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日テレ「イッテQ!」にヤラセ疑惑!「ラオスの橋祭り」は捏造!?現地の観光省担当者「こうした自転車競技は存在しない」

日テレ「イッテQ!」にヤラセ疑惑!「ラオスの橋祭り」は捏造!?現地の観光省担当者「こうした自転車競技は存在しない」

どんなにゅーす?

・2018年5月20日に放送された、日本テレビの人気バラエティー番組「世界の果てまでイッテQ!」において、ヤラセ疑惑が浮上。週刊文春が報じた。

・番組内ではラオスの首都・ビエンチャンで行われている「橋祭り」が紹介され、宮川大輔が参加した様子が放送されたものの、現地の人々やラオス観光省の担当者によると、「ラオスには番組で放送されたような祭りは存在しない」と口をそろえて答えているという。

日テレ「イッテQ!」にラオス「橋祭り」やらせ疑惑

~省略~

同企画は、芸人の宮川大輔(46)が青いハッピにハチマキ姿で世界の過激な祭りに突撃し、これまで参加した祭りは100を超える。問題となっているのは5月20日放送分の「橋祭りinラオス」。実際の放送では、自転車で“橋”に見立てた全長25メートルの板を渡り、スピードなどを競う“祭り”だと紹介。4月8日にラオスの首都ビエンチャンで行なわれ、宮川が“祭り”に参加した一部始終が放映された。

だが、ビエンチャンに赴任する日本人の駐在員は異議を唱える。

「ラオスで『橋祭り』なんて聞いたことはないし、周囲のラオス人に聞いても誰も知らない。そもそもこの地域で自転車といえば、外国人観光客がレンタサイクルに乗るぐらい。この『橋祭り』は不自然な点が多すぎる」
左端に見えるのが「橋祭り」(「ラオスコーヒー協会」のfacebookより)

ラオス国内の観光イベントを管轄する、情報文化観光省観光部のブンラップ副部長は、「週刊文春」の取材に次のように語った。

「こうした自転車競技はラオスには存在しない。今回(の「橋祭り」)は日本のテレビが自分達で作ったのではないですか」

また同番組の取材申請を許可した情報文化観光省マスメディア局の担当者も「日本側の働きかけで実現した」と断言する。

「2人の役人が撮影に立ち会いましたが、(「橋祭り」は)ラオスで初めて行われたものです」

日本テレビ広報部は「週刊文春」の取材に次のように回答した。

「橋祭りはメコン川流域などでかねてから行われている催しで、地元のテレビ局などでも取り上げられております。今回は現地からの提案を受けて参加したもので、番組サイドで企画したり、セットなどを設置した事実はありません」

番組で放送された「橋祭り」は、ラオスの祭りで、そこに「イッテQ!」が参加したのか。それとも、日テレサイドの企画した、「作られた祭り」だったのか。

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【文春オンライン 2018.11.7.】

日テレ側は「祭り捏造疑惑」を否定した上で「誤解を招く表現があった」と謝罪!

日テレ『イッテQ!』“やらせ疑惑”報道を否定 「誤解を招く表現」あったと謝罪も

~省略~

同局が8日に発表した文書では「今回の企画の成立について」として「企画は、現地からの提案を受けて成立したもので、番組サイドで企画したり、セットなどを設置した事実はなく、また、番組から参加者に賞金を渡した事実もございません」と説明。

また、ラオスの情報文化観光省とのやり取りについても「番組の趣旨を十分に説明し、正式な手続きを経て当局の許可をいただき、撮影にもご協力をいただきました」と報道内容を否定した。

「橋祭り」が実際に現地で行われているのかについても「現地コーディネート会社からの提案では、水の上の一本橋を自転車で渡る催しは、東南アジアのテレビ局でも取り上げられるなど各地で人気となっている催しとの事で、番組サイドでも資料映像等を確認した上で、企画決定に至りました」と経緯を説明している。

一方でこの催しについて、ラオスでは村単位で開催されているとコーディネート会社から説明を受けていたものの、放送された会場での開催は今年が初めてだったことを明かした。番組内では毎年同所で実施されているかのような誤解を招く表現があったとし、「今回放送した会場での開催実績を十分に確認しないまま作業を進めてしまいました。結果、この会場で初めての開催であった『橋祭り』を、放送では毎年行われているかのような、誤解を招く表現となりました。この点については、番組として真摯に反省すべき点があったと考えております」と謝罪した。

【livedoorNEWS(オリコン) 2018.11.8.】

出典:お笑いナタリー

出典:モナニュース

日テレの人気バラエティー番組「世界の果てまでイッテQ!」において、ラオスのお祭りを捏造した疑惑が浮上していますですぅ!
確かに、上の画像を見ると、なんだか日本のバラエティー番組っぽさがプンプンで、現地のお祭りとはとても思えませんねぇ。

先ほどフジテレビの「グッディ」でもこの問題が特集されていたけど、どうやら、タイなどでは水田などの上に幅の狭い木製の板を掛け、そこを落っこちないように自転車で渡るイベントが行われているものの、ラオスにおいてはそもそも自転車に乗る文化があまりなく日テレ側は「ラオスにおいても村単位で開催されている」との「タイのコーディネート会社からの話」を信用しつつ、コーディネート会社からの提案でこの祭りを企画し、放送したなどと説明しているようだね。

ネット上では「バラエティー番組なんだから、いちいち目くじら立てるな!」「面白ければヤラセでも何でもいいだろ」みたいな声も目立つけど、今回の事例は、日本国民があまり知らない海外の文化や風習などを紹介する中に「虚偽の内容」が含まれている可能性がある点で、そこまで単純なものではないだろう。

例えば、海外のテレビ局が自国民向けの番組を作る中で、日本に存在しない「ウソのお祭り」をいかにも存在するかのように放送されてしまったら、ボクたちもあまりいい気持ちはしないだろ?

確かにそうですねぇ。
しかも、この番組を観た日本の皆さんが、ラオスに対して間違ったお祭りや文化を認識するようになってしまったら、色々な部分で問題が発生してしまう可能性がありそうですぅ。

海外の様々な文化や風習を伝える際には、(誤解や差別感情などを生み出さないように)出来る限り正確かつ慎重に伝える必要があるし、単なる(国内だけで完結している)お笑い番組などとはやや性質が異なっていることを認識する必要があるだろう。

そういう意味でも、「面白ければ何でもいい」という考えは間違っていると思うし、改めて、視聴率至上主義に走っている(走らざるを得ない)日本のテレビの実情や問題点について、考えていくことが必要かもしれないね。

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