【早っ!】東電が花角英世新知事に柏崎刈羽原発の再稼働を要求!原発推進の世耕経産相「花角氏の考えをうかがいたい」

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どんなにゅーす?

・新潟県知事選翌日の2018年6月11日、自公推薦の花角英世氏の当選を受けて、東京電力が柏崎刈羽原発の再稼働を要求した。

・東電とともに原発再稼働を進める経産省の世耕大臣は「まずは新知事の考えをしっかりうかがう機会を持ちたい。」とコメントし、花角氏が原発再稼働に舵を切ることに期待。花角氏本人は、現在のところ原発政策について「基本的に米山氏の路線を継承」としているものの早速原子力ムラと政府による原発再稼働推進の動きが激しくなり始めている。

東電 柏崎刈羽原発の再稼働 新潟県に求める 知事選受け

今回の知事選挙の結果を受けて、東京電力は、引き続き新潟県に柏崎刈羽原発の再稼働への理解を求めていくことにしています。

~省略~

原発の再稼働には地元の同意が必要となりますが、新潟県の米山前知事は福島の原発事故の原因や事故が及ぼす健康への影響、住民の避難計画の実効性の検証作業を終えるまでは、再稼働を認めるかどうか判断しないとしていました。

今回当選した花角氏も再稼働には慎重な姿勢を示し、検証作業に少なくとも2、3年をかけるとしていて、東京電力は、引き続き再稼働に向けて理解を求めていくことにしています。

~省略~

世耕経産相「新知事の考えうかがう」
10日投票が行われた新潟県知事選挙で、花角英世氏が当選したことについて、世耕経済産業大臣は11日午前、記者団に対し、「まずは新知事の考えをしっかりうかがう機会を持ちたい。原子力政策は安全最優先で進めながら新潟県民の理解を得られるように国としても努力をしていきたい」と述べました。

【NHK NEWS WEB 2018.6.11.】

新潟県知事選挙から一夜、花角氏は原発再稼働に慎重姿勢

事実上の与野党対決となった新潟県知事選挙では、自民公明が支持する花角英世さんが初当選を果たし、改めて原発の再稼働に慎重な姿勢を示しました。
11日朝、辻立ちを行った花角さんは、野党5党から推薦を受けた候補を破り初当選しました。柏崎刈羽原発の再稼働問題について、花角さんは改めて米山前知事が進めた県独自の検証作業を引き継ぐと語りました。
「いずれにせよ、一定の検証結果を示していただいて、それを踏まえてしっかりと判断する」(初当選 花角英世氏)

【TBS News 2018.6.11.】

原子力ムラ激推しの花角氏の当選によって、早速東電・経産省が再稼働への”のろし”を上げる!

出典:TBS News

新潟知事選では、原子力ムラを含めた既得権勢力が全力支援していた花角氏が当選しましたが、これを受けて早速、東電や経産省が、柏崎刈羽原発の再稼働に向けてせわしなく動き始めたようです。
現状では花角氏は原発再稼働に慎重な雰囲気を出していますが、すでに内々では”打ち合わせ済み”と見るのが良さそうですね。

彼は表面的には「米山氏の路線を継承」として、今のところは「検証作業には2、3年かかる」との姿勢を見せているものの、彼を支援している組織や勢力を見れば、「原発再稼働のために送り込まれた人物」であるのは明白だからね。

知事選翌日からこんな動きを見せる東電も実に分かりやすいし、再稼働反対の考えを持っている有権者も4割近くが花角氏に投票したとのことなので、やはり今回も、「既得権勢力(自民党)の作戦勝ち」ということだね。

やはり、いつもながら自民党や既得権層は民衆に対するコントロール術をよく分かっているし、その一方で、野党側の選挙の下手っぴさが見事に浮き彫りとなった。
山本太郎議員も「野党は経済政策をもっと充実させないとダメ」と日頃から言っているけど、これは全くその通りだ。
国内外の政治や世界情勢などに深い関心を持ち、世の中の仕組みをよく知るいわゆる”知識層”の人々がごく限られた数しか存在しない以上、日々の暮らしや生活に密着し、景気や経済を良くするための具体策やアピールをふんだんに盛り込まない限り、一般大衆の人々の支持を得るのはかなり難しい

池田候補を支援していた野党は、「安倍政治にNO」をあまりに強調しすぎて、経済政策アピールがおそろかになっていた感じだし、多数の市民にとっては、原発反対よりも日々の家計や足元の経済の方がよほど重点的に考えているのが現実なんだよ。

野党も、選挙に強い自民党が多用している手法を真似しつつ、適宜盛り込めばいいはずなのですが、相変わらず過去の事例に学ばず、同じ失敗を繰り返してしまいましたね。
今のやり方では、野党支持者からは確実に票が入りますが、そうではない無党派層の人々や、そこまで政治に関心が無い人々による浮動票をもらうことは難しいかと思います。

日本では無党派層や浮動票の割合が大きく、これをどれだけ取り込むかが勝敗を決める大きな鍵を握るからね。

というわけで、個人的に今回の選挙から感じたのは、

1.無党派の人々も含めて、日本の市民はやはり権力信仰(グローバリズム)の方向に近年誘導されつつある。

2.日本国民は、安倍政権に対して不信感を持ち始めているものの、そこまで大きな怒りに結びついていない(何となく信用できない…くらいのレベル)。

3.野党は選挙の戦い方を全く分かっていない(民衆の心理・情勢分析が出来ていない)。

簡単にまとめるとこんな感じで、野党が支持をもっと広げていくには、与党を見習いつつ、「何となく良さそう・面白そう」と思わせるような大衆性やパフォーマンス性を取り入れていく必要がありそうだね。

それから、野党側に強烈なキャラクターやカリスマ性を持った政治家が見当たらないのもあるのかもしれませんね。
(ちなみに、進次郎議員が応援を見送ったにもかかわらず自民党が選挙に勝利したというのも、なんともいえない状況です。)

そして、投票率が大きく上がっても野党が勝てなかったというのも、いかに野党が選挙戦で失敗したかを物語っているね。

ここまで、マスメディアやインターネットがお笑いやエンタメなどの”大衆向けコンテンツ”で溢れかえっている以上、知性や教養ばかりをアピールしても支持は広がらないし、とにかく、一般大衆の人々が興味を引かれるような要素を徹底的に研究し、これらを政策やアピールに入れていかない限り、同じ失敗を繰り返し続けるんじゃないかな。

日本国民も近年の欧米のように、「民衆にとって真に戦うべき相手は、既得権政治家の上に控える資本家層(グローバルエリートvs庶民)」という社会の構図が理解できるようになれば、もう少し情勢が変わるのではと思うんだけどね。
残念ながら、現状まだまだそうした理解が進んでいないどころか、日本では民衆がますます既得権層を無防備に信仰する傾向が進んでいる以上、今後も今回と同じようなパターンで、庶民が権力に巧みに欺かれながら、その富を搾取され続ける構図が進んでいきそうだ。

花角氏もここまで原発再稼働に慎重な発言をしてきた以上、安易にこれを覆すのは容易ではなさそうですし、今後の動きを注意深く見ていこうと思います。

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