どんなにゅーす?
・ハンガリーで、残業時間の上限を大幅に引き上げる労働法改正案が可決されたことに対し、一般国民が大きく反発。党派や思想を超えて労働者が団結し、1万5000人以上による大規模デモが行なわれた。
・問題の法改正は、雇用主側が年間残業上限を250時間から400時間に引き上げることができることに加え、残業代の支払いを最大3年延長できる内容で、「奴隷法」との批判を浴びている。
・デモでは、一部の参加者が陳情書を読み上げようとしたのを阻まれたために、警察と衝突が発生。参加者が発煙筒を投げ、警察が催涙弾で応戦するなど事態に発展した。
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ハンガリー、「奴隷法」可決で超党派が大規模デモ 参加者1万5000人超
【AFP=時事】ハンガリーで時間外労働の年間上限を大幅に引き上げる労働法改正案が可決され、首都ブダペストでは16日、保守派のオルバン・ビクトル(Orban Viktor)首相率いる政府に抗議する超党派の大規模デモが行われた。一部の参加者が警官隊と衝突する一幕もあった。
緑の党から極右政党まで全野党が一致団結してオルバン政権に抗議するのは、2010年にオルバン首相が返り咲いて以来初めて。地元メディアによると、野党と労働組合が呼び掛けたこの日のデモには1万5000人以上が参加した。
12日に議会で可決された労働法改正案は、雇用主が要求できる年間残業上限を250時間から400時間に引き上げるほか、残業手当の支払いを最大3年延長できるとしており、「奴隷法」との批判を浴びている。
政府は、人員不足に苦しむ雇用主に必要な法改正で、長時間勤務を希望する労働者にも恩恵をもたらすと主張している。
16日のデモは議会前の広場で解散したが、一部の参加者が野党議員2人に率いられてハンガリー公共放送局前まで行進。陳情書を読み上げようとしたが阻まれたため発煙筒などを投げ、警察が催涙ガスで応じる事態に発展した。
年400時間の残業認める「奴隷法」に抗議、デモが暴徒化 ハンガリー
~省略~
首都ブダペストでは12日から法案に対する抗議行動が始まった。16日には国営テレビの本社ビルに突入しようとしたデモ参加者と警官隊が衝突した。CNN系列局のATVハンガリーが報じた。
現場を撮影した映像や画像には、暴徒鎮圧用の装備を施した警官隊が、群衆に向かって催涙ガスを放出する様子がとらえられている。
ATVハンガリーは17日、人混みに挟まれて動けなくなるリポーターや催涙ガスをあびて地面にうずくまる人々の映像を公開した。
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「年間残業上限を250時間から400時間に引き上げる」。日本は「働き方改革」で720時間可能。奴隷労働vs家畜労働。ちなみにハンガリーは国も首都も人口規模は日本の10分の1だから、日本だったら15万人規模のデモ。ハンガリー動乱で旧ソ連に立ち向かった民族。https://t.co/F67izfUojW
— 北野慶(虚構の太陽) (@keikitano) 2018年12月18日
友達に連れられて何故かデモに参加してます。どういう事?? pic.twitter.com/Et5H38pBt4
— Soh Maeda / ロン毛とハンガリーとブダペスト (@SohMaeda_) 2018年12月14日
ハンガリーの労働環境改悪反対闘争、デモで国旗を見かけますが赤や黒の旗はみえません。闘争の活動主体は労働組合なのでしょうか…
ハンガリーでは赤い星や鎌と槌の掲揚が禁じられていますが、威圧の場合と緩められたはずです。解釈による拡大を危惧したのでしょうか。https://t.co/CX5rHvCruM— T.Suzuki⭐️☭ (@suzu1879) 2018年12月18日
ハンガリーの反対闘争ですが、参加者はEUと対立気味の政権に対するEU支持派や右翼のヨッビクなど従来は利害の異なる勢力が混ざっています。
性質はフランスと似ているようにみえ、運動の広がりとしては一国に留まっている様です。https://t.co/CS2VTCh8Ea— T.Suzuki⭐️☭ (@suzu1879) 2018年12月18日
昨晩のハンガリー議会前広場の様子。デモ隊に催涙ガスが発射されたらしい。先日の大学閉鎖といい、ハンガリーは本当に帰路に立たされているのだと思う。 pic.twitter.com/RtZjW4HZFV
— たまさか (@TamasakaTomozo) 2018年12月15日
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フランスに続き、今度はハンガリーで「奴隷法」反対デモが激化!「人手不足」を理由に残業時間の大幅拡大など、安倍政権とよく似た政策に民衆が激怒!
出典:CNN
フランスに続いて、今度はハンガリーで1万5千人規模の大規模デモが発生しているわ。
なんでも、オルバン政権が「人手不足」を理由に、残業時間を上限を大幅に拡大(250時間→400時間)したり、残業手当の支払期限を3年に延長する法改正が可決されたことに民衆が激怒。
党派や思想を超えて団結した上で、オルバン政権に激しく抗議しているみたいだわ。
これも基本的には、「労働者に厳しくする一方で、経営者に利益誘導」する内容という意味で、「貧困層に増税する一方で富裕層を減税する」などしてきたフランスのマクロン政権とも方向性は同じだし、日本の安倍政権は、なんと、その両者を融合させるような政策を実行してきたという意味で、民衆にとっては「史上最悪の政権」だといえるだろう。
フランスもハンガリーも日本も、全ては、(1%の資本家に富が集中する)グローバル資本主義がより深化してきていることによって、下層の労働者がより抑圧、酷使、搾取されつつある実情が露呈してきているし、こうしたカラクリに気がつき始めた世界中の民衆が、グローバリストの操り人形の為政者たちに次々怒りの声を上げ始めてきたということだろう。
ちなみに、ハンガリーの人口は980万人ほどとのことで、これを日本に置き換えてみると、今回のデモは「15万人もの凄まじい規模のデモ」ということになるね。
ハンガリーの場合は、残業時間が400時間に引き上げられたことで「奴隷法」と言われているみたいだけど、日本の場合は、安倍政権の「働き方改革」によって720時間まで認められることになったから、こっちの方は奴隷どころじゃなく「家畜」かしら。
改めて、日本の異常な”家畜労働”の実態を思い知らされるし、それでも安倍政権の支持率が40%を超えてる上に、本格的な反発や暴動もないんですもの。
つくづく、安倍総理は世界で最も恵まれた”悪徳為政者”なのを感じるわね。
ほんとに、日本の”家畜労働”は世界と比べても桁違いなのを感じるよ。
各国の状況を見ていても、いかに、日本が世界的に見ても「特殊な国」なのかが改めて感じられるし、そろそろ日本の国民も「自分たちがいかに家畜なのか」に気づきつつ、人間らしい生き方を取り戻すための行動を起こした方がいいのではと思うよ。
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