ICANのベアトリス・フィン事務局長が、会談も拒否し”核拡散”に突き進む安倍政権に強い懸念!「日本は国際社会の中で外れものになるリスクがある」

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どんなにゅーす?

・2018年1月16日、来日中の核兵器廃絶団体ICANのベアトリス・フィン事務局長が日本記者クラブで記者会見を行ない、核兵器禁止条約に反対し、会談の要請も拒否した安倍政権に強い懸念を示した。

・フィン事務局長は、安倍総理に会談要請を拒否されたことに対して「とても残念だった」と話し、核廃絶が国際的な潮流になりつつある中、「日本は国際社会の中で外れものになるリスクがある」と警鐘を鳴らした。

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↓唯一の被爆国であるにもかかわらず、核廃絶の国際的な流れに反対し続けている安倍政権に対して、「日本は国際社会の中で外れものになるリスクがある」とICANのフィン事務局長。

出典:YouTube
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<ICAN事務局長来日>安倍首相、なぜ会わぬ

◇菅官房長官「日程上、難しい」 被爆者「逃げ回っている」

昨年のノーベル平和賞を受賞した国際NGO「核兵器廃絶国際キャンペーン」(ICAN)事務局長で来日中のベアトリス・フィン氏(35)が、安倍晋三首相との面会を政府に求めたが、日程を理由に断られた。ICANの尽力で実現した核兵器禁止条約に日本は参加していない。それでも、唯一の戦争被爆国トップとして会って話をすべきでは、との声が上がっている。【竹下理子、浅野孝仁、岸達也】

首相は東欧を歴訪中で17日に帰国の予定。12日に来日したフィン氏は16、17日と東京に滞在し、18日に日本を離れる。フィン氏は15日、広島市内で原爆資料館を見学後、報道陣に「他国の指導者たちとは面会できたこともあり大変残念。特に日本は(被爆という)独自の経験があり、首相や日本政府の方々と話をしたいと思っていた。次の機会に期待している」と語った。

一方、菅義偉官房長官は同日、記者会見で「日程の都合上難しいということで、それ以上でもそれ以下でもない」と語った。ICANはフィン氏が東京滞在中に首相と面会できるよう、内閣府へ昨年12月以降、文書で2度要請していた。

なお、安倍首相と海外のノーベル賞受賞者の面会は、2014年のポール・クルーグマン氏、15年のロバート・マートン氏、16年のジョセフ・スティグリッツ氏(いずれも経済学者)の例がある。

~省略~

東京大の西崎文子教授(外交史)は「日本政府も最終目標は核兵器廃絶と主張しており、ノーベル平和賞受賞者に敬意をもって応じるのが筋。考えが相いれない団体にも耳を傾ける姿勢は政権の評価を高めたはずで、残念な判断だ」と話す。

日本原水爆被害者団体協議会の箕牧(みまき)智之代表理事(75)は「首相にはがっかりだ。政府は『核の傘』の下にいるのがベストだと思っているのか」と不信感を口にした。

長崎の被爆者で原水爆禁止日本国民会議の川野浩一議長(78)も「首相は条約に参加できない理由を自信を持って説明できないのではないか。被爆国として本来はノーベル平和賞への祝辞を述べるべきなのに、述べずに逃げ回っている」。同じく被爆者で日赤長崎原爆病院の朝長万左男(ともなが・まさお)名誉院長(74)も「日程上の都合なら仕方ないが、重要なのはフィン氏のメッセージを政府が受け止めるかどうかだ」と語った。

◇フィン事務局長「日本が核兵器禁止条約の議論主導を」

フィン氏は13日に長崎市内で、安倍首相に会えたら何を伝えるかとの記者の質問に、次のように答えた。

北朝鮮で核兵器が使われれば地理的に日本にも影響がある。核兵器の問題では米国の多数の同盟国の中でも特に日本にリーダーシップを発揮してほしい。日本こそ唯一の戦争被爆国で、実体験者はワシントンでもモスクワでもなく長崎、広島にいる。核兵器が使われるとどんな状況になるのか、皮膚がどのように溶け、どんな臭いがするのか分かっているのは日本人だけだ。日本が核兵器禁止条約に署名しても米国との固い同盟は保てる。2国間同盟は一方通行ではないはずだ。安倍首相のリーダーシップで、条約参加のために国民的な議論を開始してほしい。

【毎日新聞 2018.1.16.】

共産・小池氏「ICANと面会しない首相、恥ずかしい」

(「核兵器廃絶国際キャンペーン〈ICAN〉」事務局長が求めていた安倍晋三首相との面会を政府が断ったことについて)本当に恥ずかしいと言わざるをえない。(事務局長は日本に)18日までいる。安倍首相は17日に(外遊から)帰国する。会えるじゃないですか。なぜ会わないのか。

被爆者の運動がこれだけ国際的にも評価され、ノーベル平和賞を受賞した。日本の首相であれば、心から喜ばなければいけないことだ。被爆者もみんな涙を流して喜んでいる。そういう時に我が国の首相が、会ってほしいと相手方が言っているにもかかわらず、会わないとはなんたることだと。本当に恥ずかしい。

(首相は)いろいろな人と会っているじゃないですか、誰とは言いませんけれど。そんな時間があるんだったら、なんでこんな大事な人と会わないのか。

【朝日新聞 2018.1.15.】

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「外遊中なんだから会えるわけないだろ!」との声がネット上では噴出しているものの…

来日中のICANのベアトリス・フィン事務局長が、世界で唯一の被爆国であるにもかかわらず、核兵器禁止の世界的な流れに逆らい、核拡散の動きを続けている安倍政権に対して、「日本は国際社会の中で外れものになるリスクがある」と警鐘を鳴らしました。

やはり、この一件も、当サイトが再三綴ってきた「日本が世界でどんどん孤立していく流れ」の一つですよね。

ネット上では、「総理は外遊中なんだから会えるわけないだろ!」と叫びつつ、ICANのことや安倍政権に怒っている国民を攻撃している連中が出没してきているけど…もし会う気があるにもかかわらず、物理的に会うのがどうしても不可能なのであれば、「次の機会に是非お会いする時間を作りましょう」としながら、会談の実現を模索していくのが正しい対応であるはずで、これを「忙しいから無理だ」と一方的に突っぱねるのは、あまりに傲慢でやる気のない非常識な対応だろう。
おまけに、ICANのノーベル平和賞受賞について、今までもあからさまにこれを歓迎していないような冷淡な対応を取ってきたことからも、もし物理的に時間を取れる状況だとしても、安倍総理にとってはどうしても会いたくなかった相手なのは明らかだね。

菅官房長官のコメントを見ても、ぶっきらぼうで不愉快そうに対処しているのは明らかですね。
いずれにしても、安倍政権は世界的な潮流である脱原発にも核軍縮にも逆らい、さらには、世界でどんどん不評を買い、度重なる暴言で国際的に批判の的となっているトランプ政権に有無も言わず隷属している「唯一の国」として、フィン事務局長の言うとおり、どんどん「外れもの」になる道を突き進んでいますね

さらにいえば、度重なる日本の有名人のナチス礼賛発言検察や裁判所による重大な人権侵害、さらにはレイプ逮捕の揉み消しなど、反差別・反ヘイトなどの近代的な価値観に基づいた世界的潮流からもどんどん逆行し、こうした日本の差別的で閉鎖的な人権軽視の風潮が世界で批判の的になるケースも増えてきている。

そんな中で、日本国内では今も「日本スゴイスゴイ」のテレビ番組が繰り返し流されているわけで…あらゆる点を見てみても、今の日本はかつての「大日本帝国の暴走と破滅の流れ」にとてもそっくりなんだよ。

さらには国民の貧困化や不景気の蔓延、さらには反戦思想を弾圧する風潮や軍拡の流れなど、あまりにもそっくりな点が多いですが、まさにかつての大日本帝国の末裔たちによる政治家が強力な権力を握ってしまったこの国の未来がとても心配です。

相変わらずネット上では、何も考えようともせずに、フィン事務局長の発言にただ反発しているだけの声が目につくけど、時には、こうした第三者の日本に対する懸念にも少しは耳を傾け、客観的に今の日本の状況を分析することも必要なんじゃないのかな。

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