どんなにゅーす?
・年金に関する不安が国民間で広がっている中、根本厚労相が「”非正規労働者”という言葉を使わないように」などと官僚に圧力をかけていたことが判明した。
・2019年6月19日の野党合同ヒヤリングにおいて、厚労省の伊沢年金課長は、非正規労働者の厚生年金適用について説明する中、非正規労働者のことを「フルタイムで働いていらっしゃらないような方々」と言い換え。問題の核心や本質を隠そうとする悪質な手法として、ネット上で批判の声が上がっている。
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またも隠蔽か 根本大臣「非正規と言うな」と厚労省に指示
大炎上している「老後2000万円」問題の沈静化の一環か――。根本匠厚生労働相が、厚労省の職員に「非正規労働者」という言葉を使わないよう指示していたことが分かった。20日の東京新聞が報じた。
19日、国会内で「老後2000万円」に関する野党ヒアリングが行われた際、厚労省の伊沢知法年金課長が、他部局から聞いた話として明らかにした。伊沢氏は「大臣から最近、『非正規と言うな』と言われている」「非正規の『非』が、働いている人に対してどうなのかという観点だ」などと紹介した。所得や貯蓄が正規社員より大幅に低く、年金も国民年金だけのケースが多い非正規労働者は、老後資金不足が問題化する可能性が高い。
~省略~
「非正規労働者」という用語を使わないよう根本匠厚生労働相が指示?
厚労省の伊沢知法年金課長が発言
格差隠し 言葉すり替えか【安倍政権が「なかったこと」にしてきた問題】
陸自南スーダンPKOの日報隠蔽、森友・加計問題の文書改ざん、統計不正、金融審議会報告書の受け取り拒否、非正規4割⬅︎🆕 pic.twitter.com/OTPIRqWVAV— rima (@rima_risamama) 2019年6月21日
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ネガティブなイメージがついたのは本当にネガティブな状態だから、という現実には意地でも向き合わない。向き合ったら竹中平蔵に逆らうことになっちゃうもんね / “またも隠蔽か 根本大臣「非正規と言うな」と厚労省に指示|日刊ゲンダイDIGITAL” https://t.co/yIqblvJ2Yt
— cub_tsuke (@cub_tsuke) 2019年6月20日
なんだこれ。辞任に相当する暴言じゃないか? 根本厚労相が「非正規という言葉を使うな」と厚労省職員に指示した。19日、国会内の野党ヒアリングで、厚労省の伊沢知法年金課長が明らかにした。非正規労働者の老後資金不足は深刻。その問題を隠蔽しようとする意図は明らかだ。https://t.co/Oj4CqNcUoW
— 盛田隆二 (@product1954) 2019年6月20日
僕はフリーランスだが、個人事業主と同じ括り。企業に雇用されてない。
正規・不正規は、雇用形態の違い。働き方としても税法上も全く別の話。https://t.co/1hGyx7nC4f— 盛田隆二 (@product1954) 2019年6月21日
「非正規という言葉を使うな」という言葉の影で、今日も必死に働いていなんとか食べてる人がたくさんいます。
国民の現実を直視しない政治家なんて国民の代表じゃない。— ぽけっと (@IFCeCMJlOYg7IYy) 2019年6月20日
「非正規労働者」と呼ばれる労働者ががいなければ、非正規労働者問題は無しってか?
じゃあ次は、「拉致被害者」「北方領土」等々みんな言葉を変えるのかね?— 銀虎 (@qAZTFh8FNKmQrFI) 2019年6月20日
安倍政権の常套手段。
武器を防衛装備品と言い換えたり、集団的自衛権でアメリカの戦争に加担することを積極的平和主義と言ったり、共謀罪をテロ等準備罪とか、戦闘を衝突とか。
企業のために非正規雇用を増やして人々の生活を不安定にしておいて、今度はなんと言い換えるのか⁈
— henkutsubaba (@meggabmu) 2019年6月20日
言葉を封じても実態は変わらない。
在るものは在り続ける。
現実逃避するから状況は少しも改善されない。— 船 虫 (@gabori357) 2019年6月20日
では何と呼ぶのか?
人生再設計社員とでも言い換えるのか?— yoici fkui 福井洋一 (@yoici) 2019年6月20日
では「被搾取労働者」ということで!
— 中山信児 (@na_kashi) 2019年6月20日
相変わらず、上っ面だけで政治を行う人々。
— ms@politics (@mspolitics3) 2019年6月20日
そのうち非正規という言葉を使わないことを閣議決定しそうですね。
— ぷーち (@pooch040) 2019年6月20日
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安倍政権が「非正規労働者」の深刻な実態を隠蔽か!圧力に屈した官僚が「フルタイムで働いていらっしゃらないような方々」と言い換え!
出典:Twitter(@rima_risamama)
安倍政権が、「非正規労働者」における低賃金や不安定な雇用形態や将来不安、ブラック労働などの数々の深刻な実態を葬り去るべく、「非正規労働者」という単語自体を使わないようにするよう、官僚に圧力をかけていたことが発覚しました。
野党によるヒヤリングでは、厚労省の官僚が「フルタイムで働いていらっしゃらないような方々」などという言葉で言い換えたようなのですが…。
「非正規労働者」とは、一つの雇用形態を表わす言葉であり、いわば「正規労働者」と対になっている言葉だ。
これを、「フルタイムで働いていらっしゃらないような方々」と言ってしまうと、非正規雇用ではない労働者(例えば自営業者など)も全て含んでしまうことになるし、どうみてもこれはおかしな話だろう。
そもそも、「非正規労働者」という言葉をこの世から抹消してしまうと、非正規雇用の形態で苦しんでいる人々の”存在”をも抹消してしまうことにも繋がるし、これこそ、安倍政権による「弱者切り捨て思想」の極みともいえるだろう。
これまでも、戦争の危機を大きくたぐり寄せる政策を「積極的平和主義」と言ったり、共謀罪を「テロ等準備罪」と言ったり、残業代ゼロ制度を「高度プロフェッショナル制度」と言ったりなど、本質を隠す「言葉遊び」で国民を騙し続けてきた安倍政権だけど、今回の一件もこれらと同じような話だし、それこそ、非正規雇用形態のなかで苦しみ、日常的に疲弊させられている人々こそ、安倍政権のこの反社会的なやり口に強く怒る必要があるだろう。
竹中平蔵氏ら、生粋のグローバリストがこの国の中で強大な権力を握っている限り、日本のブラック労働制度は(より酷くなることこそあれど)永遠になくならないでしょうし、安倍政権のみならず、安倍政権の”上部”に鎮座しては、日本の労働環境を破壊しまくっている1%のグローバル資本勢力に対しても、一致団結して抗議の声を上げていくことが重要なのではないでしょうか。
少し前には、「竹中平蔵追放デモ」が開催されたことが話題になったけど、こうした「グローバリズムに強く反対する声」をどんどん大きくさせていくことが必要なんじゃないかな。
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