氏と近かった三宅雪子元議員の場合は、政治勢力と繋がる「プロのネット工作員」が嫌がらせ工作を行なっていたケースも考えられるけど、タレントや俳優などの芸能人に対する誹謗中傷というのは、どちらかといえば、単なるアンチや日頃のストレスの発散など、あまり深く考えずに中傷コメントを送りつけているケースも多そうな感じがする。
こうしたケースの他にも、例えば、投稿者本人にそのつもりがなくてもコメントを受け取った本人が強い不快感を感じたり、ちょっとした考えの違いから論争になり、その中で、双方が感情的になったことで相手を傷つける暴言や中傷コメが飛び出てきてしまうようなケースも考えられる。

そのように考えると、積極的に言論活動や不特定多数のネットユーザーを積極的にやり取りを行なう場合、ある程度のトラブルや暴言などを避けることはなかなか難しい側面があるかと思います。

おまけに、昨今の日本は、「ストレス社会」というくらいに、精神を病んでいたり心身が疲れている人間が多く、これが、よりネット上の中傷被害を深刻化させている側面があると考えている。
不特定多数の生身の人間がインターネットを使っている以上、心に余裕がない人や一般的なマナーや良識をわきまえていない人が多ければ多いほど、様々なネットトラブルが発生する可能性がどんどん高くなっていくのは全く自然な成り行きだからね。

こうなってくると、やはり、ネット上の中傷被害を減らしていくための「最も生産的で有効な方法」は、日本国民の生活や教育の水準を今よりももっと大きく上げたうえで、心身ともに健康な国民を増やしていくしかない…ということになりそうですね。

ネット上の言論環境が荒れているということは、それだけ心身が不健全でストレスをためている国民が多いということだろうし、日本国内の政治腐敗の蔓延に伴う閉塞感や希望や活力のなさ、教育の質の低さなどもネット上における活字の暴力の蔓延とも無関係ではないのではと思っている。

春名風花さんは、今後徹底的に厳しい対応を行なっていく方針とのことだけど、こうした動きによって、日本のネット上における言論環境にどのような変化や影響が生じていくのか、今後の流れをみていくとしよう。

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