どんなにゅーす?
・安倍総理が「職員の職業生活設計に大きな影響がある」などとの理由をつけて成立を急いでいる検察庁法改正について、現役の検事からも冷ややかな声が上がっている。
・あるベテラン検事は、「ほとんどの検事が『そんなんいらんわ』と言うやろな。喜ぶのは使えない検事だけ。こんなことで自分たちの歓心を引くことができると思われているなら、むしろ腹が立つ。結局、黒川さんだけのための法案やないの?」と切り捨てて、安倍政権への不信感を露わに。
・国家公務員法と抱き合わせにすることで「真の目的」を隠そうとしているものの、逮捕を免れたい安倍総理が、”官邸の守護神”こと黒川弘務東京高検検事長を検事総長に長年にわたって据えたい目的で法案をごり押ししている実態が丸出しになってきている。
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“不要不急”の検察庁法改正が、安倍官邸と黒川氏には“必要至急”のワケ
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ここからが検察幹部に聞いた“知られていない”話だ。黒川氏の定年延長を聞いて、稲田検事総長がこんな一言を漏らしていたのだ。
「あっちがそうくるなら、こっちも考えがある」
「あっち」はもちろん安倍官邸。「こっち」は稲田総長をトップとする検察組織。「安倍官邸vs.検察」の闘いが火ぶたを切った。なんか似たようなタイトルの本があった気もするが……。
では「こっち」の考えとは何か?
それはもちろん、広島地検が着手した河井克行前法務大臣(衆院広島3区)の妻、河井案里参議院議員の選挙違反事件だ。夫妻の秘書が逮捕・起訴されているが、実はこの事件、広島地検だけで捜査しているわけではない。
逮捕した秘書の取り調べにあたったのは、大阪地検特捜部から応援に派遣された実力派特捜検事だ。そしてその内容は逐次すべて東京にも報告されていた。完全に東京マターなのだ。検察幹部は語る。
「だって最初から狙いは議員本人だからね。あ、議員と言っても案里じゃないよ。夫の克行の方。前法務大臣ね」
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現職検事は定年引上げに「そんなんいらんわ」
この記事を書くにあたって私は、とある現職検事に話を聞いた。定年の引き上げ自体は、検事にとって歓迎すべきことではないかと考えたからだ。その検事はベテランの域にあるが、定年引き上げには冷ややかな見方を示した。
検事:まず年金の問題があるやん。今は65歳からもらえるけど、定年が65歳になった時にどうなるか? 先に延びるんやないの?
次に再就職の問題がある。私たちは公証人が有力な再就職先やろ? 公証人は普通8年くらいできる。それで60歳前後になると、いい席が空いたら「そろそろどう?」って声がかかるんよね。そしたらそもそも定年なんて関係ないやん。
ただ、公証人の声がかかるのは、それなりに実績を認められている人。辞めて弁護士になるのも、実力がある人。定年まで役職にもつかず検事を続けている人は、やはりそれなりの人ということや。
そんな人たちをあと2年も抱え込むことになると、役所の人事を決める人たちも頭が痛いやろうね。そして、そんな人があと2年余計に役所で給料をもらえるというのが、そもそも国民の税金の使い道としてふさわしいかという話やね。
相澤:じゃあ、今回の検察庁法改正で定年が延びることは歓迎しないと?
検事:歓迎どころか、余計なお世話。ほとんどの検事が「そんなんいらんわ」と言うやろな。喜ぶのは使えない検事だけ。こんなことで自分たちの歓心を引くことができると思われているなら、むしろ腹が立つ。結局、黒川さんだけのための法案やないの?
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どっちにしても黒川氏の定年再延長に道を開くでしょう。
さらに一番大事なポイントは、仮に黒川氏の定年再延長がないとしても、この法案が政権に都合の良い人物を検察幹部に残すための仕組みであることに変わりないことです#検察庁法改正案に抗議します#赤木さんを忘れないhttps://t.co/TTZofZMrUk— 相澤冬樹 著書「安倍官邸 vs. NHK」発売中 (@fuyu3710) 2020年5月11日
もう真っ黒を通り越してる。
https://t.co/jDA9V6MeGv— てらっちょ (@foreastcafe) 2020年5月11日
“不要不急”の検察庁法改正が、安倍官邸と黒川氏には“必要至急”のワケ http://今までと違う。今回の問題だけは国民の殆どが検察の味方だ。安倍が吠えずら搔くのを楽しみにしてます。
— 管見道草 (@kankenmitikusa) 2020年5月11日
元NHK、相澤記者の取材。この問題は総理官邸と検察との戦争、官邸によるクーデターですね。
不要不急の検察庁法改正が、安倍官邸と黒川氏には“必要至急”のワケ « ハーバー・ビジネス・オンライン https://t.co/nGCtv3FZRu
— Dr.ナイフ (@knife9000) 2020年5月11日
安倍政権の、このシナリオを許してはならない。
“不要不急”の検察庁法改正が、安倍官邸と黒川氏には“必要至急”のワケ | ハーバー・ビジネス・オンライン #SmartNews #検察庁法改正案に抗議します https://t.co/SN7a2tXZFC
— 肉球新党「猫の生活が第一」 (@cat_pad299) 2020年5月11日
この記事を読んで #検察庁法改正案に抗議します がますます強まった。
「稲田検事総長、森本宏・東京地検特捜部長頑張れ!」とエールを送りましょう。
“不要不急”の検察庁法改正が、安倍官邸と黒川氏には“必要至急”のワケ https://t.co/MdSvzoNvMh— 空 昌 憲法改悪を懸念する憂国の士 (@kuu_syou) 2020年5月11日
「あべちゃんの、あべちゃんによる~」(本文参照)
まさに、ですよ。(・ω・)ノ#検察庁法改正案に抗議します#検察庁法改正法案に抗議します— pchan(ぴよこ3号) (@pchan3788) 2020年5月11日
黒川が辞退しないようになにか弱みを内閣に握られてるとしたら
弱みを探して暴露するだけで
止められそうだけどなんかないかな?
このままだと強行採決すると思う
— 義経 TWIN-RAY弥勒PROJECT (@RKH7nnyWXDTzVqg) 2020年5月12日
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すでに生き恥を晒しまくっている黒川氏は、日本国家・国民のために自ら職を辞すべき!
出典:TBS News
安倍政権がコロナ危機の真っ最中に成立を急いでいる検察庁法改正(改悪)ですが、ご覧のように、現役の検事からも批判の声が上がっております。
やはり、「安倍総理による安倍総理のための法改正」なのは確かであり、河井夫妻の大規模選挙違反の捜査をストップさせつつ、総理自らが逮捕されるのを免れるために、黒川氏を長期に渡って検察トップに置いておきたい目的による法改正であることは確実ですね。
言い換えれば、黒川氏の存在がなかった場合、安倍総理はとっくの昔にすでに逮捕されていたということだし、小渕氏も甘利氏も、佐川氏ら森友事件の実行犯だったアベ友財務官僚らも、みんな逮捕されていたということだね。
そう考えると、黒川氏一人がどれだけ日本の三権分立制度を著しく歪めまくってきたのかということだし、最低でも、当サイトが問題提起をしていた4年前の時点(甘利ワイロ事件の捜査潰しが発覚した時点)で数百万人規模の抗議の声を盛り上げ、黒川氏と安倍政権を権力の座から引きずり下ろすべきだった。
(上の記事の中では、違法な手続きを通じた黒川氏の勤務延長に激怒した現検事総長の稲田氏が、安倍政権を倒すべく河井夫妻の選挙違反事件を意欲的に進めているとの内情が伝えられているけど、果たして、検察内の正統保守勢力が長州特権階級の安倍一派を失脚させることが出来るだろうか。)
しかしまあ、長年にわたって日本の公権力の職に就きながら、その「最後」において、ここまで大々的に悪評が報じられ、大多数の国民から怒りの声が集中しているのだから、黒川氏の人生って一体何なんだろう?
悪いことは言わないので、最後くらい、日本の国家と国民に寄与・貢献する意味でも、自ら身を引き、この国の先人たちが必死に守り抜いてきた三権分立を次の世代に託していくのはどうなのかな?
その通りです。
このままですと、日本史の教科書においても、安倍政権は「戦後史上最悪の政権」として永遠に語り継がれていくことになるでしょうし、黒川氏の名前も一緒に載ってしまわないためにも、最後くらいは善い行ないをされてはどうなのでしょうか。
井浦新さんも言っているけど、まさにこれは思想云々以前の問題だし、「数々の犯罪を行なっている権力者をこのままさらに犯罪やり放題にさせていいのか?」という話だ。
このような話について「興味がない」「どうでもいい」「よく分からない」と言っている時点で、人間社会の最低の倫理観や常識をも放棄してしまっているも同然だし、この勢いでさらに1千万件以上の抗議の声を上げていき、日本が「独裁犯罪超大国」になってしまわないように、やれることをやって安倍政権のこれ以上の暴挙をストップさせよう。
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