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「わかしお」重油流出事故、日本貨物船のインド人船長とスリランカ人副船長を逮捕!「航行システムが誤りを警告したはずだが乗組員らが無視」「座礁時にSOSを発信せず」などの不可解な点も…!

「わかしお」重油流出事故、日本貨物船のインド人船長とスリランカ人副船長を逮捕!「航行システムが誤りを警告したはずだが乗組員らが無視」「座礁時にSOSを発信せず」などの不可解な点も…!

どんなにゅーす?

・2020年8月18日、モーリシャス沖で発生した日本貨物船による座礁・重油流出事故について、モーリシャスの警察は、長鋪汽船が所有し商船三井がチャーターしていた「WAKASHIO(わかしお)」のインド人船長スニル・ナンデシュワル容疑者とスリランカ人の副船長を逮捕した。

・警察の調べに対し、複数の乗組員が「船員の誕生パーティーを開いていた中で、Wi-Fiに接続するために岸に近づいた」などと話しているとの情報が一部から出ているほか、地元当局によると、「航行システムが航路の誤りを警告したはずだが、乗組員らは無視したとみられるほか、座礁時に遭難信号(SOS)を発信しておらず、沿岸警備隊からの呼び掛けにも応じなかった」としており、数多くの疑いや不可解な部分が浮上している。

モーリシャス貨物船座礁 インド人船長ら2人を逮捕

モーリシャスの警察などによりますと、18日、座礁した貨物船「WAKASHIO」のインド人のスニル・ナンデシュワル船長(58)と、スリランカ人の副船長の2人が、航行の安全を脅かした疑いで逮捕されました。

今回の事故をめぐっては、貨物船がモーリシャスの南東沖およそ2キロの地点で針路をほぼ90度右に変え、大幅に減速していたことが分かっていて、専門家は、この地点で船が何かと衝突し、座礁につながった可能性が高いと指摘しています。

また地元の一部のメディアは、乗組員たちが無線通信のWi-Fiに接続するために島に近づいた可能性もあると報じています。

~省略~

座礁船の所有会社「多大な迷惑かけ 陳謝」

インド洋の島国モーリシャスの沖合で座礁した貨物船のインド人の船長ら2人が、航行の安全を脅かした疑いで逮捕されたことについて、船を所有する長鋪汽船は「引き続き乗組員とその家族を支援しながら今後の司法の判断を持つ所存です。この度の座礁事故と油の流出でモーリシャスの皆様をはじめ、関係各位に多大な迷惑をおかけしており、あらためて陳謝します。流出した油の回収と環境へのダメージの最小化に向けて取り組んでいきます」というコメントを発表しました。

また、貨物船をチャーターした商船三井は「関係当局と連携して、船主と共に早期の事態解決に向けて取り組みます」とコメントしています。

【NHK NEWS WEB 2020.8.19.】

モーリシャス当局、座礁した「わかしお」の船長と副船長を逮捕

~省略~

当局者はロイターに対し、2人は裁判所に出廷後、保釈が認められず、現在も拘束されているとした上で、「座礁の5日前に設定された航路に誤りがあった。航行システムが誤りを警告したはずだが、乗組員らは無視したとみられるほか、座礁時に遭難信号(SOS)を発信しておらず、沿岸警備隊からの呼び掛けにも応じなかった」と述べた。

乗組員らが当時、船内で誕生パーティーを開いていたとの報道に関しては、取り調べを行ったと認めたものの、誕生パーティーがいつ開かれていたかは定かでないとした。

またWiーFi(ワイファイ)に接続するために島の近くを航行したとの報道については、電波を受信するのに島に接近する必要はないとして否定的な見方を示した。

~省略~

[ロイター]

【Newsweek 2020.8.19.】

地元当局は「Wi-Fiに接続したくて岸に接近」については否定的な見方をしている一方で、「なぜ本来の航路大きく外れたのか」については不明&不可解な部分が多く!

「わかしお重油流出事故」ですが、モーリシャスの警察が船長と副船長を逮捕したとのことです。
最新の報道によると、現在のところ、地元当局においては「Wi-Fiに接続したくて岸に接近した」との情報については否定的な見方をしているようですが、「なぜ本来の航路を大きく外れて航行していたのか」について、あまりにも謎や不可解な部分が多く、より詳しく調査をする必要がありそうです。

やや情報が錯綜していて、現状を正確に把握することが難しい状況だけど、今のところは、あらゆる情報について、無理やり白黒つけようとするのはやめておいた方がいいかもしれないね。
上のロイターによると、地元当局の関係者は「座礁の5日前に設定された航路に誤りがあった。航行システムが誤りを警告したはずだが、乗組員らは無視したとみられるほか、座礁時に遭難信号(SOS)を発信しておらず、沿岸警備隊からの呼び掛けにも応じなかった」と話しているようで、いずれにしても、普通であれば絶対に起こらなかった事故であることは間違いないだろう。

今や、(国民から多くの不信感や批判を浴びていることで)何もかもやる気を失いかけている安倍総理の動きがあまりにも鈍い中で、日本企業が開発した「油だけを効率よく吸着する」という特殊な繊維を使った吸着材が現地に送られることになったとのこと。
これがどこまで大きな効果を発揮するのかは未知数だけど、とにかく、日本の船会社が引き起こした重大事故である以上、政府レベルでやれることは何でもやらないといけないし、今は謙虚な気持ちを持ちながら、モーリシャスの人々に寄り添うことを忘れずに、なぜこのような有り得ないような事故が起こってしまったのか、真相究明を強く求めていくことが大事じゃないかな。

こうした細かなネタを使って、その都度「やっぱり日本はスゴイ」みたいな、過剰な”自画自賛”を伴った奴隷化や思考停止化を促すプロパガンダが蔓延する可能性がありますが、これらの世論誘導に引っかかることなく、私たちに出来ることをやりながら、冷静に今後の経緯を見守っていきたいところです。

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