どんなにゅーす?
・米軍辺野古新基地建設の是非を問う県民投票不参加を表明している5市長に抗議するため、宜野湾市役所前でハンガーストライキ(ハンスト)を続けていた、「辺野古」県民投票の会の元山仁士郎代表(27)にドクターストップがかかり、5日目(105時間)でハンストを終えた。
・元山さんは、2日前から血圧が急激に上がっており、このまま続けると危険な状態になる可能性があると医師から指摘されたとのこと。本人は続行の意思を示していたが、支援のメンバーとの協議の末、中止を決めたという。
・ネットでは、元山さんの行動を讃える人が相次いでいる一方で、「だらしない」「かっこ悪い」「死ぬ気でやれよ」などと嘲笑・軽蔑する声も続出。菅官房長官も、この件について問われた際に「その人に聞いてください」と冷淡に突き放しており、この国の社会の歪んだ現状が露呈している。
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「県民投票の会」元山氏のハンスト、ドクターストップ 105時間で終了
沖縄県名護市辺野古の新基地建設の賛否を問う県民投票に不参加を決めている5市に投票実施を求め、「辺野古」県民投票の会の元山仁士郎代表(27)が宜野湾市役所前で続けていたハンガーストライキが5日目の19日午後5時、ドクターストップで終了した。15日午前8時から始まった元山代表のハンストは105時間に及んだ。
19日午後4時半の医師の診断があり、2日前より血圧が急激に下がり、このまま続けると危険な状態になる可能性があるとし、中止を求められた。元山さんは続行の意思を示したが、サポートメンバーとの協議の末、終了が決まった。
元山さんは記者団に「5市長が参加表明しない悔しさはすごくある。一方で県議会の水面下の動きがあるとのことで期待して、自分のハンガーストライキという抗議は終えたいと思う」と発表した。その後、メンバーに肩を担がれて車に乗り、病院へ向かった。
ハンスト現場で募った署名は、サポートメンバーが20日まで続ける。
菅官房長官「その方に聞いて」 元山さんハンガーストライキに
【東京】菅義偉官房長官が18日午前の定例会見で、県民投票の全県実施を求める「辺野古」県民投票の会の元山仁士郎代表が宜野湾市役所前でハンガーストライキを続けていることについて見解を問われ「その方に聞いてください」と述べる一幕があった。
これに対し元山氏はツイッターで「いまの日本政府、政権というのはどれだけ冷酷なのか。選んだ方々もどう思うんだろう。でーじ悔しい」といら立ちをにじませた。
菅長官は午後の会見でも見解を問われ「県民投票は沖縄でやっていますから、そこじゃないでしょうか」と話し、政府の受け止めを述べることを避けた。
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本日(19日)17時、ハンガーストライキ開始から105時間が経過したところでドクターストップがかかりました。
親、会の役員、周りの意向を受け、ここでやめる決断をしたいと思います。
市長の態度が変わらない中、県議会の皆様の動きに賭けたいと思います。
見守っていただき、ありがとうございました。 pic.twitter.com/PWHDXnVPmB— 元山仁士郎@「辺野古」県民投票 (@Jin46o) 2019年1月19日
ドクターストップで元山さんのハンストは終了。
同じ敷地内にいた宜野湾市の松川市長は結局無視を決め込みましたね。
他の4市長も。冷淡過ぎませんか。
県民投票の実現に向けて奔走してきた若い代表の努力と苦悩と覚悟が、そこからは見えませんでしたか。
代わりに何が見えているのですか。 pic.twitter.com/kZmbUBzrXs
— Yachi✨2/24は県民投票🙋♀️ (@yamchiOK) 2019年1月19日
望月記者「沖縄5市の県民投票拒否の件。署名を集めた27歳の元山さんが署名した1万人の声を無にしたくないと、市役所前で抗議のハンストを開始。投票不参加は法の下の平等に違反。若者がハンストで抗議の意を示さざるを得ない状況。政府の認識は」
ポンコツ「その方に聞け」
おまえに聞いてるんだよ、菅 pic.twitter.com/ywTiorANHZ— umekichi (@umekichkun) 2019年1月19日
望月記者「沖縄5市の県民投票拒否について、署名集めた27歳の元山氏「署名した10万人の思い無にしたくない」と宜野湾市役所前で抗議のハンストを15日から開始。5市の不参加は法の下の平等に反する、若者がハンストで抗議の意を示している現状、政府の認識は」
ス「その方に聞け」聞きに行ってるよ pic.twitter.com/RA4NuDG0zm
— SHIN∞☃️ (@shin919infinity) 2019年1月18日
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「上田晋也のサタデージャーナル」で、元山さんが行っているハンストの様子を報道。彼は「大人は若者の政治的無関心というが、いざ動いたらこれですか」と。署名活動によって県民投票を実現した彼の言葉は重い。菅官房長官の突き放すような会見も紹介され、基地建設強硬派の悪業が一層際立つ。
— 異邦人 (@Beriozka1917) 2019年1月18日
末期。
ただただ気持ちが悪い。
こんな政府なのが情けなく、恥ずかしく、同じ日本国民として沖縄に申し訳なく思う
嫌悪感、喪失感、どんな言葉で表現すれば良いか分からない
私がおかしいのかと不安になる程かけ離れている政府— i (@beherenow_1_2) 2019年1月18日
政府の認識をきいてるのに答えがその方にきけ
ってことは菅は政府の人間ではないわけだ、それならもう出てこなくていいし高い給料もいらんだろ
もとより仕事しないわけだし— りた (@sick9room) 2019年1月18日
ひとりの若者が、この国の民主主義の終焉を全力阻止しようと命がけの抵抗をしているというのに、それを嘲り笑う、この男。
その若者の、政権の冷酷さを訴える声を届けた記者の質問を、無視して打ち切るよう合図する、この男。
この男の嘲笑と無視は、若者にだけでなく、私たち国民全員に対する挑戦だ。 pic.twitter.com/sWBxMhfeYo— きむらとも (@kimuratomo) 2019年1月18日
いや〜ビックリ。「私たち国民全員」に「私は違う、一緒にするなよ」という人がウヨウヨ。「私たち国民全員」に認められている当然の権利が蹂躙、剥奪されているというのに、それを全く理解出来ずに、その権利を自ら”お上に返上、白紙委任”とは。これ👇が奇しくも「●●発見器」に。大丈夫か、ニポン。 https://t.co/7cg0MpvhgL
— きむらとも (@kimuratomo) 2019年1月19日
選挙だろうと、住民投票だろうと、デモだろうと、ハンストだろうと、訴訟だろうと、陳情だろうと、演説だろうと、報道だろうと、研究だろうと、ビラ配りだろうと、ツイートだろうと、一人一人があらゆる手段を使って政治や社会にコミット、参加する。これがデモクラシーである。
— 想田和弘 (@KazuhiroSoda) 2019年1月20日
元山さんのハンストにネトウヨ軍団が必死に送ったクソリプは大きく2パターン。
①健康に留意してハンストするなんてふざけてる死ぬ気でやれ!
②ハンストで体調崩して病院行って健康保険使うなんて❗大の大人か徒党を組んでこれしか言えなかった。恥。
— はるみ (@harumi19762015) 2019年1月20日
沖縄、不屈の歴史 ハンストは権力への意思表示 – 毎日新聞 https://t.co/9u3gKa3QIk
— 肉球新党「猫の生活が第一」 (@cat_pad299) 2019年1月19日
ハンストで衰弱した元山仁士郎さんが点滴受けたことに対して、なんと医療費使うなと言っているツイートがあった。
信じがたい発言。
医療受けなければ命を落とす可能性もあるのに…。
しかも投稿者は「ブロガー医」。
命を守る医者が声を上げる若者に医療拒否を示唆。
社会はここまで壊れている。 https://t.co/Qf04QLTzi2
— 梁英聖@『日本型ヘイトスピーチとは何か』(影書房) (@rysyrys) 2019年1月19日
ハンストの人間がドクターストップかかってるのに保険使うな、とかダイエットだろ、とか言う連中。じゃあその人が瀕死の状態でいれば気がすむのか?鬼畜だな。そんなヤツがツイッターにゾロゾロ居て平気でそんなこと垂れ流している。日本は確かにすごいわ。異常過ぎる。
— 埒不埒 (@hurati) 2019年1月19日
ハンガーストライキを決意せざるを得ない状況に追い込まれたのは、
元山くんだけじゃない。
私たち、日本人全員が追い込まれ、
民主主義の危機に立たされてる。彼はその事に気付き、行動しただけ。
気づかず、ただ中傷するだけの者が
同じ日本人で、しかも『愛国者』と
名乗る事を心から恥じ入る。— YOKO(全沖縄県民に県民投票させて!) (@granamoryoko18) 2019年1月19日
高須先生がしきりに「医師に管理された4日間の絶食は全然苦しくない」とツイートしてますが、これは栄養点滴を医師によって受けた場合の話です。こちらにある写真から元山仁士郎代表が点滴をしながらハンガーストライキをしているようには見えません。高須先生のミスリードです。 pic.twitter.com/ItkTN3b2Sr
— TakkyUC (@TakkyUC) 2019年1月20日
あのね、高須さん。いま沖縄の敵は中国でもアメリカでもなく安倍政権なんですよ。だから基地反対の知事に過去最高の票数がデニーさんを支持して知事になってハンガーストライキする若者がいるのよ。彼らは自分達の土地を差し出したくないわけ。あなたは無意識に沖縄差別をしてる。気付きなさい。 https://t.co/jl8eDuI0tr
— 村本大輔(ウーマンラッシュアワー) (@WRHMURAMOTO) 2019年1月18日
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ドクターストップでハンストを終えた元山さんに対し、「だせぇ」「死ぬ気でやれよ」「おざなりハンスト」などと中傷しバカにする声が続出!日本に蔓延する「破滅願望」と「真性奴隷洗脳」
↓菅長官も、身体を張った国民からの抗議運動に対し、冷笑し、突き放す。
出典:Twitter(@kimuratomo)
辺野古基地建設の是非を問う県民投票辞退を表明している5市長に抗議するためにハンストを続けていた元山仁士郎さんがドクターストップによってハンストを終了させましたが、ネット上では、そんな彼を嘲笑したり、軽蔑するような声が相次いでいます。
菅官房長官も、この件について見解を問われた際、(薄ら笑いを浮かべながら)「その人に聞いてください」と質問を放りだしたことに批判の声が上がっていますが、いかにこの国において、歪んだ価値観や権力に追従する「奴隷思想」が蔓延しているのかをよく表わす事態になっていますね。
「力の弱いものが腐敗した権力組織に立ち向かう」といった姿勢そのものを「尊い行為」として誰もが認めるような、いわゆる「民度の高い国」であれば、「お疲れさま」「よく頑張った」という称賛の声こそあれど、こうした嘲笑や中傷の声などほとんど出てこないはずだけどね。
それだけ、この国において「強いものに何も考えずに付き従う」「弱いものいじめを是認する」という卑しく歪んだ価値観が横行していることをよく示しているし、元山さんを中傷している人々は、「自分たちの首も激しく絞めるようなことをしている」ということに気がついているのかな。
自分たち(一般国民)から激しく搾取し、徹底的に国民を貧しくさせている安倍政権を賛美する一方で、出来る限りの方法で安倍政権に抗議の意思を示している一般市民を叩いている時点で、「真性奴隷思想」「自殺・破滅願望」に支配されているとしか言いようがないし、こうした思想を日本社会にばらまいている”大元”が、(欧米グローバル資本と結びついている長州テロリスト一族の)安倍一派と直結した、(統一教会、幸福の科学、キリストの幕屋、生長の家原理主義などの)数々のカルト宗教勢力だ。
これらの勢力は、日本をグローバル資本にどんどん切り売りし続けている安倍政権に抵抗する人々を、様々な欺瞞やミスリードを用いて徹底的に潰そうとしてくるし、国民側が高い能力と行動力を持ち、グローバリズムに強く抵抗する行動に向かわないように、日本国民を「愚民化」「無力化」させようと日々「洗脳活動」を行なっている。
これらの連中は、こうした対立の構図を「右翼」「左翼」やら「愛国」「反日」やらにカテゴライズして、グローバリズムを邪魔する人々を「左翼」「反日」などと見立てて攻撃してくるけど、こうした(使い古された)ペテンの手口に引っかかってはならない。
日本国民の富を徹底的にグローバル資本勢力に移転させ、「1%の富裕層と99%の貧困層(奴隷)」の世界を後押しさせる行為こそ、「左翼」「反日」の行為であり、グローバリストの傀儡政権である安倍政権に強く反対することこそが、本来の「愛国」「保守」「右翼」であるということだ。
そして、「腐敗した巨大な組織に一人立ち向かい、毅然とした意思表示をする行為」は、健全な価値観が根付いている人間社会であれば、思想の云々を問わずに「こうした考え方そのもの」を容認し、讃えるものだし、実際のところ、こうしたいびつな価値観が蔓延している日本社会の中でたった一人でここまで意を決して100時間以上もハンストを行なうことなど、普通ではなかなか出来るものではないだろう。
おおよそ、どこの国のどんな文化でも、「弱いものいじめは人として卑怯」「弱いものが強いものに立ち向かうのは勇気の要る尊い行為」とする考え方は共通しているだろうし、そうした考え方が当たり前のように浸透している社会こそが、全ての日本国民にとって真に幸せな「余裕と優しさのある社会」であるということを認識したいものだ。
特に、沖縄の内部では、安倍一派と懇親なカルト教団がかなり激しくうごめいているみたいですし、これらも、米・イスラエル(軍産資本勢力)の内部に存在する秘密宗教結社とも無関係ではないものと思われます。
こうした、ごく当たり前の民主主義の考えを破壊し、人々に奴隷思想を植え付けようとする動きが激しいことそのものが、日本の内部に激しいグローバリズムが入り込んできていることを示しているるかと思いますし、「民衆の愚民化(脳や倫理感の劣化・破壊)」と「グローバリズム」というのは、非常に密接な関係があることを改めて認識していくことが大事ですね。
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