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「愛の葉Girls」大本萌景さんの遺族が、事務所代表・佐々木貴浩氏らを提訴!「パワハラや過酷労働」が原因で自殺に追い込んだと主張も、事務所側は強く否定!

「愛の葉Girls」大本萌景さんの遺族が、事務所代表・佐々木貴浩氏らを提訴!「パワハラや過酷労働」が原因で自殺に追い込んだと主張も、事務所側は強く否定!

どんなにゅーす?

・2018年3月に自宅で首を吊って自殺した「愛の葉Girls」大本萌景さん(享年16)の遺族が、事務所側を相手取りおよそ9200万円の損害賠償を求めて提訴することを発表し、記者会見を開いた。

・大本さんの遺族は、残されたLINEのやり取りや生前の萌景さんの証言を元に「事務所側による過酷労働や激しいパワハラ」が原因で萌景さんが自ら命を絶ったと主張している一方で、当時の所属事務所「Hプロジェクト」代表取締役・佐々木貴浩氏はこれらの主張を全面否定。今後の公判の行方が注目されている。

自殺したアイドル大本萌景さん遺族が会見、元所属事務所社長は…

愛媛県を拠点に農業の魅力を発信するアイドルグループ「愛の葉(えのは)Girls」のメンバーで、3月に自宅で自殺した大本萌景(おおもと・ほのか)さん(享年16)の遺族が、11日都内で弁護団とともに記者会見を開き、自殺は所属事務所によるパワハラや過酷な労働環境などが原因であるとして、当時の所属事務所「Hプロジェクト」代表取締役・佐々木貴浩氏やスタッフらに対し、約9200万円の損害賠償を求める訴訟を松山地裁に起こすことを発表した。

元所属事務所が理不尽なスケジュール強要、パワハラがエスカレート?
多数の報道陣が詰めかけるなか、憔悴しきった様子の萌景さんの母親・大本幸栄さん(42)と、萌景さんの姉・大本可穂さん(19)が弁護団とともに登壇。グループの中でもトップクラスの人気メンバーだった萌景さんが所属事務所にとっては稼ぎ頭として重要な存在となり、長い労働時間や、事実上、学業を優先できない理不尽なスケジュールの強要などがあったと説明した。それとともにスタッフからは、「次また寝ぼけた事言い出したらマジでブン殴る」など、過激なメッセージがLINEで送りつけられるなどしていたという。一連のパワハラは、萌景さんがリーダーになった今年1月以降はさらにエスカレートして悪質になったと主張。そんな中、これまでも幾度か「グループをやめたい」と言ったことのある萌景さんは、幸栄さんに「やめたい。つらいんよ」とLINEなどを通し、心境を吐露していたそうだ。

~省略~

さらに萌景さんは自殺した3月21日には、佐々木氏から電話で「愛の葉Girlsを辞めるなら1億円払え」と脅されたとも、友人らに漏らしていたという。

佐々木氏は1億円発言否定「逆に悩み相談されていた」
同日、会見後に電話で取材に応じた佐々木氏は、1億円発言はあり得ないとあらためて否定するとともに、「なぜそういう話になるのか残念。萌景ちゃんとは家族同然の打ち解けた関係にあり、スタッフのLINEメッセージが過激なのもそのスタッフが萌景ちゃんの兄貴分のような存在だったから。私は、お母さんのことが大好きな萌景ちゃんが、なぜか『家に帰りたくない』と、深夜までゲームセンターで時間を潰しているのを迎えに行ったり、私の家に泊めたことも一度や二度ではない。逆に悩みを相談されていたほうなんです」と、あらためて反論しているが、一つ一つの発言に関して裏付けの取りようがなく、このままでは言った言わないの水掛け論になりそうでもある。

~省略~

【Yahoo!ニュース(THE PAGE) 2018.10.11.】

ついに大本さんの遺族が佐々木社長らを提訴!佐々木氏は「逆に悩みを相談されていた方」と自殺の責任を全面否定!

↓多くの批判が集まっている萌景さんと事務所とのやり取り。

出典:文春オンライン

出典:テレ朝news

当サイトでも以前にお伝えしていた、愛媛県を拠点に活動していたローカルアイドルグループ「愛の葉(えのは)Girls」のリーダーだった大本萌景さんが16歳の若さで自らの命を絶ってしまった事件において、萌景さんの遺族が事務所に対して損害賠償を求める訴えを起こすことを発表しました。

当時の文春報道以降、自らのパワハラについて全面否定し続けてきた佐々木社長は、現在も「パワハラではない」「1億円払えといったのは有り得ない」と主張しつつ、「逆に悩みを相談されていた方」として、依然強く自らの責任を否定しており、公判は遺族と事務所側で「全面対立」していく可能性がありそうです。

萌景さんが自殺に至った経緯などについては、当サイトの過去記事を参照してもらえればと思うけど、アイドルグループの主要メンバーとして、萌景さんが事務所の利益に大きく貢献し、仕事が多忙を極めていた中、萌景さん本人が学業との両立に深く悩み、家族や事務所に相談していた中で、事務所からの提案で通信制から全日制の高校に転校することを決めかかったものの、費用の貸し付けなどを事務所に反故にされたことに深く失望
事務所から強いられる日頃から過酷労働と、パワハラ同然の高圧的な言動などによって「事務所からの強力な支配下」に置かれていた中で、彼女が精神的に深く病んでいき、最後は自らの命を絶つに至った経緯がうかがえる。

録音された音声データなどが存在していないと思われる中で、「佐々木社長から『辞めるなら1億円支払え』と言われた」と萌景さんが言葉を残している一方で、佐々木社長本人は「そんなこと有り得ない」と全面否定しており、司法がどのような判断をしていくのかが注目されるね。

いずれにしても、現在の日本のアイドル事情は、人権無視のブラック労働やパワハラが横行していることが考えられますし、表に出ていない中でも萌景さんと同じような過酷労働のケースが多く存在していることも考えられます。

前の記事でも述べたけど、どうも、日本の中でアイドル文化が盛り上がっているのをいいことに、若い女の子を「金儲けのための道具」にしつつ、安易で悪徳めいた手法をもって参入してくる経営者も多いように感じられる。

上のLINEのやり取りを見ても、多感で繊細な思春期の少女を「強力な支配下」に置きながら、簡単に脱退することがないように囲い込みつつ、従順にコントロールしようとしている意図を感じるし、本来であれば、こうしたアイドルグループの企画や運営は、単なる「金儲けビジネス」ではなく「未来ある若い女の子の人生や将来を預かる」という重い責任や使命があることを自覚するべきだ。
(そのように考えれば、思春期の若い女性たちを人気アイドルとしてマネージメントすることが、どれだけ繊細かつ高度で難しいことなのかが分かるだろう。)

芸能界のトップアイドルの中でも、様々な黒い内情や噂を聞くことは多いですが、今回の痛ましい事件をきっかけに、アイドル界内部のパワハラや過酷労働の問題について、今まで以上に深く考えていくことが大事なのではないでしょうか。

経営者の間でも、近年では「金さえ儲ければ何でもいい」みたいな倫理感やモラルの低下が著しいように感じるし、何かと盛り上がっている昨今の「(ご当地)アイドルブーム」の”裏側”にあるものについても、少し考えてみた方がいいかもしれないね。

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