どんなにゅーす?
・日本学術会議の任命拒否問題への批判や疑問の声が収まらない中、菅総理が、再び「グループインタビュー」なるものを開催。朝日、毎日、時事通信3社のみが質問を許され、その他のメディアは別室で音声のみを聞かされる方式で、菅総理はこれまで同様の、何ら説明になっていない抽象的な文言を繰り返した。
・安倍政権時でも行なわれなかった「グループインタビュー」によって、マスメディアによる自由な質問に対する厳しい規制や国民への説明の機会を大幅に削減させた菅総理に対し、フランスメディアの特派員は「20年以上記者をしているが、こんなの見たことも聞いたこともない」と驚嘆。
・さらに、「学術会議任命拒否問題」について、菅総理からこれまでの説明と大きく矛盾する重大発言が飛び出したものの、これについて一切問い質さなさかったマスコミの対応も露呈し、菅政権と激しく癒着しつつある記者クラブマスコミに対して、批判と怒りの声が噴出している。
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菅首相の”えせ会見”に仏特派員も激怒「あり得ない閉鎖性」
菅首相は9日、代表3社のみのグループインタビューを行った。5日に続いて2度目。今回はインタビューの申し込み順から、朝日、毎日、時事通信が選ばれた。
当日の朝に開催が決まり、本紙(日刊ゲンダイ)も急いで「日本雑誌協会」を通じて、傍聴希望を申請。前回の落選社が優先され、応募も少なかったようで、あみだくじの結果、本紙は当選した。
開始30分前に官邸北門の受付で「総理会見に来ました」と切り出すと、「グループインタビューですね」。あくまで会見にあらずの返事だ。
空席が出るのは傍聴して理解できた。「傍聴部屋の撮影は禁止」「ニュースの配信は終了後」と規制だらけ。映像はなく、天井の2つのスピーカーから菅の声が流れてくる。校内放送で教頭の話を聞かされているようだ。
~省略~
インタビューはわずか30分で終了。仏紙「リベラシオン」と「ラジオ・フランス」の特派員・カリン西村氏は傍聴を終え、うんざり顔である。話を聞いた。
「質問者をわずか3社の記者だけに限定し、他は傍聴部屋で映像すら見せない。国のトップがこのような閉鎖的な“会見”をするのは、あり得ない。私は20年以上、記者をしていますが、見たことも聞いたこともありません。政府側から、オープンな会見ではなく、こういう対応になっている理由の説明もない。しかも、今日の3人の記者はそのことを質問しませんでした。代表して質問しているのですから、まず1問目で、これから始まる異常な“会見”についてただすべきでしょう」
~省略~
↓菅総理と毎日・朝日・時事によるグループインタビューの文字起こし記事の一部抜粋。
【全文書き起こし】2020年10月9日菅総理グループインタビュー(毎日・朝日・時事)
~省略~
――また学術会議なんですが、総理が、まあ先ほど安倍総理からの引継ぎはなかったということなんですが、最初に案をご覧になったのはいつ誰からの報告だったんでしょうか。その時点では105人の名前が載っていたんでしょうか。
あの、私がいつかということは、確か、9月のにじゅう…、ちょっとすみません間違っちゃうとあれですから。9月の…。これ内閣府が今まで説明してますけど、私が最終的に決裁を行ったのは9月28日です。で、会員候補のリストを拝見したのはその直前だったと記憶しております。まあその時点では、現在の最終的に会員となった方がそのままリストになっていたという風に思ってます。
――総理がご覧になった段階ではもう99人だったという。
あの、そういうことです。あの、任命するリスト、でありますから。
――任命するその前の推薦段階でのリストはご覧になってない?
見てません。
――東日本大震災の復興についてお伺いいたします。
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昨日の菅総理の「グループインタビュー」につき、各社からの記事だけでは不明なことも多かったので、当日の音声を元に全体を書き起こしました。ぜひお読みください。
【全文書き起こし】2020年10月9日菅総理グループインタビュー(毎日・朝日・時事)|望月優大 @hirokim21 https://t.co/eNbPseyfyR
— 望月優大 (@hirokim21) October 10, 2020
総理官邸に行きました。グループ・インタビュー傍聴したけど、あまりにもおかしかった。総理は別の部屋で
選ばれた記者の質問に答えたが、私はリスニング・ルームの天井にあるスピーカーの音を録音した。人生初めて。#総理グループインタビュー pic.twitter.com/onGVAcf2K4— Karyn NISHIMURA 🔊 (@karyn_nishi) October 9, 2020
後で音声を公開するつもりだが、学術会議の問題を巡って、総理は10回ぐらい同じ事を繰り返した。説得力はなかった。
質問した記者は、総理に、なぜこんなグループ・インタビューをするかを聞くべきだった。理由があるはずだ。その理由の説明が必要だ。— Karyn NISHIMURA 🔊 (@karyn_nishi) October 9, 2020
どうぞ、お聴きくださいhttps://t.co/qR94f1N1bg
— Karyn NISHIMURA 🔊 (@karyn_nishi) October 9, 2020
2020/10/9 菅首相グループインタビュー
日本学術会議の任命拒否をめぐる説明の違和感①約30分のインタビューの中で、6名除外に至る経緯に重大な矛盾がある pic.twitter.com/u6e0oyyn22
— 犬飼淳 (@jun21101016) October 10, 2020
望月さんによるこの書き起こし。いろいろと衝撃的であるが(もちろん悪い意味で)、なによりも一番の衝撃は、世界中を見渡しても独裁国家などでしか見受けないような「グループインタビュー」なる、このけったいなやり方に対して、記者さん達がなんの疑問も批判もなく質問を続けているということである https://t.co/cPQ92HZq9S
— ガイチ (@gaitifuji) October 10, 2020
いやー、最後に「見てない」発言が出て、
卓袱台が返ったわけですが。学術会議問題、は、大きく前進したというか、
墓穴が掘られたわけですが。しかし、しかしですよ、プラス
あの「グループインタビュー」なるものの受け答え、
全体に異様ではありませんか?— buu (@buu34) October 9, 2020
菅首相になってから始まった「グループインタビュー」ってなに?どんな方法で3社を選んでるのか知りませんが、そのうち読売、フジ産経、日経だけになるのではと危惧する。記者70人程度、最低2時間、TVカメラを入れ全国に放送される形で記者会見しろ。国民に向かって喋れ。やることが姑息だよ。
— 俵 才記 (@nogutiya) October 9, 2020
菅首相の発言はグループインタビューも含めて映像が残っているのだからそれで確認したほうがいいと思う。
学問の自由とは全く関係ないとか、思想信条とは全く関係ないとか、105名の推薦名簿は見ていないとかの発言は、更問いにかぶせるようにして早口で語られている。相手の発言を封じるような言い方。— 上西充子 (@mu0283) October 9, 2020
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「自分が名簿を見たときにはすでに99人だった」との総理の重大発言について、すぐに流して別の質問に移っていたことが判明!菅総理が常設した「グループインタビュー」は国民にとっては百害あって一利なし!
出典:YouTube
学術会議側が提示した推薦リストについて「見ていない」なんて、これまでの説明を一気に覆すようなトンデモ発言が飛び出したっていうのに、どうしてこれを徹底的に問い質さずにすぐに別の質問に移っちゃってるのよっ!?
「グループインタビュー」なんていう、おかしな”座談会”みたいなものを開くことで、不都合な質問を徹底的に封じようとする菅総理も卑劣だけど、それにそのまま乗っかって菅サポ活動に励んでる大手マスコミも救いようのないほどの酷さだわっ!!
安倍政権下で、本格的に政権とマスコミとの癒着が始まったけど、菅政権になってからそれがさらに数段酷くなり、いよいよ、中国と同じような報道管制が敷かれるようになってきたというべきか。
大日本帝国時代では、民間のマスコミが半ば「国営の報道機関同然」となっては、民衆を洗脳するための徹底的なプロパガンダが垂れ流されたけど、すでにこれとも大差ないほどにまで、マスコミと政権の癒着・堕落が深刻化してきたとみるべきだろう。
しかしまあ、菅総理のあまりにも陰湿で汚いやり方には反吐が出そうになるけど、最も悪質なのは、こうした菅総理の汚い手口に唯々諾々と追従しては、一緒になって日本の破壊に勤しんでいる日本の記者クラブマスコミだろう。
なんせ、各社で一斉に抗議の声を上げて、テレビや新聞で菅総理の悪辣な手口やマスコミ恫喝の実態を詳しく報じれば、あっと言う間に菅総理は追いつめられるはずだし、なぜ、そうした社会的にも報道機関としても「まっとうな行動」を起こすことが出来ないのか?
その理由は、菅総理本人が、ジャパンハンドラーの”お墨付き”によって数々の悪行を働いているのが実情であり、そんな菅総理を(まっとうな正義感をもって)徹底的に追及しようとすると、あっという間に自分たちに(様々な形で)危害が加えられてしまうのを分かっているからなのではないかな。
要は、菅政権も大手マスコミも、ジャパンハンドラーの意のままに操られながら「日本破壊」に邁進しているからこそ、ここまで反社会的な振る舞いが平然とまかり通るようになってしまってるってことね!
第二次大戦で完全に敗北して以降、日本は「グローバル資本勢力の完全なる傀儡国家」として、売国に勤しむ政治家やそれに協力するマスコミのみが強い権力や影響力を与えられるシステムが作られてしまったし、安倍政権以降、このシステムがますます(悪い方向に)進化を遂げてしまい、これがあらゆる形で表に現れてきているということだ。
それだけ、「日本の崩壊や破綻」がすぐそこまで来てしまっている(仕上げの段階に入ってきている)ということだし、今のこの事態を日本国民自身が「異常だ」と感じることが出来ない限り、いよいよ取り返しのつかない事態になってしまう。
とにかく、安倍政権に勝るとも劣らずに、ワシントンのアジェンダを充実に実行しようとしている菅政権を野放しにするわけにはいかないし、政治屋だけでなく、官僚やマスコミなど、グローバル資本勢力のあらゆる傀儡組織に対して、最大級の抗議の声を上げていくことで、根本的な”売国システム”をどうにか変えていく必要がありそうだ。
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