【知性派】立憲・枝野代表の2時間43分の長時間演説が話題に!「持統天皇以来の歴史を一顧だにしない人々に”保守”と名乗って欲しくありません」

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どんなにゅーす?

・2018年7月20日の衆院本会議で行なわれた、立憲民主党の枝野幸男代表による、2時間43分にも及ぶ内閣不信任案の趣旨説明の長時間演説(フィリバスター)が話題になっている。

・枝野代表は、安倍政権の度重なる国会の破壊や民主主義の蹂躙を強く批判し、立憲主義に基づき、民主主義の仕組みを尊重する政治こそが”保守”であり「私こそが保守本流」と強調

・さらに、1000年以上もの昔より日本において賭博が禁止されてきた実情を挙げ、カジノ解禁に血道を上げ続けてきた安倍政権に対し、「持統天皇以来の歴史を一顧だにせず、このような馬鹿げた制度を強行する人たちに保守と名乗ってほしくありません」と強く切り捨てた

立憲・枝野氏
抵抗戦術2時間43分 衆院最長記録

立憲民主党の枝野幸男代表は20日の衆院本会議で、安倍内閣不信任決議案の趣旨説明を2時間43分にわたって行った。長時間演説による抵抗戦術「フィリバスター」で、衆院によると記録が残る1972年以降で最長の演説だった。これまでの最長は、立憲の西村智奈美氏が5月25日に行った加藤勝信厚生労働相不信任決議案の趣旨説明で2時間6分。

枝野氏は、不信任の理由は「数え切れないほどある」としたうえで、森友・加計学園問題など7点を挙げて「この国会は民主主義と立憲主義の見地から憲政史上最悪の国会になってしまった」と批判した。一方、「(西日本豪雨の)災害対応の見地から、提出にはためらいがあった」とも述べた。【立野将弘】

【毎日新聞 2018.7.20.】

枝野氏が内閣不信任案で「私こそ保守本流」と演説 ”先人の叡智を重んじる立憲主義は保守主義と同じ”

枝野氏は不信任案の説明の中で、「立憲主義とは、どんな権力も憲法というルールに基づいて運用されなければならないという考え方であり、近代社会の大前提であります。憲法とはまさに歴史と苦難の中から先人たちが積み重ねてきた社会の大前提となるべきルール」と説明した。立憲主義では、先人たちが苦労して作り上げてきた憲法を重んじる。それは保守主義と同じだという。

「まさに立憲主義も保守主義も同じ考え方でありますので、私こそが保守本流であるということを自信を持って皆様にお訴えしているところであります」

「持統天皇以来の歴史を一顧だにしない人々に保守と名乗ってほしくありません」

枝野氏は、同日午後に成立が見込まれている「カジノ法案」についても手厳しく批判した。その中で「保守」の概念を問い直す場面があった。

「7世紀末、持統天皇の時代に、すごろく禁止令が発令されました。以来、我が国は1000年を超える期間、賭博は違法であるという法制度の下で歴史と伝統を積み重ねてきました。

(中略)

1000年以上に渡って違法とされてきたものを使って、利益を上げて経済を成長させる。その事自体がみっともない政策ではないですか。持統天皇以来の歴史を一顧だにせず、このような馬鹿げた制度を強行する人たちに保守と名乗ってほしくありません」

カジノ法案を推進してきた与党・自民党は、世間一般では保守だと考えられている。しかし賭博を禁止してきた日本の伝統を蔑ろにする人々は、保守ではないというのが枝野氏の主張だ。

【BLOGOS(キャリコネニュース) 2018.7.20.】

史上最長記録の抵抗演説(フィリバスター)を行ない、安倍政権の前例のない腐敗と「民主主義のいろは」を言葉に載せた枝野氏に、ネットでは称賛の声!

出典:TBS News

立憲民主党の枝野代表による2時間43分におよぶ抵抗演説(フィリバスター)に対し、多くの称賛の声が寄せられています。
なんでも、早くも今回の演説が書籍化される可能性も出てきているとか。

いやはや、原稿も用意せずに2時間43分もしゃべりっぱなしで、しかも安倍政権の”狂気”とも言える国家破壊の行為やおびただしい数のウソ・矛盾を論理的に突きつつ「民主主義とは、保守とは何なのか?」ということまで筋道を立てて語り通したわけで、それだけの体力と明晰な頭脳だけでも称賛するに値するだろう。

安倍総理の意味不明のダラダラ答弁を痛烈に批判しつつ、欧米軍産と長州テロリストによる明治維新以降の日本(大日本帝国)ばかりを異様なまでに信仰・賛辞する「自称保守」の欺瞞性までをもあぶり出しては、安倍政権が引き起こしてきた数々の不祥事や不正疑惑をあますことなく列挙し、これら一つ一つを分かりやすく説明した結果、2時間45分もの長丁場になったとも言えるかもしれないね。

こうした演説を聴いても感じますが、野党側には高い知性と良識のある優秀な議員が大勢いますし、少なからず、民主主義の原則を深く理解し、ウソをつかず、改ざんやごまかしのない政治を強調してきた枝野氏が総理になっただけでも、この国の政治や社会はよほどまともになるのではないでしょうか。

やはり、人間社会や政治における全ての根源は、「人に対してウソをつかない」「もしウソをついたらしかるべき責任を取る」という、この二つを徹底させることに尽きる。
ただ単にこれらを徹底させるだけでも、人間社会全体に一定程度のモラルやマナーが浸透し、少なからず今よりはよほど、国民にとって優しく秩序ある社会になるはずだ。

枝野氏の演説は、そうした「人間社会におけるマナーのイロハ」を説いているようにも感じるし、逆に言えば、こんな基本的なことも強く咎めないといけないくらいに、すでにこの国の社会は荒廃しきってしまっているともいえるかもしれないね。

結局、この枝野氏の渾身のフィリバスターも空しく、カジノ法案が成立してしまいましたが、私たちはこの安倍政権の腐敗しきった姿をよく目に焼き付け、枝野代表が訴える「真っ当な民主主義」を取り戻すために、諦めずに行動を起こし続けていくことが大切なのではないでしょうか。

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