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【大事故】台湾・宜蘭県で特急列車が脱線・横転!18人が死亡、160人超が負傷!車両は日本製で、1年前にも同型が脱線事故との情報も!

【大事故】台湾・宜蘭県で特急列車が脱線・横転!18人が死亡、160人超が負傷!車両は日本製で、1年前にも同型が脱線事故との情報も!

どんなにゅーす?

・2018年10月21日夕方、台湾北東部の宜蘭県で新北市樹林発台東行きの特急列車が脱線・横転。当局によると18人が死亡、160人超が負傷しているという。

・事故を起こした車両は日本車両製造が製造したもので、17年10月にも同型の車両が脱線事故を起こしているとの報道も出ており、この先の詳しい事故原因の調査と究明が待たれる。

台湾で特急列車脱線 18人死亡、160人超が負傷

【台北=伊原健作】台湾北東部の宜蘭県で21日午後4時50分(日本時間同5時50分)ごろ、新北市樹林発台東行きの特急列車が脱線した。台湾当局によると、18人が死亡、米国人を含む160人以上が重軽傷を負った。死傷者に日本人は含まれていないという。

8両編成の列車には366人が乗車。現地メディアの映像では複数の列車が脱線・横転しており、現地の消防や国防部(国防省)などが救助活動に当たっている。事故原因は不明。台湾当局は一時、死者数を22人としていたが、訂正した。

現地メディアによると、脱線した列車は北部と南東部を結ぶ特急列車「普悠瑪(プユマ)号」。車両は日本車両製造(本社・名古屋市)から購入した。事故は東部・台東県の台東駅に向かう途中の宜蘭県蘇澳鎮にある新馬駅付近で発生したという。台湾東部には景勝地、太魯閣渓谷などがあり、列車の乗客には観光客が多いとみられる。

~省略~

【日経新聞 2018.10.21.】

出典:日テレNEWS24

日本車輌製造(日車)製の”車体傾斜式車両”が台鉄で深刻な脱線死亡事故!現時点では原因は不明なものの、以前にも同型が脱線事故との情報!

台湾東部で台鉄特急プユマが脱線 けが人なし

(花蓮 24日 中央社)24日午後4時20分ごろ、台湾鉄路管理局(台鉄)台東線で、特急「プユマ(普悠瑪)号」の一部車両が脱線した。乗客約300人にけがはなかった。

脱線したのは、台東発樹林(新北市)行きのプユマ号の2両目~6両目。事故が起きた当時、玉里-瑞穂(いずれも花蓮県)間に位置する三等駅、三民駅に入ろうとしたところだったという。台鉄では事故の原因を調べている。

プユマ号(TEMU2000型)は、タロコ(太魯閣)号(TEMU1000型)同様、台鉄が日本から導入した「振り子式」の電車で、2013年に営業運転を開始した。

【exciteニュース(フォーカス台湾 ) 2017.10.24.】

↓事故車両と同型の台湾鉄路管理局TEMU2000型。

出典:Wikipedia

台湾北東部の宜蘭県で、18人が死亡、160人超が負傷する深刻な特急列車の脱線・横転事故が発生しました。
報道によると、脱線の原因は現時点で不明なものの、日本車輌製造(日車)製の車体傾斜式の特急車両だったとのことで、日本国内でも様々な声が上がっている状況です。

しかも、およそ1年前にも同型の車両が脱線事故を引き起こしている(この時は人的被害は無し)とのことで、ますます気になってしまうね。

ちなみに、「車体傾斜式車両」というのは、山岳路線などカーブが多い区間を通る際に、カーブ通過時にかかる遠心力を出来るだけ低く抑え、なるべく速度を落とさずにカーブを曲がることが出来るように、曲線通過時に車体を傾斜させるように設計された車両で、このTEMU2000型は、数ある車体傾斜方式の中で空気バネ式の傾斜システムを採用しているとのことだ。

これから詳しい原因の調査と究明が行なわれていくことになると思うけど、万が一車両そのものに欠陥などの問題が見つかった場合は、製造した会社の責任も浮上してくる可能性もあるかもしれないので、ひとまず今後の調査の行方を見守っていくとしよう。

本当に痛ましい事故が起こってしまいましたが、営業時における最高運転速度は時速140キロとのことで、速度制限を超えたスピードの出し過ぎによるものだったのか、あるいは車両そのものの問題だったのか、今後の詳しい原因究明が待たれますね。

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