産経新聞が読者に誤解を与えかねない見出しと記事を掲載!
出典:YouTube
|
|
鳥越氏、動機は改憲阻止 準備不足「ちゃんとした公約まだ」
「参院選での流れを変える力になれば」。12日、東京都知事選の告示2日前での出馬会見に踏み切ったジャーナリストの鳥越俊太郎氏(76)は、改憲阻止が動機であることを明らかにした。「政治とカネ」で都政が混乱したことを意識し「納税者意識を心に留めて仕事をしたい」と抱負を語ったが、公約策定が間に合わないなど準備不足が露呈した会見となった。
野党共闘の立候補として決まったジャーナリストの鳥越俊太郎氏だけど、早速、各メディアでは彼に対するバッシングと印象操作が噴出し、さらには安倍政権支持のネット民も彼への誹謗中傷をいっせいに開始し始めているようだ。
その一例として、↑上の産経新聞の記事を紹介させていただこう。
これだと、いかにも「安倍政権の憲法改正を阻止する」のが、都知事に立候補した最大の理由だと誤解されかねないけど、実際に彼は、子育て支援による出生率の改善や、税金の正しい使い方による雇用環境改善や経済の向上、無駄遣いを行なわない東京オリンピックの開催、脱原発など、自身の考えや現時点での構想を色々話していたよ。(憲法改正反対については「あえてこれに付け加えさせてもらうと…」と言っていた。)
つまりは、トンチンカンな動機と、個人の趣味だけで都知事に立候補をしているかのように印象操作をする目的の、悪質なバッシング記事だといえるだろう。
また、きちんとした公約がまだ出来上がっていないことを批判しているメディアも多いけど、なんせ前日の夕方に立候補を決めたんだから、これも用意できていないのは(超能力者でもない限り)無理もなく、これを追及するのもお門違いだ。
ざっと見てみるだけで、一斉に(少し首を傾げるような理由を並べた上で)彼に批判的な報道が噴出してきているので、いかに今となっては安倍政権の力が各メディアに深く浸透してるのかがよく分かるね。(特にオリンピック利権に否定的そうな鳥越氏は、電通からもかなり睨まれていることが想像される。)
確かに鳥越さんに批判的な報道が目に付くけど、批判する明確な理由があんまり見当たらないわね。
自民党が完全に分裂しているだけに、余計に野党共闘の鳥越さんのイメージダウン戦略を徹底的に行なって、あらかじめ潰しておくことに力点を置いているのかしら。
数年前のメディアではこういう事態はあまり見られなかった気がした(まだメディア全体の論調がそれぞれいい具合にバランスが取れていた)けど、たった数年でここまで一方的に安倍政権の自民党に忖度する方向にメディアが揃ってしまったというのは、なんと言っていいか、ちょっと恐ろしい感じがするね。
つまり、日本のマスメディア界は、一般の人々から正常な考え方やバランスの取れた思考を、ますます奪い取るような状態と化している、ということだ。
まあ、そんなメディアの世論誘導に簡単に引っかかってしまう国民が大勢いる…ということの証でもあるわね。
だからこそ、安倍政権も味を占めて、ますますメディアを恫喝して、自分たちの支配の強化を進めているってことだと思うわよ。
・・・うーむ、なかなか困ったものだね。
もう少し、これに歯止めをかけるような「逆側」のメディアがいてくれればいいんだけど…ボクが見る限り、その急先鋒はリテラくらいのものだからね…。
リテラさんは一人だけでかなり頑張っているわよね。
うちも負けないようにこれから頑張っていかないと★ねっ管理人さん。
はっはっは。よーし、ボクもなんとかその端くれくらいになれるように、頑張っていかないとな。
いずれにしても、今のメディアはどうもいよいよおかしくなってきたように感じるので、ボクはあえてその”大波”に逆らうような、アンチテーゼの記事を目指していこうと思うよ。
・・・ということで、晴れて野党共闘も決まったことだし、鳥越さんには、どうか強い逆風に負けずに頑張ってほしいところだね。
ゆるねとにゅーすの最新記事が届きます。