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【桜疑獄】世耕参院幹事長が報ステを「印象操作だ」と猛烈批判!→安倍サポ工作員が一斉に”大暴れ”→報ステがあえなく謝罪に追い込まれる!

【桜疑獄】世耕参院幹事長が報ステを「印象操作だ」と猛烈批判!→安倍サポ工作員が一斉に”大暴れ”→報ステがあえなく謝罪に追い込まれる!

どんなにゅーす?

・2019年12月10日の報道ステーション(テレビ朝日)が、「桜を見る会疑獄」を報じた際に、世耕参院幹事長が定例会見の場で「(安倍総理は)説明できる範囲はしっかり説明した」としつつ、笑いながら「良いお年を」と発言したことを絡めて批判的に伝えたことに対し、世耕氏が「今夜の報道ステーションの切り取りは酷い」「印象操作とはこのことだ」と猛烈に批判。これを受けて、報ステが謝罪する事態になった。

・世耕氏は、「『良いお年を』と言ったのは、石井幹事長代理が『(定例会見を)いつまでやるのか?』の問いに対してであり、『桜を見る会』とは全く関係ない」と主張。問題のシーンの動画をTwitterで紹介しつつ、連投で報ステへの”猛批判”を繰り広げた。

・すると、世耕氏のツイートに呼応するように、ネット上の安倍シンパ勢力がYouTubeやツイッターなどで一斉に暴れ始め、「捏造報道」「反日放送局」などと大騒ぎに。すぐさま報ステは「誤解を与える編集だった」と翌11日の放送中に謝罪し、世耕氏や安倍官邸による「報ステ粛清キャンペーン」が大きく功を奏した形になっている。

テレ朝、報ステでおわび 自民世耕氏、放送前にツイート

テレビ朝日は11日夜、「報道ステーション」が前日に安倍晋三首相主催の「桜を見る会」のニュースを報じた際、自民党の世耕弘成参院幹事長の発言の取り上げ方について、「誤解を招く表現」があったとし、アナウンサーが世耕氏と視聴者に向けおわびした。

~省略~

11日の放送の説明では、「良いお年を」の発言は、会見終了後の発言で、内容も今後の会見予定について述べたもので「桜を見る会」とは直接関係ない発言だったとし、富川悠太アナウンサーが「放送ではその説明が丁寧ではありませんでした」と述べた。

政治とメディアの関係に詳しい駒沢大の逢坂巌准教授は、世耕氏の会見後の発言の引用については「許容範囲だ」と指摘する。「会見は終わっていたとはいえ、政治家が公の場でした発言。与党が年越しムードにあることを伝える文脈では許される」。一方で引用した場面についての説明不足があったことは否めないとも指摘。「脇の甘い編集につけ込まれて謝罪に追い込まれ、記者会見前後の様子を伝えてはいけないかのような状況になってしまった。報道できるファクトの範囲を自ら狭めてしまった印象だ」と語った。

一方、世耕氏は、10日の放送直後からツイッターで「切り取りは酷い。私は定例記者会見が終わった後、今日の会見が今年最後になるかもしれないという意味で『良いお年を』と言っただけなのに、それを桜を見る会と絡めて、問題を年越しさせようとしているかのように編集している。印象操作とはこのことだ」などと批判していた。

11日夕方には、「テレビ朝日報道局長が幹事長室に来訪し、謝罪があり」、「番組内で何らかの対応をする」と、テレ朝の謝罪を、この日の放送前に予告する異例の投稿を行い、「放送内容を見て、謝罪を受け入れるか判断します」ともしていた。

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【朝日新聞 2019.12.11.】

「報道ステーション」世耕弘成氏VTR編集を謝罪「誤解を招く表現」「説明が丁寧では…」印象操作の批判に

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問題となったのは、番組開始30分頃からの「桜を見る会」のニュース。政府は10日、「(招待者名簿のデータを)復元することは考えていない。(公文書をすべて)デジタル化し、永久保存管理すべきとは考えていない」「(招待客として問題視された)反社会的勢力はその形態が多様であり、社会情勢に応じて変化し得るものであるから、限定的・統一的な定義は困難だ」とする2つ答弁書を閣議決定をしたと報じた。

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そして「ただ政権幹部とは対照的に、与党内は早くも“年越し”ムードが」のナレーションの後、世耕氏の「(総理は)説明できる範囲はしっかり説明をした」「(石井準一幹事長代理の「年内の定例会見はいつまでやるんですか?」に)えっ?もう『良いお年を』というか…(笑)」という記者会見映像が続いた。

スタジオに画面が切り替わり、メインキャスターの徳永有美アナウンサー(44)はVTRを受け「これだけ納得できないという声が上がっているのに『良いお年を』迎えられませんよ、という気持ちになってしまうんですけれども」とジャーナリストの後藤謙次氏(70)に水を向けた。

後藤氏の「今日の閣議決定で、もう打ち止めだということを言いたいんでしょうね。しかし、そうは問屋がおろさないということだと思います」などというコメントの後、徳永アナは「年は簡単には越せないですし、年を越しても忘れたくないですね」と締めた。

~省略~

【livedoorNEWS(スポニチアネックス) 2019.12.11.】

↓世耕氏による、報道ステーションの”やや粗い編集”につけ込んだ「報ステ恫喝キャンペーン」ツイート。

世耕氏の”号令”をきっかけに、安倍サポネット工作員が大暴れ!「桜疑獄」を逃げ切った安倍官邸が、(報復がてら)「マスコミ恫喝」を一層エスカレート!

出典:Wikipedia

「桜を見る会疑獄」を批判的に報じた報道ステーションに対して、世耕参院幹事長が怒涛の「恫喝ツイート」を炸裂
これに”呼応”して安倍サポ工作軍団が”大暴れ”しているのを受けて、結果、報ステさんがあえなく謝罪に追い込まれてしまったわ。

見た感じ、世耕さんはすっかり勝ち誇った様子ですし、これはもう、(桐永P更迭のお陰で、せっかく徐々に持ち直してきていた)報ステさんは一気にダメになってしまうかもしれないわね。

世耕氏の「発奮」を傍で見つつ、「こりゃテレ朝の幹部はかなり青ざめていることだろう」と思いながら静観していたけど、やはりこうなったか。

ボクも問題のVTRを観てみたけど、これは、「安倍政権が、政権ぐるみの『大規模な選挙違反疑惑』を追及されているにもかかわらず、あらゆる重要資料を隠蔽・破棄しつつも『丁寧に説明した』などとうそぶきながら、冗談交じりに談笑している様子を報じた映像」であり、つまりのところ、一体何が問題なのか、ボクにはさっぱり分からんかったよ。
(むしろ、自らの巨大疑惑を棚に上げたうえで、全く悪びれもせずに「見せしめ」とばかりに公然とマスメディアを恫喝し始めている安倍政権の暴走っぷりの方が、よほど大問題だろう。)

確かに、若干の編集の粗さにより、「桜疑獄」と「良いお年を」の発言が結びついているような印象を与えかねないような内容になっているけど、この発言が「桜」と結びついていようとなかろうと、物事の本質に大きな違いはないし、この報道の「核心部分」である、どうにか致命傷を負わずに今国会を逃げ切ることが出来たことに安堵する、安倍政権の面々の「緩んだ雰囲気」は正確に伝えているだろう。

つまりは、この事態を平たく言うと、「桜疑獄」を比較的批判的に報じているマスコミに対して、四六時中目を光らせて「つけ入る隙」を探していた世耕氏に、まんまと報ステが”ターゲット”にされてしまったということだ。
(しかも、今回の件を利用して、世耕氏は報ステの動画を引用していた蓮舫氏への攻撃も展開しており、これにより、安倍サポ工作員が彼女のツイートにも多量に集っているような状態で、まさに「一石二鳥」という感じだ。)

さすが、小泉政権時代から「民衆洗脳」のノウハウを提供し続けては、自民党の大規模ネット工作組織の元祖・「チーム世耕」の元リーダーだけあるわ。

※(参考記事)メディアを使った世論誘導:<<コミ戦>>

世耕さんの一連のツイートは、報ステに向けての恫喝であるとともに、ネット上に大量にうごめている安倍サポネット工作軍団への「報ステへの射撃合図」でもあるわけね。

「そーれ、我々の権益を脅かす報ステに向けて、一斉に撃てぇ!」というわけだ。

このように、安倍官邸を頂点とした、安倍政権のネット謀略部隊は、常日頃から、一般市民に寄り添った情報を発信している市民系サイトやマスコミの報道内容を余すことなく厳しく監視しており、少しでも、いちゃもんや突っ込みが出来そうな要素があれば、あの手この手の”詭弁”や”騙しの手口”を用いながら、一斉に攻撃を仕掛けていくことで、市民に寄り添った「自由な言論」を封じ込める”システム”が強固に確立されている実態がある。
当サイトなんかも、まさしく、日々彼らによる厳しい監視下に置かれている「過酷な環境」の中でどうにか運営を続けている実情があるけど、今後は、現行憲法で保障された「言論・表現の自由」が今以上に骨抜きにされていくことが見えている中で、ますます、安倍政権による手段を選ばない、強権的で悪質なネット工作が加速していくことだろう。

そして、森友・加計疑獄でも同じような流れが起こっていたけど、今国会中に「桜疑獄」を逃げ切ることが出来たことで、これを機に、ますますマスコミへの徹底した「監視と脅し」、そして、ネット上における安倍政権に批判的な声の「封じ込め」が強化されていく流れに向かっていくのは想像に難くないわ。

先の記事で伝えた、NHK新会長の選出においても、安倍官邸によるNHKへの「恫喝メッセージ」が込められていたみたいだからね。

今回の一件をまとめると、安倍政権以前の「民主主義のシステムがある程度機能していた時代」であれば、この程度の「大雑把な編集」による政権批判報道は当たり前のようにあったということだし、一昔前の自民党議員には「『やましいこと』が発覚した以上、どんな厳しい批判も甘んじて受け入れるべき」といった潔さや謙虚さがあった中で、これくらいの報道内容で与党幹部の議員が鬼の首を取ったように大騒ぎするような事態はほとんどなかったということだ。

様々な疑獄を逃げ切っていくごとに、どんどん、安倍政権の無法性や強権性が増してきているし、ボクたち日本の一般国民は、今まで以上に「頭脳的に賢く」立ち回っていかなければならない
そうでないと、いよいよ、安倍政権の独裁性が”極限”に達することで、本格的な民主主義の終わりに伴う”暗黒時代”に突入していくことになるだろう。

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