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前川前事務次官の心温まるエピソードが続々!小泉政権時には義務教育崩壊を孤軍奮闘で死守し、退官後は夜間中学開校に奔走!

前川前事務次官の心温まるエピソードが続々!小泉政権時には義務教育崩壊を孤軍奮闘で死守し、退官後は夜間中学開校に奔走!

どんなにゅーす?

・加計学園疑獄を告発した前川前文科省事務次官について、教育問題に対する深い情熱と心温まるエピソードが続々表に出てきている

・小泉政権時には、公立小中学校のために充てられる国庫負担金の大幅削減計画に強く反対「教職員の給与削減は義務教育の崩壊に繋がる」として政権に強く抵抗し続け、これを死守。当時から、物怖じせずに自身の信念を貫く「抵抗勢力」として、省内でも一目置かれる存在だったという。

・さらには、文科省退官後は、公立の夜間中学を開校するための活動に奔走。お金がないことで教育を受けることが出来ない子どもたちをゼロにするために精力的に活動していた他、自身も夜間学校のボランティアで子どもたちに勉強を教えているという。

官邸レッテル貼り失敗 前川前次官“いい人”エピソード続々

“買春次官”のレッテル貼りも、むなしく剥がれつつある。加計学園問題を巡る「総理のご意向」文書を「本物」と認めるなど官邸の圧力や歪んだ行政を暴露している前文科省次官の前川喜平氏(62)。出会い系バー通いは「貧困女性の実地調査」とする説明に、安倍官邸は「女性に小遣いを渡した。さすがに違和感を覚えた」(菅官房長官)と“エロ親父”に仕立てる人格攻撃に躍起だが、前川氏の“いい人”エピソードが湯水のごとく湧き上がっているのだ。

~省略~

■出世しても「とにかく現場」

前川氏の4期先輩で、元文科省審議官の寺脇研氏(京都造形芸術大教授)は、「若い頃から、何でも現場を見ないと気がすまないタイプだった」として、こんなエピソードを披露した。

寺脇氏は1984年から2年間、福岡県に出向。福岡の筑豊地区は当時、炭鉱の閉山で貧困の巣窟だった。複雑な家庭の子も多く、教育現場も荒れていた。帰京後、寺脇氏が入省7年目の前川氏らに筑豊の実情を話すと――。

「いの一番に、“現地に行きましょう”と言ったのは前川君でした。公務ではなく、土日を利用して、皆で自腹で行きました。学校の様子を見て、夜は先生らと飲みながら語り合った。出世しても前川君はとにかく現場に出向いていました。NPOや民間の学校など、役所の手が届きにくいところにまで足を運んでいました」

【日刊ゲンダイ 2017.6.3.】

↓前川氏による2005年のブログ。小泉政権時に公立教職員予算の大幅削減案と戦っている当時に、国民に向けて、積極的に自身の考えと多くの情報を開示。

前川喜平の「奇兵隊、前へ!」(その1)義務教育費はなぜ狙われたのか?

義務教育費国庫負担金を、三位一体改革の補助金削減の対象にするのは間違っている。
国から地方へ支出されている国庫支出金(補助金と負担金)は、総額で約20兆円ある。大雑把に言って、そのうち12兆円が社会保障、5兆円が公共事業、3兆円が教育である。教育分野の大部分を占めるのが義務教育費国庫負担金だ。
その中で、なぜか義務教育費国庫負担金は「三位一体改革の焦点」とされ、真っ先に削減すべきものにされてしまっている。どうして、義務教育費国庫負担金ばかりが、こうも狙われるのだろうか。

~省略~

三位一体の改革の終着点は地方交付税交付金の大幅削減である。地方交付税特別会計の破綻がこれ以上放置できない状態になっているからだ。地方交付税の改革は財政再建の重要な課題としてすでに平成13年の基本方針2001で打ち出されていた。地方交付税の将来に危機感を抱いた総務省が、地方交付税の削減を埋め合わせるため、一般財源の拡大を狙って打ち出したのが三位一体の改革だと言ってよい。
地方交付税特別会計に入ってくる税収は約12兆円だが、そこから総務省が配っている交付金は約17兆円に上る(平成17年度)。総務省はこの不足分を補うために借金を重ねており、その累計はすでに52兆円にのぼっている。さらにこれまでに自治体が行った借金について、総務省が地方交付税交付金で返済を肩代わりしてやると約束した額が70兆円を超える。
地方交付税の破綻を救うために、義務教育費国庫負担金という財源が狙われたのだ。過去に大盤振る舞いをした総務省の資金不足を穴埋めするために、子どもたちのための財布が奪われようとしているのだ。(つづく)
前川喜平〔(まえかわ・きへい)文部科学省初等中等教育企画課長〕

【2005.11.2.】

↓前川氏の清廉な人柄と高い知性をうかがい知ることができる動画。

●先日の報道ステーションより。

●2016年の講演より。夜間中学開校を穏やかな語り口で熱く語る前川氏。

●荒川強啓デイキャッチ(2017.5.29.)より。

出会い系バーには、事前に奥さんに話し、許してもらった上で潜入調査に向かう!何事も現場に飛び込み、自身の目で実態調査をしないと気が済まない熱い一面も!

出典:YouTube

すごーい!!
知れば知るほどに前川さんって、本当に曲がったことが大嫌いな、実直で素直な人なのね!

まるで、ドラマの主人公になれそうなくらいの、カッコいいおじさんだにゃ~!!
にゃこも、一度前川しゃんに色々人生相談してみたいにゃあ!

にゃこちゃんじゃないけど、ボクも、知れば知るほどにこの前川氏という人物に言いようのない魅力を感じてしまって…気がついたらすっかりファンになってしまっていたよ
ここまで、愚直で使命感が強く、自身のぶれない信念が根付いていながら、時には熱く、やや突っ込みすぎてしまう部分も持ち合わせているような…深い知性と情熱と、さらには少年のような純粋さを併せ持ったような、こんなユニークで魅力的な人物は見たことがない

出会い系バーの出入りに関しても、徐々に追加情報が出てきているけど、前川氏は、例の読売スクープが出るずっと以前から、一部のボランティア関係者に自ら「出会い系バーに実態調査に行っている」と打ち明けていたことが分かった。

(さらには、出会い系バーで出会った女性と食事をした時に、女性の方から夜の誘いを受けた際にも、前川氏はそれを優しく断り、5千円を渡して女性を帰したという、なんとも紳士的なエピソードも出ている。)

 前川氏は義務教育を十分に受けられなかった高齢者のための学習支援のボランティアに参加していたのだが、同番組ではそのボランティア団体のスタッフが取材に応じ、前川氏が新幹線を使って地方に通ってきていたこと、勉強を教えるだけでなくお茶の時間も生徒たちとにこやかに話すなど溶けこんでいたこと、いつもはカジュアルな格好の前川氏が、今年2月天下り問題で国会に参考人招致された日はその足で背広姿のままやって来て生徒たちが感動したエピソードなどを紹介。さらに、生活保護を受けた経験があるという女性の話をきいた前川氏が、「僕も貧困に興味を持ってバーとかに行ったりしてるんだよ」と話していたことを明かしたのだ。

これは前述したように、「読売新聞に記事が出る前の話」で、そんなことを自分から言うというのは、前川氏が出会い系バー通いにまったくやましさを感じていなかったということの証明だろう。

実際、このスタッフは前川氏の会見で語った「貧困調査のため」という説明についても「前川さんを知っている者からすれば、前川さんの言う通りだと感じた」と感想を語っている。

【リテラ 2017.6.1.】

前川氏は、出会い系バーに潜入する前にきちんと奥さんにそのことを話し奥さんに理解してもらった後に飛び込み調査を始めたみたいで、実際に、生活に困窮していることで(売春目的で)出会い系バーにやってきた女性や、複雑な家庭事情により心に闇を抱えていた女性など、多くの女性と話をし、その中で仲良くなった女性から人生相談を受けたり、複数の友人を交えて飲食店などで話をしたりするようになったそうだ。

恐らく、前川氏の誠実さやその人柄に自然と彼女たちも心を開いていったのだろうし、前川氏に深く感謝している女性は、母親と一緒に「結婚式を挙げられたら、前川氏を結婚式に招待しよう」と話していたそうだ。

これらの話を聞いても、前川氏は良識的で穏やかな性格である一方で、かなり型破りな一面も持ち、自ら危険やリスクを冒してでも、どこへでも実地調査に行きたがるようなアクティブで情熱的な一面を持っていることが見えてくる。
つまり、ただのイエスマンの官僚体質とは違って、ある意味政治家的なアクティブさや熱さを持ち合わせていた、ともいえるかもしれないね。

 

子どもたちの義務教育を守るために、身を呈して小泉政権に抵抗!その一方で、省庁再編により、原子力ムラの関係者が入ってきた文科省で苦労も…

先にも紹介したように、前川氏は、小泉政権時代には、公立教職員の給与削減に繋がる「義務教育費国庫負担金」の大幅減に強く反対し、小泉政権に孤軍奮闘で立ち向かった過去もあるようだ。
この予算削減が完全に通ってしまうと、実質的に義務教育が崩壊に繋がっていた可能性が高かっただけに、前川氏がこの時に行なった功績はとても大きかったと言えるだろう。

つまり、私たちが安定した義務教育を受けることが出来たのも、前川さんが必死に小泉政権に食い下がって、しっかりした義務教育制度を守ってくれたからだったのね!

さすが前川しゃん!とっても頼りになるし、子どもたちの味方だにゃっ!

しかし、どうやら、文部省が科学技術庁と統合し、文科省となって以降、前川氏のような文部省出身の官僚たちが苦労したような話も出てきている
科学技術庁といえば、宇宙関連と原子力関連の部門を主に担当しており、これらの関係者が文科省に入ってきたことで、省内であつれきや派閥のようなものが出来てしまっていったようだ。

こちらの記事によると、原子力ムラ出身の官僚の方が文科省で力を持つようになっていったみたいで、こうなると、今でも原子力ムラ系の人間の方が文科省では安倍政権と近しいのかもしれない。
(前川氏の後任の事務次官に就いたのも、バリバリの原子力畑出身の戸谷一夫氏。)

大学への天下りあっせん問題でも、前川氏はずっと小中学校の教育部門を担当しており、大学関係にはあまり関与していなかったとの情報もある上に、彼が事務方トップの事務次官に就任する以前より、天下りのあっせんは続いてきたとの指摘もある。

同じような天下りのあっせんは他の省庁でも行なわれているはずにもかかわらず、前川氏が事務次官を務めていたタイミングで文科省だけが大バッシングにあったのも、どうも一定の不可解さを感じるし、加計学園認可を求める安倍政権からの「一方的な圧力」に抵抗し続けていた前川氏を血祭りに上げる目的で行なわれたことを、どうしても疑いたくなってしまうのは自然なことではないだろうか。

 

まとめ

確かに、ここまで強い信念と曲がったことが嫌いな前川さんは、安倍政権にとってはかなり邪魔な存在だったのは想像に難くないわ。
真面目に事務次官としての職務を全うするために、曲がったことを強要されていた安倍政権に最後まで抵抗し続けたのね。

うにゃあ~!!
こんな卑劣なやり方で次々と前川しゃんをいじめまくる安倍政権は、史上最悪の陰湿政権だにゃあ!

もちろん前川氏だって人間だし、力が至らない時もあれば、判断を間違う時だってあるだろう。
なので、彼をことさらに神格化させる必要はないし、(過度の依存心や信仰心を生み出さないためにも)むしろ神格化させてはいけないと思う。

だけど、前川氏は、ボクが見る限り、昨今の日本の行政の中で「最も欠けている部分」を持ち合わせている人物であることは間違いない。
それは、「人間らしい優しさや包容力と、国民に奉仕する公僕意識と、ぶれない信念、そしてウソをつかない誠実さと、間違ったことを素直に謝る謙虚さ」を持っているとても貴重な官僚だったということだ。

天下りあっせん問題で辞任を表明した時も、前川氏はこれ以上ない謝罪の言葉を並べて、国民と文科省職員に深く陳謝をしたし、もちろん、政権を担っている政治家だってミスをすることもあれば、誘惑に負けてしまうことだってあるはずだ。

ところが、今の安倍政権は、自らが犯した間違いや悪いことをひたすら隠し、これが表に出てしまった時には、ウソやごまかしを繰り返し、ひどい時には逆ギレをしたり、これをただそうとする人々を卑劣なやり方で陥れたり、罠に嵌めて潰そうとするようになってしまっている

安倍政権の最大の問題はまさに「この点」であり、「悪いことや間違ったことをする」ことよりも、「これを隠し、ウソをつき、不当で暴力的な手段でこれを握りつぶそうとしてしまう」ところを絶対に許してはいけないんだよ。

きっと、ここまで愚直に日本の教育問題を改善しようとしている前川氏のような姿勢を多くの政治家や官僚が持つようになれば、間違いなく日本は大きく変わるし、日本国民にとっても自殺者ももっと減って、子供たちにも胸を張れるような、風通しも良く、生きやすい国になっていくだろう

そのような意味でも、ボクたちはこれからも前川氏を全力で守っていく必要があるし、彼の精神に学ぶべき点は多くあるかと思うよ。

私も同じ思いだわ!
私たちにとって、前川さんは絶対に必要な存在だし、これからも色々なフィールドで私たちに色々なことを教えていって欲しいわ。

前川しゃんのファンクラブがあったら、にゃこは真っ先に入会しちゃうにゃ~!
前川しゃん、安倍政権の卑劣な嫌がらせに負けないで、これからも日本の子どもたちのためにたくさん活躍していって欲しいにゃあ!

彼の話はとても聞きやすくて面白いし、色々なエピソードに触れたり、話を聞けば聞くほどに彼に興味を持つようになってきたので、今後もさらに前川氏に関する情報収集を進めてみようかと思うよ。

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