どんなにゅーす?
・2018年6月25日の参院予算委員会において、安倍政権が今国会での強行採決を目指す「高プロ(残業代ゼロ制度)」を含む「働き方改革法案」について、安倍総理が、「高プロ」が経団連などの経営団体の要望だったことをバラしてしまう一幕があった。
・安倍総理は、「経団連会長等の経営団体の代表からは高度プロフェッショナル制度の導入をすべきとのご意見を頂いておりまして、傘下の企業の要望がある事を前提にご意見を頂いたものと理解をしているところ」などと答弁し、改めて、安倍総理が経団連筆頭のグローバル資本勢力の意向のままに、ブラック労働を推進している実態が明らかになっている。
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安倍首相「高プロは労働者のニーズではなく経団連らの要望」と白状、立法事実が完全消滅
国民民主党の伊藤孝恵議員が高プロ旗振り役として知られる竹中平蔵パソナ会長の言葉を並べた後、「この期に及んでなお、労働者のニーズがあると答弁するのか?」との質問に対して安倍首相は以下のように語っています。
高度プロフェッショナル制度はですね、産業競争力会議で、経済人や学識経験者から制度創設の意見があり、日本再興戦略において、とりまとめられたもの。
その後、労使が参加した労働政策審議会で審議を行い、とりまとめた建議に基づき法制化を行なったものであろうと思います。本制度は望まない方に適用されることはないため、このような方への影響はありません。
このため、適用を望む企業や従業員が多いから導入するというものではなくて、多様で柔軟な働き方の選択肢として整備するものであります。
利用するか分からないという企業が多いと言われていますが、経団連会長等の経営団体の代表からは高度プロフェッショナル制度の導入をすべきとのご意見を頂いておりまして、傘下の企業の要望がある事を前提にご意見を頂いたものと理解をしているところであります。
(参議院インターネット審議中継 2018年6月25日 予算委員会より、該当部分は48:20から)
としています。つまり、安倍首相は質問に対して労働者のニーズに対して一言も触れず、経団連会長を含む経営側からの要望があった事から高プロを導入するのだと説明しているのです。
ですがこれは法案を提出する理由たる立法事実の「労働者がそれぞれの事情に応じた多様な働き方を選択できる社会を実現する働き方改革を推進するため(編集部注:リンク先78ページ)」に完全に反しています。
つまり高プロは、労働者から一切ヒアリングすることなく法案要綱を作り、担当する厚労相が虚偽答弁を行ってまでニーズを捏造した挙句、安倍首相本人が労働者ではなく経団連会長ら経営団体からのニーズであった事を白状してしまったのです。
実に最初から全てが嘘で塗り固められた法案でしかなく、その嘘も全てバレた上に安倍首相本人が嘘だったことを認めた時点で立法事実が完全消滅したわけですから、立法府としてはこの法案は廃案にする以外ありません。
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↓安倍総理の問題の発言は49分50秒くらい~。
出典:YouTube
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高プロはやはり経営者側のための「働かせ方改革」でしかなかったことを安倍首相本人が白状しました。
↓(引用)
安倍首相「高プロは労働者のニーズではなく経団連らの要望」と白状、立法事実が完全消滅https://t.co/EjXcSvjZ1kまた「偽証」か
— 数学 M (@rappresagliamth) 2018年6月26日
安倍は何が悪いのか理解していないんじゃないかな? たぶん自分が何しているのか理解していない。おそらく言葉の意味すら理解していない。 / “安倍首相「高プロは労働者のニーズではなく経団連らの要望」と白状、立法事実が完全消滅 | B…” https://t.co/x3NHNL9feP
— samurai_kung_fu (@samurai_kung_fu) 2018年6月27日
分かりやすい記事です。
高度プロフェッショナル制度が経団連の要望でしかなかったことを安倍首相が認めました。そんなの廃案しかないね。安倍首相「高プロは労働者のニーズではなく経団連らの要望」と白状、立法事実が完全消滅 | BUZZAP!(バザップ!) https://t.co/ULlwKRF6jj @BUZZAP_JPより
— サビヲ(ブラ弁くん) (@burabenhp) 2018年6月26日
安倍首相「高プロは労働者のニーズではなく経団連らの要望」と白状、立法事実が完全消滅(2018年6月26日) – エキサイトニュース(1/3) https://t.co/1X4dqOsRBD @一定の要件の下で労働基準法の1日8時間、週40時間の労働時間規制を撤廃するという制度
— 速報王 2.0 (@subaruboshi1) 2018年6月26日
経団連は国益よりも目先の企業利益を優先させる団体だから、経団連のニーズで作られる高プロも日本のためにはならないだろう。 / “安倍首相「高プロは労働者のニーズではなく経団連らの要望」と白状、立法事実が完全消滅 | BUZZAP!…” https://t.co/nmL58GfjV0
— アカチバラチ (@akatibarati) 2018年6月27日
安倍首相「高プロは労働者のニーズではなく経団連らの要望」と白状、立法事実が完全消滅 バザップ! https://t.co/0LUx1xX2eV 担当の厚労相が虚偽答弁でニーズを捏造。首相が経団連らの要望と白状←嘘嘘嘘・・・全て嘘。安倍政権は如何に国民を嘘で騙せるかが仕事のようだな。安倍内閣全員議員辞職を
— MMCOOK(脱原発に1票 ) (@MMCOOK2) 2018年6月27日
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ここにきて、ついに安倍総理自身が高プロ(残業代ゼロ制度)が経団連からの要望(労働者からの要望はほとんど無し)だったことをどさくさに紛れて認める!
いよいよ、高プロが含まれた働き方改革が強行可決寸前になってますけどぉ、今頃のタイミングで、安倍総理が高プロが「経団連さんからの要望だった」ことを認めちゃってますよぉ!
これまでも、ネットの皆さんからも疑いの声がたくさん上がってましたけど、やーっぱり、そういうことだったんですねぇ!!
はぁああっ!?
…てことは、「働き方改革」って、やっぱりただの「ブラック労働推進法案」だったってことじゃないのよっっ!!
これまでも、安倍政権は「多様な働き方を促進させ、労働者にとっても多くのメリットがある」などと散々詭弁を弄してきたものの、やはり実際のところは、安倍総理は経団連(グローバリスト)の顔色ばかりを伺っており、一般労働者はうつになろうと過労死しようと、どうなろうと知ったこっちゃないという”本音”がここに来て明らかになったね。
ちなみに、安倍総理は26日の参院厚労委員会でも、高プロは労働者のニーズとは全く無関係で、「労働時間が短くなるものではない」などと答弁しており、労働者の要望とは全く関係が無い、つまりは「経団連主導の制度」であることを認めている。
つまり、「残業代などという”補助金”を出すのはおかしい」、「対象の労働者をどんどん拡大すべき」などと早速声を張り上げ始めたパソナ竹中平蔵氏らへの利益誘導を目的としただけの「高プロ」であり、安倍総理は、グローバリストへの”生け贄”として日本の一般労働者を差し出そうとしているということだ。
んもぉ!今回ばかりはあまりにも酷すぎるわっ!!
過労死遺族が再三安倍総理に面会を求めていたのに、それも全力で拒絶して、その日の夜に経団連の関係者と会食しちゃってたし、どこまで国民を騙して、搾取・疲弊させれば気が済むのっ!?
水面下では、これらの特権階級のグローバリストが(彼らへの利益誘導に勤しむ)安倍総理を全力支持し始めたことで、いよいよ安倍3選の地盤が固まりつつある状況だけど、その一方で、一般国民は、このようなウソと騙しにまみれた国民を血祭りに上げる目的の”売国法案”の数々に本気で怒らなければならないだろう。
このままでは、竹中氏筆頭のグローバル資本勢力がますます莫大な権益と富を手に入れては、一般国民がますます搾取・疲弊していくこととなり、うつや自殺や過労死がどんどん蔓延していくことに繋がっていくことになる。
そうならないためには、安倍政権と強固に繋がる、日本の国富を狙う獰猛なグローバル資本勢力の恐ろしさに気がつき、国民がこれらのグローバル勢力(エスタブリッシュメント)と徹底的に対峙していくこと、さらには、これらグローバリストと距離を置こうとする政治家や政党を全力で応援することが必要だね。
マスコミの皆さんも中立を装いつつ、実際には一緒になって安倍政権や竹中さんを支援しているように見えますしぃ、私たちが自主的にこうした構図に気がついて、一致団結してこれらに強く反対していくことがとても大事ですねぇ。
その通りだ。
特にこの「働き方改革(改悪)法」は、ダイレクトにボクたちの生活と直結するもので、これまでの労働の仕組みから大きく変貌し、「残業代ゼロが合法的に当たり前」になってしまう社会に繋がるものなので、もっともっとみんなが強い危機感を持つ必要があるね。
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