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東京五輪テスト大会で五輪反対デモ!新谷仁美選手「アスリートは国民の理解と応援、サポートがあって成り立つ職業」「応援してくれる方だけと向き合うのでは、胸を張って日本代表とはいえない」

東京五輪テスト大会で五輪反対デモ!新谷仁美選手「アスリートは国民の理解と応援、サポートがあって成り立つ職業」「応援してくれる方だけと向き合うのでは、胸を張って日本代表とはいえない」
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どんなにゅーす?

・2021年5月9日、国立競技場で無観客で陸上競技の東京五輪テスト大会が開催された中、会場周辺で東京五輪の強行開催に反対するデモが行なわれた。

・シュプレヒコールが会場内にもわずかに届いた中、東京五輪陸上代表の新谷仁美選手は、「彼らも国民。私たちアスリートは国民の理解と応援、サポートがあって成り立つ職業だと思う。無視して競技するだけなら、それはアスリートではない。応援してくれる方だけと向き合うのでは、胸を張って日本代表とはいえない」とコメントし、現在の日本社会の現状を慮りつつ複雑な胸中を吐露した。

「五輪中止」響いた国立…受け止め走った新谷仁美「アスリートは国民の理解と応援で成り立つ」

「陸上・READY STEADY TOKYO」(9日、国立競技場)

東京五輪のテスト大会が無観客で開催された一方で、東京五輪・パラリンピック開催に反対する市民団体によるデモが国立競技場周辺で行われた。

~省略~

シュプレヒコールは音楽や声援のBGMが流れる競技場内にもかすかに届いた。女子5000メートルで5位に終わった新谷仁美(積水化学)は「彼らも国民。私たちアスリートは国民の理解と応援、サポートがあって成り立つ職業だと思う。無視して競技するだけなら、それはアスリートではない。応援してくれる方だけと向き合うのでは、胸を張って日本代表とはいえない」と、不安や批判を真正面から受け止めた。

前日の会見でも話した、五輪参加選手への「別枠」ワクチンの接種についても「別でとっているものだと言われても、行き届いていない人がいるのに、優先というのは間違っている」と否定的な見解を示し、現在の開催への空気を「強行突破のように思える」と、苦言を呈した。

【Yahoo!ニュース(デイリー) 2021.5.9.】

深まる五輪代表アスリートと一般市民との「利害の対立」!新谷選手は現実を冷静に受け入れ、自身の中で起きている葛藤や苦しみを素直に吐露!

これまでも、深い思慮の下に地に足の着いたコメントを発信してきた新谷仁美選手が、現状を冷静に受け入れたうえで、多くの国民感情や医療関係者を慮りつつ、自身の中で起こっている葛藤を素直に吐露するコメントをされました。
「彼らも国民。私たちアスリートは国民の理解と応援、サポートがあって成り立つ職業だと思う。無視して競技するだけなら、それはアスリートではない。応援してくれる方だけと向き合うのでは、胸を張って日本代表とはいえない」とのコメントは大きく共感できますし、同時に、日本のスポーツ界において「東京五輪を開催すべきではない」との声や意見を発すること自体、完全なるタブーと化してしまっている現状を感じます。

実際のところ、東京五輪の開催に強い疑問を持っているアスリートは多くいるものと思うけど、ぶっちゃけて言えば、「俺らアスリートのために絶対に『五輪中止』を言うな」といった、実に凄まじい同調圧力が発生してきているようにみえるね。
確かに、彼らトップアスリートの立場になって考えてみると、彼らによる「東京五輪をどうしてもやりたい」という思いはとてもよく理解できるし、一部の国民から声が上がっている「選手の方から東京五輪を中止せよと声を上げるべき」というのは、なかなかに酷で厳しい要求であるように感じる。

では、なぜ、選手間で「五輪中止」を口にすることがすっかりタブーと化してしまっているのか?
そうした背景にあるのは、(はっきり言ってしまうと)やはり「お金」だ。
東京五輪が、「お金が一切関わらない、本当に純粋なスポーツの祭典」なのならこんなことにはならないかもしれないけど、実際のところはそうではないのは明白だ。
(世間ではこうした話をどこかに放った上で精神論や感情論のみで全てを語ってしまっている節があるけど、現状を冷静に整理していく上で、こうした側面を無視して論じることはどうしても不可能だ。)

例えば、五輪で金メダルを取ることが出来れば、JOCから数百万円の褒賞金が支給されますし、スポンサーなどからの収入を加えると数千万円単位の収入が得られるのが実際のところです。
これが自国・東京五輪でのメダル獲得となりますと、さらに大きな”箔”が付きますし、ここで金メダルを取ることが出来れば、その肩書だけで様々なビジネス活動を行なうことが可能となり、一生涯生活に困ることはないでしょう。

言ってみれば、「そのため」に日頃から懸命にトレーニングし、練習に励んで来たところがあるわけだし、多くの選手はだからこそ、東京五輪に照準を合わせてコンディションを整えてきたわけだ。
もし、これが中止になれば、次回は代表にすらなれないかもしれないし、そりゃ、多くのトップアスリートからすれば「どうにかして東京五輪を開催してほしい」と思うのは、ある意味当たり前のことだ。

…しかし、現実を見ると、東京五輪の強行開催によって、多くの国民がこれまで以上に疲弊・困窮に見舞われる上に新型コロナ感染の危険にますます晒されることが確実なだけでなく、すでにコロナ危機で医療崩壊寸前(多くの医療関係者が過労死寸前)の中、組織委から数百人レベルの看護師や医師ボランティアが要請されていることに、医療関係者から切実な反対の声や怒りの声が噴出している状況だ。
出来ることであれば、自分たちのお金・経済のためよりも「本当に困っている人々(コロナ危機で困窮している国民や医療関係者)を助ける」意識を優先させてもらいたいし、そもそも、多くの人々が「自分の利益よりも本当に困っている人々を助ける」ことを第一に考えるようにならないと、残念ながら世の中が今よりも良くなっていくことはない。

言ってみれば、現在、アスリートと一般市民との間で「利害が対立」してしまっている状況であり、これが、池江選手への「五輪を辞退して欲しい」とのコメントやアスリートへの批判に繋がってしまっているように感じます。

どうも、最近の論調を見ていると、「五輪に向けて命を懸けてきたアスリートを叩く、卑劣な五輪反対派」みたいな洗脳キャンペーンが始まっているみたいだけど、こうした感情論や世論誘導に引っ掛かってしまう前に、もう少し冷静に現在起こっている軋轢や対立の構図を分析する必要がある。

俯瞰的に今の状況を分析すると、やはり、そこに介在しているのは「お金」と「利害の対立」であり、もっと俯瞰的にみると、東京五輪でメダルを目指しているトップアスリートたちも、その上でさらに巨額のカネ儲けを企んでいるグローバル支配層にいいように利用されているという構図がある。
本当であれば、多くのアスリートが「ウソや裏金を総動員した汚い大会に出場するのは本望ではない」といった信念や、「自分の利益よりも、本当に困窮している人々に寄り添い、助ける」との意識を持って、一斉に「東京五輪はやるべきではない」と声を上げてくれれば本当にいいんだけど…残念ながらなかなか難しいよね。

結局のところは、アスリートから一般市民まで「1%のグローバリストにいいように利用されてしまっている」ということですね。
国民同士で分断や衝突が深まれば深まるほど、グローバル支配層にとってはあらゆる部分で都合がいい展開になってしまいますし、改めて、東京五輪を中止させることだけでなく、今の「悪い流れ」をどうにか変えていくのは並大抵のことではないことを感じます。

多くのアスリートが新谷選手のような考えや意識を持つことが出来れば、事態を少しはいい方向に変えることが出来るのではとも思うけど、(選手に限らず)この社会で生きている多くの人々が少しでも「利己的」から「利他的」に意識が変わっていくことを切に願っているよ。

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