どんなにゅーす?
・れいわ新選組の山本太郎代表が日刊ゲンダイのインタビューに答え、野党共闘が実現出来たとしても、「それのみ」で選挙に勝つことは難しいとの考えを明らかにした。
・山本太郎氏は、「野党が『政権を取ったら消費税が5%になります』っていうぐらいのパワーワードを出さない限りは、政権交代の芽は出てこないでしょう」と語り、野党が選挙で勝つには「消費減税」などの大胆な経済政策や暮らし支援策を出す必要があることを強調。
・さらに、立憲をはじめとした主要野党が、一向に消費減税を打ち出せないことについても批判。「何も難しいことじゃないと思うんですけどね」と、自民党と同じく、グローバル資本勢力の顔色ばかりをうかがう、枝野氏ら旧民主党勢力をはじめとした既存野党勢力に懐疑的な見方を示した。
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山本太郎氏 政権交代には消費税5%ぐらいのパワーワードを
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――参院選直後から全国ツアーに出かけ、街頭記者会見で有権者と直接、触れ合っています。どんな声を耳にしていますか。
多いのは「生活がしんどい」ですね。参院選時の「れいわ新選組」の盛り上がりが“山本太郎への熱狂”みたいな話に置き換えられがちですが、大きな間違いです。「れいわの政策を実現してくれ」という声で盛り上がっていると感じます。選挙が終わったからといって、人々の暮らしは改善していません。むしろ悪化している。
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――勝つための方法とは何でしょう。
人々が希望を持てるような経済政策。これが一番の柱にならないといけない。多くの人が困窮したり、その手前にいたりする状況で、野党は「政権を取ったらあなたの生活がこういうふうに楽になる」と、具体的なプレゼンができていません。だから、経済政策において一番分かりやすい旗を振ってやろうと。
――「消費税廃止」ですね。
デフレの20年を長引かせている理由の一つは、消費税です。野党が「政権を取ったら消費税が5%になります」っていうぐらいのパワーワードを出さない限りは、政権交代の芽は出てこないでしょう。最低でも「消費税5%」という旗を立てられないなら、私たちは、やりたい放題の与党と煮え切らない野党に愛想を尽かした有権者の受け皿にならざるを得ません。
――他党から「一緒にやろう」と持ちかけられている?
ほぼないです。共産党さんからは「消費税5%でまとまらなくても野党共闘には参加して欲しい」と言われました。最低賃金1500円や男女平等、ジェンダー問題など、「消費税5%」以外の政策では一致できる点が他の野党とも多いと思います。しかし、消費減税は非常に重要。日本企業の99%は中小零細企業で、消費税に苦しんでいます。赤字でも払わないといけない上に、消費自体を落ち込ませる“消費の罰金”が消費税。5%にして2014年3月の状態に戻そうじゃないかと。何も難しいことじゃないと思うんですけどね。
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「山本太郎氏は毎年末東京や横浜で炊き出しをハシゴする
理由を尋ねた『寝泊りも食事もままならない人々がいる
政治の現場にいる人間はそれを知っていなければならない
良い年をお迎えくださいなんて言えない
住まいが権利になっていればこんなことにならない』」— 天菜(あまな) (@amana8072) 2019年12月31日
野党が合流しても「安倍か枝野か」の二者択一の総選挙では投票率はまたも50%前後にとどまり、自公逃げ切り安倍7連勝だろう。投票率を大幅に上げないと安倍政権は倒せない。「山本太郎」「消費税減税」のエネルギーを排除するのではなく取り込んで爆発させる度量がないと政権交代は遥か彼方だ。 https://t.co/lkFyREqoRB
— 鮫島浩 (@SamejimaH) 2019年12月31日
枝野に言いたい。政権交代可能な野党を作るには柔軟性が大事。文言に拘っていても何も生まれない。枝野より山本太郎の方がはるかに国民の人気が高い。確かに消費税は国民にとって喫緊の問題だ。政党人として山本を補佐していく姿勢が重要。国民に尽す機会はいくらでもあるぞ。 https://t.co/Afc6QgS4ZR
— 佐藤 章 (@bSM2TC2coIKWrlM) 2020年1月1日
山本太郎のこういう所、素直に感服する。寒い中の炊き出しなんて、偽善だの批判する奴もいるだろうけど、やっぱり実行に移すのは難しいもんだよ。
特に2日連続でゴルフを楽しんだ後、大変な1年だったとかほざく自称日本の立法府のトップ?を見るにつけ、その志の差に唖然とする… https://t.co/6VrAqeekRY
— ごく普通の会社員 (@tryshd) 2019年12月30日
山本太郎憎しとは言え、山本太郎が年末の炊き出しの手伝いするのをこんなに叩くかね?
こういう人達は、仮に炊き出しの手伝いをしてるのが枝野さんだったら、褒め称えるんかな? pic.twitter.com/WKv6N0MOhr— 赤眼 (@atpmtg2) 2020年1月2日
炊き出ししてる山本太郎よりゴルフしてる安倍晋三に好感を抱くような人々が皆で作り上げたのが今の日本という社会なんだろうね。弱者は救うのではなく黙って見捨てるのが作法。あるいは自業自得の自己責任だと叩いたり指差して笑ったりするのが作法。
— とみ (@meow164) 2020年1月2日
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れいわ・山本太郎代表が「消費減税」を頑なに認めようとしない既存野党勢力に苦言!「何も難しいことじゃないと思うんですけどね」
出典:れいわ新選組
れいわ新選組の山本太郎代表が日刊ゲンダイのインタビューに答え、せめて、「5%消費減税」で共闘できない限り、野党が選挙に勝つことは難しいとの考えを語りました。
彼が語っていることは、管理人さんがこれまで述べてきたものとほとんどぴっとり一致する見立てですし、「何も難しいことじゃないと思うんですけどね」との言葉についても、全く同感です。
まず、選挙の投票率を上げるには、一にも二にも、「政治のことを詳しく知らない大多数の国民に、政治について強い関心を持ってもらう」ことが大前提であり、この”ミッション”をクリアすることが出来れば、次に「政治や経済について詳しく知らない国民でもすぐに良く分かる、シンプルで魅力的な公約」が必須となる。
山本太郎氏は、こうした「選挙で勝つための大前提」を本当によく分かっているし、まさに、この2つのミッションを実現させるべく、「5%消費減税で野党共闘」を一貫して主張し続けてきたわけだ。
しかし、その一方で、枝野氏を筆頭にその他の既存野党の現在の動きを見ていると、はっきり言って、上のどちらのミッションも全くクリアできていないのが現状だし、これら「既存野党の方向性」が「野党全体の方向性」として固まると、(毎度のように)大多数の国民からそっぽを向かれることで、ほぼ必然的に選挙で負けることとなる。
(つまり、安倍政権の腐敗や危険さをことさらに強調するだけでは、絶対に選挙に勝てないということだ)
もちろん、ボクみたいに、日頃から政治問題を深くウォッチし、分析しているような人間であれば、どれだけ野党がパッとしなくても、安倍政権のこれ以上の暴走と独裁を防ぐために必ず野党候補に投票するけど、こうした考えで投票している有権者は「圧倒的少数」と考えるべきだ。
(こんな簡単なこと、言うまでもない思うけど…)選挙に勝つためには、一般庶民の間で広がっている不満・不安の内容を徹底的に分析しつつ、「いかに多くの一般庶民の心を掴むか」が何よりも重要なことなんだよ。
しかし、どこをどう見ても、既存の野党勢力は、このような「選挙に勝つための行動」と真逆のような動きをしている様子です。
つまり、(一見すると安倍政権を強く批判しながら、共闘の動きを進めているように見えるものの)既存の野党勢力が一般国民よりも、「庶民からの搾取」「さらなる庶民の貧困化」を強く推し進めているグローバル資本勢力の顔色ばかりをうかがっているのが現状であり、彼ら野党議員に対して(グローバル特権階層から)よほど凄まじい圧力がかかっていることが考えられます。
どうやら、みたところ、立憲支持者を騙るものが山本太郎氏やれいわ支持者を激しく叩いたり、逆にれいわ支持者を騙るものが立憲支持者を激しく叩いたりする動きが出ている様子だし、ネット上でも、グローバリストによる「スムーズな野党共闘」「国民間の減税要求の高まり」を潰そうとする動きがかなり激しく起こっていると考えるのが良さそうだ。
(ネットを見ると、本当に小さく細かい話を用いてれいわを非難している動きが目立っているし、まさに、これら全てが「安倍政権を大きく勝たせる動き」ということだ。)
どうやら、こうした世論誘導や洗脳に影響されてしまっている野党支持者が結構出てきてしまっている様子ですし、私たちは、改めて”原点”に立ち返り、「選挙で勝つための(当たり前の)大原則」を思い出さないといけないのではないでしょうか。
とにかく、野党政治家も野党支持者も、「政治に関心がない多くの一般庶民の心の中」に意識を向ける必要があるし、(最近の動きをみていても)既存の野党勢力に国民が大きく依存してしまうと、次の選挙のその次も、「同じことの繰り返し」になってしまう可能性が高い(=安倍政権が勝利しグローバリズムがより一層進んでいく)とみている。
(ボクは熱烈なれいわ支持者ではないし、特別に支持している政党はないけど、俯瞰的な視点で見ても、山本太郎氏が日頃から主張していることが一番まともだと思うし、ここに「一般の無党派層は、現在このように見ている」との前提も加えたうえで、一般論として「野党が選挙に勝つための方法」を述べているまでだ)
とにかく、次の選挙で「5%減税」を打ち出すことが出来れば、枝野氏らの立憲も再び大きく応援するけど、(ボク自身が「真に国民に寄り添った政治の実現」を強く求めている以上)既存野党勢力がこれらの動きに向かう様子が見られない限り(本気で選挙に勝とうとしている様子が見られない限り)、今後は既存野党についてももう少し批判的な見方で述べていくつもりだよ。
なぜなら、消費税こそが「グローバリズムの象徴的政策」であり、日本の政治家がせめて「消費減税」を掲げることが出来ない限り、国民生活を真に向上させていくことは不可能であると考えているからだ。
↓19年11月、グローバル金融勢力の要諦組織IMF(国際通貨基金)のゲオルギエワ専務理事が来日、日本政府に対してさらなる消費増税を行なうよう圧力。
消費税率、30年まで15%に 来日中のIMF専務理事
国際通貨基金(IMF)のゲオルギエワ専務理事は25日に東京都内で記者会見し、日本の消費税率について「段階的にさらに引き上げていくのが有用なのではないか」と述べた。高齢化で拡大する社会保障費を賄うため、2030年までには15%、50年までには20%へ増税する必要があるとの見解を示した。
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結局のところ、既存野党勢力も安倍政権に怒っている多くの国民すらも、「グローバリズムの大波」にどんどん飲まれてしまっている状況かと思いますし、唯一、国民生活の向上と選挙での野党勝利に向けて「まっとうなこと」を主張し続けている山本太郎氏にとっても、現在の勢力ではこれを打開するのはなかなか難しいような状況…ということかと思います。
まあ、最後は「なるようにしかならない」ということになってしまうかと思うけど…安倍政権の解散のタイミングともども、今後の与野党の動きを注意深くウォッチしていくとしよう。
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